ゲスト
(ka0000)
【初夢】月を探して ~迷いの森の喫茶店~
マスター:DoLLer

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/01/04 09:00
- リプレイ完成予定
- 2015/01/13 09:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
迷いの森はいつでも真夜中。だけど決して真っ暗ではありません。お空にはお月様がニコニコ黄色い明かりを届けてくれます。たくさんの木々には妖精さんが光の粉を取らして飛んでいるし、木々に実る果実は淡く色とりどりに照らしてくれます。地面では、ほら。妖精の粉を受けたキノコがぽんっと笠を開きます。ちょろちょろ流れる小川はそんな明かりをいくつも運んでキラキラ輝き眩しいくらい。
そんな森のど真ん中で、喫茶店『月の雫亭』はひっそり営業をしています。
大きな樫の木のうろ二つから、煌々灯りが漏れていて、その間にある大きな口に見えるのが入り口の扉です。ゆっくりあけると、扉から伸びたスズランが、チリリン、リリンとかわいらしい音を立てて皆さんの来訪を知らせます。
「やぁ、いらっしゃい。よく来たね」
長い金髪を一束にしたお兄さんが、にっこり微笑んでお迎えしてくれます。全部が樫でできていて、温かい木の色。お兄さんが「さぁどうぞ」と言うと、お部屋の床からぽむっとキノコが生えてあなたの椅子になります。それともユリからできた揺り椅子がお好み? 内側に伸びた枝に座ることもできますよ。
迷って迷ってくたびれたあなたにいい香りが教えてくれます。少し休んでいかれてはいかが?
と思ったその時でした。
眩しいくらいの明かりがドンドン弱くなって。ふわっふわっと消えてしまいます。
あれれ、今日はもうおしまい?
「これじゃのんびりお茶が飲めないじゃないか」
窓際でお茶を飲んでいたタキシード姿のクマさんは残念そうにそう言うと。懐にしまっていたオイルライターを出して火をつけて照らしてくれました。その火をお兄さんがそっとランプに移し替えます。
「君は暗闇(Black)の中で磨かれる(Blash)。さあ輝いて(Flash)」
その魔法の言葉で火は煌々として喫茶店を広く照らしてくれるようになりました。
「残念なことですが、今日は月食のようです。どこかの食いしん坊がお月様を食べてしまったようで」
外を覗くと確かにあんなに明るかった森も真っ暗。みんな眠ってしまっています。
「なあに。ツキ(Moon)はすぐやってくるさ。ツキ(Luck)は巡ってくる、っていうじゃないか」
「でもお月様がいないと日曜日から進みません。いや、めでたいことですけど、明日に進めません」
お兄さんの言葉にクマさんは微笑みました。
「ツキは呼ぶもの、幸せは見つけるもの、とも言うね」
なるほど。とお兄さんはポン、と手を叩くと、あなたの方に向き直りました。
月を呼ぶの? どうやって?
「なぁに。コツが分かればすぐさ」
クマさんの言葉にお兄さんも頷き、お茶の葉が詰まったビンを取り出して言います。
「あなたの見つけた幸せがツキに変わります。そして新たな月になります。その幸せを少しいただければ美味しいお茶にもなるんですよ。ここでしか飲めないお茶の為にも、迷いの森の為にも、見つけてきてもらえませんか?」
迷いの森はいつでも真夜中。だけど決して真っ暗ではありません。お空にはお月様がニコニコ黄色い明かりを届けてくれます。たくさんの木々には妖精さんが光の粉を取らして飛んでいるし、木々に実る果実は淡く色とりどりに照らしてくれます。地面では、ほら。妖精の粉を受けたキノコがぽんっと笠を開きます。ちょろちょろ流れる小川はそんな明かりをいくつも運んでキラキラ輝き眩しいくらい。
そんな森のど真ん中で、喫茶店『月の雫亭』はひっそり営業をしています。
大きな樫の木のうろ二つから、煌々灯りが漏れていて、その間にある大きな口に見えるのが入り口の扉です。ゆっくりあけると、扉から伸びたスズランが、チリリン、リリンとかわいらしい音を立てて皆さんの来訪を知らせます。
「やぁ、いらっしゃい。よく来たね」
長い金髪を一束にしたお兄さんが、にっこり微笑んでお迎えしてくれます。全部が樫でできていて、温かい木の色。お兄さんが「さぁどうぞ」と言うと、お部屋の床からぽむっとキノコが生えてあなたの椅子になります。それともユリからできた揺り椅子がお好み? 内側に伸びた枝に座ることもできますよ。
迷って迷ってくたびれたあなたにいい香りが教えてくれます。少し休んでいかれてはいかが?
