ゲスト
(ka0000)
【虚動】侵攻雑魔殲滅戦
マスター:桐咲鈴華

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/12/18 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/12/27 07:30
オープニング
●
リアルブルー産の対歪虚用戦闘装甲機、通称「CAM」。それがマギア砦の南方に集められ、今まさに稼動実験を始まる。
帝国が辺境に土地を借り、王国と同盟の協力を得て行われる一大プロジェクトだ。ある者はCAMの有効性を願い、ある者は眼前の利益のために動く。多くの人が関われば、思惑が交錯するのは当然だ。
何もなかったこの地も、次第に人で賑わい始める。今ではちょっとした町に見えなくもない。同盟軍によって運ばれたCAMも勢揃いし、静かに実験の時を待った。
そんな最中、見張り役の男が叫ぶ。
「北東から雑魔の群れが出現! その数100を越えます!」
それを聞いた首脳陣の顔色が変わった。
「バタルトゥ殿、この数の襲撃は自然な数と言えますかな?」
「……群れを成して行動するのは見かけるが……、この数は……異様だ」
予想された答えとはいえ、こうもハッキリ言われると辛い。
しかし、二の句は早かった。
「CAMは……投入できないのか……?」
敵の襲来で張り詰めた空気が、期待と不安の入り混じったものに変化した。
「今回の肝は改修したエンジンの稼動実験だ。実戦でのデータを取る予定はない」
「とはいえ、いずれは敵を相手にするのだ。道理を語っている場合ではないぞ」
雑魔退治にCAM投入を希望するのは推進派の面々だが、彼らは慎重派を押し切るだけの決定的な材料を持っていた。
実はCAMのデモンストレーション用として、これまでの作戦に投入された際の挙動を披露するべく、貴重な特殊燃料をサルヴァトーレ・ロッソから少量ながら預かっていた。短時間の運用であれば、雑魔退治に差し向けても問題ないというのが彼らの主張である。
「だが、できればCAMに負担を与えたくないし、雑魔も近づけたくはないというのも本音だ」
「ならば……ハンターの手を借りるしかない、だろうな……」
結局、ハンターとCAMの共同作戦として、雑魔の群れを撃破することになった。
●
「お集まり頂き、感謝致します」
集まったハンター達に対して恭しく頭を下げて礼をするのはヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)。帝国軍の兵長であり、辺境の管理者だ。
「お集まり頂いた貴方達は既に聞き及んでいる事と思われますが、CAM実験地に向かって雑魔の大群が押し寄せてきているらしいのです。貴方方にはこれらの殲滅をお願いしたく存じます」
ヴェルナーはハンター達に向き直ると、状況を解説しはじめる。
「向かってきている雑魔は雑魔化したコボルドやゴブリン。亜人の中でも下等な種族で、雑魔化したところで一体一体には大した戦闘力もなく、ハンターが相手どるには何の問題もありません。
しかし、その数が100ともなれば話は違ってきます。物量というのはシンプルかつ分かり易い脅威であり、これ程の数が押し寄せてくるともなれば、苦戦を強いられるのは必至でしょう」
ハンター達に資料が配られる。そこに書かれているのは向かってくる雑魔の種類だ。中にはゴブリンソルジャーやゴブリンメイジの姿も確認できる。
そしてハンター達の目を引く資料がもうひとつある。それは武装したCAMの見取り図だ。
「優秀な戦闘員であるハンター達が遅れをとるとは思いませんが、やはり数の暴力は侮れぬもの。それにここまで大規模な雑魔の群れです。中には強力な個体が混じっていてもおかしくはありません。
そこで、我々の担当する地域にも一台、CAMの出撃許可を頂いております。明らかな劣勢となれば、CAMを起動することで敵を一網打尽に出来るでしょう」
CAMに搭載されている武装は対ヴォイド用ミサイルと30mmガトリングガン。いずれも見取り図に性能が書かれており、超火力による弾幕は雑魔レベルなら消し飛ばす事が出来るだろう。
「しかし、ご存知の通りCAMの燃料は希少なもので、貴重なものに変わりはありません。CAMを起動するとしても、運用は最低限に納めるべきでしょう。はじめからCAMで駆逐するだけというならば、わざわざハンターに依頼をする意味もありませんからね」
改めてヴェルナーは集まったハンター達を見据える。
「此度の実験は、人間が歪虚に対抗する為に必要な足がかり。故にこの依頼の重要性は皆様も存じていると思われます。くれぐれも、どうかよろしくお願いしますよ」
リアルブルー産の対歪虚用戦闘装甲機、通称「CAM」。それがマギア砦の南方に集められ、今まさに稼動実験を始まる。
