ゲスト
(ka0000)
鬼門
マスター:湖欄黒江

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/06/02 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/06/11 19:00
オープニング
●
帝国領北端某所、
広大な針葉樹林帯に切り拓かれた輸送路の近辺で、それは見つかった。
発見者は、第五師団のグリフォンライダー。
彼が帯びていた任務は、帝国軍輸送路に対する歪虚の襲撃ルート解析。
先の辺境決戦の際、前線目指して物資・兵員の大量輸送を敢行した帝国軍は、
輸送路中の各所で四霊剣による奇襲・強襲をこうむった。
歪虚たちは一体、どうやって帝国軍の警戒網を潜り抜けたのか?
ひとつは量産型リンドヴルム始め、航空戦力による空からの投下。
だが、陸路での侵入と思しき襲撃も行われていた――どのルートから?
輸送路の位置が四霊剣に特定されてしまった以上、
辺境への進軍には何らかの対応策が伴わなければならない。
帝国軍は輸送路の維持と防衛強化を図るべく、一部戦力を現地に残存させていた。
●
グリフォンライダーが上空から観察した限りでは、
半径約500メートルほどの円形の範囲で、森の一部が枯死していた。
不自然に赤く変色した木々の中心には、小さな空地が開けている。
降下を試みるライダーだったが、突如、木立の中から飛び出した火球の弾幕が彼を阻んだ。
証言によると、空地に屯す敵勢力は『ゴブリンのようだった』。
その数20、いずれも枯死の範囲内に留まり、外敵から領域を守っているらしかった。
追って送り込まれた偵察部隊は、新型のマテリアル観測装置による調査の結果、
全ての敵個体が雑魔ないしは歪虚であり、
かつ、周辺領域にマテリアル汚染の兆候が見られることを確認した。
現場は木々の鬱蒼と茂る、針葉樹林の奥深く。
非覚醒者の部隊を展開するには不利な地形で、敵の実力もまだ推し量れていない。
そこで、帝国軍駐屯部隊はハンターの派遣を要請。
まずは領域を守るゴブリンの一隊を排除させた上で、詳細な調査を行うこととなった。
●
ゴブリンたちは決して眠らない。
生命体としての彼らの生理は、とうの昔に停止していた。
彼らは番人として、かつてこの地に封印された戦士の一団であった。
地面に空いた20の墓穴の底には、朽ち果てた遺骸布の切れ端。
何者かが番人たちの眠りを妨げ、課せられた使命を呼び覚ましたのだ。
ゴブリンの遺体を覆う、古びた武具と色褪せた化粧は、
負のマテリアルの瘴気に当てられて、往時のぎらぎらとした輝きを取り戻す。
空地の中央に鎮座する巨石へ背を向け、不断の警戒に勤しむ番人たち。
彼らの虚ろな双眸は、グリフォンライダー以来、未だ見ぬ侵入者への殺意に満ち満ちていた。
そうして、周囲に凶暴な番人たちを立たせながら、中央の巨石は夜毎、仄かな赤い燐光を放つ。
それは『門』だった。
帝国領北端某所、
広大な針葉樹林帯に切り拓かれた輸送路の近辺で、それは見つかった。
発見者は、第五師団のグリフォンライダー。
彼が帯びていた任務は、帝国軍輸送路に対する歪虚の襲撃ルート解析。
先の辺境決戦の際、前線目指して物資・兵員の大量輸送を敢行した帝国軍は、
輸送路中の各所で四霊剣による奇襲・強襲をこうむった。
歪虚たちは一体、どうやって帝国軍の警戒網を潜り抜けたのか?
ひとつは量産型リンドヴルム始め、航空戦力による空からの投下。
だが、陸路での侵入と思しき襲撃も行われていた――どのルートから?
