ゲスト
(ka0000)
王都第七街区 復興と、祭りと、担当官と
マスター:柏木雄馬

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在12人 / 8~12人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/08/23 09:00
- リプレイ完成予定
- 2015/09/01 09:00
オープニング
これまでに何度か説明してきたことではあるが── 王都第六城壁の外側には、戦火を逃れて王国の内外より集まって来た避難民たちの『街』がある。
その通称を『第七街区』── 王国による食糧の配給と、第七城壁の建設作業といった公共事業、畑の開拓等を日々の糧に、難民たちがバラック同然の家に暮らす。
行政上の区分で言えば未だ王都に含まれてはおらず、難民たちの『実力者』たちを中心とした『自治』が行われている。
先の歪虚ベリアルによる王都襲撃の後にはこの第七街区にも複数の復興担当官がついたが、彼らの多くは復興をこの現地の『実力者』たちに丸投げした。
「利権目当てに復興官に名乗りを上げてみれば、宛がわれた担当は何の旨みもない第七街区── その挙句に俺らに丸投げとかやる気のないことこの上ないが、その無責任さがかえって俺たちにはありがたい」
そう嘯いたのは『実力者』の一人、ドニ・ドゥブレー。『丸投げ』は結果として、『実力者』たちの個性を色濃く反映させた。
ドニの場合、その立場と権限をフルに活用し、自分の『シマ』の復興に勤しんだ。現地の情勢を何も知らない貴族の若造に出しゃばられるより、自分たちで采配した方が上手くいく── ドニのケースは担当官の無責任さが上手く嵌ったケースと言える。
ノエル・ネトルシップの場合は裏目に出た。ノエルは作業員の給金から何割かを『手数料』として天引きしたり、シマに住む住人や商売人たちから『税』と称して金品の供出を強要したりと、その権限を私腹を肥す事に利用した。
結果として事件が起こった。ノエルの過酷な『治世』に耐えられなくなった住人たちの一部が、『隣国』を仕切るドニの手腕を噂に聞いて、助けを求めて逃げ出したのだ。
すぐに追っ手がかかり、彼らは住人たちを匿っていたシスター・マリアンヌの教会を訪れた。シスターは5年前の逃避行からずっと難民に寄り添い続けた聖職者で、若輩ながら人々の敬意を一身に集める存在だった。
ノエルと話し合う為にシスターが彼の居館に向かうと、すぐに「シスターがノエルに浚われた!」との噂が住人たちの間を駆け巡った。そして、ノエルの館に押しかけ始めた。陳情は抗議へ変わり、中には農具や武器を手に取る者まで現れ始めた。
膠着が激発へと最後の火花が飛ぶ直前── ドニの一派が治安維持を名目にノエルの館を急襲。無事、シスターを『救出』し、人々の喝采を浴びた。
その時、ノエルは館にいなかった。
彼はその時、王都の復興担当官の元を訪れていた。表向きは今後の復興作業について話し合う為。実際の所は、ノエルが強権的な手段で徴収した金の一部を担当官に上納する為であった。
担当官はこうして第七街区にはなかったはずの『旨み』を確保していた。同時に、ノエルにとっては己が得た利権を永続的に担保するものである──はずだった。
