好きなおやつはなんですか?

マスター:四月朔日さくら

シナリオ形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~7人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2014/06/20 19:00
完成日
2014/06/24 21:44

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング


 辺境。
 その言葉は多くのハンターたちの魂をくすぐるのだろうか。
 それとも他に原因があるのだろうか。

 とにかく今、辺境はハンターの出入りが頻繁なこともあって、熱気溢れる環境になりつつあった。


 ある日の昼下がり。
「辺境に来たのはいいけれど、なかなか調査に行くなんてできないのよねぇ……」
 要塞都市、ノワーラ・クンタウ。その中にいるその女性は、小さくため息をついていた。
 そっけない服によれよれの白衣。決して不器量というわけでもないが、度の強い眼鏡や軽く束ねる程度の長い髪に色気というものはほとんど感じられない。そして胸には、ゾンネンシュトラール帝国の軍人である証の階級章が光っていた。決して低い身分ではないようだが、ぶっちゃけ、女として磨けば光ると思われるのに随分と残念な感じである。
 彼女は帝国から派遣された軍医の一人であった。名前をゲルタという。
 現状において軍医の活躍する場面はそれほどない。これは人類的にはありがたい話ではあるが。しかしゲルタはこの平和な状況で、ふわふわと物思いにふけっていた。
 彼女は幼いころに知った辺境の伝承や風土に憧れを抱いていて、辺境行きを志願したのである。
「外にでるハンターも多いのに、このままじゃしばらく要塞都市にお留守番なのかしら。……せっかくお願いして辺境まで来たのに、こんなのつまんないわね」
 おやつにと用意されていたクッキーを頬張りながら、そんなことを思う。
 ゲルタは医者である。大規模な戦闘でもない限り、前線に出る機会はそう多くないのが実情だ。そして同時に立場のある帝国軍人であり、辺境部族との接触が容易にできるものでないこともわかっている。
 と、
「イライラしていたら額にシワがよりますよ、ゲルタ様」
 そんなことを言いながらゲルタのいる執務室に入ってきたのは彼女が信頼を寄せる侍女の一人。
「そんなに辺境の様子を知りたいなら、いっそなにか理由をつけてハンターズソサエティに依頼をすればいいのではないでしょうか? 今はハンターがどっと増えたということですし、多少へんてこな依頼でも喜んで受けてくれると思うのです。辺境だけでなく、リアルブルーの話も今なら結構聞けるでしょうし」
 ゲルタは目を瞬く。
「そうか、自分の代理で辺境のリサーチなどをお願いすれば……いいアイデアね、使わせてもらうわ」
 嬉しそうにほくそ笑むその笑顔は、まるで宝物を見つけた少年のようだったという。ゲルタは鼻歌を口ずさみながらチョコチップクッキーをくわえ、早速書面に何やら書き始めた。


 数日後、ハンターオフィスに一枚の依頼書が貼りだされた。
 依頼主は匿名だが、身分ある人物が書いたと思われるしっかりしたものである。
 依頼内容は――
「ハンターの好きなおやつの情報募集」
 ……なんだか随分と投げっぱなし感のある依頼だが、今は一つでも多くの依頼をというハンターオフィスは特に問題なく募集を開始するのだった。

リプレイ本文

 元はといえば、ある軍医の好奇心から発生したこの依頼。
 さて、いかなることになるものか。


「人は集まったみたいですね。それでは始めさせていただきます」
 古式ゆかしい侍女、といった雰囲気の女性――依頼人の代理人で、ハンナというらしい――がそう言葉を告げると、ぱちぱちと拍手が沸き起こる。
「主であるゲルタ様は辺境の情報を求めておいでですが――そうは言ってもなかなか難しいもの。皆様の身近にあるお菓子、そういうものからリアルブルーやクリムゾンウェスト各地の情報を求めておいでです。皆様のお話、期待しております」
 そう言って挨拶すると、ハンナはすっと円卓から一歩引いたところで帳面を開いた。そこで記録係をする、ということらしい。
 円卓には七人の参加者が座っている。もちろん、そこにはたくさんのお菓子もあって、これが依頼とは一見信じがたく思えるだろう。
 その中には、リアルブルーで見受けられるものも、クリムゾンウェスト特有のものももちろんある。
 ハンナが先ほど用意してくれた紅茶をすすりながら、
「では――」
 と、茶話会が始まった。


