ゲスト
(ka0000)
アリシア軍勢VSブルゲド族
マスター:後醍醐

- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,300
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/01/06 12:00
- 完成日
- 2016/01/09 15:51
このシナリオは5日間納期が延長されています。
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
● 砦戦後――アリシア
『仲間』を失い、重症を負ったアリシア。
命からがら拠点へと戻ってくる。
「ああ……『失くして』しまった……」
手に入れたと思った『仲間』を失った悲しみと相手への憎悪が募る。
「うっ……」
(……意識が……)
自室で倒れこむアリシア。
「ん……」
気がつくアリシア――そして違和感に気がつくアリシア。
(思ったより消費が激しい……もうすぐ尽きそうだ)
自身の寿命が後、僅かでしかない事を悟るアリシア。
「僅かしない……何としてでも、手に入れないと」
焦るアリシア、僅かな寿命故にどうにかしてでも手に入れようとする。
暴食の歪虚としての本能もそれに磨きをかける。
「奪ったあいつらも憎いが……それよりも手に入れることが先だ」
確たる目標を持って行動をうつすアリシア。
最終決戦に向けて動き出す。
●現在――アリシア
部隊を率いてブルゲド族の居留地を目指すアリシア。
度重なるハンターとの戦闘で動員である程度数は動員できたものの亜人の質は低い。
行軍の様子からも見て質の低下を見て取れることが出来る。
それに装備類も略奪で手に入れた武器の割合が少なくなっている。
「手に入れてやる……どうにかしても……」
アリシアの額に浮かぶ汗――調子が悪そうなのが見て取れる。
眼前に見えるのはブルゲド族の砦らしきもの――その前に展開しているのはブルゲド族の戦士たちのようだ。
「こちらも、部隊を展開させるぞ――」
指示を出して部隊を展開させるアリシア――だが。
「うっ……」
苦しそうに倒れこむアリシア――直衛の部隊はアリシアの部隊に追従したままだ。
指揮官無くして展開した亜人の部隊――ただひとつの命令の目標は前の敵を倒すことだ。
●ブルゲド族――砦戦後
居留地に戻ってきたレジーナ達。
「アリィ……」
「レジーナさん……」
アリシアの様子を実際見たレジーナは覚悟していたとしてもショックだったようだ。
「確かに、あの姿あの動きはアリシアだったわ……」
戦場で見た様子を語るレジーナ。
「信じたくはなかった……仲間のことを思いやり、毅然としていたあの子があんな風になるなんて……」
レジーナは人だった頃のアリシアの事を語り出す。
「私達は表には出れない部隊、故に目立ったことも出来かなかった……その中でアリシアは給与の一部を孤児院へ寄付したり目立たないように炊き出しとかも手伝っていた」
アリシアは身寄りの無い孤児を支援していた様だ。
「いつだったか、アリシアは言ってた『除隊する頃には孤児院をしたい』って。『失った』子供達をアリシアは助けたかったんだと思う」
アリシアのかつての夢を語るレジーナ。
おかしくなってしまったのは部隊が解散してからだ。
それさえなければ――アリシアは今のままだったのかもしれない。
「でも……人に害をなす存在なった以上……討たなきゃいけない」
「……」
かつてのアリシアの姿、そして夢――。
「私が、とは言わない……お願い、これ以上の被害が出る前にあの子を、アリシアを倒して」
「わ、私は――倒せるように頑張ります」
かつてのトラウマ相手のアリシア――実際はトラウマに蓋しただけだ――倒さなければトラウマを拭い去ることは出来ない。
震えながらもレジーナの言葉に答えたリーナだった。
●ブルゲド族――現在から少し前
アリシアの砦を破壊したことで少し穏やかな雰囲気なったブルゲド族の居留地。
「何事だ」
ゲルに急いで入ってくる男に声を掛けるカーン。
「捜索網にアリシアの亜人の部隊と思しきものが近づいてくるのを見つけました」
アリシア動く――以前のように部隊を率いてやってきている様だ。
「前のようにはさせぬ。すぐに出陣だ……それとハンターに依頼を」
こうして出陣するブルゲド族の戦士たち――リーナとチュー族も従軍している。
ハンター達にも参戦してもらうように依頼を出す。
こうして、攻めてくるアリシア達に対して迎撃としてでるブルゲド族であった。
●ブルゲド族――現在
相対する両軍。
「何かおかしくないですか?」
「どうしたんです?」
不審がるレジーナ・アリウスとそれを問うリーナ・ブルゲド。
