ゲスト
(ka0000)
【CF】メリー・マイマイ ~聖夜爆発~
マスター:坂上テンゼン

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/12/25 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/01/03 07:30
オープニング
色とりどりの灯りに彩られる崖上都市ピースホライズン。
そんなピースホライズンのもっとも賑わっている場所から離れた所に、温かみのある光で溢れた、静かで落ち着いた雰囲気の場所があった。
そこでは、雪が舞い散る中で天使が踊っていた。
他に、幼子を抱く聖母や、人間大の雪の結晶、スノーマン、大きな袋を持った赤い服の老人、トナカイなどの姿もあった。
それらはすべて芸術家達が造ったオブジェだ。
ここはピースホライズンにある多目的広場のひとつで、広さを生かしてオブジェの展示会場となっており、千本のキャンドルがそれを暗闇の中に浮かび上がらせている。
パーティ会場から離れてはいるため、知る人ぞ知るスポットとなっているが、街から離れていてほどよく静かな点とロマンチックな雰囲気から、(けしからんことに)カップルがイチャつくにはもってこいの場所だった……。
オブジェに囲まれるように、キャンドルの柔らかな光に照らされて、一組の男女が身を寄せ合っていた。
「どうだいキャリー……」
「素敵だわ、トニオ……」
「そうだ、君に渡すものがあるんだ」
アントニオはコートの中から、上品な包装紙に包まれた小箱を出した。
「開けても……いい?」
「ああ……」
キャロラインは目を輝かせていそいそと箱を開けた。
中にあったのは、ネックレスだった。
輝く銀の鎖の中央には、紛れもない本物のダイヤモンドが埋め込まれている。
「…………素敵…………」
「キャリー……」
「トニオ……」
もう言葉はいらない。
キャンドルの光に照らされて、若い二人は顔を寄せ合い、互いの唇を重ねようとする。
邪魔するものは、誰もいない。二人だけの世界だ…………
そう思っていたのに…………
チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
二人は、爆ぜた。
「「キャーーーーーーーーー!?」」
声を合わせて悲鳴を上げる二人。
真っ黒になっている。例えとかではなく、本当に近くで何かが爆発したのだ。特にキャロラインの美しい髪は散り散りで悲惨なことになっている。
視線を巡らす二人。
ある一点を凝視し、また叫び声をあげる。
その視線の先には……
「「カタツムリーーー?!」」
「ということがあったんだ!」
ここはピースホライズンのハンターオフィス。
アントニオとキャロラインは駆け込むなり今あった出来事をまくし立てた。
「僕はあれを知ってる! 前に家にも出たんだ! でもあれは前に見た奴とは違う。
爆弾を吐き出すんだ! 名付けてハニーイーターMkII!」
「いや名前はどうでもいいんですけど」
若い職員はこんな日に仕事しなければならない己の境遇を嘆き、心の何処かでリア充爆発しろと思いながら対応した。そしてほんの少しだけ歪虚に喝采を送らないでもなかった。
「ハンターを派遣して、それを退治すればいいんですね?」
「おねがいします!」
そんなピースホライズンのもっとも賑わっている場所から離れた所に、温かみのある光で溢れた、静かで落ち着いた雰囲気の場所があった。
そこでは、雪が舞い散る中で天使が踊っていた。
他に、幼子を抱く聖母や、人間大の雪の結晶、スノーマン、大きな袋を持った赤い服の老人、トナカイなどの姿もあった。
それらはすべて芸術家達が造ったオブジェだ。
ここはピースホライズンにある多目的広場のひとつで、広さを生かしてオブジェの展示会場となっており、千本のキャンドルがそれを暗闇の中に浮かび上がらせている。
パーティ会場から離れてはいるため、知る人ぞ知るスポットとなっているが、街から離れていてほどよく静かな点とロマンチックな雰囲気から、(けしからんことに)カップルがイチャつくにはもってこいの場所だった……。
オブジェに囲まれるように、キャンドルの柔らかな光に照らされて、一組の男女が身を寄せ合っていた。
「どうだいキャリー……」
「素敵だわ、トニオ……」
「そうだ、君に渡すものがあるんだ」
アントニオはコートの中から、上品な包装紙に包まれた小箱を出した。
「開けても……いい?」
「ああ……」
キャロラインは目を輝かせていそいそと箱を開けた。
中にあったのは、ネックレスだった。
輝く銀の鎖の中央には、紛れもない本物のダイヤモンドが埋め込まれている。
「…………素敵…………」
「キャリー……」
「トニオ……」
もう言葉はいらない。
キャンドルの光に照らされて、若い二人は顔を寄せ合い、互いの唇を重ねようとする。
邪魔するものは、誰もいない。二人だけの世界だ…………
そう思っていたのに…………
チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
二人は、爆ぜた。
「「キャーーーーーーーーー!?」」
声を合わせて悲鳴を上げる二人。
真っ黒になっている。例えとかではなく、本当に近くで何かが爆発したのだ。特にキャロラインの美しい髪は散り散りで悲惨なことになっている。
視線を巡らす二人。
ある一点を凝視し、また叫び声をあげる。
その視線の先には……
「「カタツムリーーー?!」」
「ということがあったんだ!」
ここはピースホライズンのハンターオフィス。
アントニオとキャロラインは駆け込むなり今あった出来事をまくし立てた。
「僕はあれを知ってる! 前に家にも出たんだ! でもあれは前に見た奴とは違う。