 はじめに口を開いたのは、クオン・サガラ(ka0018)だった。元はリアルブルーの軍属という彼は、『リアルブルー』と呼ばれてもいまいちまだピンと来ない。
「それがここでの我々の呼び方とはわかっているのですけどね。ですから、今でも出身を問われたらつい『アースのトーキョー』と答えてしまうのですが……こちらの方にはわからないみたいで」
 たしかに、その呼び方は宇宙飛行士だからこその表現かもしれない。周囲のリアルブルー出身者はそんなことを思いながらも、クオンの話を聞いている。
「そういえば、今日のお茶は荷物に残っていたアッサムを提供したんです」
 言われて香りを確認してみれば、なるほどたしかにそれらしい。ノラ(ka0976)が、へぇ、と一口飲んだ。
「なるほど、これは美味いな。いい茶葉だったんじゃないのか?」
 尋ねてみれば、
「こういう時くらいに使う機会も早々無いですから」
 そう言ってクオンは柔らかく微笑む。
「で、宇宙飛行士という職業は、こちらの人にうまく伝わるかわからないのですけれど……宇宙へ向かうための船の運転士、と思って下さい。その空の向こうというのは、船の外では一分と生きられない過酷な環境ですけれど、そこでの楽しみはやはり食事なんです。当然おやつもあるわけで……昔はもっと大変だったみたいですけど、今は反重力システムのおかげで、普通の食事を摂ることも不可能ではなくなりました」
 宇宙という環境がこのクリムゾンウェストと異なる環境というのは、それなりに認識されている。とはいえ、実際に暮らしたことのない人々にとってそれは未知の存在だ。
「もっとも、洒落で昔風の宇宙向けの菓子は売っていましてね。それらはバリエーションはありますが高カロリーで味も濃厚、食べようとしましたけど……いろいろな意味でめげました」
 青年が苦笑すれば、周りもくすりと笑った。
「……みんなで……食べたら、もっと美味しくなる……のかな」
 そうポツリと口にしたのはエルフの少女ユミル(ka2174)。手には白い狐のパペット『シロコ』をつけている。幼い頃から人と接する機会の少なかった彼女はシロコという相棒とともに意思表示をすることが多いのだ。
 そんなユミル、仲間とともにおやつを食べるという機会も今までに殆どなかった。今回はそういった期待も込めての参加なのである。持ってきたのは、もちっとした食感の、リアルブルーの一部で『トチ餅』と呼ばれているものに似たお菓子だった。
「この木の実の、お菓子……森で迷ってた人に、教えてもらった……名前は、わからない、けど」
 柔らかくもちもちした口当たりは独特で、また包んでいた木の葉の青い香りがツンと鼻を突く。けれど、その独特の風味が美味しい。
「おいしい! これ、どうやって作るのかな?」
 リアルブルー出身の高校生、桃園ふわり(ka1776)が興味深げに尋ねる。ちなみに女性的な風貌ではあるが、男性だ。
「えっとね、あのね……こんな感じの、丸い木の実をね……川で一週間くらい、晒すの。それで、茹でて……あく取って、潰したら、形つくって、蒸すの……! 蜂蜜かけて食べると……もっと、おいしい、よ?」
 そう言ってはにかむユミルの姿は、けれど嬉しそうで。
 人と接する大切さがわかる気がした。


 次は、とふわりが言ってザラザラと出したのは一口サイズのチョコ菓子。
「僕が好きなのは、チョコかな。チョコだけのお菓子も好きだし、チョコ味のお菓子も好き」
 チョコを一口つまみながら、ふわりがにっこりと笑う。こうやっていると、やはり男性にはなかなか見えない。
「お茶は好みに合わせて淹れたかったけど、あの侍女の人働き者だなぁ。ああ、お砂糖は皆いくつかな?」
 こういうまめなところもいわゆる女子力の高さを伺わせる。
「これはね、ボンボンショコラ。一応手作りなんだ。中にはガナッシュとかナッツを入れてみたんだけど……一口の中で色んな食感が楽しめるのがいいよね。味はホワイトチョコや抹茶、苺も好きだな」
 色とりどりのボンボンに手を伸ばす一同。そんな姿を笑顔で見つめながら、言葉を続ける。
「チョコは色んな味が少しずつ食べられるのが好きなんだ。だから好きなのは詰め合わせ。でも、沢山食べるのは、バレンタインの時かな……姉が二人いるから手作りの練習台で食べさせられるんだ」
 姉を持つ弟の辛さというところだろうか。それでも楽しそうなのはやはり好きだからだろう。と、手を上げたのは志乃原・勇雅(ka1411)だ。
「チョコレートって種類多いですけど、どんなのが好きなんですか?」
「うーん。リアルブルーのお菓子では、チョコをかけたさくさくのパイや、スティックタイプのクッキーやパイにチョコがけしてあるのが好きだったなあ」
 懐かしそうにつぶやいて。それを聞いた勇雅も頬を赤らめて頷く。
「懐かしいなあ確かに。でも、クリムゾンウェストのお菓子や食べ物も気になるんですよね」
 勇雅はまだまだ年齢的にも子ども。お菓子が好きな年代だ。そんな食べ盛りの少年の好きなお菓子はといえば、
「僕が好きなのは……ドーナツです。ええっと、小麦粉に水や砂糖や卵を混ぜて、揚げたものです」
 クリムゾンウェストの人が知らなくても通じるように。言葉を選んで表現する勇雅だが、幸いこちらにもパン食文化があるということで、理解してもらうのは難しくなかった。
「丸い輪っか状になっているんですけど、これは確か熱の通りを良くするためで……。味もチョコで覆ったり、揚げ方を変えてみたり、種類も多いんです」
 懐かしそうに話す勇雅に、リアルブルー出身者は思わず誰もが頷く。世界的ドーナツチェーン店を思い浮かべたに違いない。勇雅はその中でも、外側がさっくりした口当たりのドーナツが好きらしい。
「似たようなもの、クリムゾンウェストにもあるんですかね?」
 思わず尋ねると、それに答えたのは意外にもハンナだった。
「似たようなものなら、多分同盟の都市ならあるかもしれませんね。あちらは料理が美味しいとよく伺っております」
 勇雅は嬉しそうに目を輝かせた。
「ほんとですか? ありがとうございます!」