「統制が取れてないような気がする……前に見た時のような統制感がない……」
「指揮官――アリシアが不在なんでしょうか?」
「そうね……それに間に見た時よりも装備が貧弱にも見える」
レジーナは敵軍の様子を見たまま答える。
「何かがあったのかしら――」
こうして両軍の戦闘が始まる。
『仲間』を失い、重症を負ったアリシア。
命からがら拠点へと戻ってくる。
「ああ……『失くして』しまった……」
手に入れたと思った『仲間』を失った悲しみと相手への憎悪が募る。
「うっ……」
(……意識が……)
自室で倒れこむアリシア。
「ん……」
気がつくアリシア――そして違和感に気がつくアリシア。
(思ったより消費が激しい……もうすぐ尽きそうだ)
自身の寿命が後、僅かでしかない事を悟るアリシア。
「僅かしない……何としてでも、手に入れないと」
焦るアリシア、僅かな寿命故にどうにかしてでも手に入れようとする。
暴食の歪虚としての本能もそれに磨きをかける。
「奪ったあいつらも憎いが……それよりも手に入れることが先だ」
確たる目標を持って行動をうつすアリシア。
最終決戦に向けて動き出す。
●現在――アリシア
部隊を率いてブルゲド族の居留地を目指すアリシア。
度重なるハンターとの戦闘で動員である程度数は動員できたものの亜人の質は低い。
行軍の様子からも見て質の低下を見て取れることが出来る。
それに装備類も略奪で手に入れた武器の割合が少なくなっている。
「手に入れてやる……どうにかしても……」
アリシアの額に浮かぶ汗――調子が悪そうなのが見て取れる。
眼前に見えるのはブルゲド族の砦らしきもの――その前に展開しているのはブルゲド族の戦士たちのようだ。
「こちらも、部隊を展開させるぞ――」
指示を出して部隊を展開させるアリシア――だが。
「うっ……」
苦しそうに倒れこむアリシア――直衛の部隊はアリシアの部隊に追従したままだ。
指揮官無くして展開した亜人の部隊――ただひとつの命令の目標は前の敵を倒すことだ。
●ブルゲド族――砦戦後
居留地に戻ってきたレジーナ達。
「アリィ……」
「レジーナさん……」
アリシアの様子を実際見たレジーナは覚悟していたとしてもショックだったようだ。
「確かに、あの姿あの動きはアリシアだったわ……」
戦場で見た様子を語るレジーナ。
「信じたくはなかった……仲間のことを思いやり、毅然としていたあの子があんな風になるなんて……」
レジーナは人だった頃のアリシアの事を語り出す。
「私達は表には出れない部隊、故に目立ったことも出来かなかった……その中でアリシアは給与の一部を孤児院へ寄付したり目立たないように炊き出しとかも手伝っていた」
アリシアは身寄りの無い孤児を支援していた様だ。
「いつだったか、アリシアは言ってた『除隊する頃には孤児院をしたい』って。『失った』子供達をアリシアは助けたかったんだと思う」
アリシアのかつての夢を語るレジーナ。
おかしくなってしまったのは部隊が解散してからだ。
それさえなければ――アリシアは今のままだったのかもしれない。
「でも……人に害をなす存在なった以上……討たなきゃいけない」
「……」
かつてのアリシアの姿、そして夢――。
「私が、とは言わない……お願い、これ以上の被害が出る前にあの子を、アリシアを倒して」
「わ、私は――倒せるように頑張ります」
かつてのトラウマ相手のアリシア――実際はトラウマに蓋しただけだ――倒さなければトラウマを拭い去ることは出来ない。
震えながらもレジーナの言葉に答えたリーナだった。
●ブルゲド族――現在から少し前
アリシアの砦を破壊したことで少し穏やかな雰囲気なったブルゲド族の居留地。
「何事だ」
ゲルに急いで入ってくる男に声を掛けるカーン。
「捜索網にアリシアの亜人の部隊と思しきものが近づいてくるのを見つけました」
アリシア動く――以前のように部隊を率いてやってきている様だ。
「前のようにはさせぬ。すぐに出陣だ……それとハンターに依頼を」
こうして出陣するブルゲド族の戦士たち――リーナとチュー族も従軍している。
ハンター達にも参戦してもらうように依頼を出す。
こうして、攻めてくるアリシア達に対して迎撃としてでるブルゲド族であった。
●ブルゲド族――現在
相対する両軍。
「何かおかしくないですか?」
「どうしたんです?」
不審がるレジーナ・アリウスとそれを問うリーナ・ブルゲド。
「統制が取れてないような気がする……前に見た時のような統制感がない……」
「指揮官――アリシアが不在なんでしょうか?」
「そうね……それに間に見た時よりも装備が貧弱にも見える」
レジーナは敵軍の様子を見たまま答える。
「何かがあったのかしら――」
こうして両軍の戦闘が始まる。
リプレイ本文
● 指揮官不在?
