隻腕の青年

マスター:DoLLer

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
3~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2019/08/28 15:00
完成日
2019/09/04 12:42

このシナリオは5日間納期が延長されています。

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 震える羽ペン。
 そこから生まれる筆跡は、力加減もままならず、滲みとガタガタに揺れる文字はひどく読みにくい。それがたとえ自分の名前であろうとも。彼は目を細めて、その文字に集中し続ける。
 そして次の瞬間には、羽ペンが少しでも綺麗な字にしようと、込められる指先の力に負けて折れ曲がった。
 彼の机には同じ運命をたどった羽ペンが散らばっていた。
「意外と難しいものだね……」
 さっさと慣れてしまわないといけないのだが、慣れにはどうしても時間がいる。
 その時間とは積み重ねによって起きるものだから、ただ待っているわけにもいかない。だからこうしていそしんでいるのだが……。
 彼は悩んだことはあまりなかった。言われれば大抵のことは理解したし、やれと言われたことは一度見れば大体の事は実践できた。もちろん練習もしたし、勉強もした。それをするにしても、自分が何が足りていないか理解していたし、何をどう訓練すれば成果を得られるかも見えていた。
 だけど今は。
「兄様っ」
 少しの思案を吹き飛ばすような、急き込んだ女の声が飛び込んできた。見れば帝国庶民議員に選出されたクリームヒルト・モンドシャッテがそこにいるではないか。クリームヒルトは彼の姿を見て、一瞬の安堵の後、瞳孔が急激に絞られていくのが見えた。
「兄様……」
「やあクリームヒルト。元気そうで何よりだ」
 兄様と呼ばれた彼は、いつも通りに笑って、それから左の手で最高級のアールグレイに満たされたティーカップに指をかけ……ようとして空を切り、二度目にしてようやくカップをつまむことができた。
 慣れていないのは誰の目にも明らかだった。持ち上げた微かにティーカップの水面がわななき立つ。
「利き腕……無くしたの、本当だったのね。視力も……」
「まあ、この程度で済んだから上等さ」
 サーコートに隠したままの右腕は今日は一日も姿を見せていない。
 これからも見せる事はない。炭化して、神経が戻らなくなったそいつはゴミ箱に捨ててきたのだから。
「誰かさんの命に比べれば軽いものだよ。不便ではあるけどね。まあ助けるくれる人がいるから、本当のところは大して困っていないよ。お遊びみたいなものさ」
 シグルドは軽く微笑みを浮かべて、そのままティーカップに口を付けた。
 いつもの上品さはそこにはなく、やはりどこか不格好であるのはクリームヒルトには見て取れた。クリームヒルトだから、あえて見せてくれたのだろうか。
「何かお手伝いできることはある?」
「そうだね。まだ暴食王ハヴァマールは健在だし、直接対決しなくとも、決戦する時はこちらも多少なりとも荒れるだろうから、それまでに何とかしたい」
「……義手の作成をお願いしてくるわ。錬魔院に武器開発をしていた知り合いがいるの」


「というわけで、義手をどんな風にするかよ。兄様の得意武器であるアーテムコッドは両手で使わないといけないほど長大だから、義手ではもう使えないかもしれないわ。くっつけちゃってもいいと思うし、むしろ銃器の方が夢があるかもしれない。綺麗な腕にしてあげたい気持ちもあるのよ」
 クリームヒルトの言葉に、特別顧問として呼び出された錬魔院所属の研究者レギンはため息をついた。
「玩具かよ……腕に得物くっつける程度ならすぐ済むけどよ。神経につないで本物の腕同様にするって言うんなら、リアルブルーの技術でも転用できるかどうか。できたとしても調整だけでかなりの時間を食っちまうぜ? 副師団長ご希望のハヴァマールをなんとかしようっていう時期にはとても間に合わないと思うけどね」
「錬魔院に何かないの」
「俺を殺す気か」
 クリームヒルトの無邪気な質問に、レギンはぞっとした。錬魔院では日々様々な実験が行われている。非人道的なものはほとんど排除されてはいるが、門外不出の、簡単に言えば触れてはならないものも山ほどある。そんなものを嗅ぎまわったら、それこそシグルドの腕ではなく、自分の命が危うい。
「…… ……」
「その目で見るのは止めてくれ」
 じっと見つめられるのを忌避するようにしてレギンはクリームヒルトに軽く手を振って追い払ったが、クリームヒルトは止めようとはしなかった。
「方法あるのね? 少しだけなら政治方面から声かけてみるから」
「あああーーーー!!! もう、そんな無茶すんなっての!!」
 彼女が止めてどうなる人間ではないことはレギンはよく知っていた。
「錬魔院に貸しなんか作るもんじゃねぇぞ……ったく、当たれるところは当たるよ。そっちはどんな腕にするか考えといてくれ。ハンターなら歪虚と戦った経験も多いから、使いやすそうな腕とか考えつくだろ」
 レギンはため息をついて、とぼとぼと部屋を出て行った。

