ゲスト
(ka0000)
【CF】龍園 de クリスマス~準備編~
マスター:葉槻

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- ユニット参加人数
- 現在4 / 0~6
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/12/12 09:00
- リプレイ完成予定
- 2017/12/26 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
「……は? クリスマス?」
「そう、サヴィ君はクリスマスって知ってる?」
龍園のハンターオフィス。
ここ最近は強欲竜の残党もあまり見かけなくなり、出撃回数が減ったお陰で時間を持て余しているシャンカラ(kz0226)がオフィスのカウンターに上半身を預けるように突っ伏して(つまりとてもだらけた格好で)、顔だけサヴィトゥール(kz0228)に向けて問う。
「……確か、リアルブルーの行事だったように思うが……」
「スゴイ! やっぱり知ってるんだ、サヴィ君!!」
ガバッと身を起こして拍手をする。
……実は名前ぐらいしか知らない、などとは言えない状況になり、サヴィトゥールはやや眉を顰めた。
「ね、僕達でやろうよ、龍園初のクリスマス!」
「……は?」
「僕がもみの木取りに行ってくるから、サヴィ君は飾りの準備とかお願いね!」
「あ、いや、待て」
「大丈夫、大丈夫! ちゃんと訓練も兼ねて龍騎士達も連れて行くし、ハンターさんのご助力ももらっちゃうつもりだから!!」
現在龍園は、龍鉱石によってお金を得ている。
しかしながら、龍園に住まう人々は今まで通りの質素で、必要な物があれば物々交換で済ませてしまうため、お金を使うという文化がほぼ途絶えている。
そのため、ハンターオフィスを通じ、新しい龍園以外の文化や便利道具などを購入し、取り入れる事で金銭を使い、また生活に潤いを持たせようという動きが出ていた。
その主な使い道の一つが、ハンターとの交流だった。
彼らは新しい風。こちらの文化を理解しようと努め、彼らの文化を少しずつ取り入れて貰おうと歩み寄ってくれる。
多少のいざこざはあったものの、ハンターオフィスが出来てからおおよそ半年。龍園とハンターとの交流は上手く行っているといっていいだろう。
「じゃー、ちょっと行ってくるねー!!」
思い立ったが吉日と言わんばかりに、慌ただしくオフィスを出て行ってしまったシャンカラに、結局何も告げることが出来ないまま、呼び止めようとあげられた右腕だけが虚しく宙を掻いた。
●
「……というわけで、シャンカラ達龍騎士達が今、もみの木を取りに行っている。その間に我々は飾り作りや、保存の利くクリスマス用のパン? とかお菓子を準備出来たらと思っている」
ハンター達へと説明を始めたサヴィトゥールは、ハンターを呼ぶ前までに調べた『クリスマス』に関する知識を総動員させながら解説を始める。
「基本的に龍園には道具が無い。紙は貴重だし、見ての通り外は雪と氷で覆われていて何もない。申し訳無いが、何か作るならその材料から持って来てもらおう必要がある」
普通の家庭にならあるだろうという物が無かったりするのが龍園だ。
逆に西方でもまだほとんど取り入れられていない床暖房などの防寒対策には秀でている。流石は極寒の地である。
「シャンカラは取ってきたもみの木は広場の中央に立てるつもりだと言っていた。誰でも見て、楽しめるようにと」
だがしかし、どのくらいの大きさの物を取ってくるのかまでは聞いていない。本人達も現地で相談して決めるつもりなのだろう。
「今回、助っ人として龍園の民にも協力して貰おうと思う。彼女達にも飾りやお菓子の作り方を教えていただけるとありがたい」
サヴィトゥールが声をかけると、入口から5人の見た目20代ほどの男女が現れた。
「本日はよろしくお願いします」
代表の女性が挨拶をすると、残り4人もそれぞれに頭を下げた。
「部屋はこの【土産屋】と【飲食店】を自由に使ってくれて構わない」
飲食店、という事だが、あまり外食を嗜まない龍園の人々の気質も手伝って、現在はほぼハンター達が自由に使える食堂のような形になっている。
広く長いテーブルにいくつもの椅子が置いてある様は、リアルブルーで言う一昔前の学食や社食といった雰囲気に近い。
