ゲスト
(ka0000)
テイク・トゥ・ジャイアンツ・ヒール
マスター:えーてる

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/12/07 22:00
- リプレイ完成予定
- 2014/12/16 22:00
オープニング
●
何の変哲もない、地質調査の仕事だった。野営を込みで数日掛けて山を登り、複数箇所のサンプルを回収して帰還する。
それだけのはずだった。
同盟領でも辺境に程近い、北西の山岳部。イルムトラウト・イトゥリツァガ(kz0067)は茂みを掻き分けながら森を走っていた。
走っているのはイルムだけではなく、護衛を依頼したハンターたちもだ。
欲を出してサンプル数を稼ごうと、奥地へ踏み入ったのが運の尽きだった。
失敗した、とイルムは歯噛みする。全く自分の手落ちであった。
運がないと嘆いても始まらない。事前調査なり、警戒なり、もっと出来る事はあったはずだ。
「追いつかれましたか……!」
――などと言っている余裕もない。
轟音と共に木々が薙ぎ倒され、斜面を石が転がり落ちていく。
「来ますっ!」
木々を押しのけてやってきたのは、見上げるほどもある巨体。
憤怒の形相でこちらを睨む、ジャイアントだった。
●
うっかりと奥地に踏み入ったハンターたちに、あの巨人「たち」は激怒していた。――そう、巨人は複数徘徊しているようだった。
迎撃も討伐も不可能ではない。決して容易ではないだろうが、この窮地を切り抜けられない覚醒者ではない。各個撃破しながらの撤退は可能なはずだ。
ただし、それは戦える者だけがいた場合であって、護衛対象がいる状況では話が別だ。
イルムは戦いが大の苦手だ。
剣を振ってもまったく当たらないし、回避も運動力に任せた素人のそれ。銃も取り扱いは学んだが、撃てるだけで然程に当てられない。
いざ戦いとなれば、安全地帯からの機導術による支援が関の山だ。
まして、今のイルムは地質のサンプルを大量に背負っている。これが破壊されては、辺境近くまでやってきた意味がなくなってしまう。
ただの雑魔ならば、そういうこともないだろうが……巨人の一撃を受けて、ただのガラス容器が無事で済むはずがない。
そもそもハンターたちが受けた依頼はイルムの護衛であり、彼女を見捨てては骨折り損だ。
「逃げましょう」
最初の襲撃をやり過ごした後、謝罪も反省も後回しにして、イルムはまずそう告げた。
「下山して、平地にまで出られれば、あちらは追ってこないでしょう」
追ってきたとしても、安全な場所までイルムを送り届けた後でジャイアントと対峙するという選択もある。
「足手まといなのは承知しています。ですが……お願いします。どうにか、サンプルを安全な場所まで送り届けてください」
そこで自分をと言わないのがイルムらしくもあった。
襲撃後のごたごたで、現在位置は少々あやふやだ。三日かけての登山中につけてきた目印は、少なくとも近くにはない。
斜面を下れば山からは出られるだろうが……数日かけての逃避行、そう簡単に行くとは思えない。
頭を下げるイルムの表情は、自分の失敗を悔いているようだった。
解説
●目標
イルムトラウト及びサンプルの護衛
●戦力情報
・ジャイアント
数・構成人数共に詳細不明のため、確認した事実及び類推される事柄のみが開示されます。
二人はいるのを確認しています。山中においての行動力は高いです。
時折粗末な鎧と巨大な武器で武装しています。
辺境近隣の山中が縄張りであり、排他的な性格が強いです。
言語による意思疎通は可能ですが、彼らの激情を鑑みる限り説得は容易ではないでしょう。
隠密行動に適した体ではなく、足音や木々の破砕音から接近を察知出来ます。一方斜面や難地形を無視して移動します。
討伐は不可能ではありません。ただし巨人との戦闘音は大きく、それを他の巨人が察知する可能性は高いです。
巨体故の広い攻撃範囲と高い威力・耐久を持ちます。武器によって攻撃範囲・射程は変動します。サイズ2です。
決して愚鈍ではなく、野性的ですが人に近い知性を持ちます。
・イルム
詳細はマイページを参照してください。
特に命令がない場合、戦闘中は敵の攻撃範囲外へと移動し、味方に支援術式を発動します。スキルを切らした場合は遠隔攻撃を行います。
サバイバル・登山・フィールドワークの深い知識を持ちます。料理を除けば野営の準備は彼女一人でも可能です。