アリシアの軍勢と対峙するハンターたち。
だが、アリシアを相手してきたハンター達は敵の様子に違和感を感じていた。
「アリシアが居ない……と言うのはおかしいわね」
(彼女の事だから軍勢を率いて来るなら自身も前線に出てくる筈。もしかして彼女に何かあったのかしら……)
アリシアが前線出てきてないことを不審がるフィルメリア・クリスティア(ka3380)。
「アリシアがいない……?」
(彼女の事だから、どこかで待ち構えている…というには、あまりにも統率が取れてない)
訝しげるのはフィルメリア以外にもマーゴット(ka5022)もだ。
「だとしたら、考えられる可能性は彼女に何かがあったという事……。やはり、あの砦での出来事が……」
(でも、断定するにはまだ早すぎる……。会って、確かめないと……その為にもまずは……)
まずは目の前をどうにかしないと感じたマーゴット。
「統率が取れてない……? アリシア様いないですの……?」
(ともあれ、撃ち漏らしは近隣への要らぬ被害拡大。それは阻止ですわ)
チョココ(ka2449)は先の二人より遭遇回数は少ないが、t敵の歴然とした統率の取れてなさにアリシアの不在を感じた。
「罠があるのかもしれないけど……引っかかってみようじゃないか」
アリシアがこの場にいない事が何か策でないかと思っているミリア・コーネリウス(ka1287)。
一方、リーナ・ブルゲド(kz0039)とレジーナ・アリウスに話しかけるハンターもいた。
「荷物を一緒に背負わせて下さい、皆もそう思ってます。リーナさん……行ってきます」
「ええ……そうね。ありがとう」
「守原さん……ご無事で」
守原 有希弥(ka0562)はレジーナに話しかけ、恋人であるリーナに暫しの別れを告げる守原。
「レジーナさんも辛いだろうね。かつての友達と戦うなんてさ」
周りのハンターに話すエリス・ブーリャ(ka3419)。
「孤児院の夢……ね、せめてウチらで叶えられたらいいねそれで人のアリシアが生きてた証になれば安いもんだよ」
レジーナから聞いたアリシアの夢――それを叶えたいと思っているエリス。
様々な思いが交差する――動き始める。
● 正面攻勢
正面へと向かうハンター達。
「さて今回は、出し惜しみは無しだ、皆には本命の為にもゆっくりしてもらいたいんでな」
(さて、威力偵察か敵自体に何か仕込んでの特攻か、どちらにしろ味方を消耗させないことが重要だが、前者ならアリシアへの奇襲に協力してくれたメンバーの為にも、味方の体力を温存させておきたい)
魔導バイクに乗車して正面の敵へと突撃を開始するリカルド=イージス=バルデラマ(ka0356)。
前回の砦の時と違って敵の練度が低いせいか飛んでくる矢の数がまばらでめちゃくちゃだ。
ダメージを受けることなく正面へと向かっていく。
「真正面から行かせてもらうよ」
まばらに飛んでくる矢の中を馬に騎乗したミリアは真正面から敵へと突撃を開始する。
敵の攻撃の当たることなく正面へと向かっていく。
「邪魔は排除するだけ」
フィルメリアは魔導二輪に乗車して正面へ吶喊する。
まばらで当たらない矢の中を正面の敵へ向かって進んで行く。
「会うためにも……」
魔導バイクに騎乗したマーゴット正面の敵へと向かっていく。
特にダメージを受けることなく正面へと進んでいく。
「陣形を崩させてもらう」
『チャージング』でゴブリンファイターの陣へ突撃するリカルド。
狙い通り敵陣の陣形を崩していく。
「近づけさせない」
『魔導拳銃「ペンタグラム」』で近くにいる敵に対して牽制の銃撃を行う。
「ここからが本番だ」
バイクから降りたリカルドは左手に『試作振動刀「オートMURAMASA」』、右手に試作雷撃刀「ダークMASAMUNE」ち、ジークンドーの構えを取る。
『踏込』を用いて刀による一撃を顔面に叩きこむ。
内側に円を書くように、相手の右肩を押さえ敵の初動を止めてから逆手に構えた刀で相手の右足を切裂く。
前蹴りで相手と距離を取り、持ち替えた拳銃で頭部に二発撃ち込む。
「……何も仕掛けはないようだな」
リカルドは戦い続ける。
刀による県政の一撃から、敵のサイドに回り込んで、敵の腕や膝裏を狙って斬りつける。
結果――片腕や片足が欠損した敵が出来上がる。
「これで士気も削がれるはずだ」
致命傷を避けてもがき苦しむ敵――狙い通り敵の士気が見える形で下がることがわかる。
「さぁお前らの主人はどこだ、答えられなくなる前に答えな」
