ゲスト
(ka0000)
【CF】It's Party Time!
マスター:蓮華・水無月

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在50人 / 1~50人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2015/01/01 12:00
- リプレイ完成予定
- 2015/01/15 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
多くのお祭り好きの力を借りて、準備は既に整った。
彩られたイルミネーションは街を宝石のように照らし出し、運び込まれたモミの木には色とりどりの飾りつけが施されていた。
立ち並ぶお店の店員は紅白の衣装に身を包み、ラッピングされたプレゼントの山が街に到着する。
一体、誰の掛け声から始まったのだろう。いや、誰の掛け声だって関係ない。
ここは崖上都市「ピースホライズン」陽気で楽しいお祭りの街。
騒げる口実があるならば、踊れる舞台があるのならば、かの街は喜んでお祭りムードに染め上げる。
たとえそれがエクラ教由来だろうが、リアルブルー由来であろうが、お祭りである事に変わりは無いのだ。
各々が、好き好きに、その祭りの日を楽しめば良い。
ここはピースホライズン。水平線を望む平和の街。
クリムゾンウエストのクリスマスが今、始まろうとしていた。
時に、クリスマスと言えば様々な奇跡が起こる事でも知られているものであるが……この世界に果たしてどのような奇跡が舞い降りるのだろうか。
●
それはピースホライズンの某所に立つ、見た目は古びた屋敷である。古びた、それゆえにそこそこ大きな建物と、それなりに広い敷地を所有する場所。
その中から響いてくるにぎやかな声に、レオーナ・マンティエロ(kz0069)は「あらあら」と穏やかに目を細めて微笑んだ。
「もうずいぶんと賑やかなようですね」
「はっ」
彼女の傍らで頷くのは、ピースホライズンの市長たる彼女の補佐を務める初老の部下である。彼の顔にもどこか面白そうな、興味津々の表情が宿っているのは、恐らく気のせいではない。
12月を迎えようという頃から、この街はあちらこちらで市民たちが思い思いに、様々の催しを行ったり、聖輝節(セイキセツ)――この街ではクリスマスをこう呼ぶ者もいる――の準備に勤しんできた。その中には数多くの、ハンターの姿もあって。
この屋敷で今宵行われているというクリスマスパーティーも、そのハンター達の催しの1つ。何でも掃除やツリーの運搬、中で行われている演劇や仮装、その他にも市民なども招いた様々な催しの多くを、ハンター達が担っているのだという。
視察、という名目でレオーナがやって来たのは、それゆえ。ついでに言えば、彼女の部下の孫息子がこのパーティーに参加しているらしい、という話を聞きつけたからでもある。
楽しみですねと歌うように呟きながら、言葉通り楽しげに会場たる屋敷に足を踏み入れたレオーナに、幼い少女が声をかけてきた。
「レオーナさま! これどーぞ!」
「……? これは何かしら?」
「もらったの! ハンターさんたちが、みんなにもあげていいよって」
だからあげる、と無邪気に笑った少女が差し出した、小さなクリスマスブーツをレオーナは微笑んで見つめた。中にはアロマキャンドルやクリスマスリース、皮のコースター、人形といったものが入っていて、いかにも可愛らしい。
これはあなたが貰っておきなさい、と微笑み少女の頭を撫でて、レオーナは嬉しそうに会場を見回し、頷いた。
「市民の皆さんも、ハンターの皆さんも幸せそうでなによりですね」
「はい、市長」
「あら、いけませんよ。今日はクリスマスパーティーを楽しみに来たんですもの。あなたも自由に楽しんでいらっしゃい。――ここにはハンターの方もたくさんいらっしゃるのですもの、危険なことなんてきっとありませんよ」
