ゲスト
(ka0000)
極大トカゲ雑魔再び
マスター:なちゅい

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- ユニット参加人数
- 現在8 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/02/09 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/02/18 19:00
オープニング
●
グラズヘイム王国。
クリムゾンウェストの半島尖端に位置する国家。王都イルダーナを中心とした千年王国なる名を冠する大国だ。
王国は北西にある北萩の島「イスルダ島」を歪虚から奪還すべく、王国は騎士団を中心に戦力を送り込んでいた。
多くの犠牲を伴い、この度ようやくその奪還に成功した状況である。
国内の騎士達は長らくの悲願を達成し、改めて王国内で発生している歪虚、雑魔への対処を行う者も出始めていた。
とある山の山頂付近にいた1体の歪虚。
ドラゴンとも称される威容をした黒い歪虚。強欲の1体であるその名は、グラフという。
「……片手間なのは、いかがなものかとは思うがな」
彼は、この地を自身の実行支配地としてはいるが、常にこの山にいるわけではない。通いのような形でこの地を訪れ、支配領域を広げようとしていた。
なお、この山に放ったトカゲ雑魔達は順調に数を増やし、麓へと活動領域を広げてくれている。麓にいる邪魔な人間どもにも攻撃を仕掛けてくれている。
直に、この地に根を下ろしてもいいだろうとグラフが考えていた矢先のこと。まさか裏から攻めてくるとは。
どうやら相手も本腰を入れて、雑魔どもの駆除に当たり始めているようだ。
「我が領域に立ち入るならば、排除するだけのこと」
態勢を整える為にグラフは空へと飛翔し、山から飛び去っていく。
山の麓の集落は、山に住むトカゲ雑魔達と戦う者達の前線基地となっている。
すでに、この地から集落民が南西の古都アークエルスへと避難して久しい。
山の方角に高い防壁と、周囲を囲むように堀を造り始めており、現状は大体一般的なクリムゾンウェスト男性の腰程度まで掘り進められている。
主に3人のエルフが詰めており、手の空いたハンター達が交替でこの地にやってきており、トカゲ雑魔を討伐といった日々が続いていた。
「このまま護りに徹するわけにもな」
「…………」
皮肉屋のルイスがそんな言葉を呟くのを、アルウェスは聞き逃さない。
なかなか守りの一手に出られないのは、彼が慎重な性格であることも大きい。
エルフというのは元々森と共に住み、変化を是としない種族。アルウェスが保守的であるのも仕方のないことかもしれないが、こうして森を出て戦うからにはそうも言ってはいられない。ルイスの主張はこんなところだ。
「北東から山を登った連中の報告は、聞いているんだろう?」
話によれば、そちら側から山を登ったハンター、聖堂戦士団混成チームがこの山の歪虚と直接対面、わずかだが交戦もしたのこと。
自分達はこうして耐え凌ぐ戦いを考えていたのだが、実際、事態が動いたとあっては黙っているわけにも行かない。
「私もルイスと同じ意見です」
口数の少ないドミニクもアルウェスに告げる。この地に来て数ヶ月。ハンターズソサエティなどから物的支援を受けてはいるものの、精神的に安らぐ暇がなければ、どうにかせねばと考えるのも無理はない。
「ならば、こちらも攻めてみよう」
重い腰を上げたアルウェスは、トカゲ雑魔の領域を狭め、殲滅する為の作戦を彼らは立て始めることにする。
いつもよりもやや多めにハンターを雇い、一部は村の防衛を任せ、残りのメンバーとこちら側から山を登る作戦だ。
偵察はすれど、実際に山を登った事のないエルフ達は、実際の地形などを見ながら調査も兼ねて進むことにする。
実際にこの地へとわざわざやってくる歪虚だ。もしかしたら、山に何か歪虚の目的があるのかもしれない。あるいは、王国を攻める為の足がかりか……。
「ならば、準備を進めよう。敵が降りてこないうちにな」