南側のオークアーチャーへ突っ込んでいくミリア。
『ギガースアックス』を構え、『突撃魂』から『薙ぎ払い』を放つ。
威力を増した薙ぎ払う攻撃で飛ばされる敵。
飛ばされたその殆どの敵が内臓をぶちまけて胴体を両断されている。
この事態に動揺した敵は蜘蛛の子を散らすように方方へと逃げ出す。
以前だと見られない光景だ――それ程に敵の練度が低い。
「っち。面倒だな」
流石に纏めて薙ぎ払うのを戦法としているミリアにとって個々に倒すのは手間がかかるようだ。
(……それに、どこにアリシアがいるかもわからない)
逃げ方向にアリシアがいると思っていたミリアはバラバラに逃げられたせいで検討がつかない。
「一つづつ倒すか」
逃げ戸惑う敵を背から大斧で攻撃するミリア。
頭部めがけて振り落とされる斧は敵の頭部を砕く。
一体一体と敵を攻撃していく。
「アイツはまだ出てこないか……?」
アリシアを警戒しているミリア。
ミリアが攻撃するたびに響き渡る敵の絶叫と頭部を砕く鈍い音。
ミリアはアリシアを警戒しながら戦闘を続ける。
正面のゴブリンファイターへ向かうフィルメリア。
「邪魔」
フィルメリアはそう言うと『デルタレイ』の射程に収めたゴブリンファイターに対して放つ。
三条の光が敵へと向かっていく。
それぞれが敵へと命中する。
1発目は頭部に当たり砕かれて即死。
2発目は胴体へ命中し穴を開けダメージを与えて殺す。
3発目は脚へと当たり吹き飛ばして倒す。
フィルメリアからの攻撃に敵が動揺する。
「散り散りになったら面倒ね」
すかさず『蒼静焔』を放ち、蒼い炎の破壊エネルギーが扇状に広がり敵を包みこむ。
スキルの範囲にいた敵は破壊エネルギーによってダメージを受けて次々と倒されていく。
さすがの事態にアチラコチラへと逃げる敵。
「……こんなの初めてだわ」
(……アリシアがいないせい? おかしい……)
魔導二輪から降りて散り散りに逃げる敵を『降魔刀』で斬りつけるフィルメリア。
『ジェットブーツ』を使い優勢に立てる位置取り行う。
範囲攻撃の『蒼静焔』や『デルタレイ』を使い分けながら敵を攻撃していく。
「……頑張る」
正面のゴブリンファイターへ斬り込むマーゴット。
『先手必勝』を使い敵と味方の状況を判断することでイニシアチブを取るマーゴット。
敵陣の薄い箇所を狙ってバイクで突撃して『妖剣「アンサラー」』で『紅蓮剣』で攻撃する。
斬られた敵は臓物をぶち撒けなが吹き飛んでいく。
「先に、進まないと」
『不留一歩』で留まることなく絶え間なく動き回りながら斬りつけていく。
マーゴットの攻撃に動揺して逃げ戸惑う敵。
「一体も逃さない……」
後ろから逃げる敵の背を斬りつけて倒す。
逃げる敵を追うマーゴット、背から切り伏せて次々と敵を倒していく。
フィルメリアと合流するマーゴット。
「さぁ、アリシアに会う為にも、此処でもう一働きしましょうか。ね、マギー?」
「フィル姉さんっ……勿論です。このまま一気に掃討して彼女の所へ」
共に戦うフィルメリアとマーゴット。
二人共にゴブリンアーチャーの方へと向かう。
「そこをどいて…。邪魔を……するなっ!!」
身を低く落として矢の当たりを少しでも減らしながら近くにいる一体に斬りかかるマーゴット。
袈裟斬りに切り倒され、崩れ落ちる敵。
「この後、彼女と合わなきゃいけないの。邪魔をしないで」
魔導二輪から降りたフィルメリアも刀で敵を切り伏せていく。
バイクから降りて円を意識した動きで立ち回るマーゴット。
「アリシア……何処に居るの?」
闘いながらもアリシアを意識するフィルメリアだった。
● 迂回攻撃
北側から迂回して攻撃を試みるハンター達。
「今回はブルゲド族が出張ってきてるらしい、ならせいぜい頑張ってもらうとするかね」
(ただ数を考えるなら抜けも考えなきゃいけねえ、アリシアの姿が見受けられねえって事はまだ何かあるかも知れねえからな)
春日 啓一(ka1621)はどうすべきか考える。
「後詰と撃ち漏らしの対処を頼めるか?」
「はい、わかりました」
アラウに後詰を依頼する春日――レジーナの保護もだ。
「難敵でなくとも油断大敵ですわ。烏合の衆だって厄介な時がありますもの。啓様、よろしくお願いいたしますわ」
チョココは前回と同じように春日と組んでの行動のようだ。
「みんなー、エルちゃんに続けー!」
(見た感じ罠は無さそうだけど、戦力の小出しなんてあいつらしくない、何かあったのかな?)
