商機は我にあり!

マスター:T谷

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2014/07/18 22:00
完成日
2014/07/25 20:09

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 その日、ハンターズソサエティ本部に訪れたのは、とある村の村長だと名乗る初老の男性だった。
「頼みたいことがある」
 男性は、受付嬢が声をかけるまでもなく、そう口を開いた。
 聞くに、男性が村長を務める村は、今まさに過疎の憂き目に遭っているらしい。大した特徴もない地味一直線な村での将来に絶望し、ほとんどの若者が都会に出て行ってしまう。それでも何とか、自分の生まれた村を誇りに思い留まってくれる少数の若者で村は保っているのだが、それももう限界に近い。
「そこで、わしは考えた」
 村を再興するには、どうすればいいか。何か、村の特産となる品を作れば、商人も集まり、そこから芋づるのように人が増えていくのではないか。
「しかし、我が村の土地は肥沃とは言えん。美味しい野菜や果物などを作ろうとすれば、先にわしの寿命が尽きかねん。かと言って、工芸品などを作る技術もない」
 考えに、考え抜いた。知識人も少ない村で、会議に会議を重ねた。無駄な時間だけが過ぎていった。
「そんな時、海に異世界の船が落ちてきたという話を聞いたのじゃ」
 異世界の船には、数えきれないほどの人間が乗っていて。しかも、そのほとんどが覚醒者の資質を秘めているのだと。
 そして現に、ハンターの数は激増した。
「つまり、じゃ」
 そこで男性は一拍を置く。
 そして、
「つまり今なら、ハンターの飽和している今なら。村興しのためなどという私欲まみれの依頼でも、受けてもらえるかもしれんということじゃ!」
 自信満々にそう言い放った。


 モモココ、という動物がいる。ふわふわとした体毛を持つ、羊に似た生き物だ。ただし、羊よりも二回りは体が大きく、また縄張り意識、仲間意識が非常に強く、それらを侵すものがいれば苛烈にそれを排除しようとする獰猛さを持つ。
 そのモモココは、村の近くにある岩山にしか生息しない希少な生き物だ。その毛は非常にきめ細やかで繊細で、加工すれば極上の肌触りを持った布になる。上手く調達できれば、村興しに使えるのではないか。そんな話は、村の中でも随分前から囁かれていた。
「しかし、一般人のわしらでは、近づくことすら難しい」
 優先するべき依頼はたくさんあって、ハンターは忙しい。今までであれば、そんな私的な依頼など恐れ多くて出せたものじゃない。そう、今までであれば。
 事情は、すでに一変している。他人にはどうでもいいことであっても、村の将来を考える立場なればもはや物怖じしている段階ではない。
 ちょうどいいことにモモココの群れが一つ、山から降りてきている。しかも、群れの中の子供が怪我をしているようで、群れは自由な移動を制限されているようだ。
 今ならば、ちゃっかり村を復興させることだって夢ではない。
「どうか、モモココの毛を刈ってきてはくれんか! 報酬はきちんと払う。毛を刈る道具もこちらで用意する。わしらに用意できるものなら、何でも言ってくれて構わん」
 男性は、大きく頭を下げた。
 その双肩に村の未来を乗せた男の姿には、とても大きな覚悟があった。
 頭を上げた男性の瞳には、未来を見据える光があった。
 ――そして依頼は受理され、

「あ、ちなみに村興しに祭りを行う事になっておる。ハンターは若い者が多いし、体力も余っているじゃろ。刈ってきた毛で作った着ぐるみを着て、祭りも盛り上げてもらうでの。じゃ、よろしく」

