ゲスト
(ka0000)
凍る大地 ~騎士アーリア~
マスター:天田洋介

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2019/06/16 19:00
- リプレイ完成予定
- 2019/06/30 19:00
オープニング
グラズヘイム王国の南部に広がる伯爵地【ニュー・ウォルター】を覆っていた暗い闇は、振り払われた。
黒伯爵を名乗る歪虚軍長アスタロトが率いていた敵は壊滅。討伐が一段落して、少なくとも戦の状況からは脱したといえる。
差し迫る危機は去ったものの、懸案は残った。畑が荒らされただけでなく、灌漑関連の破壊が顕著。そして各地では戦いの残照が残っていた。
目に見える異変は、水の街マールで起こった。日に日に水路の水量が減り、わずか一週間で嵩が半分以下になったのである。雨が降らなかったとしても、このような急激な変化はこれまであり得なかった。
マール城の領主アーリアと、その妹ミリアのところへ報告があがる。
「上流に異常はないですの。水源もしっかりしているようで、どこか他のところへ流れこんでいるとしか……」
「アスタロトとの戦いで、運河や井戸に細工されたことがあったな。今になって影響が現れた可能性はあるのだろうか」
兄妹は執務室の窓からマールの城下を見下ろす。街に張り巡らされた水路は、陽光の煌めきを失っている。すべては水量が減ったためだ。
それから程なくして、別件の報告が入った。
現在、傲慢のアイテルカイト『ナアマ』の手に堕ちた内陸の街ドスガは、複数の部隊に外縁から監視させていた。そこから届いた緊急連絡文である。
「もうすぐ夏を迎えようとしているこの時期に、ドスガ周辺の土地は、まるで冬のような寒さらしい。日に日にそうなっているようだ」
「まさかそんなことが……」
それから半日後、ドスガ周辺の写真も届けられた。先の連絡文の内容を裏付けるかのように、霜や氷に覆われた景色が捉えられている。
「地下水が凍ることで、回り回って水路の水量が減っているのかも知れないな」
「今すぐどうこうにはなりませんの。ただ、これがずっと続くとすれば……」
アーリアとミリアは視線を合わせる。元よりドスガをこのままにしておくつもりはなかった。
「どうであれ、急ぐ必要はありそうだ」
「ですの」
アーリアの呟きにミリアが頷く。それから詳しく調べたところ、ドスガを中心にして寒冷の範囲は、想定よりも広がっていた。
偵察隊が遭遇したのは、地下から現れた直径二、三m前後の太くて長い根だ。突如、地中から現れて襲いかかってきたという。凄まじい冷気を放っていたらしく、それが気象に大きく影響を及ぼしているのではといった仮説が立てられる。
ミリアは万全を期すために、ハンターズソサエティー支部を訪ねた。そして真冬のようになってしまった草原地帯の再調査を依頼するのだった。
黒伯爵を名乗る歪虚軍長アスタロトが率いていた敵は壊滅。討伐が一段落して、少なくとも戦の状況からは脱したといえる。
差し迫る危機は去ったものの、懸案は残った。畑が荒らされただけでなく、灌漑関連の破壊が顕著。そして各地では戦いの残照が残っていた。
目に見える異変は、水の街マールで起こった。日に日に水路の水量が減り、わずか一週間で嵩が半分以下になったのである。雨が降らなかったとしても、このような急激な変化はこれまであり得なかった。
マール城の領主アーリアと、その妹ミリアのところへ報告があがる。
「上流に異常はないですの。水源もしっかりしているようで、どこか他のところへ流れこんでいるとしか……」
「アスタロトとの戦いで、運河や井戸に細工されたことがあったな。今になって影響が現れた可能性はあるのだろうか」
兄妹は執務室の窓からマールの城下を見下ろす。街に張り巡らされた水路は、陽光の煌めきを失っている。すべては水量が減ったためだ。
それから程なくして、別件の報告が入った。
現在、傲慢のアイテルカイト『ナアマ』の手に堕ちた内陸の街ドスガは、複数の部隊に外縁から監視させていた。そこから届いた緊急連絡文である。
「もうすぐ夏を迎えようとしているこの時期に、ドスガ周辺の土地は、まるで冬のような寒さらしい。日に日にそうなっているようだ」
「まさかそんなことが……」
それから半日後、ドスガ周辺の写真も届けられた。先の連絡文の内容を裏付けるかのように、霜や氷に覆われた景色が捉えられている。
「地下水が凍ることで、回り回って水路の水量が減っているのかも知れないな」
「今すぐどうこうにはなりませんの。ただ、これがずっと続くとすれば……」
アーリアとミリアは視線を合わせる。元よりドスガをこのままにしておくつもりはなかった。
「どうであれ、急ぐ必要はありそうだ」
「ですの」
アーリアの呟きにミリアが頷く。それから詳しく調べたところ、ドスガを中心にして寒冷の範囲は、想定よりも広がっていた。
偵察隊が遭遇したのは、地下から現れた直径二、三m前後の太くて長い根だ。突如、地中から現れて襲いかかってきたという。凄まじい冷気を放っていたらしく、それが気象に大きく影響を及ぼしているのではといった仮説が立てられる。
ミリアは万全を期すために、ハンターズソサエティー支部を訪ねた。そして真冬のようになってしまった草原地帯の再調査を依頼するのだった。
解説
伯爵地【ニュー・ウォルター】内の草原地帯の再調査(戦闘も含む)をお願いします。地下のことはわかりにくいですが、寒さが強まった真下に、冷気の根源である根が張っているようです。切断等の何らかの処理を施して、ひとまずマール水路の水量減少を緩和してもらえるでしょうか。
※PL情報
根は細かく張っていますが、中心の根三本を切断すればそれで防げます。成長は遅いようなので、ドスガに程近いところで切断すれば、マールへの影響は最小限になるはずです。
地下二~五mにいるようですが、刺激すれば地上に一部が現れることでしょう。
氷のゴーレムのような雑魔が多数、根を守っています。地中に隠れていますので、ご注意を。
常識的な必要経費はミリア持ちです。
質問があれば、ハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
※PL情報
根は細かく張っていますが、中心の根三本を切断すればそれで防げます。成長は遅いようなので、ドスガに程近いところで切断すれば、マールへの影響は最小限になるはずです。
地下二~五mにいるようですが、刺激すれば地上に一部が現れることでしょう。
氷のゴーレムのような雑魔が多数、根を守っています。地中に隠れていますので、ご注意を。
常識的な必要経費はミリア持ちです。
質問があれば、ハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
今回のシナリオが成立すると、『Asura Fantasy Online』『舵天照』からの通算になりますが、千本目のリプレイになります。
みなさまのおかげです。これからもよろしくお願いします。
みなさまのおかげです。これからもよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2019/06/29 02:50
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ボルディア・コンフラムス(ka0796) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2019/06/16 17:26:40 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2019/06/15 12:07:27 |