ゲスト
(ka0000)
【奇石】石のチカラ
マスター:奈華里

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,800
- 参加人数
- 現在4人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2019/04/11 15:00
- リプレイ完成予定
- 2019/04/25 15:00
オープニング
●研究日誌
〇月×日
今日も庭の樹の傍にパルムの姿を見た。如何やら、あの樹を気に入ったらしい。栗鼠の様に樹の傍を駆け回り、疲れれば根元で昼寝をしている。そう言えば、あの樹からは不思議な力を感じる。神霊樹程ではないが、何かしらの加護があるのかもしれない。
〇月◇日
今日もパルムが遊びに来ていた。やはり何かあるように感じて、少し地面を掘ってみる事にした。するとどういう訳か、複数個の光る石を発見。触れようとすると、更に光り出した。どういう仕組みだろうか?
□月□日
あれから石の事を研究していくうちに凄い事が分かった。この石はあの樹の樹液から出来たものと考えられる。つまりは琥珀? いやしかし、ただの琥珀とは思えない。私が触れると光り出す特性があるからだ。もしかすると、あの樹が神霊樹と関わりがあるのかもしれないが、私の専門外……植物学者に知り合いなどいただろうか?
☆月▽日
植物に詳しい人の見解はこうだ。あの樹は神霊樹ではない。当たり前だ。こんな場所にぽっと育っている筈がない。ただ確かにマテリアルを有しているらしく、何らかの偶然が重なり微量ながら神霊樹とも繋がりがある植物が育ったのではという事だ。だからパルムが好んで来ていたのか。神霊樹は母なる樹なのだから。
☆月◎日
この石は危険かもしれない。魔術師協会にサンプルを提出しようとしたが、途中歪虚に襲われた。光が奴らを呼び寄せるのだろうか? 否、石自体には何の価値もない筈だが…まさか、この石に力を保存できるのだとしたらどうだ? 一時的にそんな事が出来れば周囲の目を誤魔化せる。強者が弱者を装える。
×月◆日
どういう訳か樹の近くにいれば襲ってこないようだ。ならばここに研究所を作るしかない。ちゃんとした事が判るまでこの石の事は秘密にしよう。一般人に運ばせれば問題なさそうだが、万が一の事もある。慎重に動かなくては。
×月□日
欠片を奪われ、奴らはそれを呑み込んだ。やはりこの石は力を保存できるらしい。奴らはそれを取り込んで強くなったように思えた。奪われた相手がゴブリンでよかった。私の力でも退治できたのだから。けれど、これではっきりした。この石は良くも悪くも持ち主を強くする危険な石だ。
●全てはここから
鉱石の一部と研究資料の回収――
戦闘の際に多少荒らされはしたものの、それらしきものを回収して彼らは再び大広間へと戻る。
ざっと資料に目を通した彼らは改めて目の前の鉱石と向き合う事となる。
「さて、どうしたものかね」
今ならばこの鉱石が世に出た所で驚く者はいないだろうが、当時は一体どうだったか。
日誌の言葉からはアドナのご先祖様の迷いが読み取れる。だが、今その事に捕らわれている場合ではない。
問題なのはあの歪虚達。地中に潜ったという事はまた出てくる可能性を秘めている。
従って、このまま放置する訳にはいかないのだが、そうなると一番の障害となるのはこの屋敷だ。
「…という事なんだが、最悪壊してしまっても構わないだろうか?」
魔導スマフォを利用してハンターの一人がオフィスに許可をとる。
屋敷に住み着いている訳ではないが、力の源としてこの鉱石を狙っている以上、持ち出したとしてもまだあると踏んでやってこないとも限らない。地下研究所への大穴は塞いだが、急場凌ぎに過ぎず、敵は土を掘るのはお手のものだ。
『アドナです。判りました…やりやすいやり方で…お願い、します』
歯切れの悪い言い方で家主であるアドナがそう言葉する。
襲撃から今まであっという間の出来事だった。慌てて逃げ出した為、全ては屋敷の中だろう。
家族の思い出も、彼の研究成果も…そして、先祖の残した屋敷自体も全てはそこにある。
「……すまない。出来るだけ善処する」
ハンターはそう言い通話をOFFにする。
敵は油断ならないモグラ男と配下のミミズ達。屋敷を壊さないようにして戦う事が出来るだろうか。
外に出ればいいとはいえ、出たら出たで新手の出現も考えられる。
だが、ハンターの出現を察知してか初めの頃に比べ断然減っているのは確かだ。
下級の雑魔は石よりも命をとったと見える。
「さて、最後の大仕事だ。気合入れていこうぜ」
ハンターの一人がにやりと笑う。仲間もそれにつられて…いざ、最終局面へ。
〇月×日
今日も庭の樹の傍にパルムの姿を見た。如何やら、あの樹を気に入ったらしい。栗鼠の様に樹の傍を駆け回り、疲れれば根元で昼寝をしている。そう言えば、あの樹からは不思議な力を感じる。神霊樹程ではないが、何かしらの加護があるのかもしれない。
〇月◇日
今日もパルムが遊びに来ていた。やはり何かあるように感じて、少し地面を掘ってみる事にした。するとどういう訳か、複数個の光る石を発見。触れようとすると、更に光り出した。どういう仕組みだろうか?