味方を鼓舞して勇気づけるエリス。
「敵は、こちらの戦力を消耗させて一気に叩く感じだろうから極力、無駄打ちはしないでね」
ブルゲド族の戦士に指示するエリス。
「ブルゲド族の皆さんは牽制班、攻撃班と別れてもらいます」
そうブルゲド族の戦士たちに指示をだすのは守原だ。
細々とした指示を出していく。
盾を構えながら北回りで迂回しながら進んでいく春日。
その背にはチョココを護っている。
「リーナ様も攻撃班ですの? 護衛圏内ですのね」
「はい、よろしくお願いします」
リーナに話しかけるチョココ――春日達の後方から追従するブルゲド族の部隊。
「啓様の盾を頼りにしますわ」
「ああ任せろ。護ることなら得意だ。『守護者』の称号にかけて守ってみせる」
前回の砦戦のような雨のような矢が降りしきるような状況ではなかった。
前回が大雨だとすると小雨、否、霧雨ぐらいの疎らな矢の攻撃だ。
「攻撃が疎らだが――油断しちゃいけねぇ。こういう時こそ大怪我するんだ」
「油断大敵ですわ」
進む春日とチョココの両名――『幸運』な事もあり無事敵へ接近することができた。
「攻撃開始だな」
「開始ですのー」
『カービン「プフェールトKT9」』でゴブリンファイターへ銃撃する春日――正面攻勢組に気をつけながら。
『ライトニングボルト』を放つチョココ。
銃弾が、雷が正面のゴブリンファイターを襲う。
正面組の攻撃でパニックなところに春日たちの攻撃。
より一層、混乱する敵。
「本命はこっちだな」
「どーん、ですのー」
ゴブリンアーチャーに対して攻撃を開始する。
『ファイアーボール』を放つチョココ、銃撃する春日。
敵へと着弾し大爆発するファイアーボール――敵を灼き尽くし吹き飛ばす。
降って湧いた攻撃にパニックになる敵。
だが、時すでに遅し――次弾のファイアーボールが着弾。
爆発に巻き込まれる敵――原型を留めていた者は幸いだろう、殆どが粉々だ。
「相変わらずエグいな……」
高位の魔術師による高威力のファイアーボールの威力を見た春日言葉を漏らす。
(アレは……盾で防ぐことができるのか……?)
思わず、そう考えてしまっていた春日だった。
程なくしてゴブリンアーチャーが殲滅される。
「一旦、撤収だ」
「了解いたしましたわ」
後詰のチュー族の所まで後退する春日たち。
リーナ達ブルゲド族はエリスの指揮下で戦っている。
チュー族の所まで戻った春日は状況を確認しつつ、レジーナとチュー族に声をかける。
「チュー族の中に怪我人はいねーか? アリシアの姿がねえ事が気になる」
あたりを見回してけが人がいないか確認する春日。
「手負いの奴はアリシアの性格なら良い的だから無理に残らずさがっておけ、名誉なんかなくても生きていく事が出来る」
そう告げて、けが人がいないことにほっとする春日。
「死んだら名誉なんて関係ねえ、俺は死なす為に戦ってんじゃねえ、守るために戦ってんだからな」
戦うための目的――それを伝える春日。
「今です!」
タイミングを見計らって牽制の攻撃指示を出す守原。
南のゴブリンアーチャーとゴブリンファイターに降り注ぐ矢。
確実に牽制というその目的を果たしている。
「弓は皆さんが上、忌憚なき意見を!」
アドバイスを受けながら効果的な牽制攻撃をしていく。
「――そちらはどうですか?」
トランシーバーで連絡を取り合って状況の確認と把握。
春日達や正面班と違って前線には出ないが後方支援は重要な役割だ。
実際の所――ハンター達の攻勢が上手く行ってたのは牽制班が牽制していたおかげであった。
「みんな! 頑張ろうね!」
味方を鼓舞しながらバイクに乗って移動するエリス。
北側のゴブリンアーチャーを攻撃するが――。
「呆気無く終わっちゃったね」
先行していた春日達の攻撃で壊滅していたため残党を相当するだけだった。
「エリスさん、指揮お願いします」
「わかったよ、エルちゃん頑張るよ」
春日達と別れた攻撃班のリーナ達を指揮下に収めるエリス。
戦況は――正面のゴブリンファイターは正面班により壊滅。
北側ゴブリンアーチャーも春日とエリス達によって掃討。
「残党狩りも重要」
今回、方方に逃げる敵が多かった為、それなりに残党がいた。
それをブルゲド族と協力しながら狩っていくエリス。
『カービン「ルブルムレクスRK3」』に持ち替えて銃撃しつ。
『機杖「ピュアホワイト」』を持って『デルタレイ』や『ファイアスロワー』で攻撃する。
散らばった残党を掃討していき――。
程なくして南側のゴブリンアーチャーがミリア、フィルメリア、マーゴットによって掃討された連絡が入った。
「これで最後だね」
最後の敵を倒したエリス。
