ゲスト
(ka0000)
【幻魂】影との戦い
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/03/14 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/03/28 15:00
オープニング
蛇の戦士シバが遺した霊闘士の技。
ハンター達は、幻獣の森に住む大幻獣『ナーランギ』より技の正体は霊闘士の奥義であると教えられる。
奥義を取得できるのは、厳しい試練を潜り抜けた霊闘士のみ。覚悟を決めたハンター達は辺境各地に点在する『魂の道』に向かって歩き出した。
●
――そこは、人の近づくことも少ない、小さな洞窟。
何故放置されていたのかも忘れ去られているくらいの場所である。
しかし、――そここそ『魂の道』と呼ばれる場所の一つであることが、ナーランギの言葉により判明したのである。
『魂の道』の情報は、ナーランギとの接見のあとすぐに、『ガーディナ』にも持ち込まれた。辺境で活動するハンターたちの拠点とも言える辺境ユニオン『ガーディナ』には、その性質ゆえか幻獣がらみの情報は一足早く届くことが多い。
「その中の一つが、ホープからもそこそこ近いところにありましてね。地図をお渡しします」
ガーディナでリムネラを補佐しているジーク・真田(kz0090)がそう言ってハンターたちに地図を手渡した。なるほど、確かにホープから歩いて半日もかからない場所に、『魂の道』の一つがあるらしい。
「現地調査は出来ていませんが、ホープの近くに洞窟があるという情報もこれまで聞いたことがなくて……どうやら周辺の部族からも忘れ去られていたようです」
場所が場所だけに、ガーディナ側から依頼、と言う形なのだという。
もし危険な場所なら、下手に付近の部族たちにも近寄らないように注意喚起をするとのことだった。
「『魂の道』の試練にはかなりの危険が伴う、とも聞いています。どうか、皆さんがその試練を乗り越えられるよう、祈っています」
ジークは頭を下げた。
●
――そして、ハンターたちは『魂の道』だと言う洞窟に向かった。
決して大きくはない。踏破するのにも、さほど時間がかかるとは思えない。
が、――突如ひんやりとした冷たい空気が彼らを包み込んだ。
そして、それぞれの耳に届く、悲しげな、そして陰鬱な声。
《どうしてここに来たの》
「え……」
彼らは思わず周囲を見渡す。――声の主は、いない。だけど、どこか聞いたことのある声。だって、
《可哀想だね。君たちは、ここで――》
その声は、己のそれに、酷似していて。
気づくと目の前には、長くのびた自分の影、それが薄暗い笑いを浮かべてハンターたちの前に立ち尽くしていた。
《戦うんじゃないよ》
《血と肉の戦いじゃないよ》
《だってこれは、心の戦いだからね》
『影』の自分たちはそう言って、にやっと笑った。
ハンター達は、幻獣の森に住む大幻獣『ナーランギ』より技の正体は霊闘士の奥義であると教えられる。
奥義を取得できるのは、厳しい試練を潜り抜けた霊闘士のみ。覚悟を決めたハンター達は辺境各地に点在する『魂の道』に向かって歩き出した。
●
――そこは、人の近づくことも少ない、小さな洞窟。
何故放置されていたのかも忘れ去られているくらいの場所である。
しかし、――そここそ『魂の道』と呼ばれる場所の一つであることが、ナーランギの言葉により判明したのである。
『魂の道』の情報は、ナーランギとの接見のあとすぐに、『ガーディナ』にも持ち込まれた。辺境で活動するハンターたちの拠点とも言える辺境ユニオン『ガーディナ』には、その性質ゆえか幻獣がらみの情報は一足早く届くことが多い。
「その中の一つが、ホープからもそこそこ近いところにありましてね。地図をお渡しします」
ガーディナでリムネラを補佐しているジーク・真田(kz0090)がそう言ってハンターたちに地図を手渡した。なるほど、確かにホープから歩いて半日もかからない場所に、『魂の道』の一つがあるらしい。
「現地調査は出来ていませんが、ホープの近くに洞窟があるという情報もこれまで聞いたことがなくて……どうやら周辺の部族からも忘れ去られていたようです」
場所が場所だけに、ガーディナ側から依頼、と言う形なのだという。
もし危険な場所なら、下手に付近の部族たちにも近寄らないように注意喚起をするとのことだった。
「『魂の道』の試練にはかなりの危険が伴う、とも聞いています。どうか、皆さんがその試練を乗り越えられるよう、祈っています」
ジークは頭を下げた。
●
――そして、ハンターたちは『魂の道』だと言う洞窟に向かった。
決して大きくはない。踏破するのにも、さほど時間がかかるとは思えない。
が、――突如ひんやりとした冷たい空気が彼らを包み込んだ。
そして、それぞれの耳に届く、悲しげな、そして陰鬱な声。
《どうしてここに来たの》
「え……」
彼らは思わず周囲を見渡す。――声の主は、いない。だけど、どこか聞いたことのある声。だって、
《可哀想だね。君たちは、ここで――》
その声は、己のそれに、酷似していて。
気づくと目の前には、長くのびた自分の影、それが薄暗い笑いを浮かべてハンターたちの前に立ち尽くしていた。
《戦うんじゃないよ》
《血と肉の戦いじゃないよ》
《だってこれは、心の戦いだからね》
