ゲスト
(ka0000)
【虚動】Aerial Bombing
マスター:剣崎宗二

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 8~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/12/19 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/01/02 07:30
オープニング
●Nightmare Thinks
「……なるほどね。つまり、あの中には本当に、何かしら積まれている訳か」
どこかの廃屋。
歪虚の襲撃によって放棄されたこの場で。白衣の男――アレクサンドル・バーンズは、横になっていた。
腕を頭の後ろに組み、天井を見上げながらである。
彼が今解析している記憶は、己が『目』とも言える、ゴブリンの雑魔が過去に得た物。その中には、空を横切り落ちて行く巨大戦艦の姿があった。
「けど、積荷次第じゃ、おっさんの役に立つかもしれないな」
一戦を交えた者たちの反応を見れば、何かしらの兵器はあるはずだ。そして、兵器があるとすれば。当然――『エネルギー源』もまた。
再び彼が目を開けると、そこに居たのは一体の雑魔。蝙蝠のようなそれは、彼の知るとある歪虚が通信用に使っていた物だ。
「――ん、どうした?」
その目を見据えるようにして、中にある情報を得る。
「面倒臭がりなこいつらにしては、中々考えたものだな。…まぁ、おっさんが言えた義理ではないが」
苦笑いして、顎に手を当てる。
「――まぁ、あそこにどれだけの戦力があるのか。…ちょっと反応を見るのも悪くはないか。何かきな臭い動きだし…若しかしたら俺が欲しがる物もあるかも知れん。ただ、…こっちはまだ能力が完全に戻ってないからな。俺自身は今回は出ないが――伝えてくれ。増援は送ると」
飛び去る蝙蝠型雑魔を見送りながら、アレクサンドルは、己が力を発揮するための『素材』を探す。
幸いにして、この廃屋は、『鉱山』の目の前にあった。
「即席じゃ耐久力が低すぎるからな。こうやってもどのくらい持つかは分からないけど――精々、義理は果たさせてもらうとしよう」
思い出すは、一戦を交えたハンターたちの姿。
あの者たちならば、並大抵の雑魔では相手にならない。ならば――
●進軍
辺境要塞に駐在する帝国軍が、大掛かりな歪虚の動きを察知したのは昼ごろ。
すぐさま彼らはそれを迎撃すべく軍を編成する。
両軍は、マギア砦西側にて激突する。
「――戦況はどうなっている」
「はっ!敵の士気は高くないようです。戦っては引き、戦っては引き…まるで何かの様子見をしているようです」
「ふーむ。…ただの士気の問題ならばいいのだが…伏兵には十分に注意したまえ」
「はっ!」
伝令が後退した後、指揮官が考え込む。
(「…これは誘い込まれているのか?それとも――ん?」)
彼の思考は、風切り音によって遮られた。
「どうし――」
次の瞬間。隕石がその場に落ち、爆発に彼は巻き込まれた。
土煙の中、立ち上がる銀色の人影1つ。それはゴーレムにも見えるが、周りの者は理解していた。
――これは、歪虚であると。
――空中。普通の矢も弾丸も届きはしないこの場所に、巨大な影が舞っていた。
翼竜型のその下に、ぶら下がる銀色の球状影は5つ。
付近に居たハンターたちに救援の知らせが届いたのは、直後であった。
――偶々同行していたガルヴァン・マフォジョを伴い、彼らは現場へと急行する。
別の箇所でも、襲撃は発生している。この一戦を早く完結させられれば、他所に兵を向かわせ、増援する事が可能となる。
――負けるわけには、いかないのだ。
「……なるほどね。つまり、あの中には本当に、何かしら積まれている訳か」
どこかの廃屋。
歪虚の襲撃によって放棄されたこの場で。白衣の男――アレクサンドル・バーンズは、横になっていた。
腕を頭の後ろに組み、天井を見上げながらである。
彼が今解析している記憶は、己が『目』とも言える、ゴブリンの雑魔が過去に得た物。その中には、空を横切り落ちて行く巨大戦艦の姿があった。
「けど、積荷次第じゃ、おっさんの役に立つかもしれないな」
一戦を交えた者たちの反応を見れば、何かしらの兵器はあるはずだ。そして、兵器があるとすれば。当然――『エネルギー源』もまた。
再び彼が目を開けると、そこに居たのは一体の雑魔。蝙蝠のようなそれは、彼の知るとある歪虚が通信用に使っていた物だ。
「――ん、どうした?」
その目を見据えるようにして、中にある情報を得る。
「面倒臭がりなこいつらにしては、中々考えたものだな。…まぁ、おっさんが言えた義理ではないが」
苦笑いして、顎に手を当てる。
「――まぁ、あそこにどれだけの戦力があるのか。…ちょっと反応を見るのも悪くはないか。何かきな臭い動きだし…若しかしたら俺が欲しがる物もあるかも知れん。ただ、…こっちはまだ能力が完全に戻ってないからな。俺自身は今回は出ないが――伝えてくれ。増援は送ると」
飛び去る蝙蝠型雑魔を見送りながら、アレクサンドルは、己が力を発揮するための『素材』を探す。
幸いにして、この廃屋は、『鉱山』の目の前にあった。
「即席じゃ耐久力が低すぎるからな。こうやってもどのくらい持つかは分からないけど――精々、義理は果たさせてもらうとしよう」
思い出すは、一戦を交えたハンターたちの姿。
