ゲスト
(ka0000)
【反影】トラックは北へ向かう
マスター:ゆくなが

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/02/20 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/03/01 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
ソードオブジェクトの飛んできた方向の調査。それは重要ではあるが、この負のマテリアルに覆われた大地では簡単なことではない。
ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)は考える。
「ハンターとはいえ、非覚醒状態では負のマテリアルに耐えきれん。それに、目的地にたどり着くには、それなりの日数がかかるじゃろう。それを解決するには……」
「そんなこともあろうかと、こんなものをつくってみましたぁ」
と、そう言うのはベアトリクスだ。
ベアトリクスはこの瞬間を待っていたといわんばかりに楽しそうな表情だ。
「な、なんじゃ急に」
「とりあえず見にきて頂戴」
ベアトリクスはナディアを引っ張ってある場所へ連れていく。そこには、一台のトラックがあった。
「じゃじゃ〜ん。イニシャライザー搭載トラック〜」
「なんじゃそれは」
「イニシャライザーとは、負のマテリアルを遮断できる装置のことよ。つまり非覚醒状態でもこのトラックの荷台にいれば、安全ってわけなの」
「いつのまにそんなものを開発していたんじゃ!?」
「備えあれば憂いなしってところかしら〜。ともあれ、これがあれば調査へ行くのも問題ないはずよぉ」
ふむ、とナディアはトラックを眺める。確かにこれがあれば、調査は問題なく行えるだろう。あとはハンターを集め、諸々の準備をすれば出発できそうだ。
「あ、このカタマリ、この前の戦いで似たようなのを乗ってる子がいたね」
カレンデュラはイニシャライザー搭載トラックを見てそんなことを言った。
「あれ、結構乗り心地良かったんだよね。またこれに乗れるの?」
「そうよ。これに乗って、ソードオブジェクトの飛んできた方へハンターと共に調査にいってもらうわ」
「じゃあ、またあの人たちと一緒に行動できるんだ。楽しみだな」
カレンデュラはそんなことを言った。
「随分暢気ねぇ。出発したら数日は戻ってこられないわよ?」
「あたしはこんな体だから、気楽なもんだよ」
カレンデュラは自身の左半身を見て言った。
「睡眠も食事もいらない便利な体だけど、あのシェオルとかいうのと似てるのだけは勘弁よね……」
そんなやりとりを、ナディアは離れたところから見ていた。
そして、今回の依頼に携わるあなたたちハンターに話しかける。
「もう聞いていると思うが、今回の仕事はあのカレンデュラと一緒にソードオブジェクトの飛んできた方向を調査することじゃ」
ナディアは言う。
「調査は言わずもがな。それと……カレンデュラの監視と護衛を頼みたい」
ナディアはちょっと声をひそめた。
「あやつは自分のことを人間だと言っておる。しかし……」
ちらりとナディアはカレンデュラの方を見る。
「我々は、あやつのことを本当に信用していいのじゃろうか……?」
カレンデュラは非常に協力的で、その行動に悪意は、敵意は感じられなかった。けれど、歪虚とヒトははたしてわかりあえるのだろうか。
「しばらくカレンデュラとトラックで共同生活を送ってもらう。おぬしたちの目でも実際にあやつが信用に足るかどうか、はかってもらいたい」
カレンデュラの態度は本当に人間のようだ。ナディアもまた迷っているのだろう。あの、人の形をして意思疎通もでき、善意で行動しているとしか見えない歪虚、カレンデュラを信じるべきか、どうかを。
「ベアトリクスも言うとったが、目的地まで数日は掛かるじゃろう。くれぐれも用意はしっかりな」
「ねえねえ、これ、誰が運転するの?」
その時、カレンデュラがハンターたちに問いかけた。
「あたしは、その、キカイっていうの、よくわからないからさ」
カレンデュラはこのトラックがいつ動くのか待ちわびている様子だ。
