ゲスト
(ka0000)
傲慢のアスタロト ~騎士アーリア~
マスター:天田洋介

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,800
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/03/28 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/04/11 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
グラズヘイム王国の南部に伯爵地【ニュー・ウォルター】は存在する。
領主が住まう城塞都市の名は『マール』。自然の川を整備した十kmに渡る運河のおかげで内陸部にも関わらず帆船で『ニュー港』へ直接乗りつけることができた。
升の目のように造成された都市内の水上航路は多くのゴンドラが行き来していて、とても賑やかだ。
この地を治めるのはアーリア・エルブン伯爵。オリナニア騎士団長を兼任する十七歳になったばかりの銀髪の青年である。
妹のミリア・エルブンは幼い頃から政において秀才ぶりを発揮している。
過去に事故と発表された長男ドネア・エルブンの死因だが、実は謀反に失敗して命を落としていた。そのドネアが歪虚軍長アスタロトとして復活。謀反に関与していた元親衛隊の女性ロランナ・ベヒも歪虚の身となって現れる。
兵器輸送ゴンドラの沈没事件、領地巡回アーリア一行襲撃事件、穀倉地帯における蝗雑魔大量発生等、アスタロト側が企んだ陰謀は、ことごとくハンター達の力添えによって打ち砕かれる。
ネビロスは運河の湧水個所を狙う作戦を立てたが、騎士団とハンター達を前に敗北。最後の時を迎える。
アスタロトから招待状が届き、アーリアは晩餐の席へと赴く。アスタロトの発言はわずかな同情を引いたものの、傲慢に満ちあふれていた。
ある日、伯爵地ニュー・ウォルターの北東部に大量の水が溢れだす。湖と化した大地の中央に、突如として城が浮きあがった。
湖中央に聳える城の上空では、常に歪虚や雑魔が舞う。城は民の間で噂となり、自然とアスタロト城と呼ばれるようになる。
三度の戦端がひらかれたものの、一進一退の状況。陸路で船を湖へと持ち込んだものの、小島まで辿り着くことは叶わなかった。
湖は歪ながら直径三km円といった広さ。水深は深いところで十メートル前後。アスタロト城は直径六百m円の小島の中心に建てられている。
ハンター達が敵投石機を破壊。おかげで領地混合軍は小島への上陸を果たす。またハンター達が、壁向こうの罠を明らかにしてくれたおかげで、有利な作戦が立案された。
アスタロトの瞬間移動による急襲を受けたときもあるが、ハンター達の奮闘によってアーリアの命は守られる。
B城塞突破の前に領地混合軍は足止めを食らった。湖全体に濃霧が発生したのである。
特殊能力の雑魔によるゲリラ戦に悩まされたが、撃退。霧が晴れたとき、修理済みの投石機で攻撃。B城壁の一角を崩して突破口を開いた。
長い日々の後、再び霧が薄れて城内攻略の機会が訪れる。ハンター達とアーリアは突撃し、アスタロトが待つ最上階へと辿り着く。
アスタロトが言葉にしたのは、嘲笑と煙に巻くような侮辱ばかり。愉悦の表情を浮かべたまま、転移で姿を消してしまう。
勝利と思われたが、それは敵側の布石に過ぎなかった。城の小島が突如として動きだしたのである。
小島の正体は超大型亀。ヴァウランと名づけられたそれは、城塞都市マールを目指していた。アーリアは足止めを最優先。ハンター達と協力して、左前足の破壊に成功する。
ヴァウランの治癒力は非常に高く、常に砲撃し続ける状況が今も続いていた。
ヴァウランの甲羅の上には、数十人の騎士や兵達が取り残されていた。
足止め成功から数時間後には、幻獣を使って食糧物資投下。三日後の救出と同時に、精鋭の騎士二十名が常駐。何処からか敵側の目が光っているのを前提に、アスタロト城の再調査が行われる。
「ヴァウランが動きだした以後、城で不思議なことは起こらなかっただろうか?」
事がそれなりに落ち着いた三日後、アーリアは救出された騎士や兵を慰問した。会話の流れで、地下通路の存在を確かめようとする。
「そういえば――」
一人の騎士が思いだす。城の大広間に聳えているアスタロトの巨大な彫像が、ヴァウランの地団駄の際に、わずかながら浮きあがっていたと。
「あれだけの激しさです。そうなっても不思議ではないのですが、ヴァウランが地団駄で暴れるのは敵側もわかっていたはず。事実、小さめな調度品ですら固定されていたのですから。ですので、おかしいなと感じました」
騎士の言葉が切っ掛けになり、その後、送り込んだ交代の騎士達によって仕掛けが見つけだされる。但し、敵側に気づかれぬよう、作動は保留にされた。