リプレイ本文


「このタイミングで退役するんすね……。皇て、いや、副師団ち……えー、なんて呼べばいいっす? 高瀬さんちの旦那さん? にしてもそんな有様なんだし今すぐ退役しなくてもいいんじゃないっすか。副師団長を縛るものはもう無いんだから、好きに生きていいんすよ」
「好きに生きるから退役するんじゃないか。役職や出自で名前を呼ばれることもない。やることがあるとすれば自分が『やりたい』と願うことだけだ」
 シグルドの答えに神楽(ka2032)は「やっぱ上に立つってメンドクサイっす」と笑った。
 スポットライトから逃れられない人生と、どう頑張ってもスポットライトに当たることができない人生。それは似ているようだし、まったく違う様にも感じた。特にスポットライトを浴びることなく、自分の人生を乗っ取られた誰かを知っている身としては。
「……やりたいっていえば、そりゃもう夜の戦闘にも使える触手っす!」
「わふー。ということはそこのテンタクルローパーを分解したらいいのです?」
 気を取り直した神楽の提案にはアルマ・A・エインズワース(ka4901)が笑顔で尋ねる。もちろん悪気なく、もちろん本気で。
「……え、いや、その。あー、ちょっと待つっすー!!!」

「いやー、最近ドンパチばっかでしたけど久々の本職の仕事!」
 どたばたを横目で見つつソフィア =リリィホルム(ka2383)はにこにことして机に紙を広げる。
「とりあえず、要望と、それから私達の考えている案を出し合いましょう」
 まずは私からの提案。と、ソフィアは「頑丈」「比較的軽量」と書きだした。
「頑丈に似て非なるものだけど、戦闘なら堅牢性も必要だよ。シグルドさんが本気出した時に内部機構が耐えられないものじゃダメだと思う」
 アーシュラ・クリオール(ka0226)の言葉に「堅牢性」が書き足され、
「日常と戦闘、どちらにも対応できるものがいいわ」
 高瀬 未悠(ka3199)の言葉に「日常と兼用可能」という単語が加わった。
「退役する予定、というかぶっちゃけ決戦期間だけ持てばいいので、戦闘用の義手にメンテナンスや耐久性は不要っすよ。日常用のものは別に作った方がよくないっすか」
「あー、それも一つの考え方だね」
 頼まれているものは戦闘用という話だったけれど。と頭の中で思い返しながらも、ソフィアは気にせず「交換可なら耐久性不要」と書き足した。
「それは僕も思うです。日常用のものは時間かけて作った方がいいですよ。慌てて作ると意外と後が大変なのです……」
 自分の過去を思い出したようにして、アルマは上着を脱いで、シャツの腕をめくりあげると、そこには白い白い、人間の肌ではないものが露になった。彼の右腕は人形の腕だった。
「指がつるつるで紙をめくれなかったりしたですよ。ざらざらの素材を指先につけたりとかしたけど、すぐ摩耗したりするです」
 アルマの戦いぶりは多くの戦いで聞き及んでいた面々はアルマの腕を見た。コーリアスとの戦いで右腕をなくしたのはもう何年も前だ。報告書にも残っている出来事ではあったが、まじまじと見ることになるとは思わず、面々は言葉少なになった。
