ゲスト
(ka0000)
【東幕】憤怒雑魔調査依頼
マスター:赤山優牙

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 4~5人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/04/26 07:30
- リプレイ完成予定
- 2019/05/10 07:30
オープニング
●再出発
狐卯猾を打ち倒し、東方は復興に向けて歩みだした。
だが、東方各地に出現した憤怒残党が壊滅した訳ではない。
特にゲートが開きそうになった天ノ都南側外縁部は負のマテリアルによる汚染が残ったままだ。
「なんでも、幾ら浄化しても、また汚染されるってな」
恵土城から天ノ都に向かう途中の宿場で商人が、知り合いの男性に告げる。
「噂によると憤怒の呪いだとか……」
「場所が場所なだけに、だな。で、目的の物はちゃんと届けられそうなのか?」
「あぁ。恵土城の城下町で落ち合う予定だから。それより、お前、かなり羽振りがいいな」
男性の言葉に商人は恰幅の良い腹をポンと叩いた。
「復興特需ってやつだ。特に天ノ都は何もかも足りねぇからな。保存食はもちろん、酒、衣料品なんか、飛ぶように売れる」
「一部には遷都すべきだって話も聞くが、どこ行っても似たようなもんだしな」
物資以上に足りないのは人手だ。
職人は引っ張りダコだし、僅かでも戦える者も傭兵や用心棒として重宝されている。
当然の事ながら、武具の売れ行きも好調だ。
「戦いが終わったと思ったら、まだまだ憤怒残党の姿がある。幕府も朝廷も忙しくて、討伐に専念できねぇだろうしな」
「街道の安全は最優先に守って欲しいっつーの。もう間道を行くのは疲れたぜ」
この男性、訳あって天ノ都にずっと残っていたのだ。
ハンター達の避難誘導に幸運にも入れてもらい、無事に恵土城へと到着できた。
それからというもの、間道を使って、ちょくちょく天ノ都と恵土城を往復していたのだ。
「さすがに儂の隊商は通れないからな……迂回するのも一苦労だ」
「そういや、ハンターを雇って直線ルートを通るって?」
「そうよ。儲けた金でハンターを雇って、通商ルートの奪還よ」
商人は胸を張った。
金は天下の回りもの。商人は経済をより活性化する為には、街道の安全の確保が第一と考えていた。
だから、私財を出してでも、ハンター達に依頼を出したのだ。
男性は思い出したように、ポンと手を叩いた。
「あぁ……彼奴はどうたい?」
「腕は立つが、まぁ、そのなんだ……愛想がねえのはいつもの事だな」
「押し付けちゃったようで、悪いな」
気にするなと商人は答えた。
ちょっとした縁で男性の知り合いを護衛の一人として雇っているのだ。
「それじゃ、俺は恵土城に行ってくるわ。天ノ都までの商売の無事を祈ってるぜ」
「ありがとな。向こうで落ち着いたら店の方も直しておく。そろそろ、あの店で食べるうどんが恋しいからよ」
「ちげーね」
後頭部を掻きながら男性は応えると、大事そうに壺を抱えて歩き出した。
それを見届けて商人は一人で頷きながら、天ノ都の方角に視線を向けた。
「さて、それじゃ、行こうかの」
きっと、隊商が運ぶ物資が、復興に役立っていると信じる商人であった。
●涅色獣
数台の馬車から成る隊商は、予定通り、天ノ都へと向かっていた。
街道は負のマテリアルの影響で迂回していたが、それを無視して突っ切る。
「この先は、ゲートが開こうとしたという場所の近くを通る……汚染も激しいが、なんとか通れるだろうよ」
商人が険しい顔をしながら、依頼を受けたハンター達に説明している。
今回は護衛兼調査の依頼だ。
最近、噂になっている天ノ都やその周辺に目撃される憤怒雑魔。
“涅色の狐の雑魔”という話らしく、これらは個体差はあるようだが、ほぼ同様の存在だと考えられる以外、詳しくは分かっていない。
そんな訳で、攻撃方法だったり、属性だったり、亜種が存在するのか、調べる事は多い。
「これだけの規模の隊商が通るんだから、向こうも気が付かない訳がないって事だ」
のこのこと出てきた雑魔をハンター達が調べながら討伐するというのが依頼の流れらしい。