帝国が辺境に土地を借り、王国と同盟の協力を得て行われる一大プロジェクトだ。ある者はCAMの有効性を願い、ある者は眼前の利益のために動く。多くの人が関われば、思惑が交錯するのは当然だ。
何もなかったこの地も、次第に人で賑わい始める。今ではちょっとした町に見えなくもない。同盟軍によって運ばれたCAMも勢揃いし、静かに実験の時を待った。
そんな最中、見張り役の男が叫ぶ。
「北東から雑魔の群れが出現! その数100を越えます!」
それを聞いた首脳陣の顔色が変わった。
「バタルトゥ殿、この数の襲撃は自然な数と言えますかな?」
「……群れを成して行動するのは見かけるが……、この数は……異様だ」
予想された答えとはいえ、こうもハッキリ言われると辛い。
しかし、二の句は早かった。
「CAMは……投入できないのか……?」
敵の襲来で張り詰めた空気が、期待と不安の入り混じったものに変化した。
「今回の肝は改修したエンジンの稼動実験だ。実戦でのデータを取る予定はない」
「とはいえ、いずれは敵を相手にするのだ。道理を語っている場合ではないぞ」
雑魔退治にCAM投入を希望するのは推進派の面々だが、彼らは慎重派を押し切るだけの決定的な材料を持っていた。
実はCAMのデモンストレーション用として、これまでの作戦に投入された際の挙動を披露するべく、貴重な特殊燃料をサルヴァトーレ・ロッソから少量ながら預かっていた。短時間の運用であれば、雑魔退治に差し向けても問題ないというのが彼らの主張である。
「だが、できればCAMに負担を与えたくないし、雑魔も近づけたくはないというのも本音だ」
「ならば……ハンターの手を借りるしかない、だろうな……」
結局、ハンターとCAMの共同作戦として、雑魔の群れを撃破することになった。
●
「お集まり頂き、感謝致します」
集まったハンター達に対して恭しく頭を下げて礼をするのはヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)。帝国軍の兵長であり、辺境の管理者だ。
「お集まり頂いた貴方達は既に聞き及んでいる事と思われますが、CAM実験地に向かって雑魔の大群が押し寄せてきているらしいのです。貴方方にはこれらの殲滅をお願いしたく存じます」
ヴェルナーはハンター達に向き直ると、状況を解説しはじめる。
「向かってきている雑魔は雑魔化したコボルドやゴブリン。亜人の中でも下等な種族で、雑魔化したところで一体一体には大した戦闘力もなく、ハンターが相手どるには何の問題もありません。
しかし、その数が100ともなれば話は違ってきます。物量というのはシンプルかつ分かり易い脅威であり、これ程の数が押し寄せてくるともなれば、苦戦を強いられるのは必至でしょう」
ハンター達に資料が配られる。そこに書かれているのは向かってくる雑魔の種類だ。中にはゴブリンソルジャーやゴブリンメイジの姿も確認できる。
そしてハンター達の目を引く資料がもうひとつある。それは武装したCAMの見取り図だ。
「優秀な戦闘員であるハンター達が遅れをとるとは思いませんが、やはり数の暴力は侮れぬもの。それにここまで大規模な雑魔の群れです。中には強力な個体が混じっていてもおかしくはありません。
そこで、我々の担当する地域にも一台、CAMの出撃許可を頂いております。明らかな劣勢となれば、CAMを起動することで敵を一網打尽に出来るでしょう」
CAMに搭載されている武装は対ヴォイド用ミサイルと30mmガトリングガン。いずれも見取り図に性能が書かれており、超火力による弾幕は雑魔レベルなら消し飛ばす事が出来るだろう。
「しかし、ご存知の通りCAMの燃料は希少なもので、貴重なものに変わりはありません。CAMを起動するとしても、運用は最低限に納めるべきでしょう。はじめからCAMで駆逐するだけというならば、わざわざハンターに依頼をする意味もありませんからね」
改めてヴェルナーは集まったハンター達を見据える。
「此度の実験は、人間が歪虚に対抗する為に必要な足がかり。故にこの依頼の重要性は皆様も存じていると思われます。くれぐれも、どうかよろしくお願いしますよ」
解説
◆シナリオの目的
雑魔群の殲滅
◆具体的な状況
CAM実験場に雑魔の大群が押し寄せてきています。その数は100を超えると言われており、
ハンターはこれを迎撃・殲滅するのが今回の依頼の目的です
本依頼で担当する地域には約40体前後と思われる雑魔が迫っており、比較的遮蔽物も少なく、大きな川が横切る以外は開けた荒涼とした大地であると言われています。
◆敵の種類
雑魔化したコボルドやゴブリンといった、比較的低級の種で大多数が占められています