□月□日
あれから石の事を研究していくうちに凄い事が分かった。この石はあの樹の樹液から出来たものと考えられる。つまりは琥珀? いやしかし、ただの琥珀とは思えない。私が触れると光り出す特性があるからだ。もしかすると、あの樹が神霊樹と関わりがあるのかもしれないが、私の専門外……植物学者に知り合いなどいただろうか?
☆月▽日
植物に詳しい人の見解はこうだ。あの樹は神霊樹ではない。当たり前だ。こんな場所にぽっと育っている筈がない。ただ確かにマテリアルを有しているらしく、何らかの偶然が重なり微量ながら神霊樹とも繋がりがある植物が育ったのではという事だ。だからパルムが好んで来ていたのか。神霊樹は母なる樹なのだから。
☆月◎日
この石は危険かもしれない。魔術師協会にサンプルを提出しようとしたが、途中歪虚に襲われた。光が奴らを呼び寄せるのだろうか? 否、石自体には何の価値もない筈だが…まさか、この石に力を保存できるのだとしたらどうだ? 一時的にそんな事が出来れば周囲の目を誤魔化せる。強者が弱者を装える。
×月◆日
どういう訳か樹の近くにいれば襲ってこないようだ。ならばここに研究所を作るしかない。ちゃんとした事が判るまでこの石の事は秘密にしよう。一般人に運ばせれば問題なさそうだが、万が一の事もある。慎重に動かなくては。
×月□日
欠片を奪われ、奴らはそれを呑み込んだ。やはりこの石は力を保存できるらしい。奴らはそれを取り込んで強くなったように思えた。奪われた相手がゴブリンでよかった。私の力でも退治できたのだから。けれど、これではっきりした。この石は良くも悪くも持ち主を強くする危険な石だ。
●全てはここから
鉱石の一部と研究資料の回収――
戦闘の際に多少荒らされはしたものの、それらしきものを回収して彼らは再び大広間へと戻る。
ざっと資料に目を通した彼らは改めて目の前の鉱石と向き合う事となる。
「さて、どうしたものかね」
今ならばこの鉱石が世に出た所で驚く者はいないだろうが、当時は一体どうだったか。
日誌の言葉からはアドナのご先祖様の迷いが読み取れる。だが、今その事に捕らわれている場合ではない。
問題なのはあの歪虚達。地中に潜ったという事はまた出てくる可能性を秘めている。
従って、このまま放置する訳にはいかないのだが、そうなると一番の障害となるのはこの屋敷だ。
「…という事なんだが、最悪壊してしまっても構わないだろうか?」
魔導スマフォを利用してハンターの一人がオフィスに許可をとる。
屋敷に住み着いている訳ではないが、力の源としてこの鉱石を狙っている以上、持ち出したとしてもまだあると踏んでやってこないとも限らない。地下研究所への大穴は塞いだが、急場凌ぎに過ぎず、敵は土を掘るのはお手のものだ。
『アドナです。判りました…やりやすいやり方で…お願い、します』
歯切れの悪い言い方で家主であるアドナがそう言葉する。
襲撃から今まであっという間の出来事だった。慌てて逃げ出した為、全ては屋敷の中だろう。
家族の思い出も、彼の研究成果も…そして、先祖の残した屋敷自体も全てはそこにある。
「……すまない。出来るだけ善処する」
ハンターはそう言い通話をOFFにする。
敵は油断ならないモグラ男と配下のミミズ達。屋敷を壊さないようにして戦う事が出来るだろうか。
外に出ればいいとはいえ、出たら出たで新手の出現も考えられる。
だが、ハンターの出現を察知してか初めの頃に比べ断然減っているのは確かだ。
下級の雑魔は石よりも命をとったと見える。
「さて、最後の大仕事だ。気合入れていこうぜ」
ハンターの一人がにやりと笑う。仲間もそれにつられて…いざ、最終局面へ。
解説
内容
地中に逃げたモグラ男とミミズの雑魔を殲滅する事
前回の戦いで地中に逃げてしまった敵を野放しにしておく訳にはいきません
石についての研究資料は既に大広間までは移動済み 保存されていた欠片も一部回収済み