問題があるとすれば、どれだけの雑魔がやって来るか分からないという事だろう。
「万が一、敵が多かった場合は、隊商が安全な場所に到達できるまで、足止めしてくれや。商売にならんと報酬も渡せんし、これからの依頼もできんから」
苦笑しながら商人はハンター達に言うと、遠くに見える天ノ都へと指を差した。
商人なりの出発の合図らしい。
ゆっくりと動き出した馬車にハンター達も合わせて歩き出すのであった。
狐卯猾を打ち倒し、東方は復興に向けて歩みだした。
だが、東方各地に出現した憤怒残党が壊滅した訳ではない。
特にゲートが開きそうになった天ノ都南側外縁部は負のマテリアルによる汚染が残ったままだ。
「なんでも、幾ら浄化しても、また汚染されるってな」
恵土城から天ノ都に向かう途中の宿場で商人が、知り合いの男性に告げる。
「噂によると憤怒の呪いだとか……」
「場所が場所なだけに、だな。で、目的の物はちゃんと届けられそうなのか?」
「あぁ。恵土城の城下町で落ち合う予定だから。それより、お前、かなり羽振りがいいな」
男性の言葉に商人は恰幅の良い腹をポンと叩いた。
「復興特需ってやつだ。特に天ノ都は何もかも足りねぇからな。保存食はもちろん、酒、衣料品なんか、飛ぶように売れる」
「一部には遷都すべきだって話も聞くが、どこ行っても似たようなもんだしな」
物資以上に足りないのは人手だ。
職人は引っ張りダコだし、僅かでも戦える者も傭兵や用心棒として重宝されている。
当然の事ながら、武具の売れ行きも好調だ。
「戦いが終わったと思ったら、まだまだ憤怒残党の姿がある。幕府も朝廷も忙しくて、討伐に専念できねぇだろうしな」
「街道の安全は最優先に守って欲しいっつーの。もう間道を行くのは疲れたぜ」
この男性、訳あって天ノ都にずっと残っていたのだ。
ハンター達の避難誘導に幸運にも入れてもらい、無事に恵土城へと到着できた。
それからというもの、間道を使って、ちょくちょく天ノ都と恵土城を往復していたのだ。
「さすがに儂の隊商は通れないからな……迂回するのも一苦労だ」
「そういや、ハンターを雇って直線ルートを通るって?」
「そうよ。儲けた金でハンターを雇って、通商ルートの奪還よ」
商人は胸を張った。
金は天下の回りもの。商人は経済をより活性化する為には、街道の安全の確保が第一と考えていた。
だから、私財を出してでも、ハンター達に依頼を出したのだ。
男性は思い出したように、ポンと手を叩いた。
「あぁ……彼奴はどうたい?」
「腕は立つが、まぁ、そのなんだ……愛想がねえのはいつもの事だな」
「押し付けちゃったようで、悪いな」
気にするなと商人は答えた。
ちょっとした縁で男性の知り合いを護衛の一人として雇っているのだ。
「それじゃ、俺は恵土城に行ってくるわ。天ノ都までの商売の無事を祈ってるぜ」
「ありがとな。向こうで落ち着いたら店の方も直しておく。そろそろ、あの店で食べるうどんが恋しいからよ」
「ちげーね」
後頭部を掻きながら男性は応えると、大事そうに壺を抱えて歩き出した。
それを見届けて商人は一人で頷きながら、天ノ都の方角に視線を向けた。
「さて、それじゃ、行こうかの」
きっと、隊商が運ぶ物資が、復興に役立っていると信じる商人であった。
●涅色獣
数台の馬車から成る隊商は、予定通り、天ノ都へと向かっていた。
街道は負のマテリアルの影響で迂回していたが、それを無視して突っ切る。
「この先は、ゲートが開こうとしたという場所の近くを通る……汚染も激しいが、なんとか通れるだろうよ」
商人が険しい顔をしながら、依頼を受けたハンター達に説明している。
今回は護衛兼調査の依頼だ。
最近、噂になっている天ノ都やその周辺に目撃される憤怒雑魔。
“涅色の狐の雑魔”という話らしく、これらは個体差はあるようだが、ほぼ同様の存在だと考えられる以外、詳しくは分かっていない。
そんな訳で、攻撃方法だったり、属性だったり、亜種が存在するのか、調べる事は多い。
「これだけの規模の隊商が通るんだから、向こうも気が付かない訳がないって事だ」
のこのこと出てきた雑魔をハンター達が調べながら討伐するというのが依頼の流れらしい。