「彼も、こんな腕になるのね……」
 未悠は現実を目の当たりにして、胸が押しつぶされそうになる。
 それでも受け入れなければならないと、気持ちも新たにして。
「ふむ。まずは日常用と戦闘用についてわけて考える必要があるかな、と。アウレールは何か考えていることはある?」
 ソフィアの声かけにアウレール・V・ブラオラント(ka2531)は腕組みを止めて、顔をのそりと上げた。
「そうだな。考える腕というのはあってもいいと思う」
「考える?」
「神経系に情報を集約させれば、負荷が大きい。複雑化、情報欠損、ラグが発生する。規定動作を腕自体が学習すれば、反応向上、負担軽減が見込める」
「わふ? 手が勝手に動くです? 喋ったりとか?」
 アルマがふんわりと考えている想像をかき消すようにアウレールはかぶりを振って、そんなものではなくてだな。と言葉を追加した。
「内臓センサやAIが着用者と連携をとって反応動作を学習する。人間でいうところの反射動作。熱いものに手が触れた瞬間に、脳が感知するよりも早く手が回避行動するのと同じものさ。戦闘においてはコンマ1秒のズレでも致命的になる」
「センサ内臓ね。衝撃で壊れなきゃいいけど。尚更堅牢性が必要だよ。外骨格型にして、素材選びも重要じゃないかな」
 アーシュラは唸って椅子の背もたれに身体を預けて思案した。
「そうですねー。思案のしどころではあると思います。まずは基本構造は皆さんの上げてくださった項目を見直してみましょう」
 そうしてソフィアは紙に書きつけた要点を読み上げた。
 頑丈・比較的軽量・堅牢性・日常と兼用可能・交換可なら耐久性不要・考える腕。
 上げ連ねた点を読み上げられ未悠は不安な顔をした。これはまとまるのだろうか。
 代わってあげたい、苦しみを一つでも背負いたい。そう思ってきたのに、これでは彼の負担を重くさせてしまうかもしれない。
「義手一本でもこれだけ色んな事を考えないといけないのね。方向性も違うわ……」
「新しいものを作る時なんて、こんなものです」
 同じものを見てもソフィアとしてはむしろこの程度で収まったことは、大変出来のいい結果だと受け止めてにこやかだった。
「話し合う点は、運用、構造、素材の3点。運用に関しての意見は日常と兼用するか、それともアタッチメントとして作るか。です。繊細な動きが必要な日常用は別個で作る方がシグルドさんも使いやすいと思いますが、いかがです?」
 日常と兼用と話した未悠に問いかけるソフィア。
 話し合う点を絞る、話し合う相手を絞る。そして明確になった目的と相手に対して効果的な説得を行う。商人をしていればこのくらいの事はなんてことない。
「そうね。交換が難しいと思っていたけれど、可能なら……ソフィアが他の人の意見を取りまとめてくれたから、みんなの意見がわかりやすくなったわ」
「それはもう! ここでアピールしておけば戦後のお仕事確保にもなるかもですし?」
 チャーミングな笑顔を浮かべたソフィアに未悠は微笑みを、一部彼女の被っている猫の下を知る面々は苦笑を浮かべた。
「こら、そこ笑わない」
 それも知ったうえで、ソフィアはツッコミを入れた。


