ゲスト
(ka0000)
ヴァウラン ~騎士アーリア~
マスター:天田洋介

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,800
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- サポート
- 現在0人 / 0~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/05/10 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/05/24 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
グラズヘイム王国の南部に伯爵地【ニュー・ウォルター】は存在する。
領主が住まう城塞都市の名は『マール』。自然の川を整備した十kmに渡る運河のおかげで内陸部にも関わらず帆船で『ニュー港』へ直接乗りつけることができた。
升の目のように造成された都市内の水上航路は多くのゴンドラが行き来していて、とても賑やかだ。
この地を治めるのはアーリア・エルブン伯爵。オリナニア騎士団長を兼任する十七歳になったばかりの銀髪の青年である。
妹のミリア・エルブンは幼い頃から政において秀才ぶりを発揮している。
過去に事故と発表された長男ドネア・エルブンの死因だが、実は謀反に失敗して命を落としていた。そのドネアが歪虚軍長アスタロトとして復活。謀反に関与していた元親衛隊の女性ロランナ・ベヒも歪虚の身となって現れる。
兵器輸送ゴンドラの沈没事件、領地巡回アーリア一行襲撃事件、穀倉地帯における蝗雑魔大量発生等、アスタロト側が企んだ陰謀は、ことごとくハンター達の力添えによって打ち砕かれる。
ネビロスは運河の湧水個所を狙う作戦を立てたが、騎士団とハンター達を前に敗北。最後の時を迎える。
アスタロトから招待状が届き、アーリアは晩餐の席へと赴く。アスタロトの発言はわずかな同情を引いたものの、傲慢に満ちあふれていた。
ある日、伯爵地ニュー・ウォルターの北東部に大量の水が溢れだす。湖と化した大地の中央に、突如として城が浮きあがった。
湖中央に聳える城の上空では、常に歪虚や雑魔が舞う。城は民の間で噂となり、自然とアスタロト城と呼ばれるようになる。
三度の戦端がひらかれたものの、一進一退の状況。陸路で船を湖へと持ち込んだものの、小島まで辿り着くことは叶わなかった。
湖は歪ながら直径三km円といった広さ。水深は深いところで十メートル前後。アスタロト城は直径六百m円の小島の中心に建てられている。
ハンター達が敵投石機を破壊。おかげで領地混合軍は小島への上陸を果たす。またハンター達が、壁向こうの罠を明らかにしてくれたおかげで、有利な作戦が立案された。
アスタロトの瞬間移動による急襲を受けたときもあるが、ハンター達の奮闘によってアーリアの命は守られる。
B城塞突破の前に領地混合軍は足止めを食らった。湖全体に濃霧が発生したのである。
特殊能力の雑魔によるゲリラ戦に悩まされたが、撃退。霧が晴れたとき、修理済みの投石機で攻撃。B城壁の一角を崩して突破口を開いた。
長い日々の後、再び霧が薄れて城内攻略の機会が訪れる。ハンター達とアーリアは突撃し、アスタロトが待つ最上階へと辿り着く。
アスタロトが言葉にしたのは、嘲笑と煙に巻くような侮辱ばかり。愉悦の表情を浮かべたまま、転移で姿を消してしまう。
勝利と思われたが、それは敵側の布石に過ぎなかった。城の小島が突如として動きだしたのである。
小島の正体は超大型亀。ヴァウランと名づけられたそれは、城塞都市マールを目指す。アーリアはハンター達と力を合わせて、ヴァウランの左前足破壊に成功する。
ヴァウランの治癒力は非常に高い。足止めに成功しても、常に砲撃する状況が続いていた。
