幻獣の森周辺で確認されている歪虚は、下記の通りです。
幻獣のマテリアルを狙って集まった歪虚と思われるが、現段階において各歪虚は連携を取る事無く個々に幻獣を襲撃してくると思われます。
ハンターと交戦する可能性は高く、注意が必要です。

正体不明の歪虚。男性、女性、動物、無機物等、様々な姿で人前に出現し、一説には複数の歪虚による事件が同じ者による事件として扱われている、との噂すらある。
その真偽はさておき、人前に出る際は共通して慇懃無礼な口調が特徴。

――その能力はほぼ完全に『不明』である。
それは、彼（？）が真面目に戦う事が殆ど無い、と言う事。そして、彼（？）と交戦した者に、生存者が殆ど無い事を意味する。
そう。今までは。
（関連シナリオ：「<【幻森】The Unknown 」/「【幻森】The Shapeless」）

怠惰眷属。黒に統一したコートと手袋に身を包み、切れ長な冷たい目が死神を彷彿とさせる魔人型の歪虚。 他の歪虚がマテリアルを狙う中、彼の場合は人間達の妨害活動や拠点の破壊活動の方に力を入れている節がある。 幻獣が人間に協力することを懸念して動き出した彼は、掲げた目標は何があっても成功させる事を信条にしており、その為には卑劣な手段を執ることも厭わない。 何事に対しても見下したような尊大な態度である。 元ハンターで、槍を使って戦うようだが、その実力は不明。 だが、彼の自信たっぷりの態度は、強さに裏打ちされたものであるという噂もある。

「正義など自分の立場を明確にする言葉に過ぎない。……欲するなら勝ち取るがいい。その手にした剣で、な」
（関連シナリオ：「【幻森】忍び寄る黒い影」/「【幻森】強襲せし黒い影」）

幻獣の森から逸れて出てきてしまった不幸な幻獣を襲って幻獣のマテリアルを吸収する事で得られる充足感から幻獣を狙うことになった。
怠惰の歪虚――熊の魔人。
（「【幻森】ベアットとの邂逅」）
怠惰故に部下の熊型雑魔に任せることが多いが――豪腕から繰り出す爪の引掻き攻撃は脅威。
言動はオヤジ臭く、普段はだらしがないが戦闘となれば積極的だ。
でっぷりとした見た目に騙されていはいけない――彼もまた魔人の一人なのだから。
幻獣の森に近づくもハンターに撃退され、歪虚連合で再び来襲し、幻獣を人質にとるもハンターによって討伐される。（「【幻森】ベアットの逆襲」）

怠惰眷属の魔人型歪虚。多数の狼型雑魔を率いて、狩りと称して幻獣を殺し続けている。
これまでに狩ってきた幻獣の皮や骨などの素材を使った服・装飾品を身につけており、特に大物であった相手の「耳」を切り取って紐に通して腰に巻いている。
猟師を名乗っているからなのか、狼型雑魔で追い散らしたところで戦士ではなく弱者である女・子供を優先して狙い撃ちにすることが多い。
その為に幻獣達からは相当の恨みを買っている。
「狩りは楽しんでするものだ。さあ、逃げ回れ」
（関連シナリオ：「【幻森】幻獣ヲ狩ル者」/「【幻森】罠の渓谷」）