輸送路の位置が四霊剣に特定されてしまった以上、
辺境への進軍には何らかの対応策が伴わなければならない。
帝国軍は輸送路の維持と防衛強化を図るべく、一部戦力を現地に残存させていた。
●
グリフォンライダーが上空から観察した限りでは、
半径約500メートルほどの円形の範囲で、森の一部が枯死していた。
不自然に赤く変色した木々の中心には、小さな空地が開けている。
降下を試みるライダーだったが、突如、木立の中から飛び出した火球の弾幕が彼を阻んだ。
証言によると、空地に屯す敵勢力は『ゴブリンのようだった』。
その数20、いずれも枯死の範囲内に留まり、外敵から領域を守っているらしかった。
追って送り込まれた偵察部隊は、新型のマテリアル観測装置による調査の結果、
全ての敵個体が雑魔ないしは歪虚であり、
かつ、周辺領域にマテリアル汚染の兆候が見られることを確認した。
現場は木々の鬱蒼と茂る、針葉樹林の奥深く。
非覚醒者の部隊を展開するには不利な地形で、敵の実力もまだ推し量れていない。
そこで、帝国軍駐屯部隊はハンターの派遣を要請。
まずは領域を守るゴブリンの一隊を排除させた上で、詳細な調査を行うこととなった。
●
ゴブリンたちは決して眠らない。
生命体としての彼らの生理は、とうの昔に停止していた。
彼らは番人として、かつてこの地に封印された戦士の一団であった。
地面に空いた20の墓穴の底には、朽ち果てた遺骸布の切れ端。
何者かが番人たちの眠りを妨げ、課せられた使命を呼び覚ましたのだ。
ゴブリンの遺体を覆う、古びた武具と色褪せた化粧は、
負のマテリアルの瘴気に当てられて、往時のぎらぎらとした輝きを取り戻す。
空地の中央に鎮座する巨石へ背を向け、不断の警戒に勤しむ番人たち。
彼らの虚ろな双眸は、グリフォンライダー以来、未だ見ぬ侵入者への殺意に満ち満ちていた。
そうして、周囲に凶暴な番人たちを立たせながら、中央の巨石は夜毎、仄かな赤い燐光を放つ。
それは『門』だった。
解説
今回の依頼の目的は、帝国軍の輸送路周辺で確認された、
局所的なマテリアル汚染の現場調査を支援することです。
現在、周辺には雑魔化したゴブリンの一団が陣を敷いており、
このままでは調査班が立ち入ることができません。
現場から全ての敵を排除し、調査班の安全を確保して下さい。
現場は、鬱蒼とした針葉樹林帯の内部。
木々が密集しており、視界や移動速度が制限される恐れがあります。
雑魔化ゴブリンは以下の4種類、総数20体。
空地の中央にある巨石を囲むようにして配置され、
個体数の多い種類から順に、外敵への攻撃を試みます。
どの個体も、200スクエア以上の遠距離から侵入者を感知しますが、
同距離より遠く巨石を離れることもありません。
●ソルジャー×10
屈強なゴブリンの戦士。高い近接戦闘能力を持つ
●メイジ×5
魔法を使うゴブリン。中~遠距離から魔術師相当の攻撃魔法を数種類用いる
●エレメンタル×4
魔法属性を得た、特殊なゴブリンの個体
赤、青、緑、黄の内いずれかの色の化粧をまとい、相当する攻撃・防御属性を所持
武器は持たず、鋭い爪と俊敏な動きで外敵に襲いかかる
●ヒーロー×1
ゴブリンたちの英雄。重装備、かつ飛び抜けて高い身体能力を持つ個体
局所的なマテリアル汚染の現場調査を支援することです。
現在、周辺には雑魔化したゴブリンの一団が陣を敷いており、
このままでは調査班が立ち入ることができません。
現場から全ての敵を排除し、調査班の安全を確保して下さい。
現場は、鬱蒼とした針葉樹林帯の内部。
木々が密集しており、視界や移動速度が制限される恐れがあります。
雑魔化ゴブリンは以下の4種類、総数20体。
空地の中央にある巨石を囲むようにして配置され、
個体数の多い種類から順に、外敵への攻撃を試みます。
どの個体も、200スクエア以上の遠距離から侵入者を感知しますが、
同距離より遠く巨石を離れることもありません。
●ソルジャー×10
屈強なゴブリンの戦士。高い近接戦闘能力を持つ
●メイジ×5
魔法を使うゴブリン。中~遠距離から魔術師相当の攻撃魔法を数種類用いる
●エレメンタル×4
魔法属性を得た、特殊なゴブリンの個体
赤、青、緑、黄の内いずれかの色の化粧をまとい、相当する攻撃・防御属性を所持
武器は持たず、鋭い爪と俊敏な動きで外敵に襲いかかる
●ヒーロー×1
ゴブリンたちの英雄。重装備、かつ飛び抜けて高い身体能力を持つ個体
マスターより
先月の【不動】連動では、帝国軍の輸送隊が剣妃、剣機、剣魔、剣豪と、
四霊剣揃い踏みの攻撃を受けてしまいました。
神出鬼没の敵とは極めて厄介なものですが、
今回の調査が成功すれば、彼らの移動手段のひとつについて手がかりを得られるかも知れません。
ゴブリン戦士団はいずれも雑魔化により高い戦闘能力を有しますが、
一方で、その行動範囲は巨石の周囲に限定されています。
各種類毎、ひとつひとつ確実に攻略していくことが、勝利への近道となるでしょう。
四霊剣揃い踏みの攻撃を受けてしまいました。
神出鬼没の敵とは極めて厄介なものですが、
今回の調査が成功すれば、彼らの移動手段のひとつについて手がかりを得られるかも知れません。
ゴブリン戦士団はいずれも雑魔化により高い戦闘能力を有しますが、
一方で、その行動範囲は巨石の周囲に限定されています。
各種類毎、ひとつひとつ確実に攻略していくことが、勝利への近道となるでしょう。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/06/10 02:25
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談! ミィリア(ka2689) ドワーフ|12才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/06/02 18:33:27 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/05/28 22:09:18 |