爆弾を吐き出すんだ! 名付けてハニーイーターMkII!」
「いや名前はどうでもいいんですけど」
若い職員はこんな日に仕事しなければならない己の境遇を嘆き、心の何処かでリア充爆発しろと思いながら対応した。そしてほんの少しだけ歪虚に喝采を送らないでもなかった。
「ハンターを派遣して、それを退治すればいいんですね?」
「おねがいします!」
解説
状況:
ピースホライズンの広場に歪虚が出現。
歪虚の詳細:
『ハニーイーターMkII』(依頼人が命名)
カップルがイチャついてると甘い空気を察知して現れる(*偶然です)。
カタツムリを全長5mほどまでにそのまま巨大化させた雑魔。
ハタ迷惑だがそんなに強いわけではない。
殻の付け根には管状の器官が二本、胴体の両側にひとつずつあり、そこから外側が殻と同じ物質で構成された弾を発射する。中身は負のマテリアルが凝縮されており、物質に触れると爆発する。これはきっとリア充を自動追尾するに違いない(依頼人談)。
殺傷力は低く、通常時なら一般人が巻き込まれても煤で真っ黒になる程度で済む威力。
攻撃的な性格をしており、危機に陥っても殻に篭らない。
本体に一定のダメージを与えると自分が爆発する。
サイズ……サイズ3 全員が前衛に立って攻撃できる。
技……
爆弾発射……遠距離攻撃。覚醒者にダメージはない。
爆弾散布……広範囲への攻撃。覚醒者にダメージはない。
押し潰し……強力な単体攻撃。
薙ぎ払い……前方2スクエア(最大四人)を一度に攻撃
備考……
塩で殺すことは出来ない。
戦場
……ピースホライズン多目的広場。
平地。オブジェが多数展示されている。
歪虚と戦うだけのスペースは充分あるが、もしオブジェに被害を出したくないなら工夫が必要になるだろう。
現場には危険な状況にもかかわらずカップルが多数居る。
きっと二人だけの世界に入ってるから何が起こっているかわからないのだろう。
みんな考えることは同じなのか、新しくここに来ようとするカップルも後を絶たない。
この歪虚の危険度は低く、死人は出ないと思われる。
目的……
歪虚の退治、etc.
ピースホライズンの広場に歪虚が出現。
歪虚の詳細:
『ハニーイーターMkII』(依頼人が命名)
カップルがイチャついてると甘い空気を察知して現れる(*偶然です)。
カタツムリを全長5mほどまでにそのまま巨大化させた雑魔。
ハタ迷惑だがそんなに強いわけではない。
殻の付け根には管状の器官が二本、胴体の両側にひとつずつあり、そこから外側が殻と同じ物質で構成された弾を発射する。中身は負のマテリアルが凝縮されており、物質に触れると爆発する。これはきっとリア充を自動追尾するに違いない(依頼人談)。
殺傷力は低く、通常時なら一般人が巻き込まれても煤で真っ黒になる程度で済む威力。
攻撃的な性格をしており、危機に陥っても殻に篭らない。
本体に一定のダメージを与えると自分が爆発する。
サイズ……サイズ3 全員が前衛に立って攻撃できる。
技……
爆弾発射……遠距離攻撃。覚醒者にダメージはない。
爆弾散布……広範囲への攻撃。覚醒者にダメージはない。
押し潰し……強力な単体攻撃。
薙ぎ払い……前方2スクエア(最大四人)を一度に攻撃
備考……
塩で殺すことは出来ない。
戦場
……ピースホライズン多目的広場。
平地。オブジェが多数展示されている。
歪虚と戦うだけのスペースは充分あるが、もしオブジェに被害を出したくないなら工夫が必要になるだろう。
現場には危険な状況にもかかわらずカップルが多数居る。
きっと二人だけの世界に入ってるから何が起こっているかわからないのだろう。
みんな考えることは同じなのか、新しくここに来ようとするカップルも後を絶たない。
この歪虚の危険度は低く、死人は出ないと思われる。
目的……
歪虚の退治、etc.
マスターより
おのれリアじゅ……歪虚ーー!
クリスマス会場に歪虚が現れました。
ほんとにけしからんことですたい!
皆さんの怒りを炸裂させてやってくださいでゴワス!
ちなみに私はクリスマスはひとりでリプレイを書いていると思います。
以前出したシナリオ『愛はかたつむりの歩み』
(http://www.wtrpg10.com/scenario/replay/153)と同じ人物が登場しますが、面識があってもリプレイに影響はありません。
このシナリオはネタなのでマトモに敵を倒そうとすると、あまりにも簡単にカタがつきます。
クリスマス会場に歪虚が現れました。
ほんとにけしからんことですたい!
皆さんの怒りを炸裂させてやってくださいでゴワス!
ちなみに私はクリスマスはひとりでリプレイを書いていると思います。
以前出したシナリオ『愛はかたつむりの歩み』
(http://www.wtrpg10.com/scenario/replay/153)と同じ人物が登場しますが、面識があってもリプレイに影響はありません。
このシナリオはネタなのでマトモに敵を倒そうとすると、あまりにも簡単にカタがつきます。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/28 18:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 リンカ・エルネージュ(ka1840) 人間(クリムゾンウェスト)|17才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2014/12/24 21:46:50 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/20 23:09:21 |