ゲスト
(ka0000)
【陶曲】脚本家と嫉妬軍将の遊戯
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/12/26 09:00
- リプレイ完成予定
- 2019/01/09 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
自由都市同盟。
魔術師協会広報室から派遣されてきた魔術師たちが、山脈の遺跡を調査していた。
噂の段階であったが、遺跡には精霊のお宝があるらしいという説もあった。
「トパーズの精霊からは『合言葉』を聞くことができたし、後は遺跡の入口を見つけるだけだな」
ヴァリオスでの仕事を終えた魔術師スコットが、遺跡へと向かう途中の出来事であった。
異変に気が付いたのは、麓に辿り着いた時。
後方から、兵隊らしき集団が近づいてくるのが見えた。
双眼鏡で確認すると、VOIDオートマトンと硝子細工人形の集団だ。
他にも、CAMが6体。
だが、明らかに異常な風貌のCAMであった。
ハンターたちが知る限りでは、歪虚CAMと呼ばれる個体のようであった。
スコットは思い出した。高位の嫉妬歪虚が、歪虚CAMを操り、各地で暴れ回っていた忌わしい事件があったことを……。
「まさかとは思うが」
推測が正しければ、クラーレ・クラーラ (kz0225)が関わっている可能性が高い。
そして、何よりも、調査中の遺跡には、カッツォ・ヴォイ(kz0224)が居た痕跡もあった。
スコットは、すぐさま、本部へと報告することにした。
●
「さて、どちらが先に古代遺跡に辿り着くのか、退屈しのぎにはいいでしょうねぇ」
クラーレは愛用のパラソルを手に持ち、カッツォを睨み据えた。
「今まで姿を見せず、何をしていた? ラルヴァ様は見て見ぬ振りをしていたのだぞ? そのことを忘れるな」
白い仮面からは、カッツォの表情は見えなかったが、その口振りは、やや怒りに満ちていた。
「ラルヴァ様がどう思われているのか、私には分かりませんが、あなたの想いが一方通行だというのはこのクラーレにも分かりますよぉ。あなたの脚本には、そのように書かれていたのですかぁ?」
コロコロと笑うクラーレ。
カッツォが、ステッキの先を地面に強く叩き付けた。
「……生憎と、貴様の出番は、私の脚本には無いのだよ。出てきたとしても、クラーレ・クラーラなど、その存在すら、ハンターどもに忘れられているだろうな……ククク」
皮肉に満ちた笑いのカッツォ。
クラーレは、悔しそうに歯軋りした。
「カッツォ、あなたのそういうところ、大嫌いですよぉ」
と、すぐに、ニコリと微笑む。
「まあ、それはそれとして、ゲームをするというのでしたら、喜んで受けて立ちますからねぇ」
「望むところだ。どちらが先に、古代遺跡を乗っ取ることができるのか……勝つのは、この私だがね」
カッツォは、襟元を整え、余裕の笑みを浮かべた。
●
ハンターたちが、山脈の麓に集まった頃。
VOIDオートマトンと硝子細工人形の集団は、競うように進軍していた。
その集団の中には、歪虚CAM、6体……R7エクスシア型3体、ドミニオン型3体だ。
R7エクスシアの肩には、カッツォ・ヴォイ。
ドミニオンの肩には、クラーレ・クラーラがいるではないか。
「おやおや、ハンターたちが集まってきましたかぁ。これは面白いゲームになりそうですねぇ」
楽しそうに笑うクラーレ。
「フフフ、ゲームは強い者が必ず勝つ訳ではないのだよ。運命の賽が、どう転ぶのか、それこそがゲームの醍醐味というものだ」
カッツォは、根っからの遊戯好きであった。
だが、この地に住む人々にとっては、嫉妬の歪虚たちに襲われる危険があった。
嫉妬たちの遊戯に、罪のない人々を巻き込む訳にはいかない。
ハンターたちが立ち上がった。