屋敷での戦闘の許可は下りていますが、どうするかはハンターらに一任
最善の方法を相談して頂き、この事件に幕を下ろして頂ければと思います
●屋敷の構造について
【奇石】タグのついたシナリオを一読頂ければ詳細が判るかと思いますが、
簡単に言うと一階正面にロビーが広がり、そのまま奥(北)に行けば大広間
左右部屋、東側には手前からサロン、バスルーム、ランドリー室。西側は研究室、食堂、キッチン
二階は主に家族の部屋と来客用の個室に屋根裏部屋がある 地下は研究所のみ
地下と屋根裏に向かう通路は人一人が通れる程と狭いので要注意
●補足
OPの研究日誌の情報は『PC情報』として扱って頂いて構いません
その他、今までのOPとリプレイで判明している事についても大丈夫です
成功への鍵は如何にスマートに事を終わらせるかとアフターケアにかかっています
その辺を頭に入れた上で白紙プレイングを無きよう宜しくお願いします
ここからの参加の際は前回同様「応援として参戦した」として描かせて頂きます
シリーズシナリオですので、これまでの経過を読んで頂くとより楽しめます
が、ここからの参加でも問題ありません
地中に逃げたモグラ男とミミズの雑魔を殲滅する事
前回の戦いで地中に逃げてしまった敵を野放しにしておく訳にはいきません
石についての研究資料は既に大広間までは移動済み 保存されていた欠片も一部回収済み
屋敷での戦闘の許可は下りていますが、どうするかはハンターらに一任
最善の方法を相談して頂き、この事件に幕を下ろして頂ければと思います
●屋敷の構造について
【奇石】タグのついたシナリオを一読頂ければ詳細が判るかと思いますが、
簡単に言うと一階正面にロビーが広がり、そのまま奥(北)に行けば大広間
左右部屋、東側には手前からサロン、バスルーム、ランドリー室。西側は研究室、食堂、キッチン
二階は主に家族の部屋と来客用の個室に屋根裏部屋がある 地下は研究所のみ
地下と屋根裏に向かう通路は人一人が通れる程と狭いので要注意
●補足
OPの研究日誌の情報は『PC情報』として扱って頂いて構いません
その他、今までのOPとリプレイで判明している事についても大丈夫です
成功への鍵は如何にスマートに事を終わらせるかとアフターケアにかかっています
その辺を頭に入れた上で白紙プレイングを無きよう宜しくお願いします
ここからの参加の際は前回同様「応援として参戦した」として描かせて頂きます
シリーズシナリオですので、これまでの経過を読んで頂くとより楽しめます
が、ここからの参加でも問題ありません
マスターより
最終回、文字数にやられそうだったので思い切ってEXつけました
これがPL様の負担になってなければいいのですが…賭けに出ました奈華里です
長くなりましたこのシリーズもいよいよ大詰めです!
モグラ男についての詳細は前回リプレイでも少し明らかになっていますし
対処のしようはあるかと思いますので、皆様で協力して頑張って下さいませ
ご参加の程、心よりお待ちしておりますm(__)m
これがPL様の負担になってなければいいのですが…賭けに出ました奈華里です
長くなりましたこのシリーズもいよいよ大詰めです!
モグラ男についての詳細は前回リプレイでも少し明らかになっていますし
対処のしようはあるかと思いますので、皆様で協力して頑張って下さいませ
ご参加の程、心よりお待ちしておりますm(__)m
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/04/24 23:41
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2019/04/11 13:07:44 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/04/07 02:49:08 |