ゲスト
(ka0000)
超人蹴球・前半戦!(帝国側)
マスター:DoLLer

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/10/11 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/10/20 07:30
オープニング
「龍園のドラグーンが?」
「はい、星の運命のために共に戦ってきたが、よくよく考えたらまだ西方地域と文化交流したことがないということで改めて、ということだそうです」
帝国第一師団の副師団長室でシグルドはそんな報告を受けていた。
「そりゃあオモテナシしなきゃならないだろうね。グリューエリンに踊ってもらうとか」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「カミラに言って、エルフハイムを案内してもらうとか」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「イズンに……」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「ヴ」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「せめて皆まで言わせてくれよ。わかった僕の方でなんとかするよ」
落語でもしているかのような頓珍漢な会話にシグルドはひらひらと手を振って、政務官を退出させた。
「にしてもね、ジャガイモパーティーだけじゃ喜んでくれんだろう」
文化交流といえば風土を感じてもらうのが一般的なものだが、それぞれの名所にはそれぞれ責任者がいるし、残っている当たり障りのないネタといえば、メシマズさをアピールするジャガイモパーティーかジンギスカン、最近息を吹き返してきたヴルツァライヒとのバトルとくらいしかない。
「帝国なんて基本武人の国なんだから……」
そういえばドラグーンといえば老化現象がほとんどなくかわりに寿命は短い。種族全体が戦いに特化したようなものだ。
帝国と龍園のつながる線を見出して、シグルドはふむ。と考えた。
殴り合いは大変楽しいが、さすがに怪我人を出したら後がややこしい。
「楽しく交流できる、体を使った……」
季節はちょうど暑さも和らぎ、秋らしさ感じさせ始めている。
読書の秋、食べ物の秋などと様々なことに都合よいとされる秋、それはもちろんスポーツにも当てはまる。
「よし、交流試合としよう」
スポーツの上での怪我は事故だ、事故。
シグルドは満面の笑みを浮かべていた。
●
「このボールを蹴って相手陣地の枠に入れたら勝ちというゲームがあるんだ。サッカーって言うんだけどね。ボールを保持する技術、誰がどこにいるのかを把握する視野、仲間との連携性。戦いにも通じるところがあるだろう」
「なるほど、確かに仰る通りですね」
龍園の異文化交流チームとして派遣されたシャンカラは手にしたサッカーボールをキラキラとした目で見つめて答えた。
「ルールは他に何があるんだ?」
「手を使っちゃいけない、休憩を挟んで前半と後半で戦う。それくらいだね」
シグルドが軽くウィンクしながら話すと、ダルマはそれに応じるようにして豪快な笑顔を作った。
「いよーっし、わかった。細かいところはやってみりゃわかるだろ」
ダルマはシャンカラの持っていたボールを奪い取り、そして地面に置くとおもむろに大きく足を後ろに蹴り上げた。その足が覚醒の力を伴って大きく光る。
「どぉぉぉりゃああああっ!!!!!!」
ちゅどんっ!!!
白と黒の2トーンでしかなかったボールはたちまちダルマのエネルギーによって光り輝くオーラに包まれ、弾丸のようにしてシグルドの後ろにあるゴールへと突き進んでいった。
「そうそう、それでいいんだ」
そのボールが青と緑を重ねたような風のオーラとぶつかりあい、急減速した。
そう、空中でシグルドがそのボールを脚一本で受け止めて見せたのだ。シグルドはそのまま足首をフックのようにしてボールを足元に留めて着地する。
「すごい……あの一撃を止めるなんて」
あれが魂の一撃だったら? もしくは、大切な守るべきものだったら?
様々な想いがシャンカラの中で膨れ上がっていく。
スポーツは、戦い、そして生きる道と何かしらの重なりがあるように見えた時、シャンカラの胸が高鳴った。
「……全力でこのスポーツ交流試合、させていただきます」
「いいね、その顔だ」
シグルドは笑うと、シャンカラに蹴ってよこし、そしてそのまま言葉を続けた。
「ただ人数は僕たちだけでは少ないかな。僕たちをつなげてくれたハンターも呼んで、盛大にやろうと思うんだけど、どうたろう」
差し出されたシグルドの手を、シャンカラとダルマはしっかりと握り返した。
――そしてシグルドが説明を中途半端で終わらせてしまったばかりに(意図的との見方もアリ)、手以外ならあらゆる手段を認める超人サッカーが交流試合として設定されたのであった。
よーし、みんな。死ぬ覚悟はできてるか?