 男性は笑顔で手を振って、本部を後にした。

リプレイ本文

 遠くに切り立った岩山を望む草原に、頬を撫でる風が吹き抜けていく。草原を覆う草本が、波立ちながら丘を登りそして下っていく。
 一行は丘の上の草むらに身を潜め、モモココの姿を確かめていた。
 馬ほどに大きいが、それ以外は殆ど普通の羊と変わらないようだ。
「あれがモモココかぁ。ちょっと大きいけど可愛いね」
「あの大きさだと、普通の羊と同じって訳にはいかなそうだな」
 身を低く草の陰に隠しながら、ルスティロ・イストワール(ka0252)とテオバルト・グリム(ka1824)がそう言うと、
「モモココっていうより、モコモコって感じだな」
「もう、名前をモコモコにしてもいいんじゃないか、あれは」
 ギュンター・ベルンシュタイン(ka0339)とザレム・アズール(ka0878)が、揃って頷いた。
 情報の通り、草原の中ほどにモモココは群れで集まっていた。雄雌二頭ずつと、その四頭に囲まれて、三頭の子供が草むらに横たわり草を食んでいる。雄は常時油断なく周囲を見渡しており、子供を労るように鼻先を擦り付けている雌もまた、警戒を怠っていない。
「うーん、足を折ってるみたいねぇ」
「確かにあれでは、歩くのも難しいでしょうね」
 聖導士の二人、松岡 奈加(ka0988)とエヴリル・コーンウォリス(ka2206)は、子供の一頭に目を向けた。見れば、その一頭の足は半ばから不自然な方向に曲がり、そこだけ毛皮に赤が滲んでいる。
「笛を吹く準備はできてるからね」
 村から借りてきた簡素な木の笛を手に、十色 エニア(ka0370)は気配を周囲に溶かし込んでいた。
 村に残り羊毛の到着を待つマルカ・アニチキン(ka2542)のためにも、後腐れのないように毛を入手したい。モモココから、無理矢理ではなく合意の上で毛を刈らせてもらう、という結果が最良だ。
「よしっ」
 意を決し、ザレムがゆっくりと腰を上げた。
「あまり近づきすぎるなよ? 少し離れて様子を見てから近づくのが、動物を相手にする時の常識だからな」
 ギュンターも立ち上がり、じりじりと群れへと近づいていく。
 モモココと仲良くなる。
 それが、第一の作戦。これが成功しさえすれば、罪のない動物を傷つける必要はなくなる。そのためには、こちらに敵意も害意も無いということを、モモココに理解してもらわなければいけない。
 ザレムは手に村から分けてもらった飼葉を持ち、ギュンターは腰に下げた直剣を鞘ごと引き抜いた。
 その後姿を見送りながら、ルスティロと十色は笛を構え、松岡とエヴリルはいつでも子供の元へと駆けつけられるように足に力を込めた。テオバルドはロープを手にモモココの体躯を見ながら、動きを封じることになった際の手順を頭に描く。
 ギュンターとザレムが、わざとモモココの目につくようにゆっくりと近づいていく。そして、モモココのつぶらな瞳が、こちらの姿を見た。
 その瞬間に、モモココの鳴き声が草原に響き渡った。体格の割に甲高い、めえという羊の鳴き声。それを合図に、全てのモモココがギロリとこちらを睨みつけ、雄の二頭は一息で前に出て頭を低く、後ろ足で地面を引っ掻き始める。
「待ってくれ、俺達は危害を加えに来たわけじゃない」
 明らかに臨戦態勢に入ったモモココたちの前で、これ見よがしにギュンターは手に持った剣を投げ捨てた。
「ほら、プレゼントも色々持ってきたんだ。少しでいい、話を聞いてくれないか」
 飼葉を見せながら、ザレムも静かに話しかける。だが――
 雄のモモココは再び雄叫びを上げ、地面を抉る勢いで後ろ足を蹴りだした。巨体が、弾丸のように撃ちだされる。
「――っ!」
 反応はできなかった。刹那を置いて、ズドンと決して軽くない衝撃が腹部を襲い内蔵を揺さぶる。
 同時に駆け出したもう一頭の雄は、ザレムを狙って突進を繰り出す。
 二人は、残りの仲間が隠れる草むらの方へと吹き飛ばされた。
「作戦失敗、かな?」
 よほど子供を守ろうという意志が強いのか。傍目からは、モモココの説得は難しいように思え、奈加がそう呟くと、
「まだ、様子を見てくれねーか?」
 腹部をさすりさすり立ち上がったギュンターが、モモココから視線を外さずにそう言った。
「賛成だ。なんとなく、仲良くなれそうな気がする」
 すると、同じく立ち上がったザレムが同意し、
「私も同意見です。このまま、子供の治療に向かうべきかと」
 エヴリルも続いて頷いた。
 ギュンターが剣を捨てた時、ザレムが餌を見せた時。三人は、ほんの少しだけ、モモココの表情に困惑の色を見たような気がしていた。まだ、説得の余地はある。
 この場に、モモココを傷つけたい者はいない。三人の言葉に、残る四人も同意した。
 奈加とエヴリルが、二人にヒールとプロテクションをかける。当初の作戦とは少し違ってしまったが、基本的にやることは同じだ。
「行くよ!」
 ルスティロが笛に口をつける。めえ、と甲高い音色が流れると、モモココたちはビクリと驚いた様子で辺りを見渡し始めた。
「この形状の笛から、どうやってこんな音が……! 材質は普通の木材のようだけど……」
 変わった音色に好奇心を刺激され、輝く瞳で笛を眺めるルスティロを横目に、
「さあ、仲良くなっちゃいましょ♪」
「合図をくれれば、いつでも吹くからね」
 奈加、テオバルト、エヴリルが、その隙を見計らって雌と子供に向けて駆け出した。エニアは隠れたまま、笛を構えて仲間の合図を待つ。
 当然、二頭の雄はすぐにそれに反応する。だが、笛の音によって作られた僅かな時間は、ギュンターとザレムが彼らの前に立ちふさがるのに充分だった。
「俺達は、お前達の毛が欲しいだけなんだ。無論、ただでとは言わない。代わりに子供の怪我を俺達が治す」
 ギュンターは、しゃがみ込んでモモココと目線を合わせる。
「大丈夫だ、俺達は怖くない。怪我を治すための道具も持ってきた。包帯に、塗り薬だ」
 ザレムは持ってきた道具を、分り易く説明した。
 モモココの目には、今度は明らかな困惑が見て取れた。だが、その迷いよりもまだ、子供を思う気持ちが強いらしい。迷いを振り払うようにさらに大きく雄叫びを上げると、再び二頭が地面を蹴った。
 今度の狙いは、子供の下に向かっている三人だ。避ける訳にはいかない。ギュンターとザレムは、自身の体で以ってその突進を受け止めた。

