ゲスト
(ka0000)
やってミント
マスター:奈華里

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在3人 / 3~5人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/04/06 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/04/17 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
とある村にて、ここに住まう村娘の一人の畑で事は起こる。
ハーブの中でも繁殖力の強いミントが大量繁殖。色々忙しくて面倒を見てやれなかった事が要因であるが、それをむざむざ廃棄するのは勿体ない。だからと言ってそう簡単に消費できるものではない。そこで彼女達はハンターを頼った。大量繁殖したミントを収穫し、それの利用法を一緒に考えて貰う。少し春には早い時期のミントだから清涼感のあるものよりも普通に使えるように――。そうして提案されたのは食用としての使い道が多く、だったらと腕に自信のある村娘達は期間限定の出店を決意した、のだが…。
「これ、話に聞いたのと違うんだけど…」
「っていうか、この店。かなりつかわれてない感じよね」
意気揚々と街に出てきた三人が借りる手筈を整えた店舗を前に素直な感想を述べる。
「ですねぇ。これはきっとはめられたに違いない」
田舎者だからと下に見られてしまったか。こんな埃まみれの店舗を貸してくるなんてあんまりである。
だが、彼女達が出した条件は辛うじてクリアしていた。小さ目の店舗で調理場付き。イートインできるカウンターが数席あって人の多い道には面している。面してはいるのだが、場所としては少々難あり。
「ここって港の真ん前ですよね。この場所だと朝から凄い日が当たるんじゃあ…」
店の入り口側――小窓が付いていて、持ち帰りの商品を中から渡すには丁度いいのであるが、日除けとなるテント、実際はオーニングというのだが、以前使われていた筈のそれは破けてしまったらしく影も形もなく残っているのは骨組みだけ。加えて、あったにしても思う程の効果は期待できないかもしれない。
けれど、物件を目で見てから契約しなかったのが悪いと言われればそれまでだ。彼女達も日々農業に忙しく収穫を遅らす事は収益ダウンにつながるからと話を元に即決したのがこんな所で仇となっている。
「で、でもまぁ掃除すれば使えるんだし頑張りましょうよ」
少しでも気持ちを上げるべく一人が言う。
「掃除に一日、準備に一日。契約はたった一週間なのに二日が潰れてしまうんですねぇ…元とれるかのかなぁ」
埃まみれの店舗を眺めてもう一人の言葉。
「とれるのかなぁ~じゃないっ! とるの、何が何でも取り返すのっ!」
ふんっと鼻息荒く、三人の中のリーダー的存在の娘が言い切る。
「だ…だよね。ここまで出てきて赤字なんてやだもの」
「それによく見ればちょっとこじんまりしててかわ…ッ、ブハッ! ゴホゴホ」
小さな窓を開けて空気の入れ替えをしようとした瞬間に埃が舞ったのか、言葉尻が虚しくかき消される。
「さぁやるわよ、みんな。愚痴っても時間は戻らないもの、それにね。一応こんな事もあろうかともう一度助っ人を呼ぶ手筈はつけていたのよね」
手回しが言い、リーダーちゃん。二人にハンターオフィスへの依頼書控えを開いて見せる。
「と、いう事は」
「そう言う事。もうすぐ助っ人ハンターさんが来てくれる筈。だから頑張りましょ」
「やったー、助かったぁ~」
持参してきた荷物をどさりとおくと、再び埃が舞い上がる。
ちなみに彼女達がここで売り出すのは勿論ミント料理。
とは言っても種類を提供するのは難しいのでとてもシンプル。
港の前となってしまったが、川魚のミントバター焼きサンドとフルーツミントティ。そしてチョコミントクッキーはサイドメニューと持ち帰りを用意して、その他の販売用には瓶詰したミントバター、ドライミントの5品のみ。前の三品は単品も可能だが、基本的にはセットで食べて貰いたいと考えているようだ。