それじゃ、プレーオフ☆
「はい、星の運命のために共に戦ってきたが、よくよく考えたらまだ西方地域と文化交流したことがないということで改めて、ということだそうです」
帝国第一師団の副師団長室でシグルドはそんな報告を受けていた。
「そりゃあオモテナシしなきゃならないだろうね。グリューエリンに踊ってもらうとか」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「カミラに言って、エルフハイムを案内してもらうとか」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「イズンに……」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「ヴ」
「スケジュールがいっぱいだそうです」
「せめて皆まで言わせてくれよ。わかった僕の方でなんとかするよ」
落語でもしているかのような頓珍漢な会話にシグルドはひらひらと手を振って、政務官を退出させた。
「にしてもね、ジャガイモパーティーだけじゃ喜んでくれんだろう」
文化交流といえば風土を感じてもらうのが一般的なものだが、それぞれの名所にはそれぞれ責任者がいるし、残っている当たり障りのないネタといえば、メシマズさをアピールするジャガイモパーティーかジンギスカン、最近息を吹き返してきたヴルツァライヒとのバトルとくらいしかない。
「帝国なんて基本武人の国なんだから……」
そういえばドラグーンといえば老化現象がほとんどなくかわりに寿命は短い。種族全体が戦いに特化したようなものだ。
帝国と龍園のつながる線を見出して、シグルドはふむ。と考えた。
殴り合いは大変楽しいが、さすがに怪我人を出したら後がややこしい。
「楽しく交流できる、体を使った……」
季節はちょうど暑さも和らぎ、秋らしさ感じさせ始めている。
読書の秋、食べ物の秋などと様々なことに都合よいとされる秋、それはもちろんスポーツにも当てはまる。
「よし、交流試合としよう」
スポーツの上での怪我は事故だ、事故。
シグルドは満面の笑みを浮かべていた。
●
「このボールを蹴って相手陣地の枠に入れたら勝ちというゲームがあるんだ。サッカーって言うんだけどね。ボールを保持する技術、誰がどこにいるのかを把握する視野、仲間との連携性。戦いにも通じるところがあるだろう」
「なるほど、確かに仰る通りですね」
龍園の異文化交流チームとして派遣されたシャンカラは手にしたサッカーボールをキラキラとした目で見つめて答えた。
「ルールは他に何があるんだ?」
「手を使っちゃいけない、休憩を挟んで前半と後半で戦う。それくらいだね」
シグルドが軽くウィンクしながら話すと、ダルマはそれに応じるようにして豪快な笑顔を作った。
「いよーっし、わかった。細かいところはやってみりゃわかるだろ」
ダルマはシャンカラの持っていたボールを奪い取り、そして地面に置くとおもむろに大きく足を後ろに蹴り上げた。その足が覚醒の力を伴って大きく光る。
「どぉぉぉりゃああああっ!!!!!!」
ちゅどんっ!!!
白と黒の2トーンでしかなかったボールはたちまちダルマのエネルギーによって光り輝くオーラに包まれ、弾丸のようにしてシグルドの後ろにあるゴールへと突き進んでいった。
「そうそう、それでいいんだ」
そのボールが青と緑を重ねたような風のオーラとぶつかりあい、急減速した。
そう、空中でシグルドがそのボールを脚一本で受け止めて見せたのだ。シグルドはそのまま足首をフックのようにしてボールを足元に留めて着地する。
「すごい……あの一撃を止めるなんて」
あれが魂の一撃だったら? もしくは、大切な守るべきものだったら?
様々な想いがシャンカラの中で膨れ上がっていく。
スポーツは、戦い、そして生きる道と何かしらの重なりがあるように見えた時、シャンカラの胸が高鳴った。
「……全力でこのスポーツ交流試合、させていただきます」
「いいね、その顔だ」
シグルドは笑うと、シャンカラに蹴ってよこし、そしてそのまま言葉を続けた。
「ただ人数は僕たちだけでは少ないかな。僕たちをつなげてくれたハンターも呼んで、盛大にやろうと思うんだけど、どうたろう」
差し出されたシグルドの手を、シャンカラとダルマはしっかりと握り返した。
――そしてシグルドが説明を中途半端で終わらせてしまったばかりに(意図的との見方もアリ)、手以外ならあらゆる手段を認める超人サッカーが交流試合として設定されたのであった。
よーし、みんな。死ぬ覚悟はできてるか?