こちらからも先手を。アルウェスはそうして、出撃の準備を開始したのだった。
グラズヘイム王国。
クリムゾンウェストの半島尖端に位置する国家。王都イルダーナを中心とした千年王国なる名を冠する大国だ。
王国は北西にある北萩の島「イスルダ島」を歪虚から奪還すべく、王国は騎士団を中心に戦力を送り込んでいた。
多くの犠牲を伴い、この度ようやくその奪還に成功した状況である。
国内の騎士達は長らくの悲願を達成し、改めて王国内で発生している歪虚、雑魔への対処を行う者も出始めていた。
とある山の山頂付近にいた1体の歪虚。
ドラゴンとも称される威容をした黒い歪虚。強欲の1体であるその名は、グラフという。
「……片手間なのは、いかがなものかとは思うがな」
彼は、この地を自身の実行支配地としてはいるが、常にこの山にいるわけではない。通いのような形でこの地を訪れ、支配領域を広げようとしていた。
なお、この山に放ったトカゲ雑魔達は順調に数を増やし、麓へと活動領域を広げてくれている。麓にいる邪魔な人間どもにも攻撃を仕掛けてくれている。
直に、この地に根を下ろしてもいいだろうとグラフが考えていた矢先のこと。まさか裏から攻めてくるとは。
どうやら相手も本腰を入れて、雑魔どもの駆除に当たり始めているようだ。
「我が領域に立ち入るならば、排除するだけのこと」
態勢を整える為にグラフは空へと飛翔し、山から飛び去っていく。
山の麓の集落は、山に住むトカゲ雑魔達と戦う者達の前線基地となっている。
すでに、この地から集落民が南西の古都アークエルスへと避難して久しい。
山の方角に高い防壁と、周囲を囲むように堀を造り始めており、現状は大体一般的なクリムゾンウェスト男性の腰程度まで掘り進められている。
主に3人のエルフが詰めており、手の空いたハンター達が交替でこの地にやってきており、トカゲ雑魔を討伐といった日々が続いていた。
「このまま護りに徹するわけにもな」
「…………」
皮肉屋のルイスがそんな言葉を呟くのを、アルウェスは聞き逃さない。
なかなか守りの一手に出られないのは、彼が慎重な性格であることも大きい。
エルフというのは元々森と共に住み、変化を是としない種族。アルウェスが保守的であるのも仕方のないことかもしれないが、こうして森を出て戦うからにはそうも言ってはいられない。ルイスの主張はこんなところだ。
「北東から山を登った連中の報告は、聞いているんだろう?」
話によれば、そちら側から山を登ったハンター、聖堂戦士団混成チームがこの山の歪虚と直接対面、わずかだが交戦もしたのこと。
自分達はこうして耐え凌ぐ戦いを考えていたのだが、実際、事態が動いたとあっては黙っているわけにも行かない。
「私もルイスと同じ意見です」
口数の少ないドミニクもアルウェスに告げる。この地に来て数ヶ月。ハンターズソサエティなどから物的支援を受けてはいるものの、精神的に安らぐ暇がなければ、どうにかせねばと考えるのも無理はない。
「ならば、こちらも攻めてみよう」
重い腰を上げたアルウェスは、トカゲ雑魔の領域を狭め、殲滅する為の作戦を彼らは立て始めることにする。
いつもよりもやや多めにハンターを雇い、一部は村の防衛を任せ、残りのメンバーとこちら側から山を登る作戦だ。
偵察はすれど、実際に山を登った事のないエルフ達は、実際の地形などを見ながら調査も兼ねて進むことにする。
実際にこの地へとわざわざやってくる歪虚だ。もしかしたら、山に何か歪虚の目的があるのかもしれない。あるいは、王国を攻める為の足がかりか……。
「ならば、準備を進めよう。敵が降りてこないうちにな」
こちらからも先手を。アルウェスはそうして、出撃の準備を開始したのだった。
解説
●敵
○雑魔……リザード。
極大1体、大2体、小2体。
体長2m(小)と4m(大)、6m(極大)の3種です。
小、大は4本足で移動し、素早く動きます。
移動力も大きく、遠方にいても気を抜くことはできません。
小は舌(前方広範囲の叩きつけ、前方長距離で1体を縛りつけ)、
のしかかりの3種、
