【アルカナ】 行く手を遮る暴腕

マスター:桐咲鈴華

シナリオ形態
ショート
難易度
難しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
多め
相談期間
5日
締切
2015/12/24 12:00
完成日
2015/12/31 12:17

みんなの思い出

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オープニング



 山間の村、タロッキ族の集落。ハンター達の活躍で『女帝』の襲撃を退け、人的・物的被害は最小限に抑えられた。破壊された家屋の修復は必要であったものの、滞在中のハンター達の助力も相まって、タロッキ族は今もなおここに居を構えることを許されている。
 族長の家において部族の長ローテス・タロッキと、ハンターズソサエティに派遣されているタロッキ族の代表エフィーリア・タロッキが今後の方針について話し合っていた。
「さて、さっき言っていた話の続きだ。歪虚の支配領域には未だ我々の知りえぬ情報が埋没している可能性が高いと言ったな」
「えぇ…。『アルカナ』の情報はもちろん、かの英霊の事についても未だ私達は多くを知り得ていません。それを知れるならば、新たな打開策を見出すことも難しくないと思います…」
 ローテスは一枚の古めかしい地図を取り出す。タロッキ族の集落を末端に描かれたそれは、かつての辺境を描いた地図であろうか。ローテスはいくつかのポイントを指し示す。
「かつての英霊が居たと言われる村の痕はそこかしこにある。彼もまた人間であったとされ、戦いの度に滞在しては移り住んで居たらしい。何かが遺されているとすれば、そこが濃厚であろう」
「成る程、ならば先ず目指すべきはそこ……ということになるでしょうか」
 エフィーリアは記されたポイントのうち、一つ目に視線を送る。集落からその場所へのルートを頭に入れているようだ。
「うむ……何かある、というのは希望的観測かもしれぬ。だが手がかりの可能性がある以上、手を拱いている訳にもいくまい。先の戦いにおいて、我らの戦士達がまるで歯が立たぬ程の強さを手に入れているアルカナ。奴らがこれ以上復活する事の無いよう、何としてでも打開策は見つけねばならぬ」
 ローテスの言葉に、エフィーリアは頷く。
「解っています、族長。行って参ります……。ハンター様方の力を借りれば、きっと成し遂げられると信じていますから」
 その返事を聞き、ローテスは目を細める。
「いつしか頼もしい返事をするようになったな、エフィーリア。……頼んだぞ」





 エフィーリアの暗記したルート上、山間のとある平地。突如として地面が隆起し、せり出した赤銅色の肌。腕が地表を突き破り、這い出て来たのは巨人。巨大な体躯を地面から抜き出し、大きく伸びをする。
「あ~~~……よう寝たのぅ。さて、またひと暴れするか?」
 首を鳴らし、拳を握り、地面を踏みしめる。その動作だけで空気が振動する。そうして彼はいつものシャドウボクシングで体を鳴らす。
「『愚者』の話やと、そろそろ来るって事やからのぉ……クク、ええな、また戦れるんか……!」
 振るわす拳が空気を破裂させ、薙ぎ払う足の動きが木々を傾ける。圧倒的な質量を持つ巨人の肉体にも関わらず、その俊敏な動きは人間のそれ以上であった。
「楽しみやのぉ、ハンター共! またお前らと戦えるのを待っとるで!」
 その顔は未だ相見えぬ強敵との戦いを想い、不敵に笑んでいた。