「ノエルさん、大変です!」
王都某所、第七街区復興担当官の館。その応接室── 一連の騒動を知り、慌てて飛び込んで来た部下の一人を、ノエルの側近が無言で殴った。担当官の前で無様を見せたからだが…… その側近もまた報告を聞くや否や、思わず椅子から腰を浮かせた。
「……何があった?」
「……はっ」
側近は一瞬、担当官の存在を気にしたが、構わんと促されてノエルに耳打ちした。ノエルは驚いて見せなかった。部下二人が驚く間に、繕うだけの心構えが出来ていたのかもしれない。
ノエルは、今聞いたばかりの報告をありのまま……全て担当官に伝えた。部下たち以上に驚愕する担当官に、ノエルは「慌てることはない」と淡々と告げた。
「その為に担当官殿がいるんだ。……そうですよねェ、担当官どの?」
ギロリと強い目力でノエルが担当官を見やる。ノエルのシマからの撤収──担当官には、委託先たるドニにそれを命じる権限があった。もし、ドニが従わなければ、騒乱を引き起こしたとして役人や兵を送り込む権限も。
その為に金を払っているのだ──と、言外に告げるノエルに内心震え上がりつつ、外観上、担当官は鷹揚に頷いて見せた。担当官にとってもノエルは自分に利益をもたらしてくれる存在であり、その利害は一致している。
「勿論だ。ドニには早速、今回の件に関する詳細な報告と、『ノエル領』からの撤収を命じよう」
「結構」
退室していくノエル。扉が閉まった瞬間、脱力し、椅子の上に崩れた担当官の元に、扉を開けた部下が新たな来客を告げた。
「誰だ? 今日はもう来客の予定はないはずだが……?」
「それが……」
口ごもる部下を押し退けるように、男が勝手に入室して来る。その顔を見た担当官は、驚愕に目を見開いた。
「ドニ!」
椅子を蹴倒し、立ち上がる担当官。構わずヅカヅカと歩み寄って、ドニが担当官のデスクに片尻を乗せる。
「ドニ、お前、今回の件はどうしたことだ?!」
「ご存知でしたか、お耳が早い。だが、まずはこいつをご覧いただこう」
ドニがデスクに昔ながらの皮羊紙の束をぶち撒けた。視線を落とした担当官が慌ててそれを拾い上げる。そこに記されていたのは、ノエルが担当官に献じた違法な金の収支であった。
「これは……!」
「ノエルの館に押し入った際、ハンターたちが見つけたものです。然るべき所へ提出されるものを、事前に私が抑えました」
担当官は暫し呆然と皮羊紙の束を見つめていたが…… やがて、無言で待つドニに向かって「……何が望みだ」と呟いた。
「現状の追認。およびノエルに与えた権限の剥奪」
担当官は呻いた。即答はできなかった。ノエルがまた別の証拠を握っている可能性があるし、それに、ノエルからの『あがり』はやはり捨てがたい。
逡巡していると、ドニは新たな書類の束を担当官へと差し出した。担当官は恐る恐るそれを受け取り、目をやって…… その日、一番の驚愕を示すこととなった。
「こっ、こいつは……!」
「第七街区の上水道整備計画。その大規模工事の企画書だ。こいつをあんたにくれてやる。手柄にするなり、利権漁りに利用するなり、好きにすればいい」
空恐ろしいものを見る様な目で、担当官はドニを見つめた。これはもう復興作業というレベルでなく、都市計画の範疇だ。この男、いったい何者なのか……!
