ゲスト
(ka0000)
幻獣王親衛隊の謝恩会
マスター:猫又ものと

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/12/14 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/12/28 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●幻獣の森で
ナーランギが人との共存を選択した幻獣の森。
歪虚との戦いの後、ハンターソサエティの使者が正式にナーランギと会談。
大型の転移門を設置することが決まり――。
それより少し前。辺境地域の中央に聳え立つ山中にある聖地『リタ・ティト』は、北伐から発展した歪虚王侵攻を受けて、撤退が決定した。
白龍が消滅し、結界が存在しない今、聖地に居続けることはそこに住まう巫女達の身に危険が及ぶ。
大巫女が、苦い英断を下した結果だった。
聖地を出た巫女達は、開拓地ホープに身を寄せるものや一旦故郷へ帰るものもいたが、多くの巫女はナーランギの結界の維持を手伝う為に、幻獣の森に常駐することとなり――幻獣の森は、今だかつてない賑やかな状況になっていた。
●ある日の自称『幻獣王』
「ツキウサギさん、お怪我の具合はいかが?」
「あ、ありがとッス。もう大分いいッスよ」
「そうですか? 無理は禁物ですよ。……包帯、取り替えましょうね」
巫女に笑顔を向けられ、こくりと頷くツキウサギ。
そこに、マントをつけた丸い物体が走り寄って来た。
「ベルカナー!」
「あら。チューダ様。どうかなさいました?」
「我輩お腹がすいたのですー! 桃を食べさせて欲しいのです!」
ひしっと膝にすがりつく巨大なハムスターにベルカナと呼ばれた巫女は穏やかな目線を向ける。
「あらあら。チューダ様のお怪我はすっかり治ったのでは?」
「そんなこと言わず膝枕して欲しいのですー……」
「……チューダ、あんまりベルカナを困らせるもんじゃないッスよ」
「困らせてないのです! ベルカナは我輩専属の巫女なのです!」
「もう。仕方ありませんわね。ツキウサギさんの手当てが終わったら、膝枕で食べさせて差し上げますから。ちょっと待っていてくださいね」
巨大なハムスターの頬袋をよしよしと撫でるベルカナ。何だかんだいいつつ、幻獣王には弱いようだ。
――彼女に撫でられ、うっとりとしている丸いでっぷりとした物体は、名をチューダと言う。
赤いマントに金色の錫、立派な王冠をつけた彼(?)は、ある日突然ハンター達の前に姿を現し、自らを『幻獣王』と名乗った。
……とはいえ、外見は巨大化した上に羽がくっついただけのジャンガリアンハムスターで、どう見てもこう、神々しいとかそういった立派なものには見えなかったけれど。
先日の幻獣の森を守る戦いでは、『幻獣王親衛隊』の司令官として、目覚しい活躍を見せたりもしている。
――まあ、主にダメな方向に活躍していた訳だけれども。
「ところでチューダ様、ハンターさん達にお礼なさいました?」
「んお……? お礼です?」
「はい。チューダ様は先日ハンターさんに命を救って戴いたのでしょう? きちんとお礼をしませんと」
「我輩は幻獣王で、あの作戦の司令官だったのです。我輩を守るのは当たり前なのですよ!」
「チューダ様? 王様とはいえ、それとこれとは話が別ですよ。ハンターさんがいなかったら、ここも大変なことになっていましたし、チューダ様だって今こうして美味しい桃を食べられなかったかもしれないんですから」
ベルカナに言われて、考え込むチューダ。
あの時は己の明晰な頭脳と、キューソとしての勘で逃げまくった為、自分はあまり怪我をしなかったけれど。歪虚に襲われ怪我をした幻獣もいる。
ツキウサギとて、ファリフ達がいなかったらきっとあの場所で命を落としていただろう――。
「……そーですね。分かったであります。物分りのいい我輩は、ハンター達にお礼をするのです。ハンター達をここへ呼ぶがいいのです」
「お礼をするのは賛成ッス。どうせ呼ぶんだったら、お礼に何か用意したらどうッスかね」
「流石ツキウサギさん、いい考えですね。じゃあ、ハンターさん達におもてなしする料理を考えましょうか」
「自分も手伝うッス!」
「お怪我に障ります。無理はダメですよ。あぁ、チューダ様はお手伝いしてくださいね?」
「ええええ!? 何ででありますかーー!?」
