ゲスト
(ka0000)
アニマル・スタッカート
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 3~5人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2018/01/07 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/01/21 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
自由都市同盟、魔術師協会広報室。
魔術師スコットに呼び出されたラキ(kz0002)が控室に入ると、オートマトンの少年…ディエス(kz0248)が歩み寄ってきた。
「ラキさん、お久し振りです」
「久し振りだね、ディエス。元気そうで良かった」
向かい合わせに両手を合わせて、軽くハイタッチする二人。
「それじゃ、スコットさん、ハンターさんを募集してみるから、任せてね」
ラキが明るい笑みを浮かべた。
●
翌日。
冒険都市リゼリオ。
ラキは仲間たちと一緒に、ディエスを連れて商店街にやってきた。
「うわー、綺麗な街並みだな。ヒトの温かみって、こういう感じなのかな?」
ディエスにとっては、クリムゾンウェストに来てから初めての観光であった。
「いろんなお店が並んでるでしょ? ディエスは、どういうのに興味あるかな? 好きなものとか、ある?」
ラキの問いかけに、ディエスは思い出すように答えた。
「えっと、んーと、動物が好き……だったかな」
この世界に来た当初は記憶を失っていたディエスであったが、様々な出会いの中で、少しずつ記憶を取り戻していた。
「そっか。まずは、ショップに行ってみよう!」
ラキが歩き出す。店に到着すると、ディエスの瞳が生き生きと輝いていた。
「ネコ、犬、ハムスター、他にも、いろんな動物がいるね。カワイイなー」
無我夢中で動物たちを見ているディエスに、声をかけるラキ。
「欲しい動物があったら、ショップで買うこともできるよ」
「え? 動物はペット? 買う? どうして? 触ることもできないのかな?」
不思議そうにディエスが言った。
その言葉に、ラキが閃いた。
「動物と触れ合いたいなら、保護施設かな。そこでは、保護された動物たちがいるんだ。行ってみる?」
「はい、行ってみたいです」
ディエスの興味が分かり、ラキは保護施設へと向かうことにした。
●
ヴァリオス近郊の小さな村。
そこに、動物たちの保護施設があった。
「ようこそ、保護施設へ」
笑顔で出迎えてくれたのは、施設長のティムだ。
互いに自己紹介した後、ティムが施設内部を案内してくれた。
「ここでは、主に犬を保護していますが、他にはヤギも保護しています」
「ヤギ?」
ディエスは聴き慣れない言葉に反応して、見てみたいと言い出した。
快く、ティムはヤギを飼育している小屋へと向かった。
「ここで保護したヤギたちは、主の酪農家さんを失った子たちです。本来は家畜として飼育されていたのですが、いろいろと事情があり、我が施設で引き取ったのです」
嫉妬の眷属たちに襲撃された村がいくつかあったが、助かった動物たちは、なるべく引き取るようにはしてきたようだ。
「あの、そのことで、お話が……」
ラキはそう切り出すと、魔術師協会広報室が資金面で援助する旨を施設長のティムに伝えた。
突然のことで、驚きを隠せないティム。
「それは、とても助かりますが……魔術師協会広報室が、何故、協力してくれるのですか?」
「今、同盟では嫉妬の眷属たちによって滅ぼされた村が、いくつもあり、主を失った動物たちも助けてほしいという住民の声を聞きました。その中には、家畜業を営んでいた人々もいました。噂で、ここの施設では動物たちを引き取っているらしいと……できれば、あたしたちも協力したいと思っています。よろしくお願いします!」
ラキが御辞儀をすると、ディエスも一緒に頭を下げていた。
「ボクからも、お願いします。少しでも協力できることがあれば、やってみたいんです。動物たちの世話も手伝います」
ティムはしばらく思案した後、こう告げた。
「お話は分かりました。ですが、直ぐにOKという訳にはいきません。動物の世話というのは、言葉で言うほど、簡単なことではありません。命を育むということは、ちょっとした手違いで最悪のケースになることもあります。その覚悟は、ありますか?」
最悪のケース……病気や怪我……あらゆることが想像できた。
「ただ、可愛いから……という気持ちだけでは、動物を助けることにはなりません。最後まで、命を見届ける……その覚悟が知りたいのです」
念を押すティム。
ディエスは気持ちを落ち着かせていた。そして……。
「どうか、ボクに手伝いをさせてください。お願いします!」
はっきりと、想いを込めて、ディエスが言った。
「それでは、少しの間、お手伝いをお願いします。その結果で、どうするか決めたいと思います」
施設長のティムは厳しくも、どこか優しげな眼差しをしていた。
●
自由都市同盟、魔術師協会広報室。
魔術師スコットに呼び出されたラキ(kz0002)が控室に入ると、オートマトンの少年…ディエス(kz0248)が歩み寄ってきた。
「ラキさん、お久し振りです」
「久し振りだね、ディエス。元気そうで良かった」
向かい合わせに両手を合わせて、軽くハイタッチする二人。
「それじゃ、スコットさん、ハンターさんを募集してみるから、任せてね」
ラキが明るい笑みを浮かべた。
●
翌日。
冒険都市リゼリオ。
ラキは仲間たちと一緒に、ディエスを連れて商店街にやってきた。
「うわー、綺麗な街並みだな。ヒトの温かみって、こういう感じなのかな?」
ディエスにとっては、クリムゾンウェストに来てから初めての観光であった。
「いろんなお店が並んでるでしょ? ディエスは、どういうのに興味あるかな? 好きなものとか、ある?」
ラキの問いかけに、ディエスは思い出すように答えた。
「えっと、んーと、動物が好き……だったかな」
この世界に来た当初は記憶を失っていたディエスであったが、様々な出会いの中で、少しずつ記憶を取り戻していた。
「そっか。まずは、ショップに行ってみよう!」