それじゃ、プレーオフ☆
解説
帝国と龍園の間で、サッカー(?)の交流試合が行われます
当依頼では『龍騎士チーム』として、前半戦~ハーフタイムに参加していただくハンターを募ります
選手として、あるいはベンチや観客席でサポートや応援をするなど、あなたらしく試合を盛り上げてください
(龍園チームへ参加ご希望の方は、同日リリースの鮎川渓MS『超人蹴球・前半戦(龍園側)』へどうぞ)
【ルール】
・コートは蒼界のサッカーコートとほぼ同様
・手でボールに触れない(触れても試合的なペナルティはナシ)、ゴールしたらセンターラインからリスタート
・選手交代の回数無制限。応援兼交代要員なども可能
・装備やスキル使用は自由。相手選手への妨害・攻撃可
あくまで交流試合のため、刃物には鞘をつけ、矢弾は試合用の物を使用するものとし、死亡・重体にはなりません
・選手希望者が不足した場合は帝国兵士NPCで補います。逆に選手希望者が11人をオーバーしても構いません。どうぞお好きな形でご参加ください
・前後半通してゴール数の多いチームの勝利です
【チームメイト】
シグルド(闘)
作戦があれば指示に従い、なければシャンカラ・ダルマと共にリプレイの邪魔にならない場所で遊んでます。
他、ノーネーム帝国兵士数名
【さいごに】
スポーツマンシップにのっとり、相手チームの相談卓は見ずにいきましょう
当依頼では『龍騎士チーム』として、前半戦~ハーフタイムに参加していただくハンターを募ります
選手として、あるいはベンチや観客席でサポートや応援をするなど、あなたらしく試合を盛り上げてください
(龍園チームへ参加ご希望の方は、同日リリースの鮎川渓MS『超人蹴球・前半戦(龍園側)』へどうぞ)
【ルール】
・コートは蒼界のサッカーコートとほぼ同様
・手でボールに触れない(触れても試合的なペナルティはナシ)、ゴールしたらセンターラインからリスタート
・選手交代の回数無制限。応援兼交代要員なども可能
・装備やスキル使用は自由。相手選手への妨害・攻撃可
あくまで交流試合のため、刃物には鞘をつけ、矢弾は試合用の物を使用するものとし、死亡・重体にはなりません
・選手希望者が不足した場合は帝国兵士NPCで補います。逆に選手希望者が11人をオーバーしても構いません。どうぞお好きな形でご参加ください
・前後半通してゴール数の多いチームの勝利です
【チームメイト】
シグルド(闘)
作戦があれば指示に従い、なければシャンカラ・ダルマと共にリプレイの邪魔にならない場所で遊んでます。
他、ノーネーム帝国兵士数名
【さいごに】
スポーツマンシップにのっとり、相手チームの相談卓は見ずにいきましょう
マスターより
鮎川MSと夏前からなんかやりましょうってお話していたんですが、無事に形になりましたっ。
そう、スポーツの秋です!
僕のイメージは『少林サ〇カー』とかなんですけど、さらに酷いガバガバの何かができあがりました。
チアやサポーターがリングに飛び込んだりも構わないですし、選手もまた然り。
リプレイ間で多少ずれが発生するかもしれませんが視点の違いだとご容赦ください。
なおタイトルみたらわかりますが、リプレイ公開され次第、その状況を元にした後半戦のイベシナが出ます。
優先参加できるわけでもないので、昨日の友が明日の敵だったり、都合で参加できなかったとか不思議なことが起こりえますが、そちらもよろしくお願いいたします。
そう、スポーツの秋です!
僕のイメージは『少林サ〇カー』とかなんですけど、さらに酷いガバガバの何かができあがりました。
チアやサポーターがリングに飛び込んだりも構わないですし、選手もまた然り。
リプレイ間で多少ずれが発生するかもしれませんが視点の違いだとご容赦ください。
なおタイトルみたらわかりますが、リプレイ公開され次第、その状況を元にした後半戦のイベシナが出ます。
優先参加できるわけでもないので、昨日の友が明日の敵だったり、都合で参加できなかったとか不思議なことが起こりえますが、そちらもよろしくお願いいたします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/10/19 11:12
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 シグルド(kz0074) 人間(クリムゾンウェスト)|22才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/10/06 17:50:06 |
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役割とかポジション決め卓 ボルディア・コンフラムス(ka0796) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2018/10/11 03:13:43 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/10/08 19:47:03 |