「とりあえず食材系は明日到着。それまでに何とかしなきゃね」
一人が言う。
「ねえ、そう言えばまだ店の名前も考えてないよね?」
『あ…』
彼女達の限定ショップはなかなかに前途多難のようだった。
とある村にて、ここに住まう村娘の一人の畑で事は起こる。
ハーブの中でも繁殖力の強いミントが大量繁殖。色々忙しくて面倒を見てやれなかった事が要因であるが、それをむざむざ廃棄するのは勿体ない。だからと言ってそう簡単に消費できるものではない。そこで彼女達はハンターを頼った。大量繁殖したミントを収穫し、それの利用法を一緒に考えて貰う。少し春には早い時期のミントだから清涼感のあるものよりも普通に使えるように――。そうして提案されたのは食用としての使い道が多く、だったらと腕に自信のある村娘達は期間限定の出店を決意した、のだが…。
「これ、話に聞いたのと違うんだけど…」
「っていうか、この店。かなりつかわれてない感じよね」
意気揚々と街に出てきた三人が借りる手筈を整えた店舗を前に素直な感想を述べる。
「ですねぇ。これはきっとはめられたに違いない」
田舎者だからと下に見られてしまったか。こんな埃まみれの店舗を貸してくるなんてあんまりである。
だが、彼女達が出した条件は辛うじてクリアしていた。小さ目の店舗で調理場付き。イートインできるカウンターが数席あって人の多い道には面している。面してはいるのだが、場所としては少々難あり。
「ここって港の真ん前ですよね。この場所だと朝から凄い日が当たるんじゃあ…」
店の入り口側――小窓が付いていて、持ち帰りの商品を中から渡すには丁度いいのであるが、日除けとなるテント、実際はオーニングというのだが、以前使われていた筈のそれは破けてしまったらしく影も形もなく残っているのは骨組みだけ。加えて、あったにしても思う程の効果は期待できないかもしれない。
けれど、物件を目で見てから契約しなかったのが悪いと言われればそれまでだ。彼女達も日々農業に忙しく収穫を遅らす事は収益ダウンにつながるからと話を元に即決したのがこんな所で仇となっている。
「で、でもまぁ掃除すれば使えるんだし頑張りましょうよ」
少しでも気持ちを上げるべく一人が言う。
「掃除に一日、準備に一日。契約はたった一週間なのに二日が潰れてしまうんですねぇ…元とれるかのかなぁ」
埃まみれの店舗を眺めてもう一人の言葉。
「とれるのかなぁ~じゃないっ! とるの、何が何でも取り返すのっ!」
ふんっと鼻息荒く、三人の中のリーダー的存在の娘が言い切る。
「だ…だよね。ここまで出てきて赤字なんてやだもの」
「それによく見ればちょっとこじんまりしててかわ…ッ、ブハッ! ゴホゴホ」
小さな窓を開けて空気の入れ替えをしようとした瞬間に埃が舞ったのか、言葉尻が虚しくかき消される。
「さぁやるわよ、みんな。愚痴っても時間は戻らないもの、それにね。一応こんな事もあろうかともう一度助っ人を呼ぶ手筈はつけていたのよね」
手回しが言い、リーダーちゃん。二人にハンターオフィスへの依頼書控えを開いて見せる。
「と、いう事は」
「そう言う事。もうすぐ助っ人ハンターさんが来てくれる筈。だから頑張りましょ」
「やったー、助かったぁ~」
持参してきた荷物をどさりとおくと、再び埃が舞い上がる。
ちなみに彼女達がここで売り出すのは勿論ミント料理。
とは言っても種類を提供するのは難しいのでとてもシンプル。
港の前となってしまったが、川魚のミントバター焼きサンドとフルーツミントティ。そしてチョコミントクッキーはサイドメニューと持ち帰りを用意して、その他の販売用には瓶詰したミントバター、ドライミントの5品のみ。前の三品は単品も可能だが、基本的にはセットで食べて貰いたいと考えているようだ。
「とりあえず食材系は明日到着。それまでに何とかしなきゃね」
一人が言う。
「ねえ、そう言えばまだ店の名前も考えてないよね?」
『あ…』
彼女達の限定ショップはなかなかに前途多難のようだった。
解説
内容
村娘達の限定ミントショップを手伝う事
