ゲスト
(ka0000)
【奏演】LastSong
マスター:風亜智疾

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在10人 / 3~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/09/12 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/09/26 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
■
彼女は今日も絵を描いている。
灰色オオカミの仲間の動物の他に、新しく二羽の青い鳥を加えて、絵を描いている。
窓から吹き込む風が、彼女の髪をそっと揺らした。
「……元気にならなくちゃね、ヴェラ」
絵筆を置いて、彼女――ヴェロニカ・フェッロ(kz0147)は微笑む。
痛む胸は暫く収まりそうにない。一人きり泣いてしまうことも、夢見も食欲も暫くはこのままだ。
それでも。
彼女は知っている。
彼女の願いを叶えるために、戦ってくれた人たちがいることを。
だから、そんな人たちのために、何か出来ることをしたい。
感謝を表すには一体どうすればいいだろう。
■
同盟内の各地に散っていった元信者たちのフォローへと向かう前に、とヴェロニカに呼ばれたディーノ・オルトリーニ(kz0148)は久々に彼女の家へとやって来た。
「いらっしゃいディーノ、待ってたのよ!」
「……お嬢、少し聞いてもいいか」
「あら、なぁに?」
「この、甘ったるい匂いと大量の食材はどうした」
ディーノが引き気味なのも仕方ないだろう。
足の悪い彼女は長年自炊生活をほぼ一人で行っているため、それなりに料理の腕がある。
独り身のディーノは、食材を買ってくるというお遣いのお駄賃として、よく食事をさせてもらっていた。
「ここしばらく、食欲がないと言ってなかったか」
「いやだわ、私だけで食べるわけないでしょう?」
まだ涙を流すときがあるのだろう。
やや腫れぼったい目で笑いつつ、ヴェロニカは焼き上がったハーブクッキーをオーブンから取り出した。
「私が出来る感謝の示し方なんて、あまりないから。みんなを招待しようと思って!」
それがたとえ、空元気だと自分で分かっていても。
何かをせずにはいられないのが、事実。
「というわけでディーノ。貴方はお酒を買ってきてね? 私じゃ重いし時間がかかるし銘柄が分からないもの!」
はいこれ、と財布を握らされたディーノは、こめかみを押さえながら財布を突き返した。
「それくらいは俺が出す……」
■
ハンターオフィスの受付担当、バルトロは苦笑交じりに一枚の依頼を貼り付けた。
「依頼っつーより、慰労会のお知らせ、みたいなもんだがなぁ」
色々あった二人だ。今回くらい大目に見てもいいだろう。
それに、事実彼女たちに関する事件で、様々なハンターたちには助力もらったのだ。
ハンターにも、息抜きが必要だろう。
強面の割には人情に篤いのが、バルトロという男だった。
■
彼女は今日も絵を描いている。
灰色オオカミの仲間の動物の他に、新しく二羽の青い鳥を加えて、絵を描いている。
窓から吹き込む風が、彼女の髪をそっと揺らした。
「……元気にならなくちゃね、ヴェラ」
絵筆を置いて、彼女――ヴェロニカ・フェッロ(kz0147)は微笑む。
痛む胸は暫く収まりそうにない。一人きり泣いてしまうことも、夢見も食欲も暫くはこのままだ。
それでも。
彼女は知っている。
彼女の願いを叶えるために、戦ってくれた人たちがいることを。
だから、そんな人たちのために、何か出来ることをしたい。
感謝を表すには一体どうすればいいだろう。
■
同盟内の各地に散っていった元信者たちのフォローへと向かう前に、とヴェロニカに呼ばれたディーノ・オルトリーニ(kz0148)は久々に彼女の家へとやって来た。
「いらっしゃいディーノ、待ってたのよ!」
「……お嬢、少し聞いてもいいか」
「あら、なぁに?」
「この、甘ったるい匂いと大量の食材はどうした」
ディーノが引き気味なのも仕方ないだろう。
足の悪い彼女は長年自炊生活をほぼ一人で行っているため、それなりに料理の腕がある。
独り身のディーノは、食材を買ってくるというお遣いのお駄賃として、よく食事をさせてもらっていた。
「ここしばらく、食欲がないと言ってなかったか」
「いやだわ、私だけで食べるわけないでしょう?」
まだ涙を流すときがあるのだろう。
やや腫れぼったい目で笑いつつ、ヴェロニカは焼き上がったハーブクッキーをオーブンから取り出した。
「私が出来る感謝の示し方なんて、あまりないから。みんなを招待しようと思って!」
それがたとえ、空元気だと自分で分かっていても。
何かをせずにはいられないのが、事実。
「というわけでディーノ。貴方はお酒を買ってきてね? 私じゃ重いし時間がかかるし銘柄が分からないもの!」
はいこれ、と財布を握らされたディーノは、こめかみを押さえながら財布を突き返した。
「それくらいは俺が出す……」
■
ハンターオフィスの受付担当、バルトロは苦笑交じりに一枚の依頼を貼り付けた。
「依頼っつーより、慰労会のお知らせ、みたいなもんだがなぁ」
色々あった二人だ。今回くらい大目に見てもいいだろう。
それに、事実彼女たちに関する事件で、様々なハンターたちには助力もらったのだ。
ハンターにも、息抜きが必要だろう。
強面の割には人情に篤いのが、バルトロという男だった。
解説
今回は非戦闘シナリオです。
ハンターオフィスを通じて出されたのは、ヴェロニカからの招待状。
場所はヴェロニカの家。
どうやら一連の事件の解決に対し、彼女なりの感謝を表したいようです。
飲み物や料理を朝早くから作って、皆さんを待っています。
ヴェロニカと語らうもよし、仲間と慰労しあうもよし、ディーノと飲み比べるもよし。
一晩程度なら、泊まることも可能です。
どうぞ自由に一日を過ごしてください。
ハンターオフィスを通じて出されたのは、ヴェロニカからの招待状。
場所はヴェロニカの家。
どうやら一連の事件の解決に対し、彼女なりの感謝を表したいようです。
飲み物や料理を朝早くから作って、皆さんを待っています。
ヴェロニカと語らうもよし、仲間と慰労しあうもよし、ディーノと飲み比べるもよし。
一晩程度なら、泊まることも可能です。
どうぞ自由に一日を過ごしてください。
マスターより
【奏演】第一幕お疲れ様でした。
今回は慰労会を兼ねたシナリオになります。
どうぞ自由に楽しんで頂ければと思います。
それでは、宜しくお願い致します。
今回は慰労会を兼ねたシナリオになります。
どうぞ自由に楽しんで頂ければと思います。
それでは、宜しくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/09/25 03:27
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/09/08 21:47:04 |
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相談卓 神代 誠一(ka2086) 人間(リアルブルー)|32才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/09/11 01:08:18 |