ゲスト
(ka0000)
【蒼乱】空海並び立つ
マスター:植田誠

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/08/19 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/09/02 19:00
オープニング
●
帝国東部海上。その一部に一日中霧の晴れない区画が存在する。霧を越えた先にあるのはグラウネーベル島。帝国軍の海図にだけ密かに追加されたその島は、希少な幻獣であるグリフォンが多数生息している島でもあった。さらにその深部には未だ姿を見せない大幻獣も生息している……のではないかと推測されている。
が、今回重要なのはグリフォンの生息地であるという点ではない。
「霧のお陰で島には歪虚もたどり着けない。けど、あたしたちはたどり着ける。暗黒海域探索の中継基地にはピッタリよね」
帝国軍が擁する船団。その中でも一際大きな戦艦の甲板で、人の好さそうな老女がつぶやく。彼女こそ、ユーディト・グナイゼナウ。帝国軍第四師団クロイゼルングの師団長である。
繰り返すがここは帝国東部の海上。暗黒海域と呼ばれる海域への入り口として、あるいは本土との中継地としてはおよそ適した位置にこの島はあったのだ。
だが、ここは正確には島を包む霧の外側である。この霧を抜けていかなければ島には上陸できない。そして、それはとある人物からストップがかかっていた。
「でも、随分回りくどいんじゃないの、ロルフちゃん?」
顔を横に向け、見上げた先にはそのとある人物、第5師団長ロルフ・シュトライトの姿があった。
「今回の探索に有用なのは僕も理解していますが、グリフォンの生態系に直接影響が出そうなことは避けたいんです」
話としてはこうだ。
第4師団始めとする帝国軍としてはグラウネーベル島を中継基地として船をつけるなりして港代わりにしたい。が、第5師団としてはグリフォンの生息地たるこの場所に大船団が堂々と踏み入ってくるのは看過できない。
結局、一定以上の大型船が一定以上の数で行き来しないといったところを落としどころとした。
そうなると、中継基地としての役割は微妙だが、物資の集積地ができるという一点でも価値がある。何しろ、この探索にどれだけの資材と、どれだけの時間がかかることになるのか、まだ予想もつかないのだから。
そんなわけで、ここでは探索用の船に荷物を降ろしている最中であった。
「お話し中すいません、グナイゼナウ師団長!」
「ん? どうかしたかしら」
そんな時だった。監視役の兵士から報告があったのは。
「12時の方角に妙なしぶきが見えました。その上には飛行物。おそらく歪虚ではないかと」
「あらまぁ……ここは通常航路からは離れてるものね。迎撃に何隻か……」
少し思案した様子を見せたユーディトだったが、そこにロルフが割って入る。
「グナイゼナウ師団長。よろしければここは僕が先行しましょう……船での行動は慣れない分迷惑をかけてしまいますし、少しはそれらしい仕事をさせていただけたらと」
「あら……それじゃお願いしちゃおうかしら」
「ありがとうございます。それでは」
そういうとロルフはその場を離れ手早く部下に指示を出していく。手の空いたハンターや数名の部下に指示を出していく。
「島をちゃんと使わせてあげられないお詫び……それに、暇を持て余した部下たちに仕事を上げた、ってところかしらね……それじゃこっちも」
律儀なことだとその様子を見ながら、ユーディトの方も手早く指示を出していく。
こうして、暗黒海域探索の前哨戦ともいえる戦いが、空と海にまたがり開始された。
帝国東部海上。その一部に一日中霧の晴れない区画が存在する。霧を越えた先にあるのはグラウネーベル島。帝国軍の海図にだけ密かに追加されたその島は、希少な幻獣であるグリフォンが多数生息している島でもあった。さらにその深部には未だ姿を見せない大幻獣も生息している……のではないかと推測されている。
が、今回重要なのはグリフォンの生息地であるという点ではない。
「霧のお陰で島には歪虚もたどり着けない。けど、あたしたちはたどり着ける。暗黒海域探索の中継基地にはピッタリよね」
帝国軍が擁する船団。その中でも一際大きな戦艦の甲板で、人の好さそうな老女がつぶやく。彼女こそ、ユーディト・グナイゼナウ。帝国軍第四師団クロイゼルングの師団長である。
繰り返すがここは帝国東部の海上。暗黒海域と呼ばれる海域への入り口として、あるいは本土との中継地としてはおよそ適した位置にこの島はあったのだ。
だが、ここは正確には島を包む霧の外側である。この霧を抜けていかなければ島には上陸できない。そして、それはとある人物からストップがかかっていた。
「でも、随分回りくどいんじゃないの、ロルフちゃん?」
顔を横に向け、見上げた先にはそのとある人物、第5師団長ロルフ・シュトライトの姿があった。
「今回の探索に有用なのは僕も理解していますが、グリフォンの生態系に直接影響が出そうなことは避けたいんです」
話としてはこうだ。
第4師団始めとする帝国軍としてはグラウネーベル島を中継基地として船をつけるなりして港代わりにしたい。が、第5師団としてはグリフォンの生息地たるこの場所に大船団が堂々と踏み入ってくるのは看過できない。
結局、一定以上の大型船が一定以上の数で行き来しないといったところを落としどころとした。
そうなると、中継基地としての役割は微妙だが、物資の集積地ができるという一点でも価値がある。何しろ、この探索にどれだけの資材と、どれだけの時間がかかることになるのか、まだ予想もつかないのだから。
そんなわけで、ここでは探索用の船に荷物を降ろしている最中であった。
「お話し中すいません、グナイゼナウ師団長!」
「ん? どうかしたかしら」
そんな時だった。監視役の兵士から報告があったのは。
「12時の方角に妙なしぶきが見えました。その上には飛行物。おそらく歪虚ではないかと」
「あらまぁ……ここは通常航路からは離れてるものね。迎撃に何隻か……」
少し思案した様子を見せたユーディトだったが、そこにロルフが割って入る。