「じゃあ次は神経の伝達の部分について、だよね。神経伝達をそのまま再現するか、マテリアルで補佐するか。神経接続はリアルブルーの技術ならできるけど、クリムゾンウェストの設備ではまだ難しいよねぇ」
 アーシュラの言葉に皆も否定する言葉を持ち合わせてはいなかった。神経接続はまだリアルブルーでも研究が続いているものであり、完全な再現はリアルブルーでも難しい。エバーグリーンの技術ではまた変わってくるだろうが、やはりマテリアルに関する技術となってくる。
「魔導機器で疑似的に再現するのが関の山ですねぇ。一応こういうのもありますよ」
 ソフィアが取り出したのは、参考用にと持ってきたヒドゥンハンドだ。
 ハーネスのようにして装着する腕型の魔導機械で、単純な動きを再現できる。
「あ、それなら……私の弟分が使っている『エンゲージリングシステム』っていうのがあるらしいの。チョーカーに発信機をつけて、腕に受信機をつけて、マテリアルで操作するっていうことなんだけど。精密な動きも再現できるそうよ」
 未悠が手を上げて提案すると、アルマはふるふると首を振った。
「戦闘用として話をしているならそれでいいですけど、日常のものと兼用するとか、付け替えるというなら止めた方がいいですよ。いくら覚醒者でも覚醒し続けられないです」
 アルマの眉尻が少し下がるのは、それを経験済みだからなのだろうか。
「マテリアルを増幅すればいいんじゃないかな。出力に魔導エンジンは搭載しないとと思っていたし。通常ならマテリアルカートリッジレベルの大きさでも行けるんじゃないかな」
「ふふふ、それならとっておきのマテリアルの塊なんかも参考用として持ってきたりしているのです!!」
 アーシュラの発案に乗るようにして、ソフィアがこの機を待っていましたと言わんばかりに、参考用第二号であるプライマルマテリアルを取り出すと、全員からなるほど、という類の感嘆が漏れた。
「なるほど、まさかプライマルマテリアルにこういう使い方を見出すとは」
「伊達に創造を誓った守護者してませんからね」
「腕を動かす限り、プライマルマテリアルが必要になる。つまり副長殿はハンターとして活動を続けなくてはならないという事だ。ははは、戦場に縛りつける要素が確保できてしまったな」
 アウレールがくつくつと笑うと、未悠が悲しそうな眼をした瞬間、神楽が未悠を肘でつついてにんまりと笑った。
「アウレールも離れたくないんすよ。実は三角関係だったっす……!」
「神楽。貴様!!」
 アウレールの言葉をかわしながら、神楽はアーシュラに言葉を続けた。
「神経伝達は難しいって言ってたっすけど、さっき出たアイデアをベースにすれば、レギンがフラズルと研究した魔導アーマーの神経伝達技術を応用できるんじゃないっすかね。どうっすか。レギン」
「あの狂人の研究を活かそうなんて考える奴は初めてだ。脳みそ抱えて動くことを忌避しなきゃ、な」
 レギンは片眉だけあげて本気でやる気があるのかと窺っているようだった。
「了承はできんが、脳の代わりであれば機械でできる。それがAIというのだ。これが発展すれば自律稼働、人機一体、疑似人格の付与、光る、喋る、変形する。そして巨大化と爆はt……」
 ちょっと興に乗ったアウレールだが、さすがにそれ以上はいけないと自制した。
「ルクシュヴァリエとかのデータぶっこ抜いちゃえば、基礎動作データくらいは確保できちゃいますね。それをつなげるにも研究が必要ですけど、レギンさんの研究が下地にあれば、割と簡単に再生できちゃうかもです」
 ソフィアの提案にレギンはしばらく???という顔をしていたが、神楽がこっそりと「人間の代わりにCAMの脳みそを使うって話っす」と耳打ちすると、ははあと膝を打って納得してくれた。
「じゃあ後は、外観だよね。そのデータ腕に格納するんならやっぱり堅牢性、ひたすら頑丈なことが絶対重要だよ。戦艦の建造材とかどこかにないかな。どんなデータも動作可能にするには、関節部の多軸サーボは絶対必要だと思うんだ」
「えー、綺麗じゃないですー」
 アーシュラの意見に、見た目だけは譲れないと言い出したのはアルマだった。
「見た目は大切ですよ」
「といったって、やっぱり戦闘用を主にするなら頑丈にしないと……」
「ふふふ、邪神との戦いにも使われた最高の素材があるじゃないですか。カオスメタルです」
 アルマの一言に、あー。とアーシュラは失念していたものを思い出したかのように額を抑えた。
「それじゃあ、これで基本的な構造は決定っすね。腕は交換可能、神経伝達とマテリアル伝達の両方を採用。レギンの研究とユニットの機能を集めて腕に受信機を作る。受信機は外骨格型にして保護する。材質はカオスメタル」
「球体関節が抜けてるです! 多軸なんとかだけだと見た目がよくないです」
 見た目を気にするアルマの提案に、多軸サーボを挙げたアーシュラはしばらくじっと考え、それから口を開いた。
「うん……見た目は大切だよね。球体関節状のカバーで覆ったらいいと思う」
 あたしは機械は好きだけれど、隣にいる人がそうとも限らない。アーシュラはこくりと頷いた。
「もちろん。義手に知恵の結晶を詰め込もうと思ったのは。あたしから未悠さんへの贈り物でもあるんだ」
 アーシュラは未悠をまっすぐ見つめて、そう話した。
「よっし、それじゃ設計頑張りますよ」


