ゲスト
(ka0000)
海上での腹の探り合い ~騎士アーリア~
マスター:天田洋介

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/05/18 12:00
- リプレイ完成予定
- 2019/06/01 12:00
オープニング
グラズヘイム王国の南部に広がる伯爵地【ニュー・ウォルター】を覆っていた暗い闇は、振り払われた。
黒伯爵を名乗る歪虚軍長アスタロトが率いていた敵は壊滅。討伐が一段落して、少なくとも戦の状況からは脱したといえる。
差し迫る危機は去ったものの、懸案は残った。畑が荒らされただけでなく、灌漑関連の破壊が顕著。そして各地では戦いの残照が残っていた。
内陸の街ドスガは、傲慢のアイテルカイト『ナアマ』の手に堕ちた。
多くの領民を助けられたことが不幸中の幸いである。ハンター達の説得と誘導の賜物といえた。
事実は噂となって、瞬く間に伯爵地内を越えて領外へも広がっていった。それにより何かしらの敗北で行き場を失った歪虚崇拝者等が、ドスガへと集結しつつあるという。
但し、伯爵地内の歪虚崇拝者で、そうする輩はわずかであるらしい。その理由はマール城へと届けられたアスタロト派・歪虚崇拝残党からの手紙にも認められていた。
「ふう……」
マール城の一室。領主の妹であるミリアは、不信感を拭えないまま、最後まで手紙に目を通す。
ナアマはアスタロトの仇討ちを掲げて、アスタロト派歪虚崇拝者の懐柔を図っているらしい。しかしアスタロト派の多くは、彼が元領主の一族であったことを重視しているようだ。正統な領主であるアスタロトが領地を取り戻すことこそが正義であったという理屈らしい。
(ナアマと組みするぐらいなら、まだアーリア兄様のほうがマシという考え方。どう考えても受けいれがたいのだけれども……)
ミリアは『暗示効果のある飲み薬』についての記述にため息をつく。
洗脳を解く効果が認められる治療はすでに確立しており、かなりの成果をあげている。しかし長い月日がかかる上に、不意に揺り戻ってしまう症例が残っている。手紙には即効性で、かつ完全に洗脳を消し去る特効薬についてが触れられていた。
アスタロト派は特効薬への見返りを求めてはいなかった。望んでいたのは、ナアマを倒した上での伯爵地の恒久的な維持である。唯一の要望として、特効薬製造方法の提供に際し、ミリアの同席が求められていた。
「罠、と考えるのが普通ですの。でも……」
手紙に書かれているのは嘘だらけで、ミリアを誘きだすための罠と考えるのが妥当といえた。しかし本当に特効薬があるのなら光明といえる。
悩んだ末にミリアは、アスタロト派の罠に飛びこんでみることにした。待ち合わせの場所は海上である。船一隻のみで指定された日時に、岩礁で待ち合わせる手筈だ。
怪しまれないために商用の輸送帆船を手配したが、それだけでは心許ない。戦力としてハンターに護衛を頼むミリアであった。
黒伯爵を名乗る歪虚軍長アスタロトが率いていた敵は壊滅。討伐が一段落して、少なくとも戦の状況からは脱したといえる。
差し迫る危機は去ったものの、懸案は残った。畑が荒らされただけでなく、灌漑関連の破壊が顕著。そして各地では戦いの残照が残っていた。
内陸の街ドスガは、傲慢のアイテルカイト『ナアマ』の手に堕ちた。
多くの領民を助けられたことが不幸中の幸いである。ハンター達の説得と誘導の賜物といえた。
事実は噂となって、瞬く間に伯爵地内を越えて領外へも広がっていった。それにより何かしらの敗北で行き場を失った歪虚崇拝者等が、ドスガへと集結しつつあるという。
但し、伯爵地内の歪虚崇拝者で、そうする輩はわずかであるらしい。その理由はマール城へと届けられたアスタロト派・歪虚崇拝残党からの手紙にも認められていた。
「ふう……」
マール城の一室。領主の妹であるミリアは、不信感を拭えないまま、最後まで手紙に目を通す。
ナアマはアスタロトの仇討ちを掲げて、アスタロト派歪虚崇拝者の懐柔を図っているらしい。しかしアスタロト派の多くは、彼が元領主の一族であったことを重視しているようだ。正統な領主であるアスタロトが領地を取り戻すことこそが正義であったという理屈らしい。
(ナアマと組みするぐらいなら、まだアーリア兄様のほうがマシという考え方。どう考えても受けいれがたいのだけれども……)
