ゲスト
(ka0000)
【詩天】殺めのとき
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/11/04 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/11/13 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
千石原の乱の後、葦原和彦は詩天に戻ってきた。
憤怒の攻撃の爪痕が残るこの地に追い打ちをかけるように、次代詩天の座を巡り、水面下の小競り合いがあった。
しかし、状況は悪化の一路をたどるばかり。
三条家のみならず、臣下にまで暗殺や毒殺がされていたという。
最終的には、二つの軍に分かれての戦となった。
戦いは三条真美側の勝利。
秋寿派は全て命を奪われることになった。
その中に葦原流当主である葦原若松の遺体は見当たらなく、和彦は父の行方を探し出す。
●
斗跋。
詩天は古くからあるとされている葦原流の技。
自身の中を巡るマテリアルを練り上げた状態で身体を斬りつけて流血させた箇所より負のマテリアルを取り込み、自身のマテリアルを変換させて歪虚化する。
効力は身体能力の強制引き上げ。
使用者の身体によってその効力の持続期間が変わり、期間が過ぎると命を落とす。
首を跳ねるか、心臓を刺すかで死ぬと言われている。
人間として意識が残るかどうかは使用者次第。
ただし、一度歪虚化すると、人としての姿は失われる。
故に、禁じ手と伝わり、忌み嫌われる。
秘技。
こちらも葦原流の技。
葦原流が歪虚と戦う中で敵の能力を剣に昇華したとされている。
いくつかの技を伝えられたものの、現在の和彦が技として使えるのは一つだけ。
納刀状態で敵の悟られる事なく接近して強烈な一撃を浴びせる。
●
梅鶯神社の帰り道、ハンター達と和彦は葦原流に関して話していた。
「斗跋に関しては、幼いころから知ってました」
決して使ってはいけない技と聞いていたものの、その内容に子供心に惹かれる。
強くなることというのは人の心を惹きつけてやまない。
「しかし、父は斗跋を教えてくれることはありませんでした。そんなものを使わなくても強くなれと言い聞かされました。いつか、葦原流を受け継ぐ時に教わるのだろうとぼんやりと思ってました」
しかし、現実は父である若松が戦死し、教わることはなかった。
「秘技に関しては、先代詩天が亡くなってから父より教わりましたが……現在、形にできたのは一つだけです」
はぁ……と和彦はため息をついてしまう。
もっと早く技を習得せねばならないのに、上手くいかなかったのだろう。
数日後、和彦は即疾隊局長に呼ばれた。
「まぁ、ご苦労だった」
「いえ……」
労う局長に和彦の表情は冴えない。
「もう、話は聞いてるんだろ」
局長の言葉に和彦は頷いた。
呼ばれる前に辻斬り犯が再び現れた知らせを受けたのだ。
再び目的は即疾隊だった。
「分社で見た秘伝書と思われる冊子には、斗跋に持続期間があると。急激に歪虚化することにより、急激な体の変化に耐えきれないとありましたが……」
「本来はもう、死んでいるからな。術者が遺体を処置していたからこそ、半年ほど保てた可能性はある」
ふむと、副局長は考える。
「俺の秘技で辻斬り犯を押え、その隙に一斉に攻撃してもらう方法を取ります」
「だったら、場所は街中じゃない方がいいだろう」
そう言った局長に和彦は頷き、地図を局長より借りた。
広げられた地図で和彦が指したのは、二岡町のある屋敷。
「ここは秋寿派の武将であった上原柊一郎様の邸宅です。現在は、空き家となっております。ここには広い庭があり、大人数でも動けます。亀田医師の診療所からも近いですし、ここにおびき寄せましょう」
和彦の提案に局長、副局長が頷く。
「おびき寄せるのは志願させるか」
「そうですね」
三人は動き出した。
おびき寄せ役は隊士達から志願させ、足の速い隊士が選出された。
隊士達は、和彦の事は何も知らないが、彼とハンター達を信じ、おびき寄せ役を買って出た。