 城の回廊をシグルドと共に歩く。
 久々にこうして横並びに歩く。
 靴音のリズムは前とは少し違っていたけれど、2人のリズムは違えることはなかった。
「すぐには完成しないけれど、すごくいいものになりそうよ。これで困ることは少なくなると思うわ。後は視力のことなんだけど」
 残った腕に腕を合わせながら、彼を導くようにして歩いていた未悠はそうしてシグルドの顔を見ると、確かになんともなさげではあるが、霊闘士特有の鋭い感覚が、彼の瞳が未悠の顔に焦点を合わせ切れていない。それでも彼女を見ようと瞳孔は収縮を繰り返している。
 それが愛おしくて、悲しくて。未悠は目的地へと彼を導くという役割を一時忘れて、抱きしめた。
「あの時、あなたが死んでしまうんじゃないかと怖くてたまらなかった。だから……温もりに触れた時に、もう離れたくないと思ったの」
 もしあの戦いで、みんなが無事に、シグルドもこうならなかった時のことを考える。
 架空の世界だけれど、こうして横に立っていても違う想いを持っていたかもしれない。
 この温もりに触れることがどれだけ大きいか気づくことは無かったかもしれない。
「毎日おはようとおやすみ。言わせてくれる?」
 もう片時も離れないように。
「目は、あなたが良ければこの目を移植してもいいと思ってるわ……腕のいい医者がいて、あなたが望めば、だけど」
「おはようもおやすみも言ってくれるほどに僕の目になってくれるならそれで十分さ」

 そんな立ち話を廊下の影で聴いていた神楽は闇をぼんやりと見つめていた。
 幸せな答えをもらえて未悠に良かったと思う気持ちと同時に、そうはならなかった自分が好きな人のことを思うと。そんな顔も態度も見せられないから、独りで闇を見つめるしかない。
「おうい、神楽」
 考え事はレギンの掛け声によって遮られた。
「シグルドの採寸するから手伝ってくれよ」
「オッケーっす」
 いつもの笑顔に戻してレギンの元に走った神楽に対して、レギンはその背中をバシリとたたいた。
「ぐへっ」
「心配すんなよ。みんながついてるからよ」

 これから義手作成が始まる。
 どんな結果になるかは、恐らく現場で知ることになるだろう。

依頼結果

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MVP一覧

  • 大工房
    ソフィア =リリィホルムka2383
  • フリーデリーケの旦那様
    アルマ・A・エインズワースka4901

重体一覧

参加者一覧

  • ボラの戦士
    アーシュラ・クリオール(ka0226
    人間(蒼)|22才|女性|機導師
  • 大悪党
    神楽(ka2032
    人間(蒼)|15才|男性|霊闘士
  • 大工房
    ソフィア =リリィホルム(ka2383
    ドワーフ|14才|女性|機導師
  • ツィスカの星
    アウレール・V・ブラオラント(ka2531
    人間(紅)|18才|男性|闘狩人
  • シグルドと共に
    未悠(ka3199
    人間(蒼)|21才|女性|霊闘士
  • フリーデリーケの旦那様
    アルマ・A・エインズワース(ka4901
    エルフ|26才|男性|機導師

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 贈り物を考えよう
アーシュラ・クリオール(ka0226
人間(リアルブルー)|22才|女性|機導師(アルケミスト)
最終発言
2019/08/28 02:48:08
アイコン 【質問卓】義手仕様検討卓
神楽(ka2032
人間(リアルブルー)|15才|男性|霊闘士(ベルセルク)
最終発言
2019/08/28 13:01:40
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2019/08/23 21:30:09