「……こいつがあれば、違法というリスクを背負って小金を集める必要はなくなる。俺とノエル、どちらについた方が得か、一目瞭然だと思うがね?」
「いったい何が目的だ」
退室していくドニの背に、担当官が問いかけた。
振り返り、ドニは人の悪い笑みを浮かべた。
「……第七街区の復興。……いや、そこに住む人々の生活の復興、だよ」
「お帰りなさい。どうでした?」
街区に帰還後、側近のアンドルーが首尾を訊ねた。
「……もう一押し、必要だろうな」
指で机を叩きながら、ドニは思案し、やがて告げた。
「担当官殿を、当地の視察にご招待するとしよう」
その通称を『第七街区』── 王国による食糧の配給と、第七城壁の建設作業といった公共事業、畑の開拓等を日々の糧に、難民たちがバラック同然の家に暮らす。
行政上の区分で言えば未だ王都に含まれてはおらず、難民たちの『実力者』たちを中心とした『自治』が行われている。
先の歪虚ベリアルによる王都襲撃の後にはこの第七街区にも複数の復興担当官がついたが、彼らの多くは復興をこの現地の『実力者』たちに丸投げした。
「利権目当てに復興官に名乗りを上げてみれば、宛がわれた担当は何の旨みもない第七街区── その挙句に俺らに丸投げとかやる気のないことこの上ないが、その無責任さがかえって俺たちにはありがたい」
そう嘯いたのは『実力者』の一人、ドニ・ドゥブレー。『丸投げ』は結果として、『実力者』たちの個性を色濃く反映させた。
ドニの場合、その立場と権限をフルに活用し、自分の『シマ』の復興に勤しんだ。現地の情勢を何も知らない貴族の若造に出しゃばられるより、自分たちで采配した方が上手くいく── ドニのケースは担当官の無責任さが上手く嵌ったケースと言える。
ノエル・ネトルシップの場合は裏目に出た。ノエルは作業員の給金から何割かを『手数料』として天引きしたり、シマに住む住人や商売人たちから『税』と称して金品の供出を強要したりと、その権限を私腹を肥す事に利用した。
結果として事件が起こった。ノエルの過酷な『治世』に耐えられなくなった住人たちの一部が、『隣国』を仕切るドニの手腕を噂に聞いて、助けを求めて逃げ出したのだ。
すぐに追っ手がかかり、彼らは住人たちを匿っていたシスター・マリアンヌの教会を訪れた。シスターは5年前の逃避行からずっと難民に寄り添い続けた聖職者で、若輩ながら人々の敬意を一身に集める存在だった。
ノエルと話し合う為にシスターが彼の居館に向かうと、すぐに「シスターがノエルに浚われた!」との噂が住人たちの間を駆け巡った。そして、ノエルの館に押しかけ始めた。陳情は抗議へ変わり、中には農具や武器を手に取る者まで現れ始めた。
膠着が激発へと最後の火花が飛ぶ直前── ドニの一派が治安維持を名目にノエルの館を急襲。無事、シスターを『救出』し、人々の喝采を浴びた。
その時、ノエルは館にいなかった。
彼はその時、王都の復興担当官の元を訪れていた。表向きは今後の復興作業について話し合う為。実際の所は、ノエルが強権的な手段で徴収した金の一部を担当官に上納する為であった。
担当官はこうして第七街区にはなかったはずの『旨み』を確保していた。同時に、ノエルにとっては己が得た利権を永続的に担保するものである──はずだった。
「ノエルさん、大変です!」
王都某所、第七街区復興担当官の館。その応接室── 一連の騒動を知り、慌てて飛び込んで来た部下の一人を、ノエルの側近が無言で殴った。担当官の前で無様を見せたからだが…… その側近もまた報告を聞くや否や、思わず椅子から腰を浮かせた。
「……何があった?」
「……はっ」
側近は一瞬、担当官の存在を気にしたが、構わんと促されてノエルに耳打ちした。ノエルは驚いて見せなかった。部下二人が驚く間に、繕うだけの心構えが出来ていたのかもしれない。
ノエルは、今聞いたばかりの報告をありのまま……全て担当官に伝えた。部下たち以上に驚愕する担当官に、ノエルは「慌てることはない」と淡々と告げた。
「その為に担当官殿がいるんだ。……そうですよねェ、担当官どの?」
ギロリと強い目力でノエルが担当官を見やる。ノエルのシマからの撤収──担当官には、委託先たるドニにそれを命じる権限があった。もし、ドニが従わなければ、騒乱を引き起こしたとして役人や兵を送り込む権限も。