終わりの見えない戦いに思えたが、アーリアはアスタロト討伐の好機と捉えた。自らを囮にした戦闘の末、アスタロトに瞬間移動を使わせる。
待ち伏せしていたハンター達が、ヴァウランの体内に帰還したアスタロトを猛撃。退路を断たれたアスタロトは、瘴気の塵となって消え去るのだった。
超大型亀ヴァウランの甲羅は、歪ながら直径六百m前後の広さ。アスタロト討伐を果たした現在でも、未だ伯爵地【ニュー・ウォルター】の脅威だ。
厚い土層は崩れ落ち、甲羅の三分の二ほどが露わになっている。そしてアスタロト討伐の際に発生した地団駄の衝撃によって、甲羅にはいくつもの亀裂が。隙間からは黒い蒸気のような瘴気が、絶えず立ちのぼっていた。
アスタロトとの戦闘からかなりの日数が経過して、領主アーリアの傷はようやく癒える。ヴァウランが望める高台の拠点にて、毎日のように作戦会議が開かれた。
「以前にハンターの有志から、CAMの投入を提案されたことがある。非常に有効ではあるのだが、それは最後の手段にしたいというのが私の考えだ。領民を安心させるためにも、我ら騎士や兵の意地を見せなくてはな」
アーリアは臣下の意見も採り入れた作戦の概要を説明する。
ヴァウランの残り足三本を吹き飛ばしても、それで退治したとは到底いえない。
甲羅は非常に硬く、これまで貫通可能な攻撃方法は思いつかなかった。しかし甲羅に亀裂が走った現在は違う。
亀裂が弱点になり得るのは明白だが、ヴァウランの全高は高台でさえ凌駕する。甲羅を俯瞰することは叶わない。曲射での砲撃で損傷させられればよいのだが、計算したところ難しいとの結論に至った。
「爆薬を仕掛けた亀裂に直射の砲撃を浴びせかけて、ようやく戦果があがるだろうといったところだ。新たに左後足を千切り取れば、左前足と合わせてヴァウランが横倒しになり、甲羅の上面が高台から露わになるはずだ。一斉砲撃のために砲台の数を増やし、できれば鉄杭用に改造した投石機も設置しなければならない。ただ……」
言い淀んだアーリアが、あらためて口を開く。
「ただ、あのアスタロトの置き土産だ。不慮の事態が起こり得るかも知れない。それが何なのかはわからないが、そのためにハンター達に待機してもらう」
ヴァウラン討伐を果たせれば、アスタロトが残した脅威は一掃したといってよい。
(巨大さがヴァウラン最大の武器だ。足止めさえすれば、封じ込んだといっていいはず。しかし何なのだ。この不安は……)
会議の終了直後、アーリアは息を呑んだ。翌日から着々と準備が整えられる。作戦決行はハンター一行が到着した翌日に予定されていた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
グラズヘイム王国の南部に伯爵地【ニュー・ウォルター】は存在する。
領主が住まう城塞都市の名は『マール』。自然の川を整備した十kmに渡る運河のおかげで内陸部にも関わらず帆船で『ニュー港』へ直接乗りつけることができた。
升の目のように造成された都市内の水上航路は多くのゴンドラが行き来していて、とても賑やかだ。
この地を治めるのはアーリア・エルブン伯爵。オリナニア騎士団長を兼任する十七歳になったばかりの銀髪の青年である。
妹のミリア・エルブンは幼い頃から政において秀才ぶりを発揮している。
過去に事故と発表された長男ドネア・エルブンの死因だが、実は謀反に失敗して命を落としていた。そのドネアが歪虚軍長アスタロトとして復活。謀反に関与していた元親衛隊の女性ロランナ・ベヒも歪虚の身となって現れる。
兵器輸送ゴンドラの沈没事件、領地巡回アーリア一行襲撃事件、穀倉地帯における蝗雑魔大量発生等、アスタロト側が企んだ陰謀は、ことごとくハンター達の力添えによって打ち砕かれる。
ネビロスは運河の湧水個所を狙う作戦を立てたが、騎士団とハンター達を前に敗北。最後の時を迎える。
アスタロトから招待状が届き、アーリアは晩餐の席へと赴く。アスタロトの発言はわずかな同情を引いたものの、傲慢に満ちあふれていた。