「こういう依頼は女性が多いとちょっとしたお茶会になるんだけど……男が多いな、そしてそれでもお茶会になってるな」
 そう言って笑っているのは黒い髪に青い瞳の青年――いや少年に近いだろうか――だ。
「俺はユリアン(ka1664)、グラズヘイムの出身だ」
 彼もお茶を提供していた。もう一つ用意されたポットには、レモングラスのハーブティが入っている。それに手作りジャムにクリームチーズ、クラッカーとなれば、すっかりアフタヌーンティといった様相だ。
「子ども時代に好きだったのはクレープかな。小麦粉やそば粉と牛乳、砂糖でゆるく混ぜて薄く焼いたやつで、それにジャムやクリームチーズを巻いて食べたり、バターと砂糖を乗せたり、あるいはチョコとか……食べ方はいろいろあったけど、俺はジャムとクリームチーズ派だったな」
 おそらく今日用意したジャムやチーズも、その頃を思い出して持参したのだろう。ユリアンの目がふっと懐しそうな光を帯びる。
「かあさ……母は別段料理が得意というわけでもなくて、時折クレープも分厚かったりしたけど、色々頑張ってくれてたな。母は薬草師でもあったから、ジャムにもハーブが入っていたり……イチゴジャムにはミント、リンゴジャムにはローズマリー……今も旅に出るときは、小瓶にジャムを入れて持ち歩くんだ」
 確かにそれをひと塗りするだけで味気ない保存食のパンの味も変わる。
「辺境でも保存食系は重宝されると思うんだけど、そのへんはどうなんだろうな?」
 辺境の実態は、今ひとつ明瞭ではない。ただ、移動生活の多い部族の民には必須ではあろう。
「でも、こちらにもクレープあるんですか。果物も地き……じゃなかった、リアルブルーとは違うものもあるから、まだ味わったことのないクレープも食べられそうですね」
 食べ盛りの勇雅はそれだけで目を輝かせると、ユリアンも笑った。
「ああ、そうかもしれないな。そうそう、ジャムは果物と砂糖を一緒に煮詰めるだけだけど、自分で作っても、母親のそれとは、微妙に、違う。他にハーブを混ぜていたのか、思い出修正なのか……あと、香草茶は絶品だったな。そう思うと……あれは俺にとっての母の味の一つ、なのかもしれない」
 どこか懐かしそうな響きを含ませて。
「お母様……お亡くなりになっているんですか?」
 思わず尋ねたのはヴラド=S=トイフェル(ka0495)。とある名門武家の長子らしいが、本人は家を飛び出してきた、いわゆる放蕩息子。自らの本名すらも重く、普段はミドルネームの『スミス』を名乗っているという。
 人と話すことは苦手だが、どうにも気になったのだろう。しかしユリアンはニヤリと笑い、
「……いや、ピンピン生きてる」
 そう言ってみせた。


