ゲスト
(ka0000)
Easy mission
マスター:蒼かなた

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/09/16 09:00
- リプレイ完成予定
- 2015/09/25 09:00
オープニング
●最悪の事態
それはとても簡単な仕事のはずだった。
事件が発生したのは今から3時間前。場所はリゼリオの諸島群の1つのとある島で起きた。
その島は人が住んでおらず、変わりに沢山の倉庫が並べられていた。所謂倉庫島である。
他の島とは橋が掛けられておらず、行き来するには船が必要な場所だ。
そういう訳で交通の便は悪いが、逆に言えば船がなければ近づけない島である為、大切な荷物などを保管するには都合のいい島だったのだ。
だが、そんな島だと知っていても。寧ろそんな島だと分かっているからこそ現れる招かれざる客というものがいる。そう、泥棒達だ。
彼らは日が落ちて管理人が帰ったところで、倉庫の通用口を無理矢理壊して中に侵入を試みたのだ。
だがそこはしっかりと防犯設備が用意されており、仕掛けを解除せずに泥棒達が扉を開けた途端、空に赤い閃光弾が発射された。
そして10分後にはすっかりと倉庫島は警備部隊の船に取り囲まれ、泥棒達が乗ってきたと思われる小舟も押さえられた。
これで完全に袋の鼠。島には倉庫以外に隠れる場所は無い為、あとは虱潰しに探していけば泥棒達はあっさり捕まる。
そう、そのはずであった。少なくともこの場に集まった警備部隊はそう思っていた。
「んっ? おい、倉庫の扉が開くぞ」
1人の警備員がそれに気付いた。綺麗に並んでいる倉庫の群れのその真ん中あたり。その倉庫の扉がゆっくりと開き始めたのだ。
「おっ、自首する気になったか。探す手間が省けたぜ」
1人の警備員が続けてそう言った。他の皆も同じ気持ちで、その倉庫から出てくるであろう泥棒達の姿を待つ。
だが、いっこうに泥棒達は姿を現さない。警備員達もそれを不審に思ったところで、それはゆっくりと姿を見せた。
それは長い鉄のパイプを数本束ねたような形をしていた。黒くて無骨で、そしてどこか凶悪さを感じさせるソレに警備員達に見覚えはなかった。
何れにせよ泥棒達に投降の意思はない。そう判断し、その倉庫への突入が叫ばれようとしたその時。猛獣が咆えるような音と共に、ソレが焔を纏った牙を剥いた。
●ハンターオフィス
「皆さん、お集まりいただき感謝します」
リゼリオにあるハンターオフィスにて、深夜が近いというのにも関わらずハンター達が召集された。
普通ならありえない。逆に言えばこれから聞かされるのは普通ではない依頼ということなのだとハンター達は理解する。
「今回の依頼は、とある倉庫に入り込んだ泥棒達の制圧です。因みに泥棒達は全員非覚醒者だと思われます」
それだけ聞けば、何故ハンターが召集されたのかは不明だ。非覚醒者の犯人であれば、よっぽどのことがない限りハンターに出番はない。
よほど人数が多いのか、それとも人質でも取られている状況なのか。
「人数は10人前後とのことです。尚、人質などはいないそうです」
どうやらその当たりの予想は外れのようだ。となると、一体どんな厄介事があるのか。
それはオフィス職員からすぐさま提示された。
「どうやら泥棒達は倉庫内にあった武器で武装したようで、これが倉庫内の保管リストです」
そこに並ぶのはショップで発売されているような銃の名前がずらりと並んでいた。おまけに弾薬も一緒に保管されていたらしく、一晩中撃ち続けても弾切れは心配なさそうな数がそこには載っている。
ただ、これでもやはりまだ弱い。これだけならまだハンターに頼らずとも武装したプロならば何とかなるはずである。
「そして、これが表向きのリストに載っていなかったモノのリストです」
嫌な予感がする。ハンターの勘がそう囁いたが、見ないわけには行かずにハンター達はそれに目を通した。
「7.62mm口径のガトリング銃に、対戦車ロケットランチャーに、回転弾倉式グレネードランチャーだそうです。どこと戦争するつもりだったのでしょうね?」
オフィス職員の皮肉交じりのジョークを零すが、誰も笑うものがいなかった。
それらが地球連合がこっそりと使っていたのか、それとも横流し品なのか、はたまた偶然リアルブルーから転移してきた漂流物かは分からない。
だがとりあえず、犯罪者に銃火器というのは非情にまずい組み合わせと言えた。
そして、何故ハンターが召集されたのかもやっと全員が理解することが出来た瞬間だった。
「倉庫諸共吹き飛ばしてしまえと考えてしまうかもしれませんが、それは当然ですが依頼主から禁じられています」