● 戦いは続く
こうして、全ての敵を倒したハンター達。
マテリアルの力もあり無事戦闘を終えることができた。
だが、戦いは続く――何故なら『彼女』とその直衛の部隊がいないからだ。
アリシアとハンター達の戦いは最終局面へ。
アリシア軍勢VSブルゲド族 Fin
To Be Continued……
アリシアの軍勢と対峙するハンターたち。
だが、アリシアを相手してきたハンター達は敵の様子に違和感を感じていた。
「アリシアが居ない……と言うのはおかしいわね」
(彼女の事だから軍勢を率いて来るなら自身も前線に出てくる筈。もしかして彼女に何かあったのかしら……)
アリシアが前線出てきてないことを不審がるフィルメリア・クリスティア(ka3380)。
「アリシアがいない……?」
(彼女の事だから、どこかで待ち構えている…というには、あまりにも統率が取れてない)
訝しげるのはフィルメリア以外にもマーゴット(ka5022)もだ。
「だとしたら、考えられる可能性は彼女に何かがあったという事……。やはり、あの砦での出来事が……」
(でも、断定するにはまだ早すぎる……。会って、確かめないと……その為にもまずは……)
まずは目の前をどうにかしないと感じたマーゴット。
「統率が取れてない……? アリシア様いないですの……?」
(ともあれ、撃ち漏らしは近隣への要らぬ被害拡大。それは阻止ですわ)
チョココ(ka2449)は先の二人より遭遇回数は少ないが、t敵の歴然とした統率の取れてなさにアリシアの不在を感じた。
「罠があるのかもしれないけど……引っかかってみようじゃないか」
アリシアがこの場にいない事が何か策でないかと思っているミリア・コーネリウス(ka1287)。
一方、リーナ・ブルゲド(kz0039)とレジーナ・アリウスに話しかけるハンターもいた。
「荷物を一緒に背負わせて下さい、皆もそう思ってます。リーナさん……行ってきます」
「ええ……そうね。ありがとう」
「守原さん……ご無事で」
守原 有希弥(ka0562)はレジーナに話しかけ、恋人であるリーナに暫しの別れを告げる守原。
「レジーナさんも辛いだろうね。かつての友達と戦うなんてさ」
周りのハンターに話すエリス・ブーリャ(ka3419)。
「孤児院の夢……ね、せめてウチらで叶えられたらいいねそれで人のアリシアが生きてた証になれば安いもんだよ」
レジーナから聞いたアリシアの夢――それを叶えたいと思っているエリス。
様々な思いが交差する――動き始める。
● 正面攻勢
正面へと向かうハンター達。
「さて今回は、出し惜しみは無しだ、皆には本命の為にもゆっくりしてもらいたいんでな」
(さて、威力偵察か敵自体に何か仕込んでの特攻か、どちらにしろ味方を消耗させないことが重要だが、前者ならアリシアへの奇襲に協力してくれたメンバーの為にも、味方の体力を温存させておきたい)
魔導バイクに乗車して正面の敵へと突撃を開始するリカルド=イージス=バルデラマ(ka0356)。
前回の砦の時と違って敵の練度が低いせいか飛んでくる矢の数がまばらでめちゃくちゃだ。
ダメージを受けることなく正面へと向かっていく。
「真正面から行かせてもらうよ」
まばらに飛んでくる矢の中を馬に騎乗したミリアは真正面から敵へと突撃を開始する。
敵の攻撃の当たることなく正面へと向かっていく。
「邪魔は排除するだけ」
フィルメリアは魔導二輪に乗車して正面へ吶喊する。
まばらで当たらない矢の中を正面の敵へ向かって進んで行く。
「会うためにも……」
魔導バイクに騎乗したマーゴット正面の敵へと向かっていく。
特にダメージを受けることなく正面へと進んでいく。
「陣形を崩させてもらう」
『チャージング』でゴブリンファイターの陣へ突撃するリカルド。
狙い通り敵陣の陣形を崩していく。
「近づけさせない」
『魔導拳銃「ペンタグラム」』で近くにいる敵に対して牽制の銃撃を行う。
「ここからが本番だ」
バイクから降りたリカルドは左手に『試作振動刀「オートMURAMASA」』、右手に試作雷撃刀「ダークMASAMUNE」ち、ジークンドーの構えを取る。
『踏込』を用いて刀による一撃を顔面に叩きこむ。
内側に円を書くように、相手の右肩を押さえ敵の初動を止めてから逆手に構えた刀で相手の右足を切裂く。
前蹴りで相手と距離を取り、持ち替えた拳銃で頭部に二発撃ち込む。
「……何も仕掛けはないようだな」
リカルドは戦い続ける。
刀による県政の一撃から、敵のサイドに回り込んで、敵の腕や膝裏を狙って斬りつける。
結果――片腕や片足が欠損した敵が出来上がる。