と思ったその時でした。
眩しいくらいの明かりがドンドン弱くなって。ふわっふわっと消えてしまいます。
あれれ、今日はもうおしまい?
「これじゃのんびりお茶が飲めないじゃないか」
窓際でお茶を飲んでいたタキシード姿のクマさんは残念そうにそう言うと。懐にしまっていたオイルライターを出して火をつけて照らしてくれました。その火をお兄さんがそっとランプに移し替えます。
「君は暗闇(Black)の中で磨かれる(Blash)。さあ輝いて(Flash)」
その魔法の言葉で火は煌々として喫茶店を広く照らしてくれるようになりました。
「残念なことですが、今日は月食のようです。どこかの食いしん坊がお月様を食べてしまったようで」
外を覗くと確かにあんなに明るかった森も真っ暗。みんな眠ってしまっています。
「なあに。ツキ(Moon)はすぐやってくるさ。ツキ(Luck)は巡ってくる、っていうじゃないか」
「でもお月様がいないと日曜日から進みません。いや、めでたいことですけど、明日に進めません」
お兄さんの言葉にクマさんは微笑みました。
「ツキは呼ぶもの、幸せは見つけるもの、とも言うね」
なるほど。とお兄さんはポン、と手を叩くと、あなたの方に向き直りました。
月を呼ぶの? どうやって?
「なぁに。コツが分かればすぐさ」
クマさんの言葉にお兄さんも頷き、お茶の葉が詰まったビンを取り出して言います。
「あなたの見つけた幸せがツキに変わります。そして新たな月になります。その幸せを少しいただければ美味しいお茶にもなるんですよ。ここでしか飲めないお茶の為にも、迷いの森の為にも、見つけてきてもらえませんか?」
解説
迷いの森を照らしてくれていたお月様がなくなってしまったので、新たな月を見つけ出してください。
無事に月が生まれたら、月下の森でお茶会を楽しみましょう。
この世界はややメルヘンな世界です。世界観に壊さない程度であれば基本的になんでもありです。あなたが望めば空だって飛べるでしょう。
そんな世界のお月様になるものは「あなたの幸せ」です。
個々でそれを探しても構いませんし、誰かと一緒に、または全員でそれを見つけたり、作ったりすることもできます。
最後は幸せというスパイスを利かせたティーパーティーです。
どうぞのんびりお過ごしくださいませ。
無事に月が生まれたら、月下の森でお茶会を楽しみましょう。
この世界はややメルヘンな世界です。世界観に壊さない程度であれば基本的になんでもありです。あなたが望めば空だって飛べるでしょう。
そんな世界のお月様になるものは「あなたの幸せ」です。
個々でそれを探しても構いませんし、誰かと一緒に、または全員でそれを見つけたり、作ったりすることもできます。
最後は幸せというスパイスを利かせたティーパーティーです。
どうぞのんびりお過ごしくださいませ。
マスターより
2014年は皆既月食もあれば、スーパームーンもありましたね。とかく月の神秘に触れた一年の様でした。
そんな月に思いを映してみませんか?
そんな月に思いを映してみませんか?
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/01/11 07:27
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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月を求めてご相談 クレール・ディンセルフ(ka0586) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2015/01/04 08:03:52 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/01/04 08:02:48 |