ゲスト
(ka0000)
マグノリアクッキーの白い日
マスター:佐倉眸

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/03/21 12:00
- リプレイ完成予定
- 2018/03/30 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
チョコの日のお返しをする日らしい。
どうもそのお返しは、答えを菓子に込めて贈るらしい。
飴がYES、それとも、クッキーがYESだったかしら。
「…………そうね、全部混ぜてみましょうか」
思い付いた支店長は、ぽんと手を打ってキッチンに籠もる。
しゃりっと軽い食感の鮮やかで色取り取りのカラーシュガー、ざくざくと焼いて割ったチョコチップクッキー、ナッツと一緒に砂糖とメレンゲ、ヌガーに混ぜ込んで。冷やし固めて一口大にカット。
「今月のクッキー、……ヌガー完成!……どうかしら、アリシア」
いつもの店員は小さく囓って溜息を吐いた。
「美味しいんですけどね……」
「……はいも、いいえも、好きも嫌いも、混ぜてしまったら、どうしていいか分からないでしょう!」
分からない方が良い返事かも知れませんけれど。こほん、店員は咳払いを。
斯くして、マグノリアクッキージェオルジ支店の白の日は、チョコの日のお返し特製ヌガーを添えて始まった。
●
そして、そこそこの盛況はいつもと変わらず。
日が暮れて、そろそろ店を閉めようかという頃合い。
「そう落ち込まないで下さいよ。味も見た目も好評だったじゃないですか。折角ですから通常メニューにしてしまっては如何です? さ、動いて下さい、片付きませんよ」
レジカウンターで項垂れる支店長の背を叩いて急かす。
確かに好評だったけれど、それはヌガーとしてでしょう。
少し寂しそうな支店長に、店員は目を逸らして笑う。
きっと、恋をしたら分かります。
いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないわね。
折角気に入って貰えたなら、そうしてみるのも良いかも知れないわね。
自分に言い聞かせるように、支店長は残ったヌガーと包装紙を掴んで誰もいない喫茶スペースへ。
天板に広げて、包装の飾りのリボンを解いて包み直す。
いつものように微笑んでいるが、丸めた背が少し寂しそうに見えた。
「リボンだけでも印象は随分変わるものですね。……コーヒーでも煎れましょうか?」
「ありがとう、ついでに、看板もお願いね」
はい、と答えて店員はケトルを焜炉に置いて店の外へ。
いつものウェルカムボードと白の日の看板を畳み、ふと通りへ目を遣る。仕事帰りか、或いは。そんな様子で通り掛かる人を見かけた。
お疲れさま、コーヒーでもいかが。
少し狭いけれど。
●
チョコの日のお返しをする日らしい。
どうもそのお返しは、答えを菓子に込めて贈るらしい。
飴がYES、それとも、クッキーがYESだったかしら。
「…………そうね、全部混ぜてみましょうか」
思い付いた支店長は、ぽんと手を打ってキッチンに籠もる。
しゃりっと軽い食感の鮮やかで色取り取りのカラーシュガー、ざくざくと焼いて割ったチョコチップクッキー、ナッツと一緒に砂糖とメレンゲ、ヌガーに混ぜ込んで。冷やし固めて一口大にカット。
「今月のクッキー、……ヌガー完成!……どうかしら、アリシア」
いつもの店員は小さく囓って溜息を吐いた。
「美味しいんですけどね……」
「……はいも、いいえも、好きも嫌いも、混ぜてしまったら、どうしていいか分からないでしょう!」
分からない方が良い返事かも知れませんけれど。こほん、店員は咳払いを。
斯くして、マグノリアクッキージェオルジ支店の白の日は、チョコの日のお返し特製ヌガーを添えて始まった。
●
そして、そこそこの盛況はいつもと変わらず。
日が暮れて、そろそろ店を閉めようかという頃合い。
「そう落ち込まないで下さいよ。味も見た目も好評だったじゃないですか。折角ですから通常メニューにしてしまっては如何です? さ、動いて下さい、片付きませんよ」
レジカウンターで項垂れる支店長の背を叩いて急かす。
確かに好評だったけれど、それはヌガーとしてでしょう。
少し寂しそうな支店長に、店員は目を逸らして笑う。
きっと、恋をしたら分かります。
いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないわね。
折角気に入って貰えたなら、そうしてみるのも良いかも知れないわね。
自分に言い聞かせるように、支店長は残ったヌガーと包装紙を掴んで誰もいない喫茶スペースへ。
天板に広げて、包装の飾りのリボンを解いて包み直す。
いつものように微笑んでいるが、丸めた背が少し寂しそうに見えた。
「リボンだけでも印象は随分変わるものですね。……コーヒーでも煎れましょうか?」
「ありがとう、ついでに、看板もお願いね」
はい、と答えて店員はケトルを焜炉に置いて店の外へ。
いつものウェルカムボードと白の日の看板を畳み、ふと通りへ目を遣る。仕事帰りか、或いは。そんな様子で通り掛かる人を見かけた。
お疲れさま、コーヒーでもいかが。
少し狭いけれど。
解説
目的 白の日の夕刻を過ごす
●内装
クッキーショップ内に設けられた余り広くない喫茶スペース
2人掛けのテーブルセットが3つ
白が多く使われた明るい雰囲気で、クッキーを始め様々な焼き菓子の甘い香りが漂っている
1番奥のテーブルで、支店長が包装紙やリボンを広げて、ヌガーを包み直す作業中
●NPC
支店長(ローザ)
ヌガー包み直し中
話し掛けられれば対応する
店員(アリシア)
PCをテーブルへ案内し、コーヒーとヌガーを給仕した後は片付けの作業に戻る
呼ばれれば対応する
●マグノリギフトクッキー(今月はヌガー)
お土産用に1人1つまで購入が可能(700G)
月替わりのマグノリアクッキー1枚と、いつものアイスボックスクッキーの詰め合わせ。
詳しくは支店長の設定1をご覧下さい。
必要な場合はプレイングに【購入】と記入をお願いします。
●内装
クッキーショップ内に設けられた余り広くない喫茶スペース
2人掛けのテーブルセットが3つ
白が多く使われた明るい雰囲気で、クッキーを始め様々な焼き菓子の甘い香りが漂っている
1番奥のテーブルで、支店長が包装紙やリボンを広げて、ヌガーを包み直す作業中
●NPC
支店長(ローザ)
ヌガー包み直し中
話し掛けられれば対応する
店員(アリシア)
PCをテーブルへ案内し、コーヒーとヌガーを給仕した後は片付けの作業に戻る
呼ばれれば対応する
●マグノリギフトクッキー(今月はヌガー)
お土産用に1人1つまで購入が可能(700G)
月替わりのマグノリアクッキー1枚と、いつものアイスボックスクッキーの詰め合わせ。
詳しくは支店長の設定1をご覧下さい。
必要な場合はプレイングに【購入】と記入をお願いします。
マスターより
よろしくお願いします。
凹んだ支店長を気にしながら店を閉めていたら、
偶然目が合ったので誘ってみた、とのこと。
凹んだ支店長を気にしながら店を閉めていたら、
偶然目が合ったので誘ってみた、とのこと。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/03/30 00:48