ヴァウランの体内に至る方法がわかったとして、問題なのはアスタロトが使う瞬間移動への対策である。長く検討を続けてきたアーリアだが、成功の可能性が残る方法は、一つしか思いつかなかった。
(やはり、私が囮になるしかないだろう)
アイテルカイトとしての心情をくすぐれば、アスタロトを釣ることはできるだろう。うまく誘いだして、戦闘に持ちこめばよい。倒せれば御の字だが、そうでなくてもアスタロトに瞬間移動を使わせられれば成功といえた。おそらくアスタロトが逃げこむ先は、ヴァウランの体内にある秘密の空間だからだ。
ハンター達にはヴァウランの体内で待ち伏せてもらい、戻ってきたアスタロトと戦ってもらう。その後、騎士団を率いて加勢するのがアスタロト討伐の作戦である。
(ヴァウランという奥の手をだしてきたアスタロトは、おそらく油断しきっている。このような機会は滅多にない。千載一遇の好機といえる……)
アーリアは信頼を寄せるハンター達に連絡するために、ハンターズソサエティ支部へ使者を送るのだった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
グラズヘイム王国の南部に伯爵地【ニュー・ウォルター】は存在する。
領主が住まう城塞都市の名は『マール』。自然の川を整備した十kmに渡る運河のおかげで内陸部にも関わらず帆船で『ニュー港』へ直接乗りつけることができた。
升の目のように造成された都市内の水上航路は多くのゴンドラが行き来していて、とても賑やかだ。
この地を治めるのはアーリア・エルブン伯爵。オリナニア騎士団長を兼任する十七歳になったばかりの銀髪の青年である。
妹のミリア・エルブンは幼い頃から政において秀才ぶりを発揮している。
過去に事故と発表された長男ドネア・エルブンの死因だが、実は謀反に失敗して命を落としていた。そのドネアが歪虚軍長アスタロトとして復活。謀反に関与していた元親衛隊の女性ロランナ・ベヒも歪虚の身となって現れる。
兵器輸送ゴンドラの沈没事件、領地巡回アーリア一行襲撃事件、穀倉地帯における蝗雑魔大量発生等、アスタロト側が企んだ陰謀は、ことごとくハンター達の力添えによって打ち砕かれる。
ネビロスは運河の湧水個所を狙う作戦を立てたが、騎士団とハンター達を前に敗北。最後の時を迎える。
アスタロトから招待状が届き、アーリアは晩餐の席へと赴く。アスタロトの発言はわずかな同情を引いたものの、傲慢に満ちあふれていた。
ある日、伯爵地ニュー・ウォルターの北東部に大量の水が溢れだす。湖と化した大地の中央に、突如として城が浮きあがった。
湖中央に聳える城の上空では、常に歪虚や雑魔が舞う。城は民の間で噂となり、自然とアスタロト城と呼ばれるようになる。
三度の戦端がひらかれたものの、一進一退の状況。陸路で船を湖へと持ち込んだものの、小島まで辿り着くことは叶わなかった。
湖は歪ながら直径三km円といった広さ。水深は深いところで十メートル前後。アスタロト城は直径六百m円の小島の中心に建てられている。
ハンター達が敵投石機を破壊。おかげで領地混合軍は小島への上陸を果たす。またハンター達が、壁向こうの罠を明らかにしてくれたおかげで、有利な作戦が立案された。
アスタロトの瞬間移動による急襲を受けたときもあるが、ハンター達の奮闘によってアーリアの命は守られる。
B城塞突破の前に領地混合軍は足止めを食らった。湖全体に濃霧が発生したのである。
特殊能力の雑魔によるゲリラ戦に悩まされたが、撃退。霧が晴れたとき、修理済みの投石機で攻撃。B城壁の一角を崩して突破口を開いた。
長い日々の後、再び霧が薄れて城内攻略の機会が訪れる。ハンター達とアーリアは突撃し、アスタロトが待つ最上階へと辿り着く。
アスタロトが言葉にしたのは、嘲笑と煙に巻くような侮辱ばかり。愉悦の表情を浮かべたまま、転移で姿を消してしまう。
勝利と思われたが、それは敵側の布石に過ぎなかった。城の小島が突如として動きだしたのである。
小島の正体は超大型亀。ヴァウランと名づけられたそれは、城塞都市マールを目指していた。アーリアは足止めを最優先。ハンター達と協力して、左前足の破壊に成功する。
ヴァウランの治癒力は非常に高く、常に砲撃し続ける状況が今も続いていた。
ヴァウランの甲羅の上には、数十人の騎士や兵達が取り残されていた。
足止め成功から数時間後には、幻獣を使って食糧物資投下。三日後の救出と同時に、精鋭の騎士二十名が常駐。何処からか敵側の目が光っているのを前提に、アスタロト城の再調査が行われる。
「ヴァウランが動きだした以後、城で不思議なことは起こらなかっただろうか?」
事がそれなりに落ち着いた三日後、アーリアは救出された騎士や兵を慰問した。会話の流れで、地下通路の存在を確かめようとする。
「そういえば――」
一人の騎士が思いだす。城の大広間に聳えているアスタロトの巨大な彫像が、ヴァウランの地団駄の際に、わずかながら浮きあがっていたと。