問題があるとすれば、どれだけの雑魔がやって来るか分からないという事だろう。
「万が一、敵が多かった場合は、隊商が安全な場所に到達できるまで、足止めしてくれや。商売にならんと報酬も渡せんし、これからの依頼もできんから」
苦笑しながら商人はハンター達に言うと、遠くに見える天ノ都へと指を差した。
商人なりの出発の合図らしい。
ゆっくりと動き出した馬車にハンター達も合わせて歩き出すのであった。
解説
●目的
隊商の護衛
雑魔調査
●内容
隊商を護衛しつつ、襲い掛かってくる雑魔を調査、討伐する
●地形
負のマテリアルに汚染されている大地だが、長く踏みとどまらない限り、影響は無い
一面荒野であり、所々に岩や窪みが存在する
●隊商
馬車数台から成り、商人や部下が十数名(いずれも非戦闘員)
ハンター以外に、護衛が一人(腕は立つらしい)
基本的にはハンターの指示には従う
●“涅色の狐の雑魔”
サイズ1~2
牙で爪で攻撃してくると思われるが他能力の詳細不明
逃げ出す事なく、ハンターを見かけたら攻撃してくる
覚醒者を優先して狙ってくる
総出現数はハンター達で決めて下さい。数が少なければ得られる情報も少ないかもしれませんし、逆に多ければ隊商に損害が出る可能性もあります。
(プレイングで指定して下さい)
(万が一、数が合わなかった場合は多い方を選択します)
(100体以上の場合、参加者の構成を見て、MS側で調整させていただきます)
(1回の出現数は最大30体とさせていただきます。これは判定の複雑さを回避する為です)
(なお、ハンター達の意思で出現数が変化した訳ではなく、当依頼における特別ルールという事になります)
隊商の護衛
雑魔調査
●内容
隊商を護衛しつつ、襲い掛かってくる雑魔を調査、討伐する
●地形
負のマテリアルに汚染されている大地だが、長く踏みとどまらない限り、影響は無い
一面荒野であり、所々に岩や窪みが存在する
●隊商
馬車数台から成り、商人や部下が十数名(いずれも非戦闘員)
ハンター以外に、護衛が一人(腕は立つらしい)
基本的にはハンターの指示には従う
●“涅色の狐の雑魔”
サイズ1~2
牙で爪で攻撃してくると思われるが他能力の詳細不明
逃げ出す事なく、ハンターを見かけたら攻撃してくる
覚醒者を優先して狙ってくる
総出現数はハンター達で決めて下さい。数が少なければ得られる情報も少ないかもしれませんし、逆に多ければ隊商に損害が出る可能性もあります。
(プレイングで指定して下さい)
(万が一、数が合わなかった場合は多い方を選択します)
(100体以上の場合、参加者の構成を見て、MS側で調整させていただきます)
(1回の出現数は最大30体とさせていただきます。これは判定の複雑さを回避する為です)
(なお、ハンター達の意思で出現数が変化した訳ではなく、当依頼における特別ルールという事になります)
マスターより
●挨拶
おはようございます。AdivMSの赤山です。久々の同日2本同時公開ですよ!
●攻略のヒント
腕に自信があるなら、敵の数が多くても良いと思います。自身の力量を確りと把握して臨んでいただければと思います。
おはようございます。AdivMSの赤山です。久々の同日2本同時公開ですよ!
●攻略のヒント
腕に自信があるなら、敵の数が多くても良いと思います。自身の力量を確りと把握して臨んでいただければと思います。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/05/04 20:43
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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護衛相談 銀 真白(ka4128) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2019/04/25 12:29:48 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/04/22 13:01:57 |