あの者たちならば、並大抵の雑魔では相手にならない。ならば――
●進軍
辺境要塞に駐在する帝国軍が、大掛かりな歪虚の動きを察知したのは昼ごろ。
すぐさま彼らはそれを迎撃すべく軍を編成する。
両軍は、マギア砦西側にて激突する。
「――戦況はどうなっている」
「はっ!敵の士気は高くないようです。戦っては引き、戦っては引き…まるで何かの様子見をしているようです」
「ふーむ。…ただの士気の問題ならばいいのだが…伏兵には十分に注意したまえ」
「はっ!」
伝令が後退した後、指揮官が考え込む。
(「…これは誘い込まれているのか?それとも――ん?」)
彼の思考は、風切り音によって遮られた。
「どうし――」
次の瞬間。隕石がその場に落ち、爆発に彼は巻き込まれた。
土煙の中、立ち上がる銀色の人影1つ。それはゴーレムにも見えるが、周りの者は理解していた。
――これは、歪虚であると。
――空中。普通の矢も弾丸も届きはしないこの場所に、巨大な影が舞っていた。
翼竜型のその下に、ぶら下がる銀色の球状影は5つ。
付近に居たハンターたちに救援の知らせが届いたのは、直後であった。
――偶々同行していたガルヴァン・マフォジョを伴い、彼らは現場へと急行する。
別の箇所でも、襲撃は発生している。この一戦を早く完結させられれば、他所に兵を向かわせ、増援する事が可能となる。
――負けるわけには、いかないのだ。
解説
目標は「可能な限り早急に怠惰の隊を打ち破る」事と成ります。無論、帝国軍が敗走してしまえば失敗です。
現状、両軍横長の長方形の隊となり、戦況はほぼ混戦となっております。が、空投された新型雑魔により帝国軍側指揮官が負傷し運び出され、士気が低下し始めております。
皆様はガルヴァン、帝国軍の両方にある程度指示を行う事が出来、余り無茶な物でなければ彼らは従います。尚、ガルヴァンは族長だけあって実力はありますが、この場をひっくり返せるほどではありません。
無論、皆様自身も戦力として動いて構いません。
敵は『怠惰』の軍隊。その特性上、大型な雑魔が多めです。力は強いですが数はそれ程多くはありません。最後尾に指揮官が居りますが、何かしらの方法で戦場全体の戦況は把握しているようで、前には出ません。
今回はそのほかにはとある者の入れ知恵で、空中に大型飛行歪虚が待機。
直接参戦は致しませんが、地上に向かってぶら下がっている金属質雑魔を投下します。
この雑魔は外装に発火物質が存在するらしく、着弾時に範囲3の爆発を引き起こします。その後は人型に変形して通常戦闘を行いますが、無機物特有の高い耐久力を誇る上、外装の発火物質を利用した戦法を持つようです。十分にご注意ください。
尚、この金属雑魔が残り五体だというのはPL情報となります。(余りに高空を飛んでいるため視認がしにくいのです)
他に質問があれば、同行しているガルヴァンにお聞きください。
現状、両軍横長の長方形の隊となり、戦況はほぼ混戦となっております。が、空投された新型雑魔により帝国軍側指揮官が負傷し運び出され、士気が低下し始めております。
皆様はガルヴァン、帝国軍の両方にある程度指示を行う事が出来、余り無茶な物でなければ彼らは従います。尚、ガルヴァンは族長だけあって実力はありますが、この場をひっくり返せるほどではありません。
無論、皆様自身も戦力として動いて構いません。
敵は『怠惰』の軍隊。その特性上、大型な雑魔が多めです。力は強いですが数はそれ程多くはありません。最後尾に指揮官が居りますが、何かしらの方法で戦場全体の戦況は把握しているようで、前には出ません。
今回はそのほかにはとある者の入れ知恵で、空中に大型飛行歪虚が待機。
直接参戦は致しませんが、地上に向かってぶら下がっている金属質雑魔を投下します。
この雑魔は外装に発火物質が存在するらしく、着弾時に範囲3の爆発を引き起こします。その後は人型に変形して通常戦闘を行いますが、無機物特有の高い耐久力を誇る上、外装の発火物質を利用した戦法を持つようです。十分にご注意ください。
尚、この金属雑魔が残り五体だというのはPL情報となります。(余りに高空を飛んでいるため視認がしにくいのです)
他に質問があれば、同行しているガルヴァンにお聞きください。
マスターより
どうもこんにちわ、剣崎です。
久しぶりに『軍団』戦を書くことになります。敵は制空の利を得ましたが、弾数に限り有り。
但しその撹乱効果は軽視されるべき物ではございません。
皆様の戦術戦略、お見せください。
久しぶりに『軍団』戦を書くことになります。敵は制空の利を得ましたが、弾数に限り有り。
但しその撹乱効果は軽視されるべき物ではございません。
皆様の戦術戦略、お見せください。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/23 18:04
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦相談卓 ウーナ(ka1439) 人間(リアルブルー)|16才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2014/12/19 01:25:10 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/14 23:24:21 |