ゲスト
(ka0000)
武具のデモンストレーション ※危険手当有
マスター:坂上テンゼン

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/03/21 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/03/30 19:00
オープニング
グラズヘイム・シュバリエ――
王国騎士団で採用され、一線の騎士達から支持されている武具のブランド。
それ自体がブランドの価値である。機能性もさることながら、騎士としての気高さを醸し出していると評判だ。
創始者は武具職人スタードリンカー。
彼の造った武具が騎士団に採用されたことをきっかけに、以後も騎士団向けの高品質な品を造るようになった。以後も彼の製品は『グラズヘイム・シュバリエ』として多くの騎士に愛用され続けている。
品質第一を心がけ、様々な戦局に対応できる実践的な対・歪虚用装備を開発している。これらは実用性を重視しており、いわゆる騎士のイメージにふさわしくないものもある。一方で、騎士に必要な各種小道具の製造も行っている。
グラズヘイム・シュバリエはこれからはハンター向けにも武具を売っていく方針を打ち出していた。
とはいえ、今現在ハンター界隈では日本刀やら銃やらが幅をきかせている。そんな中に飛び込んで、存在感をアピールしなければならない。
『性能』『雰囲気』と声高に叫ぶだけでは足りないのだ。
ジェレミア・スタードリンカー……ブランド創始者ウィリアム・スタードリンカーの次男にして営業を任されている男は、そう考えていた。
「なんとか武具の良さを伝える手段は無いものか……」
果たして、ジェレミアは自室で腕組みをしてうろうろ歩き回っていた。
「やはり実際に戦っている所を見て貰うのが一番だな!」
三十週ほど回った所で案が纏まった。
「対歪虚用装備なんだ。それ以外に説得力はない。
となると、歪虚を探さなくては……」
こうして、ジェレミアの『歪虚との実戦デモンストレーション』計画が動き出した。
街角・酒場・etc……情報が得られそうな所にはどこにでも赴いた。
調べれば、結構出てくる。
何しろ王国は実際に歪虚の侵攻を受けている。例えばかの忌まわしき双子・フラベルとクラベルが、転移門への注意を逸らせるために各地で攻撃を仕掛け、そのまま駆逐されなかった歪虚もいたりするのだ。
得られた情報から場所を絞り、ハンターに依頼して実際にどんな歪虚がいるかも調査する。
その上で、各国よりハンターズソサエティ関係者に招待状を書く。
グラズヘイム・シュバリエの武器防具を使って歪虚と戦うという、一大ショーへの誘いだった。
そして実際に戦うのは、ハンターだ。
デモンストレーション当日――
歪虚によって滅ぼされた廃村には、未だに歪虚が闊歩していた。
大気中に微細な塵が舞い、雲もないのに太陽が陰って見える。
雰囲気が出ている、と言えば聞こえはいいのだが、居るだけで生理的にうんざりさせられてくる。
ここがデモンストレーション会場だった。
「皆さん! 本日はようこそご来場下さいました!
これから皆さんにお目にかかっていただくのは、ハンター達と歪虚どもの戦い。そしてハンター達が身に纏う武具こそ、我がグラズヘイム・シュバリエの傑作なのです」
ジェレミアが、廃村の外れで集まった招待客に口上を述べる。招待客は各国のハンターズソサエティ関係者や、一線のハンター達だった。場所が場所なだけに椅子を用意することができず立ち見であるが、興味は惹けているらしかった。
「ご覧ください!」
ジェレミアが指し示す方向に立つものこそ、グラズヘイム・シュバリエの目玉商品となる武具を纏ったハンターだった。
銀色に煌めく全身鎧。『ソリッドハート』――堅牢な心と名付けられたそれを身に纏い、手には騎士剣『ローレル・ライン』の白刃が輝いている。
賓客の間から、どよめきとため息が漏れた。
その流麗なフォルムは高貴でありながらも力強く、まさにグラズヘイム王国を護る騎士に相応しいとともに、歪虚と戦い人類を護るハンターの姿にも似つかわしいものであった。
「それではみなさん……かれらを惜しみない拍手とエールで、戦いの場へと送り出して下さい!」
招待客の間から歓声と拍手が巻き起こった。
ハンター達は廃村へと進んでいく。
それに対し、牙を剥く歪虚達。
いずれも野の獣や家畜を原型とした雑魔だった。
程なくして戦闘は開始され、それは予定通り進んだ。
戦いは終始ハンター側が歪虚を圧倒し、雑魔どもはローレル・ラインの刃にかかって、いとも簡単に倒されていった。
その時だった。
突如、横から注意を促す声が聞こえた。
見れば黒い影が、いくつか廃屋の影から姿を現し始めていた。
ハンターには、それがオークであることにすぐ気づいた。
妖魔――人型の歪虚の一種として知られるオークは力は強く、恐れを知らず、知性は高く手先も器用で、攻城兵器を作成した事すらある。中でも抜きん出た存在がハイオークと呼ばれるが、悪い事に、ハイオークの姿もあった。
招待客の中にも声をあげるものがいた。
どうやら、ハンター達の前方だけでなく、周辺にも現れたようだ。
危険度的に見て、依頼を受ける時に説明されてしかるべき相手だ。
しかし、ハンター達が受けた説明にはなかった。
ジェレミアも同じ気持ちだった。
そんなもの調査を依頼したハンターの報告には無かった。
デモンストレーションをしているハンターとは別のハンターであるが、彼らがミスを犯したのか、それとも敵の方が上手だったのか。
とにかく、覚悟を決める必要があった。
(神よ……ハンター達にご加護を!)