木霊するチューダの叫び。
チューダ付に任命された巫女、ベルカナは思ったより幻獣王の扱いが上手そうだった。
●幻獣の森で
ナーランギが人との共存を選択した幻獣の森。
歪虚との戦いの後、ハンターソサエティの使者が正式にナーランギと会談。
大型の転移門を設置することが決まり――。
それより少し前。辺境地域の中央に聳え立つ山中にある聖地『リタ・ティト』は、北伐から発展した歪虚王侵攻を受けて、撤退が決定した。
白龍が消滅し、結界が存在しない今、聖地に居続けることはそこに住まう巫女達の身に危険が及ぶ。
大巫女が、苦い英断を下した結果だった。
聖地を出た巫女達は、開拓地ホープに身を寄せるものや一旦故郷へ帰るものもいたが、多くの巫女はナーランギの結界の維持を手伝う為に、幻獣の森に常駐することとなり――幻獣の森は、今だかつてない賑やかな状況になっていた。
●ある日の自称『幻獣王』
「ツキウサギさん、お怪我の具合はいかが?」
「あ、ありがとッス。もう大分いいッスよ」
「そうですか? 無理は禁物ですよ。……包帯、取り替えましょうね」
巫女に笑顔を向けられ、こくりと頷くツキウサギ。
そこに、マントをつけた丸い物体が走り寄って来た。
「ベルカナー!」
「あら。チューダ様。どうかなさいました?」
「我輩お腹がすいたのですー! 桃を食べさせて欲しいのです!」
ひしっと膝にすがりつく巨大なハムスターにベルカナと呼ばれた巫女は穏やかな目線を向ける。
「あらあら。チューダ様のお怪我はすっかり治ったのでは?」
「そんなこと言わず膝枕して欲しいのですー……」
「……チューダ、あんまりベルカナを困らせるもんじゃないッスよ」
「困らせてないのです! ベルカナは我輩専属の巫女なのです!」
「もう。仕方ありませんわね。ツキウサギさんの手当てが終わったら、膝枕で食べさせて差し上げますから。ちょっと待っていてくださいね」
巨大なハムスターの頬袋をよしよしと撫でるベルカナ。何だかんだいいつつ、幻獣王には弱いようだ。
――彼女に撫でられ、うっとりとしている丸いでっぷりとした物体は、名をチューダと言う。
赤いマントに金色の錫、立派な王冠をつけた彼(?)は、ある日突然ハンター達の前に姿を現し、自らを『幻獣王』と名乗った。
……とはいえ、外見は巨大化した上に羽がくっついただけのジャンガリアンハムスターで、どう見てもこう、神々しいとかそういった立派なものには見えなかったけれど。
先日の幻獣の森を守る戦いでは、『幻獣王親衛隊』の司令官として、目覚しい活躍を見せたりもしている。
――まあ、主にダメな方向に活躍していた訳だけれども。
「ところでチューダ様、ハンターさん達にお礼なさいました?」
「んお……? お礼です?」
「はい。チューダ様は先日ハンターさんに命を救って戴いたのでしょう? きちんとお礼をしませんと」
「我輩は幻獣王で、あの作戦の司令官だったのです。我輩を守るのは当たり前なのですよ!」
「チューダ様? 王様とはいえ、それとこれとは話が別ですよ。ハンターさんがいなかったら、ここも大変なことになっていましたし、チューダ様だって今こうして美味しい桃を食べられなかったかもしれないんですから」
ベルカナに言われて、考え込むチューダ。
あの時は己の明晰な頭脳と、キューソとしての勘で逃げまくった為、自分はあまり怪我をしなかったけれど。歪虚に襲われ怪我をした幻獣もいる。
ツキウサギとて、ファリフ達がいなかったらきっとあの場所で命を落としていただろう――。
「……そーですね。分かったであります。物分りのいい我輩は、ハンター達にお礼をするのです。ハンター達をここへ呼ぶがいいのです」
「お礼をするのは賛成ッス。どうせ呼ぶんだったら、お礼に何か用意したらどうッスかね」
「流石ツキウサギさん、いい考えですね。じゃあ、ハンターさん達におもてなしする料理を考えましょうか」
「自分も手伝うッス!」
「お怪我に障ります。無理はダメですよ。あぁ、チューダ様はお手伝いしてくださいね?」
「ええええ!? 何ででありますかーー!?」
木霊するチューダの叫び。
チューダ付に任命された巫女、ベルカナは思ったより幻獣王の扱いが上手そうだった。
解説
自称幻獣王、チューダが開催する『幻獣王親衛隊の謝恩会』に参加してあげてください。
お食事、飲み物などは巫女達が用意しますが、差し入れも歓迎です。
幻獣達と遊び倒して戴くもよし、食い倒れて戴くもよし、楽しみ方はあなた次第!