しかし中にはゴブリンソルジャーやゴブリンメイジといった比較的強力な種や、
ごく僅かですがそれ以上の戦闘力を持った雑魔も存在するとの事です
敵は波状攻撃を仕掛けてきますので、自分はいつあたり出撃するかを
【前半】、【中盤】、【後半】
のタグを使用して表明して頂ければと思います
なお、後半に近づく程強力な敵と交戦する確率が高くなります
また、味方の治療・援護等には【サポート】のタグを、
CAMの警護・CAM起動の際の指示などには【CAM】のタグをお使い下さい
◆CAMについて
本依頼の担当する地域において、OPでも触れました通りCAMの起動許可が下りています。
CAMの持つ戦闘力を持ってすれば、地域内の雑魔を殲滅することは容易でしょう
しかし貴重な特殊燃料を使用しての起動となりますので、長時間の稼働は特殊燃料を食い潰してしまう結果となってしまいます。
ですのでCAMの起動は必要最低限に留め、効率よく運用出来るようにしていくと良いでしょう。
雑魔群の殲滅
◆具体的な状況
CAM実験場に雑魔の大群が押し寄せてきています。その数は100を超えると言われており、
ハンターはこれを迎撃・殲滅するのが今回の依頼の目的です
本依頼で担当する地域には約40体前後と思われる雑魔が迫っており、比較的遮蔽物も少なく、大きな川が横切る以外は開けた荒涼とした大地であると言われています。
◆敵の種類
雑魔化したコボルドやゴブリンといった、比較的低級の種で大多数が占められています
しかし中にはゴブリンソルジャーやゴブリンメイジといった比較的強力な種や、
ごく僅かですがそれ以上の戦闘力を持った雑魔も存在するとの事です
敵は波状攻撃を仕掛けてきますので、自分はいつあたり出撃するかを
【前半】、【中盤】、【後半】
のタグを使用して表明して頂ければと思います
なお、後半に近づく程強力な敵と交戦する確率が高くなります
また、味方の治療・援護等には【サポート】のタグを、
CAMの警護・CAM起動の際の指示などには【CAM】のタグをお使い下さい
◆CAMについて
本依頼の担当する地域において、OPでも触れました通りCAMの起動許可が下りています。
CAMの持つ戦闘力を持ってすれば、地域内の雑魔を殲滅することは容易でしょう
しかし貴重な特殊燃料を使用しての起動となりますので、長時間の稼働は特殊燃料を食い潰してしまう結果となってしまいます。
ですのでCAMの起動は必要最低限に留め、効率よく運用出来るようにしていくと良いでしょう。
マスターより
お世話になっております、桐咲鈴華です!
決戦兵器! ロボット! 凄いロマンを感じます!
巨大ロボとか大好物ですよ! そしてそれを巡っての奸計とかを考えるのも楽しいです!
ということで今回は皆で協力してわいわい雑魔達を駆除するという依頼です!
どこを担当するか、どういう戦力配分にするかなどを話し合うといいかもしれません!
初の、多人数を担当するイベシナで緊張もしていますが、心を込めて精一杯書かせて頂きたいと思っております!
皆様のプレイングを心よりお待ちしておりますー!
決戦兵器! ロボット! 凄いロマンを感じます!
巨大ロボとか大好物ですよ! そしてそれを巡っての奸計とかを考えるのも楽しいです!
ということで今回は皆で協力してわいわい雑魔達を駆除するという依頼です!
どこを担当するか、どういう戦力配分にするかなどを話し合うといいかもしれません!
初の、多人数を担当するイベシナで緊張もしていますが、心を込めて精一杯書かせて頂きたいと思っております!
皆様のプレイングを心よりお待ちしておりますー!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/26 06:30
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/17 20:13:04 |
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質疑応答板 ヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032) 人間(クリムゾンウェスト)|25才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2014/12/17 20:38:18 |
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相談卓 エリシャ・カンナヴィ(ka0140) エルフ|13才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2014/12/18 07:40:32 |