ゲスト
(ka0000)
ボラ族、珍奇なる祭を開催する
マスター:DoLLer

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在22人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/05/26 09:00
- リプレイ完成予定
- 2016/06/04 09:00
オープニング
「辺境よりの移民をこうして受け入れてもらったことに感謝の意を表し、祭を執り行いたい」
帝国に一族で移民してきたボラ族の長、イグは港町の町長の前にどっかと座り、そう述べた。
どっちが目上なのかわからない威風堂々ぶりである。
「はぁ……そりゃまあ、構わんのですが……祭って何をするんでしょうかね」
「辺境の祭りの一つだ。海にて祭りを行い、海中の正のマテリアルを活性化させ豊漁を祈願するものである」
嬉しい話だ。交易の停泊地の一つとして開かれたこの港町だが、元々は漁師町であり、未だに主たる収益は漁業なのだ。
前の歪虚の軍勢の襲来ですら無視される程度の小さな町であり、やはり豊漁になってくれることは嬉しいことでもある。汚染などとは縁のない町であるが、近年はバルトアンデルスからの排水が原因と囁かれる海洋汚染で、漁獲高も低迷気味なところ。辺境の祭りで一時的にも回復が見込めるなら嬉しいことはない。
嬉しいことは……間違いないのだが。
「……危なくないよね?」
前も海賊襲来による騒乱で『ボラ族によって』家屋を薙ぎ倒されたりしたのである。海賊被害より、防衛による味方からの損害の方が大きいなどという笑えない話が起こったばかりだ。
そのことをじゅーぶんに確かめたい町長であったが。
「もちろんだ」
「な、なら大丈夫ですな。くれぐれも安全に注意して、祭を楽しみにしておりますぞ!」
いかんせん、気弱過ぎた。
「お任せあれ。大船に乗った気持ちでいるとよい」
不安は一層募るばかりであった。
「なにこれ」
移民してきたボラ族の面倒をみている地方内務課のメルツェーデスは巨大な楔を眺めた後、短く感想を言った。
「ご神体だ。これを海に突き刺し、この周囲で祈りを捧げる」
巨大な楔。それで言葉上は済むが、長さは10m、太さも人間2,3人が手をつながないといけないようなレベルであった。
大きな帆船のメインマストに使うレベルのものだ。それを楔型の形状にしたてるのには随分時間もかかったことだろう。
「これをロープでみんなで引っ張る。沖合まで」
もう死者が出てきそうな気がしてきた。
「そして祈りの際は、数人が巫子として海に入ってもらう」
「い、生け贄とかいうんじゃないでしょうね?」
「まさか。泳いでもらうだけだ。その昔、海の精霊には人間に恋をした者がおってな、人間になるために足を求めたという逸話がある。その精霊を慰撫するために、美脚を披露するために海に入ってもらうのだ」
海で、美脚……。
もうわけがわかんない。リアルブルーのスポーツであるシンクロナイズドでもやれというのだろうか。
そう言いながらも、イグは嬉々としてズボンのすそをまくり上げる。
「あんたのそれが美脚!?」
「ん? 別に男女の別はないし、祭主としての勤めもある。美脚というのは、人生を物語る脚のことだぞ」
すね毛あるし、無骨だし、美脚とは縁遠いじゃねえか。と思ったが、要するに健康的な足ならなんでもいいのだろう。
「うまくいけば精霊に恋してもらえるかもしれぬな。はっはっは」
そんなわけで、お祭りに参加する人募集いたします。
帝国に一族で移民してきたボラ族の長、イグは港町の町長の前にどっかと座り、そう述べた。
どっちが目上なのかわからない威風堂々ぶりである。
「はぁ……そりゃまあ、構わんのですが……祭って何をするんでしょうかね」
「辺境の祭りの一つだ。海にて祭りを行い、海中の正のマテリアルを活性化させ豊漁を祈願するものである」
嬉しい話だ。交易の停泊地の一つとして開かれたこの港町だが、元々は漁師町であり、未だに主たる収益は漁業なのだ。
前の歪虚の軍勢の襲来ですら無視される程度の小さな町であり、やはり豊漁になってくれることは嬉しいことでもある。汚染などとは縁のない町であるが、近年はバルトアンデルスからの排水が原因と囁かれる海洋汚染で、漁獲高も低迷気味なところ。辺境の祭りで一時的にも回復が見込めるなら嬉しいことはない。
嬉しいことは……間違いないのだが。
「……危なくないよね?」
前も海賊襲来による騒乱で『ボラ族によって』家屋を薙ぎ倒されたりしたのである。海賊被害より、防衛による味方からの損害の方が大きいなどという笑えない話が起こったばかりだ。
そのことをじゅーぶんに確かめたい町長であったが。
「もちろんだ」
「な、なら大丈夫ですな。くれぐれも安全に注意して、祭を楽しみにしておりますぞ!」
いかんせん、気弱過ぎた。
「お任せあれ。大船に乗った気持ちでいるとよい」
不安は一層募るばかりであった。
「なにこれ」
移民してきたボラ族の面倒をみている地方内務課のメルツェーデスは巨大な楔を眺めた後、短く感想を言った。
「ご神体だ。これを海に突き刺し、この周囲で祈りを捧げる」
巨大な楔。それで言葉上は済むが、長さは10m、太さも人間2,3人が手をつながないといけないようなレベルであった。
大きな帆船のメインマストに使うレベルのものだ。それを楔型の形状にしたてるのには随分時間もかかったことだろう。
「これをロープでみんなで引っ張る。沖合まで」
もう死者が出てきそうな気がしてきた。
「そして祈りの際は、数人が巫子として海に入ってもらう」
「い、生け贄とかいうんじゃないでしょうね?」