「これで士気も削がれるはずだ」
致命傷を避けてもがき苦しむ敵――狙い通り敵の士気が見える形で下がることがわかる。
「さぁお前らの主人はどこだ、答えられなくなる前に答えな」
南側のオークアーチャーへ突っ込んでいくミリア。
『ギガースアックス』を構え、『突撃魂』から『薙ぎ払い』を放つ。
威力を増した薙ぎ払う攻撃で飛ばされる敵。
飛ばされたその殆どの敵が内臓をぶちまけて胴体を両断されている。
この事態に動揺した敵は蜘蛛の子を散らすように方方へと逃げ出す。
以前だと見られない光景だ――それ程に敵の練度が低い。
「っち。面倒だな」
流石に纏めて薙ぎ払うのを戦法としているミリアにとって個々に倒すのは手間がかかるようだ。
(……それに、どこにアリシアがいるかもわからない)
逃げ方向にアリシアがいると思っていたミリアはバラバラに逃げられたせいで検討がつかない。
「一つづつ倒すか」
逃げ戸惑う敵を背から大斧で攻撃するミリア。
頭部めがけて振り落とされる斧は敵の頭部を砕く。
一体一体と敵を攻撃していく。
「アイツはまだ出てこないか……?」
アリシアを警戒しているミリア。
ミリアが攻撃するたびに響き渡る敵の絶叫と頭部を砕く鈍い音。
ミリアはアリシアを警戒しながら戦闘を続ける。
正面のゴブリンファイターへ向かうフィルメリア。
「邪魔」
フィルメリアはそう言うと『デルタレイ』の射程に収めたゴブリンファイターに対して放つ。
三条の光が敵へと向かっていく。
それぞれが敵へと命中する。
1発目は頭部に当たり砕かれて即死。
2発目は胴体へ命中し穴を開けダメージを与えて殺す。
3発目は脚へと当たり吹き飛ばして倒す。
フィルメリアからの攻撃に敵が動揺する。
「散り散りになったら面倒ね」
すかさず『蒼静焔』を放ち、蒼い炎の破壊エネルギーが扇状に広がり敵を包みこむ。
スキルの範囲にいた敵は破壊エネルギーによってダメージを受けて次々と倒されていく。
さすがの事態にアチラコチラへと逃げる敵。
「……こんなの初めてだわ」
(……アリシアがいないせい? おかしい……)
魔導二輪から降りて散り散りに逃げる敵を『降魔刀』で斬りつけるフィルメリア。
『ジェットブーツ』を使い優勢に立てる位置取り行う。
範囲攻撃の『蒼静焔』や『デルタレイ』を使い分けながら敵を攻撃していく。
「……頑張る」
正面のゴブリンファイターへ斬り込むマーゴット。
『先手必勝』を使い敵と味方の状況を判断することでイニシアチブを取るマーゴット。
敵陣の薄い箇所を狙ってバイクで突撃して『妖剣「アンサラー」』で『紅蓮剣』で攻撃する。
斬られた敵は臓物をぶち撒けなが吹き飛んでいく。
「先に、進まないと」
『不留一歩』で留まることなく絶え間なく動き回りながら斬りつけていく。
マーゴットの攻撃に動揺して逃げ戸惑う敵。
「一体も逃さない……」
後ろから逃げる敵の背を斬りつけて倒す。
逃げる敵を追うマーゴット、背から切り伏せて次々と敵を倒していく。
フィルメリアと合流するマーゴット。
「さぁ、アリシアに会う為にも、此処でもう一働きしましょうか。ね、マギー?」
「フィル姉さんっ……勿論です。このまま一気に掃討して彼女の所へ」
共に戦うフィルメリアとマーゴット。
二人共にゴブリンアーチャーの方へと向かう。
「そこをどいて…。邪魔を……するなっ!!」
身を低く落として矢の当たりを少しでも減らしながら近くにいる一体に斬りかかるマーゴット。
袈裟斬りに切り倒され、崩れ落ちる敵。
「この後、彼女と合わなきゃいけないの。邪魔をしないで」
魔導二輪から降りたフィルメリアも刀で敵を切り伏せていく。
バイクから降りて円を意識した動きで立ち回るマーゴット。
「アリシア……何処に居るの?」
闘いながらもアリシアを意識するフィルメリアだった。
● 迂回攻撃
北側から迂回して攻撃を試みるハンター達。
「今回はブルゲド族が出張ってきてるらしい、ならせいぜい頑張ってもらうとするかね」
(ただ数を考えるなら抜けも考えなきゃいけねえ、アリシアの姿が見受けられねえって事はまだ何かあるかも知れねえからな)
春日 啓一(ka1621)はどうすべきか考える。
「後詰と撃ち漏らしの対処を頼めるか?」
「はい、わかりました」
アラウに後詰を依頼する春日――レジーナの保護もだ。
「難敵でなくとも油断大敵ですわ。烏合の衆だって厄介な時がありますもの。啓様、よろしくお願いいたしますわ」
チョココは前回と同じように春日と組んでの行動のようだ。
「みんなー、エルちゃんに続けー!」
(見た感じ罠は無さそうだけど、戦力の小出しなんてあいつらしくない、何かあったのかな?)