「そんなわけで僕の番ですけど……名前、今はスミスでいさせて下さい」
 ヴラド――いやスミスは前もってそう告げる。体格の良い青年なのだが、どこか小動物めいた雰囲気が離れない。少年めいたところのある青年であった。
 彼は手元にある本に目を落とすと、滑らかに喋り始める。それまでオドオドしていたのが嘘のようだ。
「僕の好きなおやつが、やはり実家でよく食べていたチョコケーキでしょうか。リアルブルーの方は『ザッハトルテ』というお菓子に似ているとおっしゃっていました。なんでも、杏ジャムが入っていれば完璧だとか……。今度、作ってみようと思っているんです」
 それから、と彼は目をカッと見開いた。
「リアルブルーといえば、ですね! 揚げたジャガイモがすごく美味しいんですよ! さすがに手に入りませんでしたけれど、皆さんも食べる機会があればぜひぜひ!」
 そう言ってから、彼はふっと我に返る。
「えっと、その、つまり、今の僕が一番気になっているのは、リアルブルーのお菓子です!」
 そう言って、慌ててペコリと頭を下げ、そして着席。
「ポテトチップスのことかな……? ぼくも、好きですね」
「あ、ボクも! のり塩派!」
 リアルブルー出身の少年たちは、キャッキャとポテトの美味しさについて語り合う。と、それを聞いていたノラが、
「ポテトなら、俺も好物だな。そういえば、なんでおやつを知りたいんだろうな?いや、平和な依頼は歓迎するけどさ」
 自分の生国にあったような、merenda――おやつの時間――という概念があるのだろうかと思いつつ、言葉をゆっくり紡いでいく。
「ええと、まずさ。甘味だけがおやつじゃないと思うんだ。ポテトチップスもそうだけど、塩味がきいた菓子だって結構あるわけだし」
 ノラが持参していたのは手製のフライドポテト。ノラは実は三食ポテトでも構わないくらいにフライドポテトが好きなのだ。
「自分は甘いモノが得意ってわけでもないからさ、こういうフライドポテトがいいんだよな。これだと自然の甘みが活きているわけだし」
「フライドポテトはどうやって作るんです?」
 ポテトチップス大好きなスミスが尋ねると、
「ああ、これは簡単さ。じゃがいもを適当な大きさに切って、油であげて塩で味付けしただけ」
 さらりとそう言ってのける。
「ちなみにさつまいもを使うなら、蜂蜜や砂糖で味付けをすれば、より甘いおやつになるだろうな」
 他にも芋を使ったレシピを幾つか用意していたノラは、それを集まったメンバーに披露する。料理自体は難しくないものばかりで、帝国に持ち帰ればおそらく喜ばれるであろうものばかりであった。
「育った環境や立場が違えば、食べるものもまるで違うんですね」
 クオンが感慨深そうにつぶやく。
「美味しそう、な、料理……覚えて帰れそう、なの」
 ユミルもどこか嬉しそう。
「ユミル、友だちになれそうな人もいそうだね」
 ユミルのパペットのシロコが、そんなことを小さく言うと、ふわりと勇雅がすっと手を差し出した。
「うん。僕達、トモダチになれるといいな」
 ユミルは一瞬顔を赤くしたが、大慌てで頷く。
「う、ん。……ありが、と」
 幸せそうに微笑んで、三人は握手した。


 なんだか語らっているうちに気づけばもう夕方だ。
 傍らでずっと筆記をしていた侍女が、パタンと帳面を閉じる。
「有意義な話を聞けたこと、誠にありがとうございました。主に今回の話は伝えますので、……お礼を言わせてくださいませ」
 侍女は折り目正しく礼をして、お茶会の終わりを告げる。
 主という人は一体この話をどう受け止めるのだろう。
 けれど、楽しく思ってほしい。
 同じように、おやつを食べたいと思ってほしい――そう思う、ハンターたちであった。

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MVP一覧


  • ノラka0976
  • 未知に夢抱く少年
    志乃原・勇雅ka1411
  • 抱き留める腕
    ユリアン・クレティエka1664

重体一覧

参加者一覧

  • 課せられた罰の先に
    クオン・サガラ(ka0018
    人間(蒼)|25才|男性|機導師

  • ヴラド=S=トイフェル(ka0495
    人間(紅)|18才|男性|霊闘士

  • ノラ(ka0976
    人間(蒼)|28才|男性|猟撃士
  • 未知に夢抱く少年
    志乃原・勇雅(ka1411
    人間(蒼)|11才|男性|魔術師
  • 抱き留める腕
    ユリアン・クレティエ(ka1664
    人間(紅)|21才|男性|疾影士
  • お菓子な仲間
    桃園ふわり(ka1776
    人間(蒼)|15才|男性|機導師
  • お菓子な仲間
    ユミル(ka2174
    エルフ|10才|女性|霊闘士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 相談する場所
志乃原・勇雅(ka1411
人間(リアルブルー)|11才|男性|魔術師(マギステル)
最終発言
2014/06/18 23:41:51
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/06/15 23:08:05