リプレイ本文

●暴腕、再び相見える

 タロッキ族の英雄の情報があるとされる場所は歪虚の支配領域の中だ。探索をするには非常にリスクが伴う。故にハンター達は安全なルートを確保する為に先行していた。その最中、眼前に在る巨大な赤銅色の山に一行は足を止められる。いや、山ではない。鎮座するそれはゆっくりと動き、立ち上がりハンター達の前に立ち塞がった。
「おう、来たかハンター共! 待ちくたびれたでぇ!」
 それは巨人。赤銅色の肌を持つ筋骨隆々な体躯を持つ巨人だ。人間の数倍はあろうかと思しき巨体が一行の前に立ち塞がった。
「その威容、アルカナの『力(Strength)』か」
 一歩前に出たバリトン(ka5112)が『力』に声をかける。
「……爺さん? 待てや、人間の男って全滅したんとちゃうんか!?」 
 バリトンの姿を見て驚愕する『力』。バリトンにとっては何の事だという感想だが、傍らに居たリリア・ノヴィドール(ka3056)が悪戯っぽく舌を出す。
「あら、どうしたの『力』さん。バリトンさんてばどう見たって女の人じゃない」
「お前はあの時の賢しいガキ! いや待てや! どう見たら女に見えんねんヒゲ蓄えたごっついオッサンにしか見えんわ!」
「えぇ、ちょっとガタイがいいからってひどいわねぇ」
「……まぁ、お前がそう思うのも仕方ないがな」
 続いて声を発したのはイーター=XI(ka4402)だ。彼もすらりとした体躯で、顔を隠してはいるが少なくとも女性には思えない体つきをしている。
「実はな、この世界の人間の男はな……女性から男と認識されない呪いがかかっているようでな」
「呪い!? 世界規模で何でそんな無駄な呪いかけたんや!」