ある日、伯爵地ニュー・ウォルターの北東部に大量の水が溢れだす。湖と化した大地の中央に、突如として城が浮きあがった。
湖中央に聳える城の上空では、常に歪虚や雑魔が舞う。城は民の間で噂となり、自然とアスタロト城と呼ばれるようになる。
三度の戦端がひらかれたものの、一進一退の状況。陸路で船を湖へと持ち込んだものの、小島まで辿り着くことは叶わなかった。
湖は歪ながら直径三km円といった広さ。水深は深いところで十メートル前後。アスタロト城は直径六百m円の小島の中心に建てられている。
ハンター達が敵投石機を破壊。おかげで領地混合軍は小島への上陸を果たす。またハンター達が、壁向こうの罠を明らかにしてくれたおかげで、有利な作戦が立案された。
アスタロトの瞬間移動による急襲を受けたときもあるが、ハンター達の奮闘によってアーリアの命は守られる。
B城塞突破の前に領地混合軍は足止めを食らった。湖全体に濃霧が発生したのである。
特殊能力の雑魔によるゲリラ戦に悩まされたが、撃退。霧が晴れたとき、修理済みの投石機で攻撃。B城壁の一角を崩して突破口を開いた。
長い日々の後、再び霧が薄れて城内攻略の機会が訪れる。ハンター達とアーリアは突撃し、アスタロトが待つ最上階へと辿り着く。
アスタロトが言葉にしたのは、嘲笑と煙に巻くような侮辱ばかり。愉悦の表情を浮かべたまま、転移で姿を消してしまう。
勝利と思われたが、それは敵側の布石に過ぎなかった。城の小島が突如として動きだしたのである。
小島の正体は超大型亀。ヴァウランと名づけられたそれは、城塞都市マールを目指す。アーリアはハンター達と力を合わせて、ヴァウランの左前足破壊に成功する。
ヴァウランの治癒力は非常に高い。足止めに成功しても、常に砲撃する状況が続いていた。
終わりの見えない戦いに思えたが、アーリアはアスタロト討伐の好機と捉えた。自らを囮にした戦闘の末、アスタロトに瞬間移動を使わせる。
待ち伏せしていたハンター達が、ヴァウランの体内に帰還したアスタロトを猛撃。退路を断たれたアスタロトは、瘴気の塵となって消え去るのだった。
超大型亀ヴァウランの甲羅は、歪ながら直径六百m前後の広さ。アスタロト討伐を果たした現在でも、未だ伯爵地【ニュー・ウォルター】の脅威だ。
厚い土層は崩れ落ち、甲羅の三分の二ほどが露わになっている。そしてアスタロト討伐の際に発生した地団駄の衝撃によって、甲羅にはいくつもの亀裂が。隙間からは黒い蒸気のような瘴気が、絶えず立ちのぼっていた。
アスタロトとの戦闘からかなりの日数が経過して、領主アーリアの傷はようやく癒える。ヴァウランが望める高台の拠点にて、毎日のように作戦会議が開かれた。
「以前にハンターの有志から、CAMの投入を提案されたことがある。非常に有効ではあるのだが、それは最後の手段にしたいというのが私の考えだ。領民を安心させるためにも、我ら騎士や兵の意地を見せなくてはな」
アーリアは臣下の意見も採り入れた作戦の概要を説明する。
ヴァウランの残り足三本を吹き飛ばしても、それで退治したとは到底いえない。
甲羅は非常に硬く、これまで貫通可能な攻撃方法は思いつかなかった。しかし甲羅に亀裂が走った現在は違う。
亀裂が弱点になり得るのは明白だが、ヴァウランの全高は高台でさえ凌駕する。甲羅を俯瞰することは叶わない。曲射での砲撃で損傷させられればよいのだが、計算したところ難しいとの結論に至った。
「爆薬を仕掛けた亀裂に直射の砲撃を浴びせかけて、ようやく戦果があがるだろうといったところだ。新たに左後足を千切り取れば、左前足と合わせてヴァウランが横倒しになり、甲羅の上面が高台から露わになるはずだ。一斉砲撃のために砲台の数を増やし、できれば鉄杭用に改造した投石機も設置しなければならない。ただ……」
言い淀んだアーリアが、あらためて口を開く。
「ただ、あのアスタロトの置き土産だ。不慮の事態が起こり得るかも知れない。それが何なのかはわからないが、そのためにハンター達に待機してもらう」