必ず、辻斬り犯を倒すために。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
千石原の乱の後、葦原和彦は詩天に戻ってきた。
憤怒の攻撃の爪痕が残るこの地に追い打ちをかけるように、次代詩天の座を巡り、水面下の小競り合いがあった。
しかし、状況は悪化の一路をたどるばかり。
三条家のみならず、臣下にまで暗殺や毒殺がされていたという。
最終的には、二つの軍に分かれての戦となった。
戦いは三条真美側の勝利。
秋寿派は全て命を奪われることになった。
その中に葦原流当主である葦原若松の遺体は見当たらなく、和彦は父の行方を探し出す。
●
斗跋。
詩天は古くからあるとされている葦原流の技。
自身の中を巡るマテリアルを練り上げた状態で身体を斬りつけて流血させた箇所より負のマテリアルを取り込み、自身のマテリアルを変換させて歪虚化する。
効力は身体能力の強制引き上げ。
使用者の身体によってその効力の持続期間が変わり、期間が過ぎると命を落とす。
首を跳ねるか、心臓を刺すかで死ぬと言われている。
人間として意識が残るかどうかは使用者次第。
ただし、一度歪虚化すると、人としての姿は失われる。
故に、禁じ手と伝わり、忌み嫌われる。
秘技。
こちらも葦原流の技。
葦原流が歪虚と戦う中で敵の能力を剣に昇華したとされている。
いくつかの技を伝えられたものの、現在の和彦が技として使えるのは一つだけ。
納刀状態で敵の悟られる事なく接近して強烈な一撃を浴びせる。
●
梅鶯神社の帰り道、ハンター達と和彦は葦原流に関して話していた。
「斗跋に関しては、幼いころから知ってました」
決して使ってはいけない技と聞いていたものの、その内容に子供心に惹かれる。
強くなることというのは人の心を惹きつけてやまない。
「しかし、父は斗跋を教えてくれることはありませんでした。そんなものを使わなくても強くなれと言い聞かされました。いつか、葦原流を受け継ぐ時に教わるのだろうとぼんやりと思ってました」
しかし、現実は父である若松が戦死し、教わることはなかった。
「秘技に関しては、先代詩天が亡くなってから父より教わりましたが……現在、形にできたのは一つだけです」
はぁ……と和彦はため息をついてしまう。
もっと早く技を習得せねばならないのに、上手くいかなかったのだろう。
数日後、和彦は即疾隊局長に呼ばれた。
「まぁ、ご苦労だった」
「いえ……」
労う局長に和彦の表情は冴えない。
「もう、話は聞いてるんだろ」
局長の言葉に和彦は頷いた。
呼ばれる前に辻斬り犯が再び現れた知らせを受けたのだ。
再び目的は即疾隊だった。
「分社で見た秘伝書と思われる冊子には、斗跋に持続期間があると。急激に歪虚化することにより、急激な体の変化に耐えきれないとありましたが……」
「本来はもう、死んでいるからな。術者が遺体を処置していたからこそ、半年ほど保てた可能性はある」
ふむと、副局長は考える。
「俺の秘技で辻斬り犯を押え、その隙に一斉に攻撃してもらう方法を取ります」
「だったら、場所は街中じゃない方がいいだろう」
そう言った局長に和彦は頷き、地図を局長より借りた。
広げられた地図で和彦が指したのは、二岡町のある屋敷。
「ここは秋寿派の武将であった上原柊一郎様の邸宅です。現在は、空き家となっております。ここには広い庭があり、大人数でも動けます。亀田医師の診療所からも近いですし、ここにおびき寄せましょう」
和彦の提案に局長、副局長が頷く。
「おびき寄せるのは志願させるか」
「そうですね」
三人は動き出した。
おびき寄せ役は隊士達から志願させ、足の速い隊士が選出された。
隊士達は、和彦の事は何も知らないが、彼とハンター達を信じ、おびき寄せ役を買って出た。
必ず、辻斬り犯を倒すために。
解説
依頼内容
辻斬り犯捕縛、もしくは討伐。
即疾隊が動き出し、辻斬り犯捕縛を視野に入れ出しました。
時間帯は夜。
足の速い隊士たちが見回りをし、辻斬り犯をおびき寄せ上原家へと向かわせます。
皆様は上原家で迎え撃ち、辻斬り犯の捕縛お願いします。