ね、と茶目っ気たっぷりに片目をつぶって見せて、まるで少女のようにうきうきと会場の中へと消えていくレオーナの背中に、残された部下は「はぁ」と何とも言えない表情になった。それから少し考えて、1つ小さく頷く。
「――了解しました、レオーナ様」
そうして彼もまた、この賑やかなパーティーを楽しむべく、人混みの中を歩き出したのだった。
多くのお祭り好きの力を借りて、準備は既に整った。
彩られたイルミネーションは街を宝石のように照らし出し、運び込まれたモミの木には色とりどりの飾りつけが施されていた。
立ち並ぶお店の店員は紅白の衣装に身を包み、ラッピングされたプレゼントの山が街に到着する。
一体、誰の掛け声から始まったのだろう。いや、誰の掛け声だって関係ない。
ここは崖上都市「ピースホライズン」陽気で楽しいお祭りの街。
騒げる口実があるならば、踊れる舞台があるのならば、かの街は喜んでお祭りムードに染め上げる。
たとえそれがエクラ教由来だろうが、リアルブルー由来であろうが、お祭りである事に変わりは無いのだ。
各々が、好き好きに、その祭りの日を楽しめば良い。
ここはピースホライズン。水平線を望む平和の街。
クリムゾンウエストのクリスマスが今、始まろうとしていた。
時に、クリスマスと言えば様々な奇跡が起こる事でも知られているものであるが……この世界に果たしてどのような奇跡が舞い降りるのだろうか。
●
それはピースホライズンの某所に立つ、見た目は古びた屋敷である。古びた、それゆえにそこそこ大きな建物と、それなりに広い敷地を所有する場所。
その中から響いてくるにぎやかな声に、レオーナ・マンティエロ(kz0069)は「あらあら」と穏やかに目を細めて微笑んだ。
「もうずいぶんと賑やかなようですね」
「はっ」
彼女の傍らで頷くのは、ピースホライズンの市長たる彼女の補佐を務める初老の部下である。彼の顔にもどこか面白そうな、興味津々の表情が宿っているのは、恐らく気のせいではない。
12月を迎えようという頃から、この街はあちらこちらで市民たちが思い思いに、様々の催しを行ったり、聖輝節(セイキセツ)――この街ではクリスマスをこう呼ぶ者もいる――の準備に勤しんできた。その中には数多くの、ハンターの姿もあって。
この屋敷で今宵行われているというクリスマスパーティーも、そのハンター達の催しの1つ。何でも掃除やツリーの運搬、中で行われている演劇や仮装、その他にも市民なども招いた様々な催しの多くを、ハンター達が担っているのだという。
視察、という名目でレオーナがやって来たのは、それゆえ。ついでに言えば、彼女の部下の孫息子がこのパーティーに参加しているらしい、という話を聞きつけたからでもある。
楽しみですねと歌うように呟きながら、言葉通り楽しげに会場たる屋敷に足を踏み入れたレオーナに、幼い少女が声をかけてきた。
「レオーナさま! これどーぞ!」
「……? これは何かしら?」
「もらったの! ハンターさんたちが、みんなにもあげていいよって」
だからあげる、と無邪気に笑った少女が差し出した、小さなクリスマスブーツをレオーナは微笑んで見つめた。中にはアロマキャンドルやクリスマスリース、皮のコースター、人形といったものが入っていて、いかにも可愛らしい。
これはあなたが貰っておきなさい、と微笑み少女の頭を撫でて、レオーナは嬉しそうに会場を見回し、頷いた。
「市民の皆さんも、ハンターの皆さんも幸せそうでなによりですね」
「はい、市長」
「あら、いけませんよ。今日はクリスマスパーティーを楽しみに来たんですもの。あなたも自由に楽しんでいらっしゃい。――ここにはハンターの方もたくさんいらっしゃるのですもの、危険なことなんてきっとありませんよ」
ね、と茶目っ気たっぷりに片目をつぶって見せて、まるで少女のようにうきうきと会場の中へと消えていくレオーナの背中に、残された部下は「はぁ」と何とも言えない表情になった。それから少し考えて、1つ小さく頷く。
「――了解しました、レオーナ様」
そうして彼もまた、この賑やかなパーティーを楽しむべく、人混みの中を歩き出したのだった。
解説
●目的
・クリスマスパーティーを楽しみましょう!
