ゲスト
(ka0000)
秋の味覚と幻獣王
マスター:猫又ものと

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/10/06 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/10/20 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●遠い記憶
――チューダよ。……白龍が護りの要だ。あれに危機が及ぶならば知らせてくれまいか……。
「了解であります! 我輩にすべてを委ねておけば大丈夫なのです!」
――頼んだぞ。
どこかで聞いた声。あれは誰だったです……?
護りの要……。そう。白龍が消えたら、何かしないといけなかったような気がするのです……。
まあいいのです。きっとそのうち思い出すのです。
それより、何だかお腹が空いたのです……。
●ある日の自称『幻獣王』
「……ダ。チューダ……!」
「むぐ……?」
「むぐ? じゃないよ! いい加減起きな!」
聖地『リタティト』――大霊堂。
大巫女に叱り飛ばされて、自称『幻獣王』は黒い円らな目をこすりながらよっこいしょと起き上がる。
「う~ん……良く寝たのです。何だか夢を見ていたような……」
「ったく、こんな往来で寝るんじゃないよ。ボールかと思ったじゃないか」
「我輩がどこで寝ようが我輩の自由なのです!」
「あーそーかい。じゃあ蹴り飛ばされても文句言うんじゃないよ」
「幻獣王を蹴り飛ばすなんて失礼にも程があるのです!」
「うるさいよ! 巫女達が寝床を用意してやったのに移動するのが面倒だとか言ってその辺に転がるお前が悪い!」
額に青筋を浮かべる大巫女。
彼女の足元で大あくびをしている丸いでっぷりとした物体は、名をチューダと言う。
赤いマントに金色の錫、立派な王冠をつけた彼(?)は、ある日突然ハンター達の前に姿を現し、自らを『幻獣王』と名乗った。
……とはいえ、外見は巨大化した上に羽がくっついただけのジャンガリアンハムスターで、どう見てもこう、神々しいとかそういった立派なものには見えなかったし、更にはその無駄に偉そうな態度も相まって、どうにも胡散臭い印象しか与えられないのが現状であった。
まあ、どんなに胡散臭くても、邪魔臭くても、腐っても大幻獣。
聖地の巫女達は彼を無碍に扱う訳にもいかず。
白龍亡き今、聖地に住まう大幻獣として、それなりに丁重に扱われていた。
「ところで大巫女。この目の前の物体は何なのです?」
「ああ、巫女達がね。お前への供物だって言って持ってきたんだよ」
首を傾げるチューダに、肩を竦める大巫女。
彼らの目の前には、栗やきのこ、さつまいもなど……秋の恵みが山のように置かれていて……残念ながら未加工の状態で、すぐには食べられそうになかったが。
「どうせなら料理してから持ってきて欲しかったのです」
「贅沢言うんじゃないよ」
「でも我輩料理できないのであります」
「お前ネズミなんだからそのまま食えばいいだろ?」
「ええっ!? そのままでも食べられなくはないですが……! もっとこう美味しく食べたいのです! というか我輩ネズミじゃないのです!!!」
ジタバタしながら叫ぶチューダ。その時、ふと、ハンターの声を思い出した。
――チューダ様。真の王たるもの、自分の持ち得るものは広く民に分け与えるものですよ……。
「そうです。この秋の味覚を我輩の民……ハンター達に分ければいいのです!」
「はぁ? 急にどうしたんだい?」
「大巫女、ハンター達を呼んで欲しいのです。この秋の味覚を一緒に食べるのです。ついでにハンター達に料理してもらうのです!!」
「ああ、そういうことかい。……あんたもちゃっかりしてるねぇ」
錫をふりふり胸を張るチューダ。
大巫女は苦笑すると、近くにいた巫女達に声をかける。
「すまないが、ハンター達を呼んでおくれ。腕っ節は強くなくていい。料理が出来るやつと……小動物や子供の相手が上手いやつがいいね」
「かしこまりました」
こうして、ハンターオフィスに、こんな募集要項が張り出されることとなった。
■(自称)幻獣王と秋の味覚をたのしもう!■
場所:聖地『リタティト』大霊堂にて。
条件:不問。料理が出来る方、小動物や子供の相手が得意な方歓迎。
その他:持ち込みの食材も歓迎します。
●遠い記憶
――チューダよ。……白龍が護りの要だ。あれに危機が及ぶならば知らせてくれまいか……。
「了解であります! 我輩にすべてを委ねておけば大丈夫なのです!」
――頼んだぞ。
どこかで聞いた声。あれは誰だったです……?