 奈加とエヴリル、テオバルトが子供に回復を施すために走り寄れば、当然、残った二頭の雌は我が子を守るために立ち塞がる。雄よりも多少体は小さいものの、その威圧感はなかなかだ。雄と同じように、めえと甲高い鳴き声を上げる。
 ただし、雌は突進してくるのではない。前足を振り上げ、岩場を駆ける非常に強固な蹄で以って押しつぶそうと迫ってくる。数百キロはある巨体に踏み潰されれば、ただでは済まない。
「エニアちゃん!」
 奈加の呼びかけに応じ、再びめえと笛の音が響いた。攻撃の体勢に入っていた雌はビクリと体を震わせ、背後の子供に何かあったのか、雄がやられてしまったのかと一瞬の混乱を起こしきょろきょろと視線を泳がせる。
「今です!」
「ええ!」
 エヴリルと奈加が、二頭の間を走り抜ける。そして、それに気付く雌の視界を塞ぐように、テオバルトはマテリアルを込めた足で滑りこんでいた。武器は腰に下げたまま、両手を広げて時間を稼ぐ。
「悪いけど、ちょっとだけ待っててくれねえかな」
 回避に専念し、襲い来る鉄槌のような蹄を辛うじて躱していく。素早い動きで撹乱し、しかし決して攻撃はしない。相手の領分を侵したのはこちらなのだ。
 二人の聖導士が上手くやってくれることを願い、テオバルトは更に速度を上げた。

 めえめえと、子供のモモココが鳴いていた。怪我をして動けない子供を、一頭が口を使って引っ張って出来る限り逃げようとする。残りの一頭は、小さな体で果敢にも、強大な敵に向けて突進を繰り返していた。
「そんなに怖がらなくても大丈夫よ」
 震えながら必死の抵抗を見せるモモココに、奈加は柔らかい笑顔を向ける。
「すぐに、治してあげるからね」
 エヴリルは怪我をしたモモココの傍に歩み寄り、その頭をゆっくりと撫でながらヒールを唱えた。柔らかな光が足の傷を覆い、表面の裂傷が塞がっていく。折れた骨が繋がるほどの回復力はないが、それでも、幾分か痛みが薄らいだのだろう。弱っていた様子のモモココは少し元気を取り戻し、感謝をするようにめえと鳴いた。


