ゲスト
(ka0000)
【転臨】月下の破壊者 ~城塞都市防衛戦~
マスター:坂上テンゼン

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
アム・シェリタ―揺籃館―- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- ユニット参加人数
- 現在7 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/23 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/06 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●名も無き荒野
――月が強く輝く夜だった。
人気の一切無い荒野。ただ寂しく風だけが吹きぬけているこの場所に三つの人影があった。
ぬかずいているのはレッドバック(kz0217)。相手は、主君にして彼女の歪虚としての親とも言うべき存在、メフィストであった。
「メフィスト様。ごきげん麗しゅう……」
「レッドバック、何の用です。
たかが蟻塚一つ潰すのに助けなど要りません。それとも私の考えが解らぬとでも」
「ええ、存じております。決してあなた様の邪魔は致しませんとも」
「ならば何です?」
「戦いの後始末を、私にお任せくださいませ」
「ふっ……美味しい所をかっさらおうという気ですか。貴方らしい」
「ええ。研究がはかどればあなた様の御心に叶うことにも繋がると考えますれば」
「よくもそこまで遠慮も無く言えるものですね……よろしい。好きになさい」
「ありがたき幸せ……」
「数ある私の中でもこの私は破壊に特化している……しかし破壊の後の事は考えていません」
「御意」
メフィストが語った言葉は奇妙な響きではあったが、レッドバックは敢えて気にしなかった。このお方を自分の物差しで図ろうなど、愚かな試みだと思ったからだ。
メフィストは、レッドバックの返事を確認すると、別れも告げず飛び去った。
「我らも行くぞパダギエ」
「俺、完全に空気……」
三つ目の人影がぼやく。
仕方が無かった。
●城塞都市ハルトフォート
――月が強く輝く夜だった。
城塞都市ハルトフォート。イスルダからの王国の守りとして存在するこの都市は、イスルダ攻略戦でのメフィスト出現の報を受け、強い緊迫感に支配されていた。
地理的に考えれば、歪虚の反撃で最初に標的となるのは此処に違いない。
先のベリアルとの戦いでは勝利を収めたものの、今は王国は疲弊している。
人々は悲観的な想いを抱いて、この夜を過ごしていた。
城壁には篝火が焚かれ、守備兵達が警護にあたっていた。この城壁は眠らない。眠るわけにはいかなかった。
ある時――
守備兵の一人が、目を疑った。
信じがたいものが見えたからだ。
腕組みをして外套をはためかせている人影が、月の光を浴びて、夜空に浮かんでいた。
守備兵はすぐさま双眼鏡を覗き込む。
そして声をあげた。
「敵襲ーーーーーーーーーーーーッ!!!」
程なくして、
城壁に巨大な火の玉が炸裂した。
周辺は昼のような明るさになった。
最初にそれを発見した彼は、一瞬にして消し炭となってしまったが、彼がもたらした敵襲の報はすぐさまハルトフォート中に伝わり、すぐにでも戦力が集まるだろう。
しかし、王国にとって守備の要であるハルトフォートといえど、事は簡単に片付きそうにない。
消し炭となってしまった彼は、それの顔を見た。そして、すぐに敵だと解ったから報せたのだ。彼は、それが何者であるかを知っていた。
それが、メフィストであると。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●名も無き荒野
――月が強く輝く夜だった。
人気の一切無い荒野。ただ寂しく風だけが吹きぬけているこの場所に三つの人影があった。
ぬかずいているのはレッドバック(kz0217)。相手は、主君にして彼女の歪虚としての親とも言うべき存在、メフィストであった。
「メフィスト様。ごきげん麗しゅう……」
「レッドバック、何の用です。
たかが蟻塚一つ潰すのに助けなど要りません。それとも私の考えが解らぬとでも」
「ええ、存じております。決してあなた様の邪魔は致しませんとも」
「ならば何です?」
「戦いの後始末を、私にお任せくださいませ」
「ふっ……美味しい所をかっさらおうという気ですか。貴方らしい」
「ええ。研究がはかどればあなた様の御心に叶うことにも繋がると考えますれば」
「よくもそこまで遠慮も無く言えるものですね……よろしい。好きになさい」
「ありがたき幸せ……」
「数ある私の中でもこの私は破壊に特化している……しかし破壊の後の事は考えていません」
「御意」
メフィストが語った言葉は奇妙な響きではあったが、レッドバックは敢えて気にしなかった。このお方を自分の物差しで図ろうなど、愚かな試みだと思ったからだ。
メフィストは、レッドバックの返事を確認すると、別れも告げず飛び去った。
「我らも行くぞパダギエ」
「俺、完全に空気……」
三つ目の人影がぼやく。
仕方が無かった。
●城塞都市ハルトフォート
――月が強く輝く夜だった。
城塞都市ハルトフォート。イスルダからの王国の守りとして存在するこの都市は、イスルダ攻略戦でのメフィスト出現の報を受け、強い緊迫感に支配されていた。
地理的に考えれば、歪虚の反撃で最初に標的となるのは此処に違いない。