「いっちょ、やったろーじゃねぇか!」
新しい幕が、ついに開かれた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
自由都市同盟。
魔術師協会広報室から派遣されてきた魔術師たちが、山脈の遺跡を調査していた。
噂の段階であったが、遺跡には精霊のお宝があるらしいという説もあった。
「トパーズの精霊からは『合言葉』を聞くことができたし、後は遺跡の入口を見つけるだけだな」
ヴァリオスでの仕事を終えた魔術師スコットが、遺跡へと向かう途中の出来事であった。
異変に気が付いたのは、麓に辿り着いた時。
後方から、兵隊らしき集団が近づいてくるのが見えた。
双眼鏡で確認すると、VOIDオートマトンと硝子細工人形の集団だ。
他にも、CAMが6体。
だが、明らかに異常な風貌のCAMであった。
ハンターたちが知る限りでは、歪虚CAMと呼ばれる個体のようであった。
スコットは思い出した。高位の嫉妬歪虚が、歪虚CAMを操り、各地で暴れ回っていた忌わしい事件があったことを……。
「まさかとは思うが」
推測が正しければ、クラーレ・クラーラ (kz0225)が関わっている可能性が高い。
そして、何よりも、調査中の遺跡には、カッツォ・ヴォイ(kz0224)が居た痕跡もあった。
スコットは、すぐさま、本部へと報告することにした。
●
「さて、どちらが先に古代遺跡に辿り着くのか、退屈しのぎにはいいでしょうねぇ」
クラーレは愛用のパラソルを手に持ち、カッツォを睨み据えた。
「今まで姿を見せず、何をしていた? ラルヴァ様は見て見ぬ振りをしていたのだぞ? そのことを忘れるな」
白い仮面からは、カッツォの表情は見えなかったが、その口振りは、やや怒りに満ちていた。
「ラルヴァ様がどう思われているのか、私には分かりませんが、あなたの想いが一方通行だというのはこのクラーレにも分かりますよぉ。あなたの脚本には、そのように書かれていたのですかぁ?」
コロコロと笑うクラーレ。
カッツォが、ステッキの先を地面に強く叩き付けた。
「……生憎と、貴様の出番は、私の脚本には無いのだよ。出てきたとしても、クラーレ・クラーラなど、その存在すら、ハンターどもに忘れられているだろうな……ククク」
皮肉に満ちた笑いのカッツォ。
クラーレは、悔しそうに歯軋りした。
「カッツォ、あなたのそういうところ、大嫌いですよぉ」
と、すぐに、ニコリと微笑む。
「まあ、それはそれとして、ゲームをするというのでしたら、喜んで受けて立ちますからねぇ」
「望むところだ。どちらが先に、古代遺跡を乗っ取ることができるのか……勝つのは、この私だがね」
カッツォは、襟元を整え、余裕の笑みを浮かべた。
●
ハンターたちが、山脈の麓に集まった頃。
VOIDオートマトンと硝子細工人形の集団は、競うように進軍していた。
その集団の中には、歪虚CAM、6体……R7エクスシア型3体、ドミニオン型3体だ。
R7エクスシアの肩には、カッツォ・ヴォイ。
ドミニオンの肩には、クラーレ・クラーラがいるではないか。
「おやおや、ハンターたちが集まってきましたかぁ。これは面白いゲームになりそうですねぇ」
楽しそうに笑うクラーレ。
「フフフ、ゲームは強い者が必ず勝つ訳ではないのだよ。運命の賽が、どう転ぶのか、それこそがゲームの醍醐味というものだ」
カッツォは、根っからの遊戯好きであった。
だが、この地に住む人々にとっては、嫉妬の歪虚たちに襲われる危険があった。
嫉妬たちの遊戯に、罪のない人々を巻き込む訳にはいかない。
ハンターたちが立ち上がった。
「いっちょ、やったろーじゃねぇか!」
新しい幕が、ついに開かれた。
解説
【状況】
カッツォ軍団とクラーレ軍団、どちらが先に古代遺跡に辿り着くか競争
古代遺跡には、精霊のお宝があるらしいという噂