「まぁ、冗談だが」
「嘘かい!!!」

 思いっきり真に受けたのが偲びなかったかのようにすぐさま言葉を翻すイーター。またも愕然とする『力』の様子を見てリリアはくすくすと笑っていた。
「そもそも私あの日『嘘をついてもいい日』って言ったわよ?」
「……わしも70年以上生きてきたが、女扱いされる日が来ようとは思わなんだぞ」
 悪戯心をかきたてるリリアを見て、バリトンはやれやれと嘆息する。
「いやいや、言われた事を簡単に信じすぎじゃないですか? 純粋か! もう少し駆け引きとか……」
「正直な御仁は嫌いじゃありませんけどね! これもある意味武人らしいかと!」
 見事なまでの騙されっぷりに流石に突っ込まざるを得なくなったか、アメリア・フォーサイス(ka4111)が呆れたような微笑ましいような微妙な感想を述べ、ナナセ・ウルヴァナ(ka5497)が正直で真っ直ぐと見て取れる『力』の純粋さに頷いていた。
 そんな中で踏み出した一人のハンターを見ると、『力』の目つきが変わった。
「……おぅ、お前もおったか。久しぶりやのう、アイビス」
「久しぶりね、また貴方と戦える時が来るとは思わなかったわ」
 アイビス・グラス(ka2477)は以前も『力』と戦った事のあるハンターだ。互いに力を認め合った好敵手として、アイビスは再びこうして戦える事に心を踊らせていた。
「今回も真っ向から挑ませて貰うわよ!」
「面白いわ、今回は負けんで!」
 片や小柄でしなやかな体躯の戦士、片や圧倒的な巨体を持つ戦士。互いの闘志が火花を散らしているようにすら思える対峙だった。
「丁度良い、わしもお主に聞きたいことがある」
「あん? なんじゃ爺さん」
「何、アルカナの事についていくつかな。答えてくれるならば此方も誠意で応えよう」
 貫禄を感じさせるバリトンの重みのある声色に、『力』は暫し耳を傾ける為に押し黙った。
「アルカナは何故倒しても蘇る? そしてその度に新しい能力が付与されるのは何故じゃ」
「蘇るっつか、封印から抜け出したんは断片であって本体やないからな。それに、生き物は進化するもんやろ? ワイもそんくらいの認識やのう」
「ふむ、ならお主の能力はなんじゃ。隠して戦うのもフェアではあるまい」
「ワイか? ワイは、手の届かん所からの攻撃は嫌いじゃけ、それに対する備えやって言っとこか」
「成程のう。ならば最後じゃ。そもそもアルカナとは何じゃ? お主らの本拠地は何処にある」
「……何やろなぁ、ワイらもそういうもんとしか思っとらんし、答えようがないわ。本拠地とか言われても全員バラバラに封印されとって、誰がどこで何しとるかとかもよう知らんしな。あー、でも『愚者』ならなんか知っとんのとちゃう?」
 頭を掻きながら応える『力』。とはいえ律儀にも全ての質問に応えてはくれた。バリトンは「感謝する」と短く返し、グレートソードを携えた。
「ならば此方が誠意で応える番じゃな、アイビス同様、わしも正々堂々、お主と戦おう」
 その構えと気迫、そして闘志を感じ取ったか、『力』はニヤリと表情を崩す。
「ええやん、長い質問に付き合うた甲斐もあるな」
 ガチン! と拳同士を突き合わせて、ファイティングポーズをとる『力』。
「んじゃぁ戦るか、ハンター共!」
 『力』が全身に力を入れた突端、空気が張り詰める。鍛え上げられた筋肉が隆起し、威圧感が更なるものと化したからだ。
「遠距離はお嫌いみたいですけど、その巨体ならお互い様ですよね! 私は私なりに、正々堂々挑ませて貰いましょう!」
 弓を携えながらナナセが駆け出し、大きく横へと回り込むように移動する。その影に隠れるようにアメリアも同じように近くの茂みに体を隠しながら移動を開始した。二人の姿を追おうとする『力』の正面から、バリトンは踏み込みつつ大上段に構えた巨剣を一気呵成に振り下ろす。
「ふん!」
 すかさず『力』はステップを踏み距離を取る。ただの一歩だがその一歩はバリトンの振るう巨大な剣を躱し切るには十分で、この巨体による機敏な動きはそれだけで反則じみているという事が実感させる。
「お返しや!」
 引いた足を踏みしめて体を押し出すように捻り上げ、強烈なフックを繰り出す。バリトンは防御を捨てた構えをとっていた為に円の動きを意識する事は難しかったが、それでもその剛力を持って強引に剣を動かして何とか威力を受け流すことに成功する。
(いなして、コレか……! やれやれ、せめて30か40若ければもっと楽しめたじゃろうに)
 それでも受け流しきれない衝撃に全身が軋む程の威力を受ける。入れ替わるように飛び出してきたのはアイビス、そしてリリアだ。アイビスがパンチを放って伸ばされた腕を駆け上がり、リリアは傍らの木を使って回り込むように『力』に襲いかかる。
「たぁっ!」
「させるか!」
 駆け上がろうとした腕を即座に引き、軸足を踏み締め肩をアイビスに叩きつける。アイビスは手に携えた衝撃拳の発する衝撃を『力』の肩に叩き付けて相殺すると同時に足を蹴り入れて跳躍し、空中で大きく距離を取る。
「上から来るわ! 気をつけなさい!」
「なんやと!?」
 咄嗟に言われた通り上を向いた『力』。その側面から立体攻撃によって跳躍したリリアが飛び出し、チャクラムを投擲して攻撃を行ったばかりの『力』の腕の関節部分を切り裂いた。
「あ痛ぁっ! またお前かクソガキ!」
「残念だったわね、今日も嘘をついていい日なのよ、『力』さん運が悪いのね」
「嘘やろ!?」
「えぇ嘘よ」
「お前ぇぇぇ!」
 からかうようなリリアの弁舌に痺れを切らしたように蹴りを叩きこもうとする『力』。軸足を踏み締め、上段蹴りの要領で放たれる足の側面を強引に蹴り、即座に離脱する。
「一手目、行きますよ!」
 やや離れた所からの声『力』がに振り向くと、金属を打ち合わせたような異質な音と共に銀色の矢が飛来。無理な態勢から攻撃を放っていた『力』の胴体に突き刺さる。
「っ! 矢か!」
「んんー、噂通りの硬さですね! 直撃したのに全然刺さってないです!」
 ナナセは砲撃体制をとって強力な矢を放ったものの、大きなダメージを与えられていない事に悔しげな表情を覗かせる。戦闘開始時の掛け合いからも察するように、どうやら『力』と離れれば離れるほど、攻撃の種別を問わず威力が減衰されるようだ。
「アメリアさん、やっぱ遠すぎるとダメみたいです、注意してくださーい!」
 ナナセが声を彼方へ投げかけると、今度は逆側から『力』の胴体へ鋭く強烈な一射が放たれる。