味方を鼓舞して勇気づけるエリス。
「敵は、こちらの戦力を消耗させて一気に叩く感じだろうから極力、無駄打ちはしないでね」
ブルゲド族の戦士に指示するエリス。
「ブルゲド族の皆さんは牽制班、攻撃班と別れてもらいます」
そうブルゲド族の戦士たちに指示をだすのは守原だ。
細々とした指示を出していく。
盾を構えながら北回りで迂回しながら進んでいく春日。
その背にはチョココを護っている。
「リーナ様も攻撃班ですの? 護衛圏内ですのね」
「はい、よろしくお願いします」
リーナに話しかけるチョココ――春日達の後方から追従するブルゲド族の部隊。
「啓様の盾を頼りにしますわ」
「ああ任せろ。護ることなら得意だ。『守護者』の称号にかけて守ってみせる」
前回の砦戦のような雨のような矢が降りしきるような状況ではなかった。
前回が大雨だとすると小雨、否、霧雨ぐらいの疎らな矢の攻撃だ。
「攻撃が疎らだが――油断しちゃいけねぇ。こういう時こそ大怪我するんだ」
「油断大敵ですわ」
進む春日とチョココの両名――『幸運』な事もあり無事敵へ接近することができた。
「攻撃開始だな」
「開始ですのー」
『カービン「プフェールトKT9」』でゴブリンファイターへ銃撃する春日――正面攻勢組に気をつけながら。
『ライトニングボルト』を放つチョココ。
銃弾が、雷が正面のゴブリンファイターを襲う。
正面組の攻撃でパニックなところに春日たちの攻撃。
より一層、混乱する敵。
「本命はこっちだな」
「どーん、ですのー」
ゴブリンアーチャーに対して攻撃を開始する。
『ファイアーボール』を放つチョココ、銃撃する春日。
敵へと着弾し大爆発するファイアーボール――敵を灼き尽くし吹き飛ばす。
降って湧いた攻撃にパニックになる敵。
だが、時すでに遅し――次弾のファイアーボールが着弾。
爆発に巻き込まれる敵――原型を留めていた者は幸いだろう、殆どが粉々だ。
「相変わらずエグいな……」
高位の魔術師による高威力のファイアーボールの威力を見た春日言葉を漏らす。
(アレは……盾で防ぐことができるのか……?)
思わず、そう考えてしまっていた春日だった。
程なくしてゴブリンアーチャーが殲滅される。
「一旦、撤収だ」
「了解いたしましたわ」
後詰のチュー族の所まで後退する春日たち。
リーナ達ブルゲド族はエリスの指揮下で戦っている。
チュー族の所まで戻った春日は状況を確認しつつ、レジーナとチュー族に声をかける。
「チュー族の中に怪我人はいねーか? アリシアの姿がねえ事が気になる」
あたりを見回してけが人がいないか確認する春日。
「手負いの奴はアリシアの性格なら良い的だから無理に残らずさがっておけ、名誉なんかなくても生きていく事が出来る」
そう告げて、けが人がいないことにほっとする春日。
「死んだら名誉なんて関係ねえ、俺は死なす為に戦ってんじゃねえ、守るために戦ってんだからな」
戦うための目的――それを伝える春日。
「今です!」
タイミングを見計らって牽制の攻撃指示を出す守原。
南のゴブリンアーチャーとゴブリンファイターに降り注ぐ矢。
確実に牽制というその目的を果たしている。
「弓は皆さんが上、忌憚なき意見を!」
アドバイスを受けながら効果的な牽制攻撃をしていく。
「――そちらはどうですか?」
トランシーバーで連絡を取り合って状況の確認と把握。
春日達や正面班と違って前線には出ないが後方支援は重要な役割だ。
実際の所――ハンター達の攻勢が上手く行ってたのは牽制班が牽制していたおかげであった。
「みんな! 頑張ろうね!」
味方を鼓舞しながらバイクに乗って移動するエリス。
北側のゴブリンアーチャーを攻撃するが――。
「呆気無く終わっちゃったね」
先行していた春日達の攻撃で壊滅していたため残党を相当するだけだった。
「エリスさん、指揮お願いします」
「わかったよ、エルちゃん頑張るよ」
春日達と別れた攻撃班のリーナ達を指揮下に収めるエリス。
戦況は――正面のゴブリンファイターは正面班により壊滅。
北側ゴブリンアーチャーも春日とエリス達によって掃討。
「残党狩りも重要」
今回、方方に逃げる敵が多かった為、それなりに残党がいた。
それをブルゲド族と協力しながら狩っていくエリス。
『カービン「ルブルムレクスRK3」』に持ち替えて銃撃しつ。
『機杖「ピュアホワイト」』を持って『デルタレイ』や『ファイアスロワー』で攻撃する。
散らばった残党を掃討していき――。
程なくして南側のゴブリンアーチャーがミリア、フィルメリア、マーゴットによって掃討された連絡が入った。
「これで最後だね」
最後の敵を倒したエリス。
● 戦いは続く
こうして、全ての敵を倒したハンター達。
マテリアルの力もあり無事戦闘を終えることができた。
だが、戦いは続く――何故なら『彼女』とその直衛の部隊がいないからだ。
アリシアとハンター達の戦いは最終局面へ。
アリシア軍勢VSブルゲド族 Fin
To Be Continued……
依頼結果
参加者一覧
サポート一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦相談 フィルメリア・クリスティア(ka3380) 人間(リアルブルー)|25才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/01/06 01:53:54 |
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質問卓 春日 啓一(ka1621) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/01/05 08:09:48 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/01/04 20:34:31 |