ミリアは『暗示効果のある飲み薬』についての記述にため息をつく。
洗脳を解く効果が認められる治療はすでに確立しており、かなりの成果をあげている。しかし長い月日がかかる上に、不意に揺り戻ってしまう症例が残っている。手紙には即効性で、かつ完全に洗脳を消し去る特効薬についてが触れられていた。
アスタロト派は特効薬への見返りを求めてはいなかった。望んでいたのは、ナアマを倒した上での伯爵地の恒久的な維持である。唯一の要望として、特効薬製造方法の提供に際し、ミリアの同席が求められていた。
「罠、と考えるのが普通ですの。でも……」
手紙に書かれているのは嘘だらけで、ミリアを誘きだすための罠と考えるのが妥当といえた。しかし本当に特効薬があるのなら光明といえる。
悩んだ末にミリアは、アスタロト派の罠に飛びこんでみることにした。待ち合わせの場所は海上である。船一隻のみで指定された日時に、岩礁で待ち合わせる手筈だ。
怪しまれないために商用の輸送帆船を手配したが、それだけでは心許ない。戦力としてハンターに護衛を頼むミリアであった。
解説
マール港から出港して、半日ほど海域に岩礁はあります。
待ち合わせの時刻は昼の十二時。天候は晴れ。
アスタロト派が用意しているのは、特効薬用に改良された葡萄樹雑魔五鉢です。その体液からの特効薬の製造法も合わせて提供予定になります。十人分の完成した特効薬もありますので、真実かどうかの確認も可能です。
受け渡し前後の二時間は、互いの戦闘を禁止する旨が手紙に書かれていました。(相手が守るかどうかは不明です)
ひとまずミリアはアスタロト派を信じて行動するつもりのようです。
※PL情報
アスタロト派は特効薬一式を用意しています。ただ異議を唱える者もいて、素直に渡すかは未知数です。
カミネテやナアマの息がかかった何かが、第三勢力として関わってくる可能性が大です。水棲雑魔の可能性も考慮に入れてください。
常識的な必要経費はミリア持ちです。
質問があれば、ハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
待ち合わせの時刻は昼の十二時。天候は晴れ。
アスタロト派が用意しているのは、特効薬用に改良された葡萄樹雑魔五鉢です。その体液からの特効薬の製造法も合わせて提供予定になります。十人分の完成した特効薬もありますので、真実かどうかの確認も可能です。
受け渡し前後の二時間は、互いの戦闘を禁止する旨が手紙に書かれていました。(相手が守るかどうかは不明です)
ひとまずミリアはアスタロト派を信じて行動するつもりのようです。
※PL情報
アスタロト派は特効薬一式を用意しています。ただ異議を唱える者もいて、素直に渡すかは未知数です。
カミネテやナアマの息がかかった何かが、第三勢力として関わってくる可能性が大です。水棲雑魔の可能性も考慮に入れてください。
常識的な必要経費はミリア持ちです。
質問があれば、ハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
前回のリプレイ、遅くなってすみませんでした。
特効薬が手に入ると、領内での(今後の)テロが激減する予定です。
ミリアは歪虚崇拝者であるアスタロト派と手を組むつもりはありません。今回のみです。
特効薬が手に入ると、領内での(今後の)テロが激減する予定です。
ミリアは歪虚崇拝者であるアスタロト派と手を組むつもりはありません。今回のみです。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/05/31 09:46
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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ミリア護衛任務 ひりょ・ムーンリーフ(ka3744) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2019/05/18 07:15:09 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/05/17 18:42:40 |