他、雑多かつ広範な見識を有しています。
彼女がサンプルを保持しており、これは何らかの衝撃で破壊される場合があります。
●状況
木々の茂る山中深くに位置しています。正確な現在位置は不明です。傾斜や環境は適度に厳しく、レジャーとしての登山には向きません。
正確な情報は不明ですが、洞窟、開けた広場、泉、川、崖は登山中に確認しています。岩場などの悪路・深い森や茂みなどの悪視界環境が頻出します。
登山時の順路は平易かつ安全な物を選んでおり、印をつけてあります。三日掛けて登山しました。下山しきれば逃げ切れるでしょう。
そのため、何度か野営は必要でしょう。
イルムトラウト及びサンプルの護衛
●戦力情報
・ジャイアント
数・構成人数共に詳細不明のため、確認した事実及び類推される事柄のみが開示されます。
二人はいるのを確認しています。山中においての行動力は高いです。
時折粗末な鎧と巨大な武器で武装しています。
辺境近隣の山中が縄張りであり、排他的な性格が強いです。
言語による意思疎通は可能ですが、彼らの激情を鑑みる限り説得は容易ではないでしょう。
隠密行動に適した体ではなく、足音や木々の破砕音から接近を察知出来ます。一方斜面や難地形を無視して移動します。
討伐は不可能ではありません。ただし巨人との戦闘音は大きく、それを他の巨人が察知する可能性は高いです。
巨体故の広い攻撃範囲と高い威力・耐久を持ちます。武器によって攻撃範囲・射程は変動します。サイズ2です。
決して愚鈍ではなく、野性的ですが人に近い知性を持ちます。
・イルム
詳細はマイページを参照してください。
特に命令がない場合、戦闘中は敵の攻撃範囲外へと移動し、味方に支援術式を発動します。スキルを切らした場合は遠隔攻撃を行います。
サバイバル・登山・フィールドワークの深い知識を持ちます。料理を除けば野営の準備は彼女一人でも可能です。
他、雑多かつ広範な見識を有しています。
彼女がサンプルを保持しており、これは何らかの衝撃で破壊される場合があります。
●状況
木々の茂る山中深くに位置しています。正確な現在位置は不明です。傾斜や環境は適度に厳しく、レジャーとしての登山には向きません。
正確な情報は不明ですが、洞窟、開けた広場、泉、川、崖は登山中に確認しています。岩場などの悪路・深い森や茂みなどの悪視界環境が頻出します。
登山時の順路は平易かつ安全な物を選んでおり、印をつけてあります。三日掛けて登山しました。下山しきれば逃げ切れるでしょう。
そのため、何度か野営は必要でしょう。
マスターより
えーてるです。護衛依頼です。
激おこ巨人たちからうっかりイルムさんを守って下山してください。一日で降りれる距離ではありませんから、隠れて休息を取ったりする必要もあるでしょう。周囲の地形を確認しながら進むべきです。
なお、イルムによる質問卓を設けます。活用してください。
皆様の知力と武力の限りを尽くしたプレイングをお待ちしています。
激おこ巨人たちからうっかりイルムさんを守って下山してください。一日で降りれる距離ではありませんから、隠れて休息を取ったりする必要もあるでしょう。周囲の地形を確認しながら進むべきです。
なお、イルムによる質問卓を設けます。活用してください。
皆様の知力と武力の限りを尽くしたプレイングをお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/16 23:47
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問掲示板 イルムトラウト・イトゥリツァガ(kz0067) 人間(リアルブルー)|25才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/12/07 00:28:01 |
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相談卓 ティト・カミロ(ka0975) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/12/07 22:07:11 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/02 19:17:22 |