更にしっかりと釘を刺される。もしその武器庫状態の倉庫が爆発したら周りの倉庫もまとめて吹き飛ぶからだ。最悪近くの島まで被害が及ぶ可能性があるので、倉庫へ向けて及び倉庫内での火器の仕様は厳禁である。
「説明は以上です。皆様、ご武運をお祈りしております」
オフィス職員はそう告げてぺこりと頭を下げた。
それはとても簡単な仕事のはずだった。
事件が発生したのは今から3時間前。場所はリゼリオの諸島群の1つのとある島で起きた。
その島は人が住んでおらず、変わりに沢山の倉庫が並べられていた。所謂倉庫島である。
他の島とは橋が掛けられておらず、行き来するには船が必要な場所だ。
そういう訳で交通の便は悪いが、逆に言えば船がなければ近づけない島である為、大切な荷物などを保管するには都合のいい島だったのだ。
だが、そんな島だと知っていても。寧ろそんな島だと分かっているからこそ現れる招かれざる客というものがいる。そう、泥棒達だ。
彼らは日が落ちて管理人が帰ったところで、倉庫の通用口を無理矢理壊して中に侵入を試みたのだ。
だがそこはしっかりと防犯設備が用意されており、仕掛けを解除せずに泥棒達が扉を開けた途端、空に赤い閃光弾が発射された。
そして10分後にはすっかりと倉庫島は警備部隊の船に取り囲まれ、泥棒達が乗ってきたと思われる小舟も押さえられた。
これで完全に袋の鼠。島には倉庫以外に隠れる場所は無い為、あとは虱潰しに探していけば泥棒達はあっさり捕まる。
そう、そのはずであった。少なくともこの場に集まった警備部隊はそう思っていた。
「んっ? おい、倉庫の扉が開くぞ」
1人の警備員がそれに気付いた。綺麗に並んでいる倉庫の群れのその真ん中あたり。その倉庫の扉がゆっくりと開き始めたのだ。
「おっ、自首する気になったか。探す手間が省けたぜ」
1人の警備員が続けてそう言った。他の皆も同じ気持ちで、その倉庫から出てくるであろう泥棒達の姿を待つ。
だが、いっこうに泥棒達は姿を現さない。警備員達もそれを不審に思ったところで、それはゆっくりと姿を見せた。
それは長い鉄のパイプを数本束ねたような形をしていた。黒くて無骨で、そしてどこか凶悪さを感じさせるソレに警備員達に見覚えはなかった。
何れにせよ泥棒達に投降の意思はない。そう判断し、その倉庫への突入が叫ばれようとしたその時。猛獣が咆えるような音と共に、ソレが焔を纏った牙を剥いた。
●ハンターオフィス
「皆さん、お集まりいただき感謝します」
リゼリオにあるハンターオフィスにて、深夜が近いというのにも関わらずハンター達が召集された。
普通ならありえない。逆に言えばこれから聞かされるのは普通ではない依頼ということなのだとハンター達は理解する。
「今回の依頼は、とある倉庫に入り込んだ泥棒達の制圧です。因みに泥棒達は全員非覚醒者だと思われます」
それだけ聞けば、何故ハンターが召集されたのかは不明だ。非覚醒者の犯人であれば、よっぽどのことがない限りハンターに出番はない。
よほど人数が多いのか、それとも人質でも取られている状況なのか。
「人数は10人前後とのことです。尚、人質などはいないそうです」
どうやらその当たりの予想は外れのようだ。となると、一体どんな厄介事があるのか。
それはオフィス職員からすぐさま提示された。
「どうやら泥棒達は倉庫内にあった武器で武装したようで、これが倉庫内の保管リストです」
そこに並ぶのはショップで発売されているような銃の名前がずらりと並んでいた。おまけに弾薬も一緒に保管されていたらしく、一晩中撃ち続けても弾切れは心配なさそうな数がそこには載っている。
ただ、これでもやはりまだ弱い。これだけならまだハンターに頼らずとも武装したプロならば何とかなるはずである。
「そして、これが表向きのリストに載っていなかったモノのリストです」
嫌な予感がする。ハンターの勘がそう囁いたが、見ないわけには行かずにハンター達はそれに目を通した。
「7.62mm口径のガトリング銃に、対戦車ロケットランチャーに、回転弾倉式グレネードランチャーだそうです。どこと戦争するつもりだったのでしょうね?」
オフィス職員の皮肉交じりのジョークを零すが、誰も笑うものがいなかった。
それらが地球連合がこっそりと使っていたのか、それとも横流し品なのか、はたまた偶然リアルブルーから転移してきた漂流物かは分からない。
だがとりあえず、犯罪者に銃火器というのは非情にまずい組み合わせと言えた。
そして、何故ハンターが召集されたのかもやっと全員が理解することが出来た瞬間だった。
「倉庫諸共吹き飛ばしてしまえと考えてしまうかもしれませんが、それは当然ですが依頼主から禁じられています」