「ぐっ!? 今度は鉄砲か!」
 アメリアは近くの木や茂みを利用し、絶えず移動を繰り返しながら潜伏、狙撃を繰り返していく。文字通りのシャープシューターとして、鋭く着実に決定打を加えていく。
「了解ですよ。とはいえ私の使う銃は矢より射程も短めだから、そこまで気に掛ける程じゃないかもですけど、ね」
 左右から放たれる矢、銃弾に気付いた『力』はその腕を振るって遠距離攻撃を迎撃していく。射撃攻撃をその拳をもって振るい、フットワークを使って回避する。巨体である事を感じさせない機敏な身のこなしだ。
「ちぃ、鬱陶しいぞチクチクと!」
 言うや否や『力』は地に手をつき、ブレイクダンスの要領で体全体を回転、回し蹴りを放つ。その行動を予見していたリリアはすぐさま地上へと降り、軸として地についている『力』の手へと接近。その手へチャクラムを投げ、指を切り裂いた。
「その攻撃は読めてたわよ!」 
 指は細くも神経が集中している部位だ。筋肉も付けづらい為に装甲は比較的鈍く、チャクラムの攻撃はダメージが小さいながらも『力』のバランスを崩させ、強烈な攻撃を止めるに至る。
「っつ、このっ……!」
「そちらばかり向いていていいのか? 後ろから来るぞ?」
「なんやって!?」
 リリアに対してヘイトを向けていた『力』が突然聞こえてきた声に振り向くが、そこには誰も居ない。次の瞬間脇から飛んできた電撃に感電する。イーターのエレクトリックショックだ。
「あだぁ!? 撹乱か!」
「まぁそんな所だ、次は右からだ、気をつけろ」
「そんな連続で同じ手に引っかかるかい……!」
 『力』は続けて放たれるイーターの撹乱の言葉に、今度は逆側の左側を向く。そこには確かにイーターが居たが……。
「残念ながら、今度は嘘でなくてな?」
 その背後からナナセの放った双頭の蛇のオーラを纏う射撃が飛来、『力』の頭を直撃する。
「おぐぁ!? てめっ、味な真似を……!」
「アメリアも言っていたが、駆け引きもまた戦いの内だ。俺はむしろそっちの方が得意でな」
 イーターは自分の話術を織り交ぜたフェイントによって仲間の攻撃と連携する。連携を取りつつの話術に翻弄される『力』に対して、再びアイビスが地面を蹴って飛びかかる。『力』は再び腕を振るいアイビスを払い落とそうとするが、アイビスは勢いを殺さずに蹴りを叩き込み、衝撃を相殺した。
「はっ、やるやんアイビス」
「お互い様よ、あなたと戦った事は、今でも感謝してるわ」
 蹴りの衝撃を殺しきらず、そのまま離脱して地面に降り立つアイビス。彼女は『力』と向き合い、ファイティングポーズを取る。
「この自分の戦い方が今でも続けられたのも、あの時からなんですから!」
「ええな、ええぞ! やっぱお前と戦うんは気持ちええわ! さぁいくで、ワイの拳も前と同じやないで!」
 砕ける程に大地を踏み締め、体全体を捻り上げて渾身の右ストレートを放つ『力』。最早説明の必要もない圧倒的な暴力だが、正面から対峙するアイビスはそれを知って尚引き下がりはしない。
「これが今、私が出せる全身全霊の一撃よ! 真っ向から……叩き込むッ!」
 同じくして地を蹴り、自身の体で練り上げた力を一点へと解き放つアイビス。両者の拳が正面から直撃し、衝撃が巻き起こる。だがやはり質量の差は歴然だ。アイビスの小さな拳と『力』の巨大な拳。例え込められた力が同等であっても、その暴力的な質量を止め切ることは出来ず、アイビスの体は吹き飛ばされてしまった。
「う、ぐぅっ……!」
「は、っ……! 今回はワイの勝ちやな……!」
 だが『力』の方もアイビスの攻撃をまともに受けたせいか、放った右腕がひしゃげている。その隙を見逃さなかった者が一人いた。
「まだ、私達も居るのですよ!」
 エイミングによって狙いを定めていたアメリアが引き金を絞る。マテリアルによって加速された鋭い銃弾が速度によって破壊力を増し『力』の胸部を穿つ。
「ぐ、あっ! じゃがワイもまだ終わっとらんぞ!」
 健在の脚を踏み締め、左足による蹴りをアメリアへと放つ。射撃の為に腰を据えていたアメリアはその一撃を避ける事は出来ない。
「させんぞ『力』とやら! わしもまだ健在じゃぞ!」
 そこへ巨大な体躯が割り込む。バリトンだ。彼は携えた巨剣を斜めに構え、振り抜かれる巨大な脚を正面から受け止めた。
「ぐ、ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 咆哮をあげ、全霊の力を持って巨体の蹴りを堰き止めるバリトン。ガリガリと踏み締めた地面が脚の形に削れ、体中から骨や筋肉の軋む音がする。だが、バリトンは堪えきり、圧倒的な質量を持つはずのその蹴りを、止め切った。
「……どう、じゃ……『力』よ……! 耐え切ってみせたぞ……?」
「……は、っ……大した、爺さんやな……」
 全身の骨が悲鳴をあげている。バリトンはダメージを受けすぎた為に崩れ落ち、『力』も蹴りの威力を完全に殺されて動きを止める。そこへ機を伺っていたイーターとナナセが、魔導槍と弓を『力』へと構える。
「力と力のぶつかり合い、見事だった」
「この距離なら文句ないですよねっ!」
 機導砲、そして双頭の蛇が『力』の深く穿たれた胸部の傷を強襲し、決定的なダメージをその身に受けた『力』の巨体は倒れ、ズゥゥゥン……と大きな地響きを起こした。
「……は、今回も最後は負けか、じゃが、まぁ楽しい勝負やったし、ええか……」
 『力』は倒れつつ、顔を横へ向ける。戦いが収束したのを察したハンター達が集まってきた。特にダメージの大きいバリトンとアイビスへ、アメリアが介抱をしている。
「あぁお前クソガキ。今回もよう嘘つきまくってくれたなぁ」
「ごめんなさい。だけど、『力』さんみたいな真っ直ぐな歪虚に出会えたのは、貴重な事だと思ってるのよ?」
 忌々しそうな言葉を投げかける『力』にリリアが応える。騙し、撹乱し続けたリリアだったが、不思議と『力』は納得している様子だった。
「……力は色々あんねん。腕力や武力もそやけど、知恵や話術もまた力や。ワイの選り好みが力比べってだけでな」
 リリアと、そして集ったハンター達に言い聞かせるように語る『力』の声色は穏やかなものだった。此度の戦いも、彼は満足したのだろうか。
「やから、まぁ。……此度も心躍る闘争やったでハンター共。楽しかったわ……」
 そう言って『力』は、光の粒となって消えていったのだった。