「これ、そう急かすでない」
ナディアはカレンデュラを軽く諌めた。
「これから向かってもらう方角は北。ひたすらその方へ行ってもらう。よいか、あくまでも目的は調査じゃ。道中、シェオルもいるじゃろうが、あまり無茶はせんように」
「そうよぉ。トラックが壊れちゃったら、帰ってこれなくなっちゃうわよ〜」
「じゃ、よろしくね、みんな!」
カレンデュラはハンターたちに笑いかける。
その笑顔はやはり屈託のない、清々しいものであった。
「……ちゃんと、帰って来るんじゃぞ」
最後にナディアは旅立つ者たちに、そう言った。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
ソードオブジェクトの飛んできた方向の調査。それは重要ではあるが、この負のマテリアルに覆われた大地では簡単なことではない。
ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)は考える。
「ハンターとはいえ、非覚醒状態では負のマテリアルに耐えきれん。それに、目的地にたどり着くには、それなりの日数がかかるじゃろう。それを解決するには……」
「そんなこともあろうかと、こんなものをつくってみましたぁ」
と、そう言うのはベアトリクスだ。
ベアトリクスはこの瞬間を待っていたといわんばかりに楽しそうな表情だ。
「な、なんじゃ急に」
「とりあえず見にきて頂戴」
ベアトリクスはナディアを引っ張ってある場所へ連れていく。そこには、一台のトラックがあった。
「じゃじゃ〜ん。イニシャライザー搭載トラック〜」
「なんじゃそれは」
「イニシャライザーとは、負のマテリアルを遮断できる装置のことよ。つまり非覚醒状態でもこのトラックの荷台にいれば、安全ってわけなの」
「いつのまにそんなものを開発していたんじゃ!?」
「備えあれば憂いなしってところかしら〜。ともあれ、これがあれば調査へ行くのも問題ないはずよぉ」
ふむ、とナディアはトラックを眺める。確かにこれがあれば、調査は問題なく行えるだろう。あとはハンターを集め、諸々の準備をすれば出発できそうだ。
「あ、このカタマリ、この前の戦いで似たようなのを乗ってる子がいたね」
カレンデュラはイニシャライザー搭載トラックを見てそんなことを言った。
「あれ、結構乗り心地良かったんだよね。またこれに乗れるの?」
「そうよ。これに乗って、ソードオブジェクトの飛んできた方へハンターと共に調査にいってもらうわ」
「じゃあ、またあの人たちと一緒に行動できるんだ。楽しみだな」
カレンデュラはそんなことを言った。
「随分暢気ねぇ。出発したら数日は戻ってこられないわよ?」
「あたしはこんな体だから、気楽なもんだよ」
カレンデュラは自身の左半身を見て言った。
「睡眠も食事もいらない便利な体だけど、あのシェオルとかいうのと似てるのだけは勘弁よね……」
そんなやりとりを、ナディアは離れたところから見ていた。
そして、今回の依頼に携わるあなたたちハンターに話しかける。
「もう聞いていると思うが、今回の仕事はあのカレンデュラと一緒にソードオブジェクトの飛んできた方向を調査することじゃ」
ナディアは言う。
「調査は言わずもがな。それと……カレンデュラの監視と護衛を頼みたい」
ナディアはちょっと声をひそめた。
「あやつは自分のことを人間だと言っておる。しかし……」
ちらりとナディアはカレンデュラの方を見る。
「我々は、あやつのことを本当に信用していいのじゃろうか……?」
カレンデュラは非常に協力的で、その行動に悪意は、敵意は感じられなかった。けれど、歪虚とヒトははたしてわかりあえるのだろうか。
「しばらくカレンデュラとトラックで共同生活を送ってもらう。おぬしたちの目でも実際にあやつが信用に足るかどうか、はかってもらいたい」
カレンデュラの態度は本当に人間のようだ。ナディアもまた迷っているのだろう。あの、人の形をして意思疎通もでき、善意で行動しているとしか見えない歪虚、カレンデュラを信じるべきか、どうかを。
「ベアトリクスも言うとったが、目的地まで数日は掛かるじゃろう。くれぐれも用意はしっかりな」
「ねえねえ、これ、誰が運転するの?」