更にしっかりと釘を刺される。もしその武器庫状態の倉庫が爆発したら周りの倉庫もまとめて吹き飛ぶからだ。最悪近くの島まで被害が及ぶ可能性があるので、倉庫へ向けて及び倉庫内での火器の仕様は厳禁である。
「説明は以上です。皆様、ご武運をお祈りしております」
オフィス職員はそう告げてぺこりと頭を下げた。
解説
【依頼内容】
倉庫内の泥棒の制圧(生死問わず)
【戦域情報】
リゼリオの沿岸沿いにある1つの小島。時刻は深夜前。空には綺麗な月が見えている。
倉庫が10棟ほど並んでいるだけの小さな島で、それ以外の障害物は特にない。
その中央付近の倉庫に泥棒達は立て篭もっているらしく、その倉庫内は実質武器庫同然。
倉庫正面入り口でガトリング銃を固定し、その周囲に貨物の箱を置いてバリケードを設置している。
それ以外の倉庫は普通の貨物のみだが、泥棒達が欲を出して漁っている可能性あり。
【敵情報】
泥棒 10人前後
倉庫内の銃で武装しているらしく、正確な人数は今だ不明。
逃走用の船を要求しているが、その返事が無い為にイラついている様子。
全員が非覚醒者のようだが、銃器での攻撃には覚醒者でも注意が必要である。
【敵武装】
ショップで売られているアサルトライフルやオートマチックピストル。
さらに以下の武器が1丁ずつ保管されていた。
・7.62mm口径 ガトリング銃
6砲身のガトリング銃。最大で100発/秒で弾を吐き出すモンスター銃。
その威力は一般人であれば痛みを感じる前に死を迎えるほど。
・対戦車ロケットランチャー
戦車を破壊することを想定して作られた携帯式の擲弾発射器。
射程はさほど長くないが威力は折り紙つき。当たり所が悪ければCAMでさえ行動不能に陥る。
・回転弾倉式グレネードランチャー
最大6発の40mm擲弾を連発可能なグレネードランチャー。
その威力は一般人なら直撃したら体が粉々に吹き飛ぶほど。
倉庫内の泥棒の制圧(生死問わず)
【戦域情報】
リゼリオの沿岸沿いにある1つの小島。時刻は深夜前。空には綺麗な月が見えている。
倉庫が10棟ほど並んでいるだけの小さな島で、それ以外の障害物は特にない。
その中央付近の倉庫に泥棒達は立て篭もっているらしく、その倉庫内は実質武器庫同然。
倉庫正面入り口でガトリング銃を固定し、その周囲に貨物の箱を置いてバリケードを設置している。
それ以外の倉庫は普通の貨物のみだが、泥棒達が欲を出して漁っている可能性あり。
【敵情報】
泥棒 10人前後
倉庫内の銃で武装しているらしく、正確な人数は今だ不明。
逃走用の船を要求しているが、その返事が無い為にイラついている様子。
全員が非覚醒者のようだが、銃器での攻撃には覚醒者でも注意が必要である。
【敵武装】
ショップで売られているアサルトライフルやオートマチックピストル。
さらに以下の武器が1丁ずつ保管されていた。
・7.62mm口径 ガトリング銃
6砲身のガトリング銃。最大で100発/秒で弾を吐き出すモンスター銃。
その威力は一般人であれば痛みを感じる前に死を迎えるほど。
・対戦車ロケットランチャー
戦車を破壊することを想定して作られた携帯式の擲弾発射器。
射程はさほど長くないが威力は折り紙つき。当たり所が悪ければCAMでさえ行動不能に陥る。
・回転弾倉式グレネードランチャー
最大6発の40mm擲弾を連発可能なグレネードランチャー。
その威力は一般人なら直撃したら体が粉々に吹き飛ぶほど。
マスターより
皆さんこんにちわ。蒼 かなたです。
タイトル詐欺です。申し訳ありません。
何とかに刃物という非常に危険な状態に、ハンター達が投入されることになりました。
無事この事件を解決して、リゼリオの街に静かな夜を取り戻してください。
では、良ければ依頼への参加をお待ちしております。
タイトル詐欺です。申し訳ありません。
何とかに刃物という非常に危険な状態に、ハンター達が投入されることになりました。
無事この事件を解決して、リゼリオの街に静かな夜を取り戻してください。
では、良ければ依頼への参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/09/24 06:41
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 藤林みほ(ka2804) 人間(リアルブルー)|18才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/09/16 05:29:44 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/09/15 05:18:52 |