ラキが歩き出す。店に到着すると、ディエスの瞳が生き生きと輝いていた。
「ネコ、犬、ハムスター、他にも、いろんな動物がいるね。カワイイなー」
無我夢中で動物たちを見ているディエスに、声をかけるラキ。
「欲しい動物があったら、ショップで買うこともできるよ」
「え? 動物はペット? 買う? どうして? 触ることもできないのかな?」
不思議そうにディエスが言った。
その言葉に、ラキが閃いた。
「動物と触れ合いたいなら、保護施設かな。そこでは、保護された動物たちがいるんだ。行ってみる?」
「はい、行ってみたいです」
ディエスの興味が分かり、ラキは保護施設へと向かうことにした。
●
ヴァリオス近郊の小さな村。
そこに、動物たちの保護施設があった。
「ようこそ、保護施設へ」
笑顔で出迎えてくれたのは、施設長のティムだ。
互いに自己紹介した後、ティムが施設内部を案内してくれた。
「ここでは、主に犬を保護していますが、他にはヤギも保護しています」
「ヤギ?」
ディエスは聴き慣れない言葉に反応して、見てみたいと言い出した。
快く、ティムはヤギを飼育している小屋へと向かった。
「ここで保護したヤギたちは、主の酪農家さんを失った子たちです。本来は家畜として飼育されていたのですが、いろいろと事情があり、我が施設で引き取ったのです」
嫉妬の眷属たちに襲撃された村がいくつかあったが、助かった動物たちは、なるべく引き取るようにはしてきたようだ。
「あの、そのことで、お話が……」
ラキはそう切り出すと、魔術師協会広報室が資金面で援助する旨を施設長のティムに伝えた。
突然のことで、驚きを隠せないティム。
「それは、とても助かりますが……魔術師協会広報室が、何故、協力してくれるのですか?」
「今、同盟では嫉妬の眷属たちによって滅ぼされた村が、いくつもあり、主を失った動物たちも助けてほしいという住民の声を聞きました。その中には、家畜業を営んでいた人々もいました。噂で、ここの施設では動物たちを引き取っているらしいと……できれば、あたしたちも協力したいと思っています。よろしくお願いします!」
ラキが御辞儀をすると、ディエスも一緒に頭を下げていた。
「ボクからも、お願いします。少しでも協力できることがあれば、やってみたいんです。動物たちの世話も手伝います」
ティムはしばらく思案した後、こう告げた。
「お話は分かりました。ですが、直ぐにOKという訳にはいきません。動物の世話というのは、言葉で言うほど、簡単なことではありません。命を育むということは、ちょっとした手違いで最悪のケースになることもあります。その覚悟は、ありますか?」
最悪のケース……病気や怪我……あらゆることが想像できた。
「ただ、可愛いから……という気持ちだけでは、動物を助けることにはなりません。最後まで、命を見届ける……その覚悟が知りたいのです」
念を押すティム。
ディエスは気持ちを落ち着かせていた。そして……。
「どうか、ボクに手伝いをさせてください。お願いします!」
はっきりと、想いを込めて、ディエスが言った。
「それでは、少しの間、お手伝いをお願いします。その結果で、どうするか決めたいと思います」
施設長のティムは厳しくも、どこか優しげな眼差しをしていた。
解説
場所は自由都市同盟、ヴァリオス近郊の小さな村。
■依頼の目的
動物の保護施設で手伝いをして、施設長のティムから良い返事を貰うこと
■補足
ラキとディエスも、ハンターさんたちと一緒に動物の世話をします。
「動物の保護施設」での手伝いとして、考えられることを実行に移して行動してください
施設長のティムが「これなら安心して任せられる」と思えば、成功になる可能性が高くなります
■世話する動物たち
犬は52匹、ヤギは6匹。
朝と昼に餌を与える。
犬は、朝と夕方の散歩。
動物たちの健康チェックなど。
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
スコット、男性、20才。魔術師 (魔術師協会広報室から派遣された)
魔術師協会の魔術師たち数名
ディエス(kz0248)、オートマトンの少年、見た目は15才、クルセイダー
■依頼の目的
動物の保護施設で手伝いをして、施設長のティムから良い返事を貰うこと
■補足
ラキとディエスも、ハンターさんたちと一緒に動物の世話をします。
「動物の保護施設」での手伝いとして、考えられることを実行に移して行動してください
施設長のティムが「これなら安心して任せられる」と思えば、成功になる可能性が高くなります
■世話する動物たち
犬は52匹、ヤギは6匹。
朝と昼に餌を与える。
犬は、朝と夕方の散歩。
動物たちの健康チェックなど。
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
スコット、男性、20才。魔術師 (魔術師協会広報室から派遣された)
魔術師協会の魔術師たち数名
ディエス(kz0248)、オートマトンの少年、見た目は15才、クルセイダー
マスターより
年末年始、いかがお過ごしでしょうか?
大林です。
今回の依頼が成功すれば、「動物の保護施設」に対して魔術師協会広報室が資金面で援助することが実現します。
犬とヤギの世話をすることになりますが、どうぞ、よろしくお願い致します。
大林です。
今回の依頼が成功すれば、「動物の保護施設」に対して魔術師協会広報室が資金面で援助することが実現します。
犬とヤギの世話をすることになりますが、どうぞ、よろしくお願い致します。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/01/13 01:49
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ジャック・エルギン(ka1522) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/01/06 12:09:55 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/01/02 23:29:47 |