外は寒いが、室内は本当に暖かい。オフィスとここが隣り合わせで良かったと誰もがホッと安堵の息を吐いた。
「今回は自分も一日中付き合うつもりだ。宜しく頼む」
殊勝にも頭を下げるサヴィトゥールを見て、ハンター達も「こちらこそ」と笑顔を返した。
-※-※-※-
■解説
【登場人物】
・ディピカ
見た目20歳ぐらいの女性の龍人。左手の甲に鱗が見える。
代表で挨拶をしたりとハキハキとした委員長タイプ。
料理に興味があるようだ。
・ネハ
見た目20歳ぐらいの女性のエルフ。
やや引っ込み思案で大人しい印象を受ける。
手先が器用なので、飾りを作るのに参加したい様子。
・タラ
見た目15歳ぐらいの女性の龍人。
将来の夢は龍騎士になることと言うだけあってとても元気。
何をやらせても割と全てが豪快な結果になる、残念属性の持ち主。
・アミール
見た目15~18歳ぐらいの男性の龍人。パッと見たところに鱗は見えない。
やや落ち着きに欠け、移り気な性格のようだ。
何にでも興味を持つが、飽き性。
・カマル
見た目10代後半ぐらいの人間の男性。
やや卑屈気味で、ネガティブ思考の持ち主。
アミールに無理矢理つれて来られたらしく、どれも積極的にやる気ではないようだ。
・サヴィトゥール
仏頂面の男性の龍人。
酷く目つきは悪いし口も悪いがこれでもオフィスの代表。
手先は器用でも不器用でも無いが、一つのことをコツコツとやり続けることは得意。
だがしかし、料理などしたことはない(食えれば良かろう精神)。
-※-※-※-
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「……は? クリスマス?」
「そう、サヴィ君はクリスマスって知ってる?」
龍園のハンターオフィス。
ここ最近は強欲竜の残党もあまり見かけなくなり、出撃回数が減ったお陰で時間を持て余しているシャンカラ(kz0226)がオフィスのカウンターに上半身を預けるように突っ伏して(つまりとてもだらけた格好で)、顔だけサヴィトゥール(kz0228)に向けて問う。
「……確か、リアルブルーの行事だったように思うが……」
「スゴイ! やっぱり知ってるんだ、サヴィ君!!」
ガバッと身を起こして拍手をする。
……実は名前ぐらいしか知らない、などとは言えない状況になり、サヴィトゥールはやや眉を顰めた。
「ね、僕達でやろうよ、龍園初のクリスマス!」
「……は?」
「僕がもみの木取りに行ってくるから、サヴィ君は飾りの準備とかお願いね!」
「あ、いや、待て」
「大丈夫、大丈夫! ちゃんと訓練も兼ねて龍騎士達も連れて行くし、ハンターさんのご助力ももらっちゃうつもりだから!!」
現在龍園は、龍鉱石によってお金を得ている。
しかしながら、龍園に住まう人々は今まで通りの質素で、必要な物があれば物々交換で済ませてしまうため、お金を使うという文化がほぼ途絶えている。
そのため、ハンターオフィスを通じ、新しい龍園以外の文化や便利道具などを購入し、取り入れる事で金銭を使い、また生活に潤いを持たせようという動きが出ていた。
その主な使い道の一つが、ハンターとの交流だった。
彼らは新しい風。こちらの文化を理解しようと努め、彼らの文化を少しずつ取り入れて貰おうと歩み寄ってくれる。
多少のいざこざはあったものの、ハンターオフィスが出来てからおおよそ半年。龍園とハンターとの交流は上手く行っているといっていいだろう。
「じゃー、ちょっと行ってくるねー!!」
思い立ったが吉日と言わんばかりに、慌ただしくオフィスを出て行ってしまったシャンカラに、結局何も告げることが出来ないまま、呼び止めようとあげられた右腕だけが虚しく宙を掻いた。
●
「……というわけで、シャンカラ達龍騎士達が今、もみの木を取りに行っている。その間に我々は飾り作りや、保存の利くクリスマス用のパン? とかお菓子を準備出来たらと思っている」
ハンター達へと説明を始めたサヴィトゥールは、ハンターを呼ぶ前までに調べた『クリスマス』に関する知識を総動員させながら解説を始める。
「基本的に龍園には道具が無い。紙は貴重だし、見ての通り外は雪と氷で覆われていて何もない。申し訳無いが、何か作るならその材料から持って来てもらおう必要がある」
普通の家庭にならあるだろうという物が無かったりするのが龍園だ。