【目的】
古代遺跡を守るため、嫉妬軍団をできるだけ倒す
(カッツォとクラーレを撤退まで追い込むこと)
敵が一体でも古代遺跡に辿り着いたら、失敗となる
■出没した敵
カッツォ・ヴォイ(kz0224)
災厄の十三魔の一体。サイズ1。
機動力の高さ、カウンター能力の他、配下の自動兵器を強化する能力を持つ。
クラーレ・クラーラ (kz0225)
嫉妬軍将。サイズ1。
謎の多い高位の嫉妬歪虚。配下の歪虚を操り、陰から暗躍する傾向がある。
歪虚CAM、6体。サイズ3。武装、マテリアルライフル、大剣、盾
カッツォ配下…R7エクスシア型、3体
クラーレ配下…ドミニオン型、3体
かなり強化されており、自立型兵器と化している嫉妬の眷属
玩具の兵隊。サイズ1。嫉妬の眷属。装備、剣、銃、盾
カッツォ配下…VOIDオートマトン、50体
クラーレ配下…硝子細工人形、50体
■補足
ハンターの初期位置は、嫉妬軍の前方から500メートルの場所
歪虚CAM6体は、玩具の兵隊たちの8メートル後方で陣取っている
■ヒント
カッツォ…ゲーム自体を楽しみ、演出に拘る。状況次第で、自分が駒になり参戦する
クラーレ…勝ちに拘るが、自分は指揮を優先して、駒を積極的に動かす
カッツォ軍団とクラーレ軍団、どちらが先に古代遺跡に辿り着くか競争
古代遺跡には、精霊のお宝があるらしいという噂
【目的】
古代遺跡を守るため、嫉妬軍団をできるだけ倒す
(カッツォとクラーレを撤退まで追い込むこと)
敵が一体でも古代遺跡に辿り着いたら、失敗となる
■出没した敵
カッツォ・ヴォイ(kz0224)
災厄の十三魔の一体。サイズ1。
機動力の高さ、カウンター能力の他、配下の自動兵器を強化する能力を持つ。
クラーレ・クラーラ (kz0225)
嫉妬軍将。サイズ1。
謎の多い高位の嫉妬歪虚。配下の歪虚を操り、陰から暗躍する傾向がある。
歪虚CAM、6体。サイズ3。武装、マテリアルライフル、大剣、盾
カッツォ配下…R7エクスシア型、3体
クラーレ配下…ドミニオン型、3体
かなり強化されており、自立型兵器と化している嫉妬の眷属
玩具の兵隊。サイズ1。嫉妬の眷属。装備、剣、銃、盾
カッツォ配下…VOIDオートマトン、50体
クラーレ配下…硝子細工人形、50体
■補足
ハンターの初期位置は、嫉妬軍の前方から500メートルの場所
歪虚CAM6体は、玩具の兵隊たちの8メートル後方で陣取っている
■ヒント
カッツォ…ゲーム自体を楽しみ、演出に拘る。状況次第で、自分が駒になり参戦する
クラーレ…勝ちに拘るが、自分は指揮を優先して、駒を積極的に動かす
マスターより
励ましの御言葉、ありがとうございます。
大林です。
年末年始、カッツォたちもゲームをするようです。
【陶曲】の新たなステージとなりました。
嫉妬たちの遊戯を抑えることができるのは、ハンターの皆様たちだけです。
どうか、同盟の人々を救ってあげてください。
それでは、今回も熱意溢れるプレイングをお待ちしております!
大林です。
年末年始、カッツォたちもゲームをするようです。
【陶曲】の新たなステージとなりました。
嫉妬たちの遊戯を抑えることができるのは、ハンターの皆様たちだけです。
どうか、同盟の人々を救ってあげてください。
それでは、今回も熱意溢れるプレイングをお待ちしております!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/01/04 02:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/12/26 08:41:28 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/12/24 21:00:42 |