大は尻尾(前方広範囲)、のしかかり(部分拘束)、
食らいつきの3種で攻撃します。
極大は2本足で歩き、やや動きは遅いようですが、
かなり危険な相手です。
炎(前方広範囲、炎上)、食らいつくす、眼力(石化)を使用します。
●状況
集落のエルフたちと同時に正面から山を登ります。
しかし、程なく行った場所(二合目くらい)で
極大トカゲ含む雑魔の群れと遭遇します。
ごつごつとした出っ張りと
なだらかな傾斜のある場所での戦いです。
段差は場所によっては2m以上あるので、
徒歩だと頭上から襲われる危険もあります。
●ユニット
全種参加可能です。
●NPC
○エルフ×3
いずれも成人男性。レベルは23程度。
・アルウェス……猟撃士:弓 毅然としたリーダー
・ルイス……猟撃士:弓 大人しいが皮肉屋
・ドミニク……魔術師:ロッド 大人しく礼節重視
線は細いですが、傭兵などとして経験を積んでいる者達です。
小雑魔単体程度なら、ある程度対処できますが、
大はケースバイケースで撃退、
極大は彼らだけでは対処はかなり難しい状況です。
===以下、プレイヤー情報===
●状況
戦いは一戦のみ。純戦シナリオです。
交戦後は、極大を含めた対策の為に撤退することになります。
今回、こちら側に歪虚が姿を見せることはありません。
○雑魔……リザード。
極大1体、大2体、小2体。
体長2m(小)と4m(大)、6m(極大)の3種です。
小、大は4本足で移動し、素早く動きます。
移動力も大きく、遠方にいても気を抜くことはできません。
小は舌(前方広範囲の叩きつけ、前方長距離で1体を縛りつけ)、
のしかかりの3種、
大は尻尾(前方広範囲)、のしかかり(部分拘束)、
食らいつきの3種で攻撃します。
極大は2本足で歩き、やや動きは遅いようですが、
かなり危険な相手です。
炎(前方広範囲、炎上)、食らいつくす、眼力(石化)を使用します。
●状況
集落のエルフたちと同時に正面から山を登ります。
しかし、程なく行った場所(二合目くらい)で
極大トカゲ含む雑魔の群れと遭遇します。
ごつごつとした出っ張りと
なだらかな傾斜のある場所での戦いです。
段差は場所によっては2m以上あるので、
徒歩だと頭上から襲われる危険もあります。
●ユニット
全種参加可能です。
●NPC
○エルフ×3
いずれも成人男性。レベルは23程度。
・アルウェス……猟撃士:弓 毅然としたリーダー
・ルイス……猟撃士:弓 大人しいが皮肉屋
・ドミニク……魔術師:ロッド 大人しく礼節重視
線は細いですが、傭兵などとして経験を積んでいる者達です。
小雑魔単体程度なら、ある程度対処できますが、
大はケースバイケースで撃退、
極大は彼らだけでは対処はかなり難しい状況です。
===以下、プレイヤー情報===
●状況
戦いは一戦のみ。純戦シナリオです。
交戦後は、極大を含めた対策の為に撤退することになります。
今回、こちら側に歪虚が姿を見せることはありません。
マスターより
ハンターの皆様、こんにちは。なちゅいです。
歪虚が巣食う山。6作目です。
先日は裏手側から山を登りましたが、
今回は正面から、雑魔達の巣食う山に攻め込みます!
それでは、よろしくお願いいたします。
歪虚が巣食う山。6作目です。
先日は裏手側から山を登りましたが、
今回は正面から、雑魔達の巣食う山に攻め込みます!
それでは、よろしくお願いいたします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/02/14 23:11
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/02/06 08:18:04 |
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相談卓 多由羅(ka6167) 鬼|21才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2018/02/09 09:01:11 |