その時、カレンデュラがハンターたちに問いかけた。
「あたしは、その、キカイっていうの、よくわからないからさ」
カレンデュラはこのトラックがいつ動くのか待ちわびている様子だ。
「これ、そう急かすでない」
ナディアはカレンデュラを軽く諌めた。
「これから向かってもらう方角は北。ひたすらその方へ行ってもらう。よいか、あくまでも目的は調査じゃ。道中、シェオルもいるじゃろうが、あまり無茶はせんように」
「そうよぉ。トラックが壊れちゃったら、帰ってこれなくなっちゃうわよ〜」
「じゃ、よろしくね、みんな!」
カレンデュラはハンターたちに笑いかける。
その笑顔はやはり屈託のない、清々しいものであった。
「……ちゃんと、帰って来るんじゃぞ」
最後にナディアは旅立つ者たちに、そう言った。
解説
●目的
ソードオブジェクトの飛んできた方向の調査、およびカレンデュラの監視と護衛。
●概要
先の遺跡攻防戦でソードオブジェクトが飛来してきた方向(北)を調査するため、遠征を行います。
移動はベアトリクスの用意したイニシャライザー搭載トラックで行います。
数日に渡って遠方まで調査に向かう事になりますが、覚醒者は1日あたりに覚醒を維持できる時間が決まっているため、非覚醒状態でも負のマテリアル汚染の影響を退けるために、専用車両を用意しています。
トラックの荷台にいれば、非覚醒状態であっても負のマテリアルの影響を受けません。
カレンデュラは運転技術を持たないため、運転はハンターのうちの誰かがしてください。
基本的にはひたすら北へ進む旅です。何日かに及ぶ旅となるため、食事や睡眠などにも気を配りましょう。
道中シェオル型歪虚と遭遇する可能性は十分にありますので、対策をお願いします。
この旅にはカレンデュラが同行します。
彼女が人類にとって敵なのか味方なのかを見極めるのも、今回の依頼内容に含まれます。
ソードオブジェクトの飛んできた方向の調査、およびカレンデュラの監視と護衛。
●概要
先の遺跡攻防戦でソードオブジェクトが飛来してきた方向(北)を調査するため、遠征を行います。
移動はベアトリクスの用意したイニシャライザー搭載トラックで行います。
数日に渡って遠方まで調査に向かう事になりますが、覚醒者は1日あたりに覚醒を維持できる時間が決まっているため、非覚醒状態でも負のマテリアル汚染の影響を退けるために、専用車両を用意しています。
トラックの荷台にいれば、非覚醒状態であっても負のマテリアルの影響を受けません。
カレンデュラは運転技術を持たないため、運転はハンターのうちの誰かがしてください。
基本的にはひたすら北へ進む旅です。何日かに及ぶ旅となるため、食事や睡眠などにも気を配りましょう。
道中シェオル型歪虚と遭遇する可能性は十分にありますので、対策をお願いします。
この旅にはカレンデュラが同行します。
彼女が人類にとって敵なのか味方なのかを見極めるのも、今回の依頼内容に含まれます。
マスターより
こんにちは、あるいはこんばんは。ゆくながです。
さて、今回は調査依頼です。
カレンデュラと共にソードオブジェクトの発射地点を目指してください。
くれぐれも準備は万端にお願いします。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
さて、今回は調査依頼です。
カレンデュラと共にソードオブジェクトの発射地点を目指してください。
くれぐれも準備は万端にお願いします。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/02/25 00:02
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 アニス・テスタロッサ(ka0141) 人間(リアルブルー)|18才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2018/02/20 17:27:49 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/02/16 15:02:45 |