先のベリアルとの戦いでは勝利を収めたものの、今は王国は疲弊している。
人々は悲観的な想いを抱いて、この夜を過ごしていた。
城壁には篝火が焚かれ、守備兵達が警護にあたっていた。この城壁は眠らない。眠るわけにはいかなかった。
ある時――
守備兵の一人が、目を疑った。
信じがたいものが見えたからだ。
腕組みをして外套をはためかせている人影が、月の光を浴びて、夜空に浮かんでいた。
守備兵はすぐさま双眼鏡を覗き込む。
そして声をあげた。
「敵襲ーーーーーーーーーーーーッ!!!」
程なくして、
城壁に巨大な火の玉が炸裂した。
周辺は昼のような明るさになった。
最初にそれを発見した彼は、一瞬にして消し炭となってしまったが、彼がもたらした敵襲の報はすぐさまハルトフォート中に伝わり、すぐにでも戦力が集まるだろう。
しかし、王国にとって守備の要であるハルトフォートといえど、事は簡単に片付きそうにない。
消し炭となってしまった彼は、それの顔を見た。そして、すぐに敵だと解ったから報せたのだ。彼は、それが何者であるかを知っていた。
それが、メフィストであると。
解説
※空間戦闘のルールが適用される。
●目的
メフィストを撃破せよ
●敵
メフィスト
・使用スキル
闇属性攻撃魔法「アンホーリィ・サンクチュアリ」 射程1~30、9×9キューブ
火属性攻撃魔法「ヴィジテーション・フレイム」 射程1~30、直径15キューブ
風属性攻撃魔法「マイルフィック・サンダー」 射程1~180、3体まで
飛行
懲罰・変容・強制はこの個体は使用しない。
単体だが、ハルトフォートの戦力を全滅させられるという自負がある。
サイズ1。
飛行しない限り接近戦を挑むことはできない。
●戦場
ハルトフォート城壁およびその上空
メフィストは城壁の上から半径10キューブ前後の空中を飛行している
(射程10のスキルがギリギリ届く距離)
PCは全員、スタート時に城壁の上にいる
十分な広さがありCAM等も配置できる
●味方勢力
ハルトフォート守備部隊×25
毎ターンメフィストに向けて射撃する。
ただし、確実に当てられる腕前の者はいないため、毎ターン少しずつダメージを与えるに留まる。
密集はしておらず、PCの移動は邪魔しない。
攻撃対象になりうる。
死傷者が出た場合は補充される。
また、城壁内よりの援護射撃もあるが守備部隊よりさらに命中率が悪い。頼りにはできない。
こちらは攻撃対象にならない。
●その他要素
・城壁
範囲魔法の効果を受ける。
破損して足場が悪くなる可能性がある。
・レッドバック
戦闘には参加しないが……
●目的
メフィストを撃破せよ
●敵
メフィスト
・使用スキル
闇属性攻撃魔法「アンホーリィ・サンクチュアリ」 射程1~30、9×9キューブ
火属性攻撃魔法「ヴィジテーション・フレイム」 射程1~30、直径15キューブ
風属性攻撃魔法「マイルフィック・サンダー」 射程1~180、3体まで
飛行
懲罰・変容・強制はこの個体は使用しない。
単体だが、ハルトフォートの戦力を全滅させられるという自負がある。
サイズ1。
飛行しない限り接近戦を挑むことはできない。
●戦場
ハルトフォート城壁およびその上空
メフィストは城壁の上から半径10キューブ前後の空中を飛行している
(射程10のスキルがギリギリ届く距離)
PCは全員、スタート時に城壁の上にいる
十分な広さがありCAM等も配置できる
●味方勢力
ハルトフォート守備部隊×25
毎ターンメフィストに向けて射撃する。
ただし、確実に当てられる腕前の者はいないため、毎ターン少しずつダメージを与えるに留まる。
密集はしておらず、PCの移動は邪魔しない。
攻撃対象になりうる。
死傷者が出た場合は補充される。
また、城壁内よりの援護射撃もあるが守備部隊よりさらに命中率が悪い。頼りにはできない。
こちらは攻撃対象にならない。
●その他要素
・城壁
範囲魔法の効果を受ける。
破損して足場が悪くなる可能性がある。
・レッドバック
戦闘には参加しないが……
マスターより
単体でハルトフォートに飛来し、ノリノリで名前を考えたスキルを使う……
そう、奴は数あるメフィストの中でも最も派手好きな個体――
メフィスト・セブン(※人数不確定)が一人、派手目フィスト!!!
レッドバックが何やら意味深ですが、あまり気にしすぎていると失敗します。
もちろん全滅したら問答無用で失敗です。
飛行状態ではずっと移動していないと墜落することに気をつけて! 某も最近知った!
では楽しく逝きましょう!!!
そう、奴は数あるメフィストの中でも最も派手好きな個体――
メフィスト・セブン(※人数不確定)が一人、派手目フィスト!!!
レッドバックが何やら意味深ですが、あまり気にしすぎていると失敗します。
もちろん全滅したら問答無用で失敗です。
飛行状態ではずっと移動していないと墜落することに気をつけて! 某も最近知った!
では楽しく逝きましょう!!!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/30 00:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/21 09:33:13 |
|
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相談卓 仁川 リア(ka3483) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/10/23 15:22:58 |