・親しい方と一緒に過ごしたり、お1人でのんびりと楽しむのも良いですね。
・お料理なんかを作って下さる方とかも、こっそりいつでも大歓迎です。
・その他、思いつく限りご自由にお過ごしください。
・NPCは勝手に楽しんでるので放置で大丈夫です。絡んで頂いても大丈夫です。
会場はピースホライズンの某所に立つ、古びた広いお屋敷です。
2階建て、お客様を招いてパーティーも行えるような吹き抜け天井の大広間が玄関ホールから続く中央部分にあり、そこから両翼部分が左右に続いています。
階段は3カ所、玄関ホールと両翼の突き当たりにあって、お屋敷の中をのんびりお散歩することも出来ます。
ホールの階段は広く見通しも良いですが、両翼奥の階段は使用人用だったらしく、人がすれ違うのがやっとと言ったところでしょう。
両翼部分には家人や来客が過ごすための部屋があり、そこから望める中庭は少し荒れていますが、それなりに体裁は整っています。
その他、過ごして頂くのに必要な部屋や場所は大体、無茶のない範囲で何とも都合よく用意されています。
なお、会場ではご来場の皆さまに、フマーレのとある雑貨屋さんで作られたというお菓子が配られています。
※アイテム配布はありません。描写上のみとなります。
【クッキー入りのクリスマス巾着】
色とりどりの皮製巾着にハンター達がデコレーションを施した巾着です。皮袋は工場お手製のため頑丈で、中のクッキーを食べた後は小物入れとして使う事もできます。
【ミニクリスマスブーツ】
子供サイズの小さなクリスマスブーツにハンターお手製のアロマキャンドルやクリスマスリース、皮のコースター、お人形など、聖夜を彩るグッズが詰まっています。
それではお気が向かれましたら、ご一緒にクリスマスのひと時をお過ごしいただけますと幸いです。
・クリスマスパーティーを楽しみましょう!
・親しい方と一緒に過ごしたり、お1人でのんびりと楽しむのも良いですね。
・お料理なんかを作って下さる方とかも、こっそりいつでも大歓迎です。
・その他、思いつく限りご自由にお過ごしください。
・NPCは勝手に楽しんでるので放置で大丈夫です。絡んで頂いても大丈夫です。
会場はピースホライズンの某所に立つ、古びた広いお屋敷です。
2階建て、お客様を招いてパーティーも行えるような吹き抜け天井の大広間が玄関ホールから続く中央部分にあり、そこから両翼部分が左右に続いています。
階段は3カ所、玄関ホールと両翼の突き当たりにあって、お屋敷の中をのんびりお散歩することも出来ます。
ホールの階段は広く見通しも良いですが、両翼奥の階段は使用人用だったらしく、人がすれ違うのがやっとと言ったところでしょう。
両翼部分には家人や来客が過ごすための部屋があり、そこから望める中庭は少し荒れていますが、それなりに体裁は整っています。
その他、過ごして頂くのに必要な部屋や場所は大体、無茶のない範囲で何とも都合よく用意されています。
なお、会場ではご来場の皆さまに、フマーレのとある雑貨屋さんで作られたというお菓子が配られています。
※アイテム配布はありません。描写上のみとなります。
【クッキー入りのクリスマス巾着】
色とりどりの皮製巾着にハンター達がデコレーションを施した巾着です。皮袋は工場お手製のため頑丈で、中のクッキーを食べた後は小物入れとして使う事もできます。
【ミニクリスマスブーツ】
子供サイズの小さなクリスマスブーツにハンターお手製のアロマキャンドルやクリスマスリース、皮のコースター、お人形など、聖夜を彩るグッズが詰まっています。
それではお気が向かれましたら、ご一緒にクリスマスのひと時をお過ごしいただけますと幸いです。
マスターより
いつもお世話になっております、または初めまして、蓮華・水無月と申します。
気付けばクリスマスも本番となった今日この頃、依頼(?)でもクリスマスパーティーを楽しみたいと、こんなイベシナでひっそりお邪魔致します。
クリスマスはどこもかしこも華やかで、どこか心が浮き立つ心地がします。
案外、1人でケーキを食べながら過ごすのも悪くはありませんよね、という蓮華はワンホールを2日かけて食べたことが2回ほど。
ケーキ大好きなので幸せでした、はい。
というクリスマスの思い出を語りつつ、どなた様もお気が向かれましたらお気軽に、どうぞよろしくお願い致します(ぺこり
気付けばクリスマスも本番となった今日この頃、依頼(?)でもクリスマスパーティーを楽しみたいと、こんなイベシナでひっそりお邪魔致します。
クリスマスはどこもかしこも華やかで、どこか心が浮き立つ心地がします。
案外、1人でケーキを食べながら過ごすのも悪くはありませんよね、という蓮華はワンホールを2日かけて食べたことが2回ほど。
ケーキ大好きなので幸せでした、はい。
というクリスマスの思い出を語りつつ、どなた様もお気が向かれましたらお気軽に、どうぞよろしくお願い致します(ぺこり
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/01/25 20:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/31 18:56:01 |
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Let's Party! 守原 有希弥(ka0562) 人間(リアルブルー)|19才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/01/01 02:58:27 |