限定出店の為街に出てきた村娘達でありましたが、
借りた店のコンディションは最悪です
まずは掃除、そして店の準備をし開店させた後も気が抜けません
なんたって前は港 人通りは多いものの大概は漁師であり活動時間にずれがあるかも
お客さんをどう呼び込むかもネックになってくるかと思いますが
どうか村娘達の為に尽力頂けたら幸いです
商品について
OPにある通り、販売するものは五つのみ
・川魚のミントバター焼きサンド
ドライミントの刻んだパン粉をつけ、販売のバターミントで焼いた川魚をバケットに挟んだもの
レタスの代わりに大判ミントの葉を使っているのも売りの一つ
・フルーツミントティ
ミントの他に蜂蜜とベリーが入っている為、苦手な人でも飲みやすく仕上げている
・チョコミントクッキー
緑の生地にチョコチップが映える眼でも楽しいクッキー
・ミントバター
バターに刻んだフレッシュミントを混ぜ込んだ一品 何にでも使える
・ドライミント
スパイスハーブは勿論、ハーブティーとしても楽しめる
一枚葉が割と大きい為、葉っぱでの量り売り販売を予定している
その他、詳しい味の感想については
シナリオ『使ってミント』のリプレイを一読頂けたらと思います
●リプレイについて
人数調整済みですので、今回は掃除~販売までを描写予定です
行動は絞って頂いても、両方記載頂いても構いません
村娘達の限定ミントショップを手伝う事
限定出店の為街に出てきた村娘達でありましたが、
借りた店のコンディションは最悪です
まずは掃除、そして店の準備をし開店させた後も気が抜けません
なんたって前は港 人通りは多いものの大概は漁師であり活動時間にずれがあるかも
お客さんをどう呼び込むかもネックになってくるかと思いますが
どうか村娘達の為に尽力頂けたら幸いです
商品について
OPにある通り、販売するものは五つのみ
・川魚のミントバター焼きサンド
ドライミントの刻んだパン粉をつけ、販売のバターミントで焼いた川魚をバケットに挟んだもの
レタスの代わりに大判ミントの葉を使っているのも売りの一つ
・フルーツミントティ
ミントの他に蜂蜜とベリーが入っている為、苦手な人でも飲みやすく仕上げている
・チョコミントクッキー
緑の生地にチョコチップが映える眼でも楽しいクッキー
・ミントバター
バターに刻んだフレッシュミントを混ぜ込んだ一品 何にでも使える
・ドライミント
スパイスハーブは勿論、ハーブティーとしても楽しめる
一枚葉が割と大きい為、葉っぱでの量り売り販売を予定している
その他、詳しい味の感想については
シナリオ『使ってミント』のリプレイを一読頂けたらと思います
●リプレイについて
人数調整済みですので、今回は掃除~販売までを描写予定です
行動は絞って頂いても、両方記載頂いても構いません
マスターより
さてはて、お客は集まるのでしょうか 奈華里です
ミントの話を書いていたら、自分も育ててみようかと思い出したので
オレンジミントを一苗だけ購入 いい香りがしております
去年とあるイベントで貰ったローズマリーも元気元気
植物の動きが活発になる春 皆様の御参加お待ちしています
ミントの話を書いていたら、自分も育ててみようかと思い出したので
オレンジミントを一苗だけ購入 いい香りがしております
去年とあるイベントで貰ったローズマリーも元気元気
植物の動きが活発になる春 皆様の御参加お待ちしています
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/04/16 23:45
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/04/06 10:08:11 |
|
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相談だよー 狐中・小鳥(ka5484) 人間(クリムゾンウェスト)|12才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 |