今回に関しては、歪虚と化している若松に討伐も視野に入れております。
辻斬り犯自体は死んだ身なので、討伐でも構いません。
和彦は今回、辻斬り犯に対し、壁役を買って出ます。
秘技で抑えている内に討伐をお願いしたいとの事です。
OPについてはPCの皆さまは知っております。
NPC情報
壬生和彦:みぶ・かずひこ。十七歳。即疾隊一番隊隊長。実は詩天に古くからある剣術、葦原流の当主。本名は葦原和彦(あしはら・かずひこ)。
辻斬り犯が実の父親である若松であることに気づいており、事件を追っていたが、何もわからなく、身分を偽って即疾隊へ入隊していた。
局長の厚意で本名は隠したままになっている。
敵情報
葦原若松:あしはらわかまつ。葦原流前当主。千石原の乱で命を落とすが、三条秋寿を名乗る存在によって蘇る。
しかし、物言わぬ屍人ゆえ、命令のままに人を斬り、辻斬りとなった。
今回、時間差で若松の援軍として落ち武者のような屍人が二体入ってきます。
強さは若松ほどではありませんが一撃で倒せませんのでご注意ください。
武器は刀を持ってます。
辻斬り犯捕縛、もしくは討伐。
即疾隊が動き出し、辻斬り犯捕縛を視野に入れ出しました。
時間帯は夜。
足の速い隊士たちが見回りをし、辻斬り犯をおびき寄せ上原家へと向かわせます。
皆様は上原家で迎え撃ち、辻斬り犯の捕縛お願いします。
今回に関しては、歪虚と化している若松に討伐も視野に入れております。
辻斬り犯自体は死んだ身なので、討伐でも構いません。
和彦は今回、辻斬り犯に対し、壁役を買って出ます。
秘技で抑えている内に討伐をお願いしたいとの事です。
OPについてはPCの皆さまは知っております。
NPC情報
壬生和彦:みぶ・かずひこ。十七歳。即疾隊一番隊隊長。実は詩天に古くからある剣術、葦原流の当主。本名は葦原和彦(あしはら・かずひこ)。
辻斬り犯が実の父親である若松であることに気づいており、事件を追っていたが、何もわからなく、身分を偽って即疾隊へ入隊していた。
局長の厚意で本名は隠したままになっている。
敵情報
葦原若松:あしはらわかまつ。葦原流前当主。千石原の乱で命を落とすが、三条秋寿を名乗る存在によって蘇る。
しかし、物言わぬ屍人ゆえ、命令のままに人を斬り、辻斬りとなった。
今回、時間差で若松の援軍として落ち武者のような屍人が二体入ってきます。
強さは若松ほどではありませんが一撃で倒せませんのでご注意ください。
武器は刀を持ってます。
マスターより
お世話になります。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
シリーズ最終話です。
これ以上、葦原流の名を汚さない為と和彦は意気込んでおります。
何卒、和彦を宜しくお願いします。
これにて、一度詩天のシナリオは終わります。
ショートシナリオで詩天のシナリオは出す予定です。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
シリーズ最終話です。
これ以上、葦原流の名を汚さない為と和彦は意気込んでおります。
何卒、和彦を宜しくお願いします。
これにて、一度詩天のシナリオは終わります。
ショートシナリオで詩天のシナリオは出す予定です。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/11/08 22:40
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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決戦です! カリン(ka5456) エルフ|17才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/11/04 01:22:01 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/11/01 02:05:51 |