「グナイゼナウ師団長。よろしければここは僕が先行しましょう……船での行動は慣れない分迷惑をかけてしまいますし、少しはそれらしい仕事をさせていただけたらと」
「あら……それじゃお願いしちゃおうかしら」
「ありがとうございます。それでは」
そういうとロルフはその場を離れ手早く部下に指示を出していく。手の空いたハンターや数名の部下に指示を出していく。
「島をちゃんと使わせてあげられないお詫び……それに、暇を持て余した部下たちに仕事を上げた、ってところかしらね……それじゃこっちも」
律儀なことだとその様子を見ながら、ユーディトの方も手早く指示を出していく。
こうして、暗黒海域探索の前哨戦ともいえる戦いが、空と海にまたがり開始された。
解説
●目的
敵の殲滅
●状況
PCたちは帝国軍から雇われたハンターとなる。
戦場は帝国東部海上。
移動にはグリフォンキャリアーを使用する。そこから対空戦、あるいは水中戦へ移行する形となる。
●敵情報
・魚型歪虚×15
基礎戦闘力はそこまで高くないが、水中だとそこそこ手強い。泳ぐ速度も船より速い。
海から飛び出し、口から水弾を飛ばして攻撃してくる。水中では体当たりなどを行う。
・鳥型歪虚×15
飛行速度が速く、口から火の玉を吐いて攻撃してくる。
●味方情報
・グリフォンキャリアー×1
ハンターは基本的にこれに乗って移動する。あまり集中攻撃されると被弾して荷台が破壊される恐れがあるので注意。
ちなみに定員は『6名(キャリアーの乗り手を加味すると8名)』
8名で乗ってくることも可能だが、戦闘速度は出せないので大幅に機動性が低下する。
戦闘中は海面から2m前後をキープして回避を中心に行動する。
・グリフォンライダー×3
基本的に鳥型歪虚の相手を行う。
戦闘速度を加味すると定員は『1名(つまり乗り手のみ)』
もう1人ぐらいなら乗れるが、その場合大幅に機動性が低下する。
戦闘中は鳥型歪虚を中心に攻撃。また、キャリアーの護衛も兼ねる。
・第4師団員×10名
魔導エンジンを搭載したボートで後から戦場にやってくる。おおよそ5分程度で合流できる。
魚型歪虚を取り逃した際に後詰の役割もこなす。
●備考
グリフォンライダー、キャリアーともこの依頼中定員オーバーでも戦場到達までの速度は変わらないものとする。
戦闘中は戦闘速度での行動になるため定員オーバーだと移動、回避、命中に影響が出る。
また、キャリアー搭乗中のPCは行動範囲が荷台の範囲に制限されるため回避に影響が出る。
敵の殲滅
●状況
PCたちは帝国軍から雇われたハンターとなる。
戦場は帝国東部海上。
移動にはグリフォンキャリアーを使用する。そこから対空戦、あるいは水中戦へ移行する形となる。
●敵情報
・魚型歪虚×15
基礎戦闘力はそこまで高くないが、水中だとそこそこ手強い。泳ぐ速度も船より速い。
海から飛び出し、口から水弾を飛ばして攻撃してくる。水中では体当たりなどを行う。
・鳥型歪虚×15
飛行速度が速く、口から火の玉を吐いて攻撃してくる。
●味方情報
・グリフォンキャリアー×1
ハンターは基本的にこれに乗って移動する。あまり集中攻撃されると被弾して荷台が破壊される恐れがあるので注意。
ちなみに定員は『6名(キャリアーの乗り手を加味すると8名)』
8名で乗ってくることも可能だが、戦闘速度は出せないので大幅に機動性が低下する。
戦闘中は海面から2m前後をキープして回避を中心に行動する。
・グリフォンライダー×3
基本的に鳥型歪虚の相手を行う。
戦闘速度を加味すると定員は『1名(つまり乗り手のみ)』
もう1人ぐらいなら乗れるが、その場合大幅に機動性が低下する。
戦闘中は鳥型歪虚を中心に攻撃。また、キャリアーの護衛も兼ねる。
・第4師団員×10名
魔導エンジンを搭載したボートで後から戦場にやってくる。おおよそ5分程度で合流できる。
魚型歪虚を取り逃した際に後詰の役割もこなす。
●備考
グリフォンライダー、キャリアーともこの依頼中定員オーバーでも戦場到達までの速度は変わらないものとする。
戦闘中は戦闘速度での行動になるため定員オーバーだと移動、回避、命中に影響が出る。
また、キャリアー搭乗中のPCは行動範囲が荷台の範囲に制限されるため回避に影響が出る。
マスターより
お世話になっております、植田です。
今回は蒼乱関連依頼となります。
久々登場ロルフに加え、第4師団長をお借りしています。
が、どっちも基本的にはOPにしかでてこないので、皆様の方できっちり倒していただけたらと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
今回は蒼乱関連依頼となります。
久々登場ロルフに加え、第4師団長をお借りしています。
が、どっちも基本的にはOPにしかでてこないので、皆様の方できっちり倒していただけたらと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/09/02 00:27
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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補足説明 ロルフ・シュトライト(kz0055) 人間(クリムゾンウェスト)|26才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/08/16 15:45:36 |
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相談卓、です メトロノーム・ソングライト(ka1267) エルフ|14才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2016/08/18 22:11:16 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/08/16 13:52:43 |