ゲスト
(ka0000)
【HW】仮面舞踏会
マスター:音無奏

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在10人 / 6~10人
- サポート
- 現在0人 / 0~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/10/31 19:00
- リプレイ完成予定
- 2018/11/14 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
城に通じる、鉄格子の扉が開かれる。
霧は深く、夜は長い。ライトアップされた会場は綺羅びやかな光に満ちていて、誰も彼もが仮面をつけて城の中へと向かっていく。
これは夢にて開かれる、仮面の舞踏会――。
…………。
「ようこそ先生、お待ちしておりました」
茶色のくせっ毛を持つ、穏やかな声の少年が自分に向かって一礼する。
小間使いの服を着ているが彼も蝶の仮面付き、誰かが彼の名前を呼んだ気がするが、少年は仮面の下でふふっと微笑んだ。
「何をもってそれが俺だって思ったのかな、先生は」
だって顔なんてわからないよな、と少年は先導しながらちょちょいと自分の仮面を突っつく。
当然、あなたも仮面つき。思わず手をかけるが、それが外れる気配はなかった。
「外れないぜ、その仮面は自分では外せない」
あなたがあなたであると確信を持ち、外そうとする意志を持った他人だけが仮面を外す事が出来るのだと言う。
まぁ本人が望まなかったら条件を満たしてても外せないけどな、と少年はのんきそうに言いながら、あなたを城の中に案内した。
思わず周囲を見回す、誰も彼もが仮面つき。
誰もが似たような姿を取っているから、なるほど、人酔いしそうな上に個人の判別は中々苦労しそうである。
でも知り合いなら流石にわかるのでは、と尋ねると少年は不思議そうに首を傾げた。
「そりゃあある程度アタリをつける事は出来ると思うけど、何を持って確信とするんだ?」
髪の色が偶然似てるかもしれない、目の色が、体格が偶然そっくりだったかもしれない。
決め手は何? と彼は尋ねる。声? 振る舞い? その人を確信する特別は何なのかと。
「あ、当然だけど仮面をつけてる人は自分で名乗れない」
名前はな……と、彼は含むように笑う。
「俺が案内役に選ばれたのは、俺がありふれた人間代表だからだ」
だから、あなたが知っている誰かかどうかなんてわからない、と彼は気にした風もなく口にする。
「さぁ舞踏会へどうぞ、先生。もしかしたら、あなたが会いたい人がいるかもしれない」
見つけられればの話だけどな、と告げる彼は、夢の中だと少々意地悪だった。
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
城に通じる、鉄格子の扉が開かれる。
霧は深く、夜は長い。ライトアップされた会場は綺羅びやかな光に満ちていて、誰も彼もが仮面をつけて城の中へと向かっていく。
これは夢にて開かれる、仮面の舞踏会――。
…………。
「ようこそ先生、お待ちしておりました」
茶色のくせっ毛を持つ、穏やかな声の少年が自分に向かって一礼する。
小間使いの服を着ているが彼も蝶の仮面付き、誰かが彼の名前を呼んだ気がするが、少年は仮面の下でふふっと微笑んだ。
「何をもってそれが俺だって思ったのかな、先生は」
だって顔なんてわからないよな、と少年は先導しながらちょちょいと自分の仮面を突っつく。
当然、あなたも仮面つき。思わず手をかけるが、それが外れる気配はなかった。
「外れないぜ、その仮面は自分では外せない」
あなたがあなたであると確信を持ち、外そうとする意志を持った他人だけが仮面を外す事が出来るのだと言う。
まぁ本人が望まなかったら条件を満たしてても外せないけどな、と少年はのんきそうに言いながら、あなたを城の中に案内した。
思わず周囲を見回す、誰も彼もが仮面つき。
誰もが似たような姿を取っているから、なるほど、人酔いしそうな上に個人の判別は中々苦労しそうである。
でも知り合いなら流石にわかるのでは、と尋ねると少年は不思議そうに首を傾げた。
「そりゃあある程度アタリをつける事は出来ると思うけど、何を持って確信とするんだ?」
髪の色が偶然似てるかもしれない、目の色が、体格が偶然そっくりだったかもしれない。
決め手は何? と彼は尋ねる。声? 振る舞い? その人を確信する特別は何なのかと。