「よし、これでいい」
 折れた骨が歪まないように添え木をしてやって、ザレムは息をついた。持ってきたポテチを与えてやれば、それを夢中で貪るモモココを治療するのは難しくなかった。
 どうやらモモココは、かなり頭のいい動物であったらしい。子供たちは、ハンター達の意図をすぐに読み取った。警戒していたこと、攻撃したことを謝るように鼻先を擦りつけ、すぐに懐いてくれた。
 そして、それを見た大人のモモココも、しばらくは訝しむ様子を見せたものの、こちらが誠意を持って接すれば警戒を解いてくれた。
「ほら、この時期、毛が無い方がさっぱりするだろ」
 じょきじょきと、手慣れた様子でテオバルトがハサミで毛を刈っていく。モモココは毛を刈られることに、それほど抵抗は無いらしい。毛が欲しいと頼んでみれば、簡単に大人しくなってくれた。大きなハサミを見せてみてもそれは変わらず、言葉は通じなくとも、こちらが彼らの表情を読んだように、こちらの表情を読んでくれたのかもしれない。
「ごめんね。勝手だけど、村の人を助けてあげてね?」
 奈加も丁寧に、毛にハサミを入れる。用意していた袋は、すぐに一杯になった。


 モモココの毛は確かに上質で、自然に晒されているはずの表面でさえも滑らかな手触りを保っていた。表面の汚れもブラシで払うと、すぐに本来の純白を取り戻す。これならば、多少の洗浄で充分に使えそうだ。
「飾り付け、頑張ります……!」
 村にある小屋の一つを借りて、皆の取ってきてくれたモモココの毛を前にマルカは気合を入れた。
 相手は強敵。下手をしなくても見るだけで子供が泣き出しそうな、モモココの頭蓋骨だ。この頭蓋骨を頭にかぶり、無地のシャツとズボンに毛を縫い付ける。村長の考えていた着ぐるみ像は、そんな粗末なものだった。毛の良ささえ分かってもらえれば見た目など関係ないと、高をくくっているのかもしれない。
「これがこの村のお祭りなんだね! ただその頭蓋は……」
 祭りの準備に奔走する村の様子を興味深げに眺めていたルスティロも、流石にこれには難色を示す。
「それを目立たないようにしないとねー。帽子やマスカレードは持ってきたけど」
 エニアはマルカを手伝って、頭蓋に毛を乗せたり帽子をかぶせたりと試行錯誤を繰り返している。
「何か手伝えることはありますか?」
「あ、それじゃあここを……」
 細工の心得のあるマルカの指示の元、ちくちくと毛を縫い付ける静かな時間が流れていく。
 特に恐ろしい目元と鼻の部分に特に注意し毛を付けていけば、全体的にもこもこと丸い頭が出来上がった。体の方も同じように、丸っこいイメージを持たせたデザインへと改造していく。
 頭の改造は、思ったよりも難しくなかった。問題点がはっきりしているからだ。問題は体の方で、どうにもバランスを取るのが難しい。全身で良さをアピールする、というコンセプトを元に、マルカは時間を掛けて調整を繰り返していく。
 そうして出来上がった着ぐるみに、皆から愛されるキャラになりますようにと、最後に帽子とサングラスで飾ってやれば。
「こんな感じで、どうでしょう……?」
「うん、ずいぶん可愛くなったと思うよ」
 マルカがおずおずと尋ねると、エニアはもふもふと綺麗に整えられた毛並みを気持ち良さそうに撫でた。
「……そういえば、この着ぐるみ、誰が着るのでしょう?」
 完成した着ぐるみを前に、エヴリルが静かに呟いた。