逆に西方でもまだほとんど取り入れられていない床暖房などの防寒対策には秀でている。流石は極寒の地である。
「シャンカラは取ってきたもみの木は広場の中央に立てるつもりだと言っていた。誰でも見て、楽しめるようにと」
だがしかし、どのくらいの大きさの物を取ってくるのかまでは聞いていない。本人達も現地で相談して決めるつもりなのだろう。
「今回、助っ人として龍園の民にも協力して貰おうと思う。彼女達にも飾りやお菓子の作り方を教えていただけるとありがたい」
サヴィトゥールが声をかけると、入口から5人の見た目20代ほどの男女が現れた。
「本日はよろしくお願いします」
代表の女性が挨拶をすると、残り4人もそれぞれに頭を下げた。
「部屋はこの【土産屋】と【飲食店】を自由に使ってくれて構わない」
飲食店、という事だが、あまり外食を嗜まない龍園の人々の気質も手伝って、現在はほぼハンター達が自由に使える食堂のような形になっている。
広く長いテーブルにいくつもの椅子が置いてある様は、リアルブルーで言う一昔前の学食や社食といった雰囲気に近い。
外は寒いが、室内は本当に暖かい。オフィスとここが隣り合わせで良かったと誰もがホッと安堵の息を吐いた。
「今回は自分も一日中付き合うつもりだ。宜しく頼む」
殊勝にも頭を下げるサヴィトゥールを見て、ハンター達も「こちらこそ」と笑顔を返した。
-※-※-※-
■解説
【登場人物】
・ディピカ
見た目20歳ぐらいの女性の龍人。左手の甲に鱗が見える。
代表で挨拶をしたりとハキハキとした委員長タイプ。
料理に興味があるようだ。
・ネハ
見た目20歳ぐらいの女性のエルフ。
やや引っ込み思案で大人しい印象を受ける。
手先が器用なので、飾りを作るのに参加したい様子。
・タラ
見た目15歳ぐらいの女性の龍人。
将来の夢は龍騎士になることと言うだけあってとても元気。
何をやらせても割と全てが豪快な結果になる、残念属性の持ち主。
・アミール
見た目15~18歳ぐらいの男性の龍人。パッと見たところに鱗は見えない。
やや落ち着きに欠け、移り気な性格のようだ。
何にでも興味を持つが、飽き性。
・カマル
見た目10代後半ぐらいの人間の男性。
やや卑屈気味で、ネガティブ思考の持ち主。
アミールに無理矢理つれて来られたらしく、どれも積極的にやる気ではないようだ。
・サヴィトゥール
仏頂面の男性の龍人。
酷く目つきは悪いし口も悪いがこれでもオフィスの代表。
手先は器用でも不器用でも無いが、一つのことをコツコツとやり続けることは得意。
だがしかし、料理などしたことはない(食えれば良かろう精神)。
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解説
【目的】
龍園の民と親交を深めつつ、龍園で初めてのクリスマスを演出しよう
【状況】
現在龍騎士達がもみの木を取りに行っている。
その間に龍園ではもみの木に取り付ける飾り作りと、クリスマスにちなんだお菓子などを作ろうということになった。
ところが、龍園ではクリスマスという行事を行う習慣が全く無い。
そもそもクリスマスとはなんぞやという状態。
当然、物も無い。
ハンター達は「これがクリスマスだ!」という物をサヴィトゥール始めとする龍園の人々に教える必要がある。
【場所】
【血盟】龍園 de ハンターオフィス設計 でハンター達が元倉庫に作った【土産屋】兼【飲食店】の中。
料理用具一式は揃っているが、材料はほとんど無い。
床暖房が聞いており、龍鉱石を用いたエコな暖炉により室内は暖かい。
【推奨行動】
1.飾り作り
もみの木の飾り作りをします。
とはいえ、龍園の人々には初めてのクリスマス。どんな飾りがあるのか分かっていません。
一つ一つ説明しながら作るのがいいでしょう。
沢山の種類を作れた方が喜ばれるでしょう。
2.料理
日持ちするパンやお菓子を作ります。
幸いにしてキッチン用品はハンター達の発注で揃えた一流の物がありますので、何を作るかを明確にし、材料を揃えスタートすれば美味しい物が作れるはず……です。
お菓子に関しても、果実そのものの甘みを楽しむ文化はあっても、砂糖が貴重品であるため、滅多に口にすることはないようです。
【注意】
・西方地域の文明はおおよそ十九世紀で止まっています。ご注意下さい。