護りの要……。そう。白龍が消えたら、何かしないといけなかったような気がするのです……。
まあいいのです。きっとそのうち思い出すのです。
それより、何だかお腹が空いたのです……。
●ある日の自称『幻獣王』
「……ダ。チューダ……!」
「むぐ……?」
「むぐ? じゃないよ! いい加減起きな!」
聖地『リタティト』――大霊堂。
大巫女に叱り飛ばされて、自称『幻獣王』は黒い円らな目をこすりながらよっこいしょと起き上がる。
「う~ん……良く寝たのです。何だか夢を見ていたような……」
「ったく、こんな往来で寝るんじゃないよ。ボールかと思ったじゃないか」
「我輩がどこで寝ようが我輩の自由なのです!」
「あーそーかい。じゃあ蹴り飛ばされても文句言うんじゃないよ」
「幻獣王を蹴り飛ばすなんて失礼にも程があるのです!」
「うるさいよ! 巫女達が寝床を用意してやったのに移動するのが面倒だとか言ってその辺に転がるお前が悪い!」
額に青筋を浮かべる大巫女。
彼女の足元で大あくびをしている丸いでっぷりとした物体は、名をチューダと言う。
赤いマントに金色の錫、立派な王冠をつけた彼(?)は、ある日突然ハンター達の前に姿を現し、自らを『幻獣王』と名乗った。
……とはいえ、外見は巨大化した上に羽がくっついただけのジャンガリアンハムスターで、どう見てもこう、神々しいとかそういった立派なものには見えなかったし、更にはその無駄に偉そうな態度も相まって、どうにも胡散臭い印象しか与えられないのが現状であった。
まあ、どんなに胡散臭くても、邪魔臭くても、腐っても大幻獣。
聖地の巫女達は彼を無碍に扱う訳にもいかず。
白龍亡き今、聖地に住まう大幻獣として、それなりに丁重に扱われていた。
「ところで大巫女。この目の前の物体は何なのです?」
「ああ、巫女達がね。お前への供物だって言って持ってきたんだよ」
首を傾げるチューダに、肩を竦める大巫女。
彼らの目の前には、栗やきのこ、さつまいもなど……秋の恵みが山のように置かれていて……残念ながら未加工の状態で、すぐには食べられそうになかったが。
「どうせなら料理してから持ってきて欲しかったのです」
「贅沢言うんじゃないよ」
「でも我輩料理できないのであります」
「お前ネズミなんだからそのまま食えばいいだろ?」
「ええっ!? そのままでも食べられなくはないですが……! もっとこう美味しく食べたいのです! というか我輩ネズミじゃないのです!!!」
ジタバタしながら叫ぶチューダ。その時、ふと、ハンターの声を思い出した。
――チューダ様。真の王たるもの、自分の持ち得るものは広く民に分け与えるものですよ……。
「そうです。この秋の味覚を我輩の民……ハンター達に分ければいいのです!」
「はぁ? 急にどうしたんだい?」
「大巫女、ハンター達を呼んで欲しいのです。この秋の味覚を一緒に食べるのです。ついでにハンター達に料理してもらうのです!!」
「ああ、そういうことかい。……あんたもちゃっかりしてるねぇ」
錫をふりふり胸を張るチューダ。
大巫女は苦笑すると、近くにいた巫女達に声をかける。
「すまないが、ハンター達を呼んでおくれ。腕っ節は強くなくていい。料理が出来るやつと……小動物や子供の相手が上手いやつがいいね」
「かしこまりました」
こうして、ハンターオフィスに、こんな募集要項が張り出されることとなった。
■(自称)幻獣王と秋の味覚をたのしもう!■
場所:聖地『リタティト』大霊堂にて。
条件:不問。料理が出来る方、小動物や子供の相手が得意な方歓迎。
その他:持ち込みの食材も歓迎します。
解説
自称幻獣王、チューダが開催する秋の味覚を楽しむ会に参加してあげてください。
チューダへの供物は栗やきのこ、さつまいも、いちじく、かぼちゃなどです。
全て未加工の状態ですので、料理をしてあげるとチューダが喜びます。
もちろん、食べるだけの参加も大歓迎!
秋の味覚を楽しむもよし、遊ぶもよし、のんびりお茶をするもよしです。
お一人様でもお友達同士でも大丈夫ですよ。
もしチューダと一緒にやってみたいことがございましたら書いてみてくださいね。
■チューダについて
幻獣王を名乗る大幻獣。大霊堂に住み着き、幻獣に関する豊富な知識を人類に提供している。王様のつもりらしく、基本的に人間を見下している。口調も比較的無礼な物言いをする事もあるが、外見の可愛らしさの為に許されてしまう傾向がある。チューダ自身も可愛らしさを利用する事があり、稀にわざと転んで女性に介抱されてみたりと策略家の面も持っている。
戦闘はからっきしだが、逃げ足だけは天下一品。
■NPCの同行
今回はチューダが同行しています。
聖地『リタティト』の大霊堂にいるNPCは呼べば来てくれる可能性があります。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■その他
白紙は描写できませんのでご注意ください。
チューダへの供物は栗やきのこ、さつまいも、いちじく、かぼちゃなどです。
全て未加工の状態ですので、料理をしてあげるとチューダが喜びます。
もちろん、食べるだけの参加も大歓迎!
秋の味覚を楽しむもよし、遊ぶもよし、のんびりお茶をするもよしです。
お一人様でもお友達同士でも大丈夫ですよ。
もしチューダと一緒にやってみたいことがございましたら書いてみてくださいね。
■チューダについて
幻獣王を名乗る大幻獣。大霊堂に住み着き、幻獣に関する豊富な知識を人類に提供している。王様のつもりらしく、基本的に人間を見下している。口調も比較的無礼な物言いをする事もあるが、外見の可愛らしさの為に許されてしまう傾向がある。チューダ自身も可愛らしさを利用する事があり、稀にわざと転んで女性に介抱されてみたりと策略家の面も持っている。
戦闘はからっきしだが、逃げ足だけは天下一品。
■NPCの同行
今回はチューダが同行しています。
聖地『リタティト』の大霊堂にいるNPCは呼べば来てくれる可能性があります。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■その他
白紙は描写できませんのでご注意ください。
マスターより
こんにちは。お世話になっております。猫又です。
秋は美味しいものがいっぱいですよね!
……ということで、チューダと共に秋の味覚を楽しんでみませんか?
ゆるーい内容ですので、どうぞご気軽にご参加ください。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
秋は美味しいものがいっぱいですよね!
……ということで、チューダと共に秋の味覚を楽しんでみませんか?
ゆるーい内容ですので、どうぞご気軽にご参加ください。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/10/20 15:34