 こうして調査ルートを遮っていたアルカナの一体である『力』は撃破された。
 後続のエフィーリア達一行は、英霊の情報の眠るとされる……かつての村の廃墟へと、歩を進めていくのだった。

依頼結果

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  • 《力》を潜ませる影纏い
    イーター=XIka4402
  • (強い)爺
    バリトンka5112

重体一覧

  • (強い)爺
    バリトンka5112

参加者一覧

  • 戦いを選ぶ閃緑
    アイビス・グラス(ka2477
    人間(蒼)|17才|女性|疾影士
  • それでも尚、世界を紡ぐ者
    リリア・ノヴィドール(ka3056
    エルフ|18才|女性|疾影士
  • Ms.“Deadend”
    アメリア・フォーサイス(ka4111
    人間(蒼)|22才|女性|猟撃士
  • 《力》を潜ませる影纏い
    イーター=XI(ka4402
    人間(紅)|44才|男性|機導師
  • (強い)爺
    バリトン(ka5112
    人間(紅)|81才|男性|舞刀士
  • Sagittarius
    ナナセ・ウルヴァナ(ka5497
    人間(紅)|22才|女性|猟撃士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/12/20 16:28:05
アイコン 相談卓
バリトン(ka5112
人間(クリムゾンウェスト)|81才|男性|舞刀士(ソードダンサー)
最終発言
2015/12/24 09:46:08