その為に金を払っているのだ──と、言外に告げるノエルに内心震え上がりつつ、外観上、担当官は鷹揚に頷いて見せた。担当官にとってもノエルは自分に利益をもたらしてくれる存在であり、その利害は一致している。
「勿論だ。ドニには早速、今回の件に関する詳細な報告と、『ノエル領』からの撤収を命じよう」
「結構」
退室していくノエル。扉が閉まった瞬間、脱力し、椅子の上に崩れた担当官の元に、扉を開けた部下が新たな来客を告げた。
「誰だ? 今日はもう来客の予定はないはずだが……?」
「それが……」
口ごもる部下を押し退けるように、男が勝手に入室して来る。その顔を見た担当官は、驚愕に目を見開いた。
「ドニ!」
椅子を蹴倒し、立ち上がる担当官。構わずヅカヅカと歩み寄って、ドニが担当官のデスクに片尻を乗せる。
「ドニ、お前、今回の件はどうしたことだ?!」
「ご存知でしたか、お耳が早い。だが、まずはこいつをご覧いただこう」
ドニがデスクに昔ながらの皮羊紙の束をぶち撒けた。視線を落とした担当官が慌ててそれを拾い上げる。そこに記されていたのは、ノエルが担当官に献じた違法な金の収支であった。
「これは……!」
「ノエルの館に押し入った際、ハンターたちが見つけたものです。然るべき所へ提出されるものを、事前に私が抑えました」
担当官は暫し呆然と皮羊紙の束を見つめていたが…… やがて、無言で待つドニに向かって「……何が望みだ」と呟いた。
「現状の追認。およびノエルに与えた権限の剥奪」
担当官は呻いた。即答はできなかった。ノエルがまた別の証拠を握っている可能性があるし、それに、ノエルからの『あがり』はやはり捨てがたい。
逡巡していると、ドニは新たな書類の束を担当官へと差し出した。担当官は恐る恐るそれを受け取り、目をやって…… その日、一番の驚愕を示すこととなった。
「こっ、こいつは……!」
「第七街区の上水道整備計画。その大規模工事の企画書だ。こいつをあんたにくれてやる。手柄にするなり、利権漁りに利用するなり、好きにすればいい」
空恐ろしいものを見る様な目で、担当官はドニを見つめた。これはもう復興作業というレベルでなく、都市計画の範疇だ。この男、いったい何者なのか……!
「……こいつがあれば、違法というリスクを背負って小金を集める必要はなくなる。俺とノエル、どちらについた方が得か、一目瞭然だと思うがね?」
「いったい何が目的だ」
退室していくドニの背に、担当官が問いかけた。
振り返り、ドニは人の悪い笑みを浮かべた。
「……第七街区の復興。……いや、そこに住む人々の生活の復興、だよ」
「お帰りなさい。どうでした?」
街区に帰還後、側近のアンドルーが首尾を訊ねた。
「……もう一押し、必要だろうな」
指で机を叩きながら、ドニは思案し、やがて告げた。
「担当官殿を、当地の視察にご招待するとしよう」
解説
1.状況と目的
状況はOPの通り。PCたちはボランティアや依頼等で第七街区にいるハンターとなります。
ドニの目的は担当官を完全にこちら側に引き込むことが目的ですが、PCたちの目的は特に指定されません。
OPと下記ガジェット等から1~2個を掻い摘んで使用しつつ、PCの思考や行動をプレイングに記してください。
キャラクターの描写自体が目的のシナリオとなります。
2.ガジェット
王都第七街区。ドニのシマ。
当初、木の板のバラック暮らしの続いた人々も、最近では徐々に石材を使った家屋へ移行中。第七城壁建設等の公共事業が再開されたことにより、飲食店や服飾、雑貨屋等、自立的な商業も始まりつつある。
シスター・マリアンヌの教会も、粗末な木製から石造りへと移行中。マリアンヌはこのままでも、と言っているのだが、ボランティアで集まって来た人々が自分の家そっちのけでにこにこと作業中。
『ドニ領』が広がったことで、身寄りのない子供や老人を教会で引き受けることも増えた。
手狭になったので、晴れの日の子供たちの初等教育はホーンブック持ち出しての青空授業。
旧『ノエル領』はドニの所ほど復興は進んでいないが、『解放』された人々の表情は明るい。
ただし、突然の『新領』獲得にドニの人手は足りておらず、住人に対するノエルの『いやがらせ』(手下が侵入して暴れたり脅したり)は続いている。