 結果から言えば、祭りは想像以上の盛況を見せた。元々この村に住んでいた住民やその子供、孫たちが噂を聞きつけ、とりあえず行ってみるかというノリで集まったのだ。
「お、おい、待て! そんなに引っ張るな!」
 中でも、この世界においてそれなりに珍しい着ぐるみは、子供や女性に大人気だった。なんか変なのがいるー、と珍獣扱いではあったが、子供に叩かれたり蹴られたり、引っ張られたり乗っかられたりと大忙しだ。
 冗談気味に立候補し即当選してしまった中身のザレムも、予想以上の人気にまんざらでもなさそうだ。
 しかしそれを輪の外から見ているマルカは、着ぐるみが破れてしまうんじゃないかと気が気でない様子でおろおろしている。しっかり縫い付けたつもりでも、自信はあまりなかったらしい。
「ふふっ♪ お祭りノっちゃえば、超楽しいよね♪」
「わ、わたしはすっごい恥ずかしいんだけど!」
 着ぐるみの横では、羊毛を縫いつけたビキニで踊る奈加と、ちょっと踊ってみたら人気が出てしまって引込みのつかなくなったエニアに男連中が集まって、何やら異様な熱気を発している。
 村の唯一の広場には、おばあちゃんたちによるお袋の味的な料理が大量に振る舞われており、そこも中々の人気を博していた。ギュンター、テオバルト、エヴリルの三人は、特に出し物に参加することもなく、料理を摘みながら祭りの雰囲気を味わっている。
 ルスティロは、村人を捕まえては質問攻めにして相手をぐったりさせるという独特な祭りの楽しみ方を満喫しており、モモココの笛は護身のために先祖が作ったこと、作り方はもはや失われているということまで突き止めて満足そうだ。

 祭りは当初の目的を全うし、村にたくさんの恩恵を残して終わった。
「お前達のお陰で、村は大賑わいじゃ! 村に帰ってきてくれると言ってくれた者までおる。本当に、感謝しきれんよ」
 そう言って、村長はハンター達に丁寧に頭を下げた。
「まあ、モモココの毛については、定期的な仕入れが難しいということで契約は取れんかったが……それでも、品質の良さは認めてもろうた。今度から、仕入れはハンターに頼もうかの。いや、費用対効果を考えると……」
「ねえ、村長さん。僕、世界には物語が必要だと思うんだ」
 新しい商機の模索を始めそうになった村長に、ルスティロが声をかけた。唯の売り物としてでなく、モモココと村の関係を物語にして伝えていかないか、と。
「ちょっとした逸話があれば、商人の掴みもいいし、どう?」
 そう言って、祭りの様子を御伽噺に書き記したものを、村長に見せた。
「ふむ、物語か。ろまんちっくな恋物語などあれば、おなごの心も掴めそうじゃの……うむ、採用!」
 村長は、軽い調子でそう言って、ルスティロの提案を受け入れた。

 村は変わっていくだろう。ハンター達の活躍は、語り継がれていく。きっと、永遠に。

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MVP一覧

  • 白馬の友
    ギュンター・ベルンシュタインka0339
  • 幻獣王親衛隊
    ザレム・アズールka0878
  • ジルボ伝道師
    マルカ・アニチキンka2542

重体一覧

参加者一覧

  • 英雄を語り継ぐもの
    ルスティロ・イストワール(ka0252
    エルフ|20才|男性|霊闘士
  • 白馬の友
    ギュンター・ベルンシュタイン(ka0339
    人間(紅)|23才|男性|聖導士
  • 【ⅩⅧ】また"あした"へ
    十色・T・ エニア(ka0370
    人間(蒼)|15才|男性|魔術師
  • 幻獣王親衛隊
    ザレム・アズール(ka0878
    人間(紅)|19才|男性|機導師
  • 放浪せし華やぎの巫女
    松岡 奈加(ka0988
    人間(紅)|17才|女性|聖導士
  • 献身的な旦那さま
    テオバルト・グリム(ka1824
    人間(紅)|20才|男性|疾影士
  • 挫けぬ守護者
    エヴリル・コーンウォリス(ka2206
    人間(紅)|17才|女性|聖導士
  • ジルボ伝道師
    マルカ・アニチキン(ka2542
    人間(紅)|20才|女性|魔術師

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/07/13 09:59:53
アイコン 相談板
ギュンター・ベルンシュタイン(ka0339
人間(クリムゾンウェスト)|23才|男性|聖導士(クルセイダー)
最終発言
2014/07/18 21:32:49