『影』の自分たちはそう言って、にやっと笑った。
解説
前回ナーランギから聞いた情報をもとに、『魂の道』へ向かったハンターたちですが、その一つに挑んでいただきます。
場所は開拓地『ホープ』から歩いて半日もかからないところにある、周辺部族からも忘れられていた小さな洞窟です。
ここで皆さんが対峙するのは、『貴方自身の影』です。
誰でも皆、何かしらの黒い思いを持っているはず。
あるいは、思い出したくない過去などもあるでしょう。
そう言うものを、『影』はハンターたちに提示します。
肉体的ではない、精神的な傷をえぐろうとするでしょう。
それに打ち克つことが、この『魂の道』を突破する為の試練になります。
『魂の道』の中でも、心情寄りのシナリオになるかと思います。
が、精神的なダメージが大きくなれば、そのダメージは最悪、肉体をも蝕みます。
今回のシナリオでは戦闘は基本発生しないものと思われますが、重傷者などは出る可能性があることを理解した上で参加してください。
●プレイングに記載して欲しいこと
・『影の自分』の、特に強い『闇』の部分
プレイング内で記載されたこと+マイページの設定などから『影の自分』の行動や発言を膨らませていくつもりです。どうしても譲れない描写などがありましたら、それについては必ず記述をお願い致します。
・『影の自分』に対する、『今の自分』の意見
これがないと『影』に打ち克つことが出来ません。
こちらもマイページ設定とあわせての心情を訴える形になります。
※ただ、『影』はおおよそ『過去の自分』であることに対し意見は『今の自分』の意見になりますので、プレイングでは『今の意見』の方を重視致しますことご了承ください。
設定については、基本公認設定重視になります。
ご注意いただくとすると、『非公開設定』も場合によっては一部開示される可能性が高いです。シナリオの性質上、それでも構わないという方が望ましいと思われます。
では、お待ちしております。
場所は開拓地『ホープ』から歩いて半日もかからないところにある、周辺部族からも忘れられていた小さな洞窟です。
ここで皆さんが対峙するのは、『貴方自身の影』です。
誰でも皆、何かしらの黒い思いを持っているはず。
あるいは、思い出したくない過去などもあるでしょう。
そう言うものを、『影』はハンターたちに提示します。
肉体的ではない、精神的な傷をえぐろうとするでしょう。
それに打ち克つことが、この『魂の道』を突破する為の試練になります。
『魂の道』の中でも、心情寄りのシナリオになるかと思います。
が、精神的なダメージが大きくなれば、そのダメージは最悪、肉体をも蝕みます。
今回のシナリオでは戦闘は基本発生しないものと思われますが、重傷者などは出る可能性があることを理解した上で参加してください。
●プレイングに記載して欲しいこと
・『影の自分』の、特に強い『闇』の部分
プレイング内で記載されたこと+マイページの設定などから『影の自分』の行動や発言を膨らませていくつもりです。どうしても譲れない描写などがありましたら、それについては必ず記述をお願い致します。
・『影の自分』に対する、『今の自分』の意見
これがないと『影』に打ち克つことが出来ません。
こちらもマイページ設定とあわせての心情を訴える形になります。
※ただ、『影』はおおよそ『過去の自分』であることに対し意見は『今の自分』の意見になりますので、プレイングでは『今の意見』の方を重視致しますことご了承ください。
設定については、基本公認設定重視になります。
ご注意いただくとすると、『非公開設定』も場合によっては一部開示される可能性が高いです。シナリオの性質上、それでも構わないという方が望ましいと思われます。
では、お待ちしております。
マスターより
こんにちは、四月朔日です。
ナーランギの言葉で明らかになった『魂の道』と、その試練。
こちらを一つ担当させていただきます。
解説にもあります通り、このシナリオは基本戦闘の発生しない心情重視のものをイメージしております。が、ハンターの皆さんのプレイング如何でダメージを負うことも十分あり得ますので、重々ご注意ください。
では、皆さんからの心揺さぶるプレイングをお待ちしております。
ナーランギの言葉で明らかになった『魂の道』と、その試練。
こちらを一つ担当させていただきます。
解説にもあります通り、このシナリオは基本戦闘の発生しない心情重視のものをイメージしております。が、ハンターの皆さんのプレイング如何でダメージを負うことも十分あり得ますので、重々ご注意ください。
では、皆さんからの心揺さぶるプレイングをお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/03/18 06:24
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/03/10 05:28:40 |
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相談卓? 烏丸 涼子 (ka5728) 人間(リアルブルー)|26才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2016/03/14 14:05:02 |