この地域の責任者に据えられたのはメレーヌ・サン=ローラン。マリアンヌの下にいた内気で人見知りなシスターの少女。お飾り(実務はドニ側近のアンドルー・バッセルが一手に取り仕切っている)だが、事務所はお祈りに来る信者たちでプチ教会状態。
復興担当官が視察に来る日は、祭りが行われる予定。多くの出店が出て歌ったり踊ったり。
思いっきり遊んで、はしゃいで、最後に鎮魂の祈りが捧げられる予定。
状況はOPの通り。PCたちはボランティアや依頼等で第七街区にいるハンターとなります。
ドニの目的は担当官を完全にこちら側に引き込むことが目的ですが、PCたちの目的は特に指定されません。
OPと下記ガジェット等から1~2個を掻い摘んで使用しつつ、PCの思考や行動をプレイングに記してください。
キャラクターの描写自体が目的のシナリオとなります。
2.ガジェット
王都第七街区。ドニのシマ。
当初、木の板のバラック暮らしの続いた人々も、最近では徐々に石材を使った家屋へ移行中。第七城壁建設等の公共事業が再開されたことにより、飲食店や服飾、雑貨屋等、自立的な商業も始まりつつある。
シスター・マリアンヌの教会も、粗末な木製から石造りへと移行中。マリアンヌはこのままでも、と言っているのだが、ボランティアで集まって来た人々が自分の家そっちのけでにこにこと作業中。
『ドニ領』が広がったことで、身寄りのない子供や老人を教会で引き受けることも増えた。
手狭になったので、晴れの日の子供たちの初等教育はホーンブック持ち出しての青空授業。
旧『ノエル領』はドニの所ほど復興は進んでいないが、『解放』された人々の表情は明るい。
ただし、突然の『新領』獲得にドニの人手は足りておらず、住人に対するノエルの『いやがらせ』(手下が侵入して暴れたり脅したり)は続いている。
この地域の責任者に据えられたのはメレーヌ・サン=ローラン。マリアンヌの下にいた内気で人見知りなシスターの少女。お飾り(実務はドニ側近のアンドルー・バッセルが一手に取り仕切っている)だが、事務所はお祈りに来る信者たちでプチ教会状態。
復興担当官が視察に来る日は、祭りが行われる予定。多くの出店が出て歌ったり踊ったり。
思いっきり遊んで、はしゃいで、最後に鎮魂の祈りが捧げられる予定。
マスターより
第七街区のドニさんもの。扱う範囲がシナリオ数本分に亘ったことと、柏木のとある意図からEXとなっております。
(解説の続き)
復興担当官の名はルパート・J・グローヴァー。今回の視察はドニに強制的に招請されてのものでやる気がない。
貴族の三男で、後を継ぐ目もなかったので王城務めの役人に。能力的には典型的な『ボンボン』だが人格的にはそう悪くはない。出世と利権に目がないのは『彼の棲む世界』ではそれが当たり前だから。
ノエルとドニ、どっちつかずの状況で、ノエルからの追及をのらりくらりとかわしていたが、それももう限界の模様。
なお、『人手は足りない』ので、特に色んな人が集まる場所では割と簡単に(以下略)
(解説の続き)
復興担当官の名はルパート・J・グローヴァー。今回の視察はドニに強制的に招請されてのものでやる気がない。
貴族の三男で、後を継ぐ目もなかったので王城務めの役人に。能力的には典型的な『ボンボン』だが人格的にはそう悪くはない。出世と利権に目がないのは『彼の棲む世界』ではそれが当たり前だから。
ノエルとドニ、どっちつかずの状況で、ノエルからの追及をのらりくらりとかわしていたが、それももう限界の模様。
なお、『人手は足りない』ので、特に色んな人が集まる場所では割と簡単に(以下略)
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/09/03 23:42
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 アリエス・エスクード(ka1961) エルフ|20才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/08/23 08:11:04 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/08/23 04:27:48 |