ヴァウラン討伐を果たせれば、アスタロトが残した脅威は一掃したといってよい。
(巨大さがヴァウラン最大の武器だ。足止めさえすれば、封じ込んだといっていいはず。しかし何なのだ。この不安は……)
会議の終了直後、アーリアは息を呑んだ。翌日から着々と準備が整えられる。作戦決行はハンター一行が到着した翌日に予定されていた。
解説
ヴァウランの完全消滅が目的です。
ヴァウランの亀裂部分への爆薬設置は済んでいます。
作戦の第一段階は左後足への攻撃です。千切れて横倒しになったら、第二段階として亀裂部分への一斉砲撃が行われます。※より効率的に砲撃を行うための手伝い、大歓迎です。その他、必要な準備はこの間に済ませておいてください。
後は砲撃の継続で亀裂を広げて、ヴァウランを自重崩壊に追い込む作戦です。
アーリアは指揮に専念します。
※PL情報
亀裂への砲撃後、ヴァウランの体内で眠っていた雑魔が一斉に目覚めます。亀裂から這いだしてくることでしょう。アスタロトとの決戦時と同じように寝ぼけたような状態ですが、十分も経てば普段と変わらなくなります。
主に蜥蜴雑魔ですが、そうでない個体も存在します。一番の問題はその数で、巨体故にどれほどの雑魔が溢れだしてくるのかわかりません。四方八方に逃げられた場合、領内全体に被害が及ぶことでしょう。被害を抑えたいのであれば、ヴァウラン周辺で倒しきることが大切です。
騎士や兵も雑魔討伐に参加(百名前後)します。※砲撃担当とは別の方々です。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
ヴァウランの亀裂部分への爆薬設置は済んでいます。
作戦の第一段階は左後足への攻撃です。千切れて横倒しになったら、第二段階として亀裂部分への一斉砲撃が行われます。※より効率的に砲撃を行うための手伝い、大歓迎です。その他、必要な準備はこの間に済ませておいてください。
後は砲撃の継続で亀裂を広げて、ヴァウランを自重崩壊に追い込む作戦です。
アーリアは指揮に専念します。
※PL情報
亀裂への砲撃後、ヴァウランの体内で眠っていた雑魔が一斉に目覚めます。亀裂から這いだしてくることでしょう。アスタロトとの決戦時と同じように寝ぼけたような状態ですが、十分も経てば普段と変わらなくなります。
主に蜥蜴雑魔ですが、そうでない個体も存在します。一番の問題はその数で、巨体故にどれほどの雑魔が溢れだしてくるのかわかりません。四方八方に逃げられた場合、領内全体に被害が及ぶことでしょう。被害を抑えたいのであれば、ヴァウラン周辺で倒しきることが大切です。
騎士や兵も雑魔討伐に参加(百名前後)します。※砲撃担当とは別の方々です。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
リリース、遅くなりました。
この戦いの結果で、伯爵地の被害がどの程度に収まるか決まります。どうかよろしくお願いします。
この戦いの結果で、伯爵地の被害がどの程度に収まるか決まります。どうかよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/05/23 08:07
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
質問卓 ひりょ・ムーンリーフ(ka3744) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/05/08 13:52:47 |
|
![]() |
ヴァウラン殲滅戦 ひりょ・ムーンリーフ(ka3744) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/05/10 00:18:36 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/05/08 23:19:13 |