チューダへ物申したい方もいらっしゃるかと思いますし、苦情も受け付けますがあまりやりすぎると幻獣王でも凹みます。褒められて伸びるタイプですが、すぐ調子に乗ります。ご注意ください。
幻獣王親衛隊の謝恩会となっておりますが、【幻森】連動に参加されなかった方の参加も歓迎です。
お気軽にお越しくださいませ。
■ベルカナについて
大巫女よってチューダ付を命じられた巫女で、辺境出身の16歳の女子です。
幻獣の森でチューダの世話をしたり、結界維持の手伝いをしています。
チューダに対しては律しようと思いつつ、何だかんだと甘やかしてしまっているようです。
■幻獣達について
この依頼では、幻獣の森にいる幻獣達と触れ合うことが出来ます。
会える幻獣は以下の通りです。
ナーランギ
チューダ
ツキウサギ
イェジド
リーリー
ナーランギについてはあまり人と触れ合うのが好きではない為、取り扱いにご注意下さい。
■NPCの同行
大巫女などの幻獣の森にいるNPC、怪我で療養中のバタルトゥは呼べば来てくれる可能性があります。
イェルズは大規模作戦に出向中の為不参加です。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】など関係性をお書き添え戴けると助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■その他
白紙は描写できません。
お食事、飲み物などは巫女達が用意しますが、差し入れも歓迎です。
幻獣達と遊び倒して戴くもよし、食い倒れて戴くもよし、楽しみ方はあなた次第!
チューダへ物申したい方もいらっしゃるかと思いますし、苦情も受け付けますがあまりやりすぎると幻獣王でも凹みます。褒められて伸びるタイプですが、すぐ調子に乗ります。ご注意ください。
幻獣王親衛隊の謝恩会となっておりますが、【幻森】連動に参加されなかった方の参加も歓迎です。
お気軽にお越しくださいませ。
■ベルカナについて
大巫女よってチューダ付を命じられた巫女で、辺境出身の16歳の女子です。
幻獣の森でチューダの世話をしたり、結界維持の手伝いをしています。
チューダに対しては律しようと思いつつ、何だかんだと甘やかしてしまっているようです。
■幻獣達について
この依頼では、幻獣の森にいる幻獣達と触れ合うことが出来ます。
会える幻獣は以下の通りです。
ナーランギ
チューダ
ツキウサギ
イェジド
リーリー
ナーランギについてはあまり人と触れ合うのが好きではない為、取り扱いにご注意下さい。
■NPCの同行
大巫女などの幻獣の森にいるNPC、怪我で療養中のバタルトゥは呼べば来てくれる可能性があります。
イェルズは大規模作戦に出向中の為不参加です。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】など関係性をお書き添え戴けると助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■その他
白紙は描写できません。
マスターより
こんにちは。お世話になっております。猫又です。
【幻森】連動、お疲れ様でした。皆様のご尽力のお陰で、良い結果を導き出すことができました。
……ということで、今回はチューダ達と共にささやかな宴をお楽しみください。
ゆるーい内容ですので、ご気軽にどうぞ。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
【幻森】連動、お疲れ様でした。皆様のご尽力のお陰で、良い結果を導き出すことができました。
……ということで、今回はチューダ達と共にささやかな宴をお楽しみください。
ゆるーい内容ですので、ご気軽にどうぞ。
それでは、皆様のプレイングをお待ちしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/31 07:50