「あ、当然だけど仮面をつけてる人は自分で名乗れない」
名前はな……と、彼は含むように笑う。
「俺が案内役に選ばれたのは、俺がありふれた人間代表だからだ」
だから、あなたが知っている誰かかどうかなんてわからない、と彼は気にした風もなく口にする。
「さぁ舞踏会へどうぞ、先生。もしかしたら、あなたが会いたい人がいるかもしれない」
見つけられればの話だけどな、と告げる彼は、夢の中だと少々意地悪だった。
解説
+概要
夢。テーマは『何を持って大切な人を見分けるか』です。
仮面の指定は自由ですが、目元は完全に見えない事が条件、瞳は見えてて構いません。
知己なら見えてる範囲でもある程度の絞り込みは出来るでしょう。
その人の何を持って相手を確信する決定打とするか……そんなシナリオです。
趣旨を果たした上でなら好きなように舞踏会をお楽しみください。
独り身の参加は想定していません、どうしても必要ならばNPCが話し相手になります。
勿論独り身にペア参加ほどの字数は保障出来ませんが、趣旨に沿っている限り、なるべく良いようにお相手します。
ペア参加推奨、夢ルールは
『仮面をかぶってる限り、自ら名乗る事は出来ない』
『相手の正体を看破し、その意志を持つ他人だけが仮面を外す事が出来る』。
おまけとして
『必ず自分で相手を探し出す事』です(城に入る段階から一緒にいるのは不可)
当然ですが仮面は外さなかったり外せなかったりしてもOKです。
決め手がないのを逆手に取ってあれこれしてもOK。
服装とポジションは舞踏会に違和感のない範囲で自由、楽団に紛れ込む事も出来ます。
ルール違反は強制的になかった事にされるので、ご注意ください。
全員単独パート、相談不要の、挨拶と、サポ枠を使う場合は誰を呼んだかの宣言をお願いします。
宣言外のサポ参加は描写外、正規参加1人につきサポートも1人まで。
正規参加同士のペア行動も可能です、参加していない方へのアクションは行なえません。
夢。テーマは『何を持って大切な人を見分けるか』です。
仮面の指定は自由ですが、目元は完全に見えない事が条件、瞳は見えてて構いません。
知己なら見えてる範囲でもある程度の絞り込みは出来るでしょう。
その人の何を持って相手を確信する決定打とするか……そんなシナリオです。
趣旨を果たした上でなら好きなように舞踏会をお楽しみください。
独り身の参加は想定していません、どうしても必要ならばNPCが話し相手になります。
勿論独り身にペア参加ほどの字数は保障出来ませんが、趣旨に沿っている限り、なるべく良いようにお相手します。
ペア参加推奨、夢ルールは
『仮面をかぶってる限り、自ら名乗る事は出来ない』
『相手の正体を看破し、その意志を持つ他人だけが仮面を外す事が出来る』。
おまけとして
『必ず自分で相手を探し出す事』です(城に入る段階から一緒にいるのは不可)
当然ですが仮面は外さなかったり外せなかったりしてもOKです。
決め手がないのを逆手に取ってあれこれしてもOK。
服装とポジションは舞踏会に違和感のない範囲で自由、楽団に紛れ込む事も出来ます。
ルール違反は強制的になかった事にされるので、ご注意ください。
全員単独パート、相談不要の、挨拶と、サポ枠を使う場合は誰を呼んだかの宣言をお願いします。
宣言外のサポ参加は描写外、正規参加1人につきサポートも1人まで。
正規参加同士のペア行動も可能です、参加していない方へのアクションは行なえません。
マスターより
音無です、イベントかショートかで最後まで悩んだのですが……。
どうせならがっつり書きたいのでショートにしました。
5人か10人か! でまた悩んだのは別のお話。
夢シナリオでしか出来ない事で、なるべくハロウィンっぽいものを!
……夢でしか出来ないかって言われると怪しいですが……まぁ現実で言えない恥ずかしい台詞を言えるのが利点です、だって夢だから。
では、お楽しみ頂ければ幸いです、音無でした。
どうせならがっつり書きたいのでショートにしました。
5人か10人か! でまた悩んだのは別のお話。
夢シナリオでしか出来ない事で、なるべくハロウィンっぽいものを!
……夢でしか出来ないかって言われると怪しいですが……まぁ現実で言えない恥ずかしい台詞を言えるのが利点です、だって夢だから。
では、お楽しみ頂ければ幸いです、音無でした。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/15 00:33