「あれだけの激しさです。そうなっても不思議ではないのですが、ヴァウランが地団駄で暴れるのは敵側もわかっていたはず。事実、小さめな調度品ですら固定されていたのですから。ですので、おかしいなと感じました」
騎士の言葉が切っ掛けになり、その後、送り込んだ交代の騎士達によって仕掛けが見つけだされる。但し、敵側に気づかれぬよう、作動は保留にされた。
ヴァウランの体内に至る方法がわかったとして、問題なのはアスタロトが使う瞬間移動への対策である。長く検討を続けてきたアーリアだが、成功の可能性が残る方法は、一つしか思いつかなかった。
(やはり、私が囮になるしかないだろう)
アイテルカイトとしての心情をくすぐれば、アスタロトを釣ることはできるだろう。うまく誘いだして、戦闘に持ちこめばよい。倒せれば御の字だが、そうでなくてもアスタロトに瞬間移動を使わせられれば成功といえた。おそらくアスタロトが逃げこむ先は、ヴァウランの体内にある秘密の空間だからだ。
ハンター達にはヴァウランの体内で待ち伏せてもらい、戻ってきたアスタロトと戦ってもらう。その後、騎士団を率いて加勢するのがアスタロト討伐の作戦である。
(ヴァウランという奥の手をだしてきたアスタロトは、おそらく油断しきっている。このような機会は滅多にない。千載一遇の好機といえる……)
アーリアは信頼を寄せるハンター達に連絡するために、ハンターズソサエティ支部へ使者を送るのだった。
解説
アーリアは森にアスタロトを誘いだし、戦うつもりです。覚醒者の騎士たちも待機させていますので、ご心配なく。
ハンターみなさんは調査隊の一員として、事前にアスタロト城で待機。狼煙や無線等の合図を確認次第、大広間の彫像を破壊して、ヴァウランの体内へ降りてもらえるでしょうか。どのようなタイミングかはわかりませんが、瞬間移動でアスタロトが戻ってくるはずです。討伐をお願いします。
※PL情報
ヴァウランは足が一本ない状態なので、二十度程度常に傾いています。地団駄は前回の戦い以来、使われていません。これからもそうなのかは不明です。
姿を消した雑魔等がどのようになったのかは、わかりません。
三十分ごとの砲撃は続いています。
甲羅上に積もっている土層の厚さは二十mほどです。
アスタロトは歪虚軍長ですので、飛行やファイアーボールの変種スキル『ブラックファイア』以外の未使用のスキルがあります。ですが、瞬間移動を越えるものはありません。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
ハンターみなさんは調査隊の一員として、事前にアスタロト城で待機。狼煙や無線等の合図を確認次第、大広間の彫像を破壊して、ヴァウランの体内へ降りてもらえるでしょうか。どのようなタイミングかはわかりませんが、瞬間移動でアスタロトが戻ってくるはずです。討伐をお願いします。
※PL情報
ヴァウランは足が一本ない状態なので、二十度程度常に傾いています。地団駄は前回の戦い以来、使われていません。これからもそうなのかは不明です。
姿を消した雑魔等がどのようになったのかは、わかりません。
三十分ごとの砲撃は続いています。
甲羅上に積もっている土層の厚さは二十mほどです。
アスタロトは歪虚軍長ですので、飛行やファイアーボールの変種スキル『ブラックファイア』以外の未使用のスキルがあります。ですが、瞬間移動を越えるものはありません。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
システム設定間違いによるリリースミスで、混乱させてしまいました。すみません。あらためてOP公開です。
アーリアと騎士達がアスタロトに挑むシーンがあります。どうしても必要なシーンですので、文字数を少し使わせてください。よろしくお願いします。
アーリアと騎士達がアスタロトに挑むシーンがあります。どうしても必要なシーンですので、文字数を少し使わせてください。よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/04/10 09:51
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問です ミオレスカ(ka3496) エルフ|18才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2018/03/26 18:40:52 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/03/27 08:03:12 |
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これは最後の戦いから何番目? ディーナ・フェルミ(ka5843) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2018/03/28 00:34:07 |