「まさか。泳いでもらうだけだ。その昔、海の精霊には人間に恋をした者がおってな、人間になるために足を求めたという逸話がある。その精霊を慰撫するために、美脚を披露するために海に入ってもらうのだ」
海で、美脚……。
もうわけがわかんない。リアルブルーのスポーツであるシンクロナイズドでもやれというのだろうか。
そう言いながらも、イグは嬉々としてズボンのすそをまくり上げる。
「あんたのそれが美脚!?」
「ん? 別に男女の別はないし、祭主としての勤めもある。美脚というのは、人生を物語る脚のことだぞ」
すね毛あるし、無骨だし、美脚とは縁遠いじゃねえか。と思ったが、要するに健康的な足ならなんでもいいのだろう。
「うまくいけば精霊に恋してもらえるかもしれぬな。はっはっは」
そんなわけで、お祭りに参加する人募集いたします。
解説
●目的
町の人との交流を深めるためにお祭りを実行しますので、参加者として楽しんでください。
●手順
服装:生足が披露できる服装(装備がその状態でない場合、一時的に綿の上衣と腰衣に変更されます)
その状態で、町の広場にお祀りされている楔(という名の大木)を海まで運びます。
広場から海までは一直線です。ただし若干の下り坂。
貸し出しは4人程度が載れる舟6艘まで。詰めれば全員乗れる。
楔の形状はオープニングに記載した通り。
海に突き立てた後は、お祈りします。シンクロしてもいいですし、普通に祝詞を捧げてもいいですし、夕陽に向かってバカヤローと叫んでもいいです。
とりあえず体の中のエネルギーと美を放出してください。
他、どうぞご自由に。
見物したり、手伝いだけしたりも全然構いません。
●NPC
町の人いっぱい ボラ族が毎度ロクなことしなかった為、祭にも疑いの目が向いています。
イグ ボラ族の族長。祭りの祭主。無骨ですが男らしい脚してます。
ゾール ボラ族の巨漢。巫子として参加します。筋肉ムキムキのマッスルな脚です。
ロッカ ボラ族の男の娘。応援するだけです。すらっとした美脚の持ち主。もちろんすね毛なんてないよ!
ウル ボラ族の最年少。3才くらい。巫子として参加しますが、歳が歳なので見てるだけです。かわいいあんよしてます。
レイア 謹慎中のため、いません。
●その他
質問は受付ませんので、ノリと勢いを胸に抱いていればたいてい大丈夫です。
なお、辺境にあるらしいお祭りを、ボラ族が独自に改変したものですので、伝統もへったくれもありません。参加者が実行したこと、それが伝統になります。
町の人との交流を深めるためにお祭りを実行しますので、参加者として楽しんでください。
●手順
服装:生足が披露できる服装(装備がその状態でない場合、一時的に綿の上衣と腰衣に変更されます)
その状態で、町の広場にお祀りされている楔(という名の大木)を海まで運びます。
広場から海までは一直線です。ただし若干の下り坂。
貸し出しは4人程度が載れる舟6艘まで。詰めれば全員乗れる。
楔の形状はオープニングに記載した通り。
海に突き立てた後は、お祈りします。シンクロしてもいいですし、普通に祝詞を捧げてもいいですし、夕陽に向かってバカヤローと叫んでもいいです。
とりあえず体の中のエネルギーと美を放出してください。
他、どうぞご自由に。
見物したり、手伝いだけしたりも全然構いません。
●NPC
町の人いっぱい ボラ族が毎度ロクなことしなかった為、祭にも疑いの目が向いています。
イグ ボラ族の族長。祭りの祭主。無骨ですが男らしい脚してます。
ゾール ボラ族の巨漢。巫子として参加します。筋肉ムキムキのマッスルな脚です。
ロッカ ボラ族の男の娘。応援するだけです。すらっとした美脚の持ち主。もちろんすね毛なんてないよ!
ウル ボラ族の最年少。3才くらい。巫子として参加しますが、歳が歳なので見てるだけです。かわいいあんよしてます。
レイア 謹慎中のため、いません。
●その他
質問は受付ませんので、ノリと勢いを胸に抱いていればたいてい大丈夫です。
なお、辺境にあるらしいお祭りを、ボラ族が独自に改変したものですので、伝統もへったくれもありません。参加者が実行したこと、それが伝統になります。
マスターより
美脚まつ……こほん、豊漁祭です。
男の人の脚でも、女の人の脚でもいいです。傷だらけの脚、訓練に明け暮れた脚。無垢な脚。脚は人生物語ってます。
なお、DoLLerは脚フェチではありません。念のため。
真摯なる祈りはきっと交流の橋渡しとなり、そして美味しいお魚につながりますよ!
男の人の脚でも、女の人の脚でもいいです。傷だらけの脚、訓練に明け暮れた脚。無垢な脚。脚は人生物語ってます。
なお、DoLLerは脚フェチではありません。念のため。
真摯なる祈りはきっと交流の橋渡しとなり、そして美味しいお魚につながりますよ!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/05/28 12:16
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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お祭り実行委員会室 ルナ・レンフィールド(ka1565) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2016/05/26 01:23:38 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/05/26 06:27:31 |