最近リアルブルーとの親交も増え、RB産のアイテムも増えましたが、一般への普及はまだまだ追いついていません。
・ユニット可となっておりますが、依頼の性質上ユグディラとユキウサギに限らせていただきます。
その他のユニットを用いてのご参加は申し訳ありませんがご遠慮いただけますようご協力お願いいたします。
龍園の民と親交を深めつつ、龍園で初めてのクリスマスを演出しよう
【状況】
現在龍騎士達がもみの木を取りに行っている。
その間に龍園ではもみの木に取り付ける飾り作りと、クリスマスにちなんだお菓子などを作ろうということになった。
ところが、龍園ではクリスマスという行事を行う習慣が全く無い。
そもそもクリスマスとはなんぞやという状態。
当然、物も無い。
ハンター達は「これがクリスマスだ!」という物をサヴィトゥール始めとする龍園の人々に教える必要がある。
【場所】
【血盟】龍園 de ハンターオフィス設計 でハンター達が元倉庫に作った【土産屋】兼【飲食店】の中。
料理用具一式は揃っているが、材料はほとんど無い。
床暖房が聞いており、龍鉱石を用いたエコな暖炉により室内は暖かい。
【推奨行動】
1.飾り作り
もみの木の飾り作りをします。
とはいえ、龍園の人々には初めてのクリスマス。どんな飾りがあるのか分かっていません。
一つ一つ説明しながら作るのがいいでしょう。
沢山の種類を作れた方が喜ばれるでしょう。
2.料理
日持ちするパンやお菓子を作ります。
幸いにしてキッチン用品はハンター達の発注で揃えた一流の物がありますので、何を作るかを明確にし、材料を揃えスタートすれば美味しい物が作れるはず……です。
お菓子に関しても、果実そのものの甘みを楽しむ文化はあっても、砂糖が貴重品であるため、滅多に口にすることはないようです。
【注意】
・西方地域の文明はおおよそ十九世紀で止まっています。ご注意下さい。
最近リアルブルーとの親交も増え、RB産のアイテムも増えましたが、一般への普及はまだまだ追いついていません。
・ユニット可となっておりますが、依頼の性質上ユグディラとユキウサギに限らせていただきます。
その他のユニットを用いてのご参加は申し訳ありませんがご遠慮いただけますようご協力お願いいたします。
マスターより
初めまして、もしくは、またお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)と申します。
龍園で初めての『クリスマス』をやるつもりのようですので、皆さんご協力をお願いします。
なおこの依頼は、鮎川渓MSの『【CF】龍園より愛を込めて ~準備編~』とプチ連動となっておりますので、是非そちらもご参考頂けましたら幸いです。
出来ましたら、『クリスマスとはなんぞや?』という事をあなた達の言葉で龍園メンバーに教えてあげて下さい。
興味を持ってくれれば、さらにやる気が出たり、より良い物が出来上がったりするでしょう。
何かありましたら質問にはサヴィトゥールが答えます。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
龍園で初めての『クリスマス』をやるつもりのようですので、皆さんご協力をお願いします。
なおこの依頼は、鮎川渓MSの『【CF】龍園より愛を込めて ~準備編~』とプチ連動となっておりますので、是非そちらもご参考頂けましたら幸いです。
出来ましたら、『クリスマスとはなんぞや?』という事をあなた達の言葉で龍園メンバーに教えてあげて下さい。
興味を持ってくれれば、さらにやる気が出たり、より良い物が出来上がったりするでしょう。
何かありましたら質問にはサヴィトゥールが答えます。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/12/28 16:52
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/12/11 08:40:48 |
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相談卓 羊谷 めい(ka0669) 人間(リアルブルー)|15才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2017/12/11 08:44:03 |