そして、ハンターに希望を託した。
解説
●依頼内容
PC達は以下の条件でジェレミア・スタードリンカーから依頼を受け、武具のデモンストレーションに参加した。
A.指定の武具を装備し、歪虚と戦う人員
B.Aを補助して戦う人員
ABいずれかを選択して、新たに出現した敵と戦う。
なお、Aは騎士剣「ローレル・ライン」(主武器/副武器)、全身鎧「ソリッドハート」(頭+腕+鎧+脚+足)が貸し出されるので、必ず装備して戦う。空いている部位は装備力の範囲で好きな装備が可能。依頼終了後は返却することになっている。
性能は[王国]エリア特別アイテムを参照。
●補足
Aが敵を倒すほど、また攻撃を受けるほどに依頼人の評価が上がり、成功度が上昇する。
ただし、Aが一人でも戦闘不能になると失敗に終わる。
●敵
ハイオーク×4
オーク×20
いずれも弓矢と近接武器を装備しており、統率の取れた行動をしてくる。
最初、ハイオークの周りは部下が囲んでおり、先に狙うことはできない。
●位置関係
(敵に四方を囲まれている)
招待客
ジェレミア ――(10スクエアほど)――PC
スタッフなど
・ハイオーク1+オーク5体一組の3チームが上・左・下から迫り、3ラウンドで招待客に接触する
・右にはハイオーク1+オーク5体。その場で射撃攻撃の構え。
●依頼人、招待客など
・ジェレミアと会場設営スタッフ
非覚醒者。当然依頼人が死んだら依頼は失敗。
逆に依頼人以外は護衛対象ではないが……
・見学に来たハンター
一応武器は携帯しており、自分の身は守れる。しかし依頼を受けているわけではないので、積極的に戦うわけではない。
・ソサエティ関係者
ハンター以外。非覚醒者が大半。戦闘能力はない。
いずれも、戦闘を見届けようとするもの、逃げ帰ろうとするもの、応戦しようとするもの、考え方は様々で行動も様々。
ジェレミアと会場設営スタッフはその場に動かない。
●その他
突発的な事態なので、PCにはオークの出現は予測できなかった。
PC達は以下の条件でジェレミア・スタードリンカーから依頼を受け、武具のデモンストレーションに参加した。
A.指定の武具を装備し、歪虚と戦う人員
B.Aを補助して戦う人員
ABいずれかを選択して、新たに出現した敵と戦う。
なお、Aは騎士剣「ローレル・ライン」(主武器/副武器)、全身鎧「ソリッドハート」(頭+腕+鎧+脚+足)が貸し出されるので、必ず装備して戦う。空いている部位は装備力の範囲で好きな装備が可能。依頼終了後は返却することになっている。
性能は[王国]エリア特別アイテムを参照。
●補足
Aが敵を倒すほど、また攻撃を受けるほどに依頼人の評価が上がり、成功度が上昇する。
ただし、Aが一人でも戦闘不能になると失敗に終わる。
●敵
ハイオーク×4
オーク×20
いずれも弓矢と近接武器を装備しており、統率の取れた行動をしてくる。
最初、ハイオークの周りは部下が囲んでおり、先に狙うことはできない。
●位置関係
(敵に四方を囲まれている)
招待客
ジェレミア ――(10スクエアほど)――PC
スタッフなど
・ハイオーク1+オーク5体一組の3チームが上・左・下から迫り、3ラウンドで招待客に接触する
・右にはハイオーク1+オーク5体。その場で射撃攻撃の構え。
●依頼人、招待客など
・ジェレミアと会場設営スタッフ
非覚醒者。当然依頼人が死んだら依頼は失敗。
逆に依頼人以外は護衛対象ではないが……
・見学に来たハンター
一応武器は携帯しており、自分の身は守れる。しかし依頼を受けているわけではないので、積極的に戦うわけではない。
・ソサエティ関係者
ハンター以外。非覚醒者が大半。戦闘能力はない。
いずれも、戦闘を見届けようとするもの、逃げ帰ろうとするもの、応戦しようとするもの、考え方は様々で行動も様々。
ジェレミアと会場設営スタッフはその場に動かない。
●その他
突発的な事態なので、PCにはオークの出現は予測できなかった。
マスターより
日常依頼を出すつもりだったのにネタが出なくて戦闘依頼になってしまいました。
坂上テンゼンに候。
[王国]エリア特別アイテムの一部にまつわるストーリーとなっています。
よろしくお願いします。
危険手当として報酬が多めに設定されています。
なお、アイテムが貸し出されるとなっていますが、ステシに反映されるわけではありません。
あくまでもリプレイの中でそういう事になっているだけです。ご了承下さい。
坂上テンゼンに候。
[王国]エリア特別アイテムの一部にまつわるストーリーとなっています。
よろしくお願いします。
危険手当として報酬が多めに設定されています。
なお、アイテムが貸し出されるとなっていますが、ステシに反映されるわけではありません。
あくまでもリプレイの中でそういう事になっているだけです。ご了承下さい。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/03/25 21:55
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦会議室 ミリア・ラスティソード(ka1287) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/03/20 23:50:34 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/03/16 23:06:12 |