ゲスト
(ka0000)
【王臨】王女殿下を護れるのは私達だけだ
マスター:坂上テンゼン

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
アム・シェリタ―揺籃館―- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- ユニット参加人数
- 現在4 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/21 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/05/05 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●噛み合わない博士と助手
「ねぇドクター」
「……」
「ドクターって何で裸足なんスかね」
「……」
「健康法ならムダっすよ。歪虚なんだし」
「今回に関しては注意してでも黙らせる必要がある。黙れパダギエ。可及的速やかに、かつ徹底的静かにだ」
「……ウッス」
レッドバック(kz0217)は考えていた。今自分たちが居る古の塔……その最上階に存在しているというアーティファクトの正体についてを。
古の塔についてはいくらか知っていたが、その最上階に何があるのかまでは知らなかった。ゆえにレッドバックは想像する。そこに存在するに相応しいアーティファクトを。研究者ゆえに、自分の考えとそれがどこまで正しかったのかを、実物と対面して確かめたいと思っていた。そして、もし入手できたならば、いかにして使用し、どのような歪虚を生み出すことができるだろうかと……。
一方でレッドバックの助手・兼・護衛・兼・乗り物の蝙蝠型歪虚パダギエは古の塔などどうでもよかった。
退屈だったので話し相手が欲しかったが、話ができそうな相手はレッドバックの部下の中にもいなかったので、黙って歩かなくてはならなかった。
●ハンター達
「止まれ!」
ヘザー・スクロヴェーニ(kz0061)が、呼び止めた。
古の塔、最上階に続く階段があるフロアに続く通路。ここではヘザーらハンターが防衛にあたっていた。
「……歪虚だと! 歪虚がなぜここに!」
へザーは目を見開いた。速やかに覚醒し、臨戦態勢に入る。
「こうして合まみえるのは初めてだな、人間達」
ハンター達に向けて、レッドバックは言った。
敵意も闘志も感じさせない、理知的な声だった。
「私はレッドバック。
我が主、メフィスト様の命により……古の塔のアーティファクトを頂きに参った」
「メフィストだと!?」
ヘザーの表情が、険しさを増した。
「既に外部から塔への攻撃が行われている、ということだけはお伝えしよう……さて」
レッドバックが促すと、後ろに控えていた歪虚六体が前に出る。
フルフェイスと鎧一式に身を包み、大型の無骨な拳銃を手にしている。鎧の胸部には、赤い菱形を連ねたようなマークがあった。
「現在私が用意できる戦力の中で…………まあ、無難なものを用意した。よければ戦った感想を聞かせて欲しい」
お気に入りの書籍でも紹介するように、レッドバックは言った。
「余裕をかましているつもりか!」
「あー違う違う。ドクターは純粋に歪虚の強さが知りたいだけだから」
憤るヘザーに対してパダギエが割り込むように前にしゃしゃり出て言う。
「ちなみに俺はパダギエっての。以後お見知りおきを頼むぜぇ」
「継続的黙れ」
敵とはいえやっと話ができそうな相手に会えたとばかりにパダギエが喋り始めたが、レッドバックに殴られた上に後ろに引っ張られた。
「…………なんだか妙な奴らだが…………
王女殿下がおわす最上階に行かせるわけにはいかない。
それに、メフィストという歪虚が来ているということは……
正真正銘、王国の危機だ……!」
ヘザーは拳を握りしめ、腰を落とした。
「皆、気合いを入れろ!
王女殿下を護れるのは私達だけだ!
この戦いだけは……絶対に負けられん!」
「用意はできたか。では始めよう」
教師が試験の開始を告げるような神妙さで――場違いでもあった――、レッドバックが戦いの始まりを告げた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●噛み合わない博士と助手
「ねぇドクター」
「……」
「ドクターって何で裸足なんスかね」
「……」
「健康法ならムダっすよ。歪虚なんだし」
「今回に関しては注意してでも黙らせる必要がある。黙れパダギエ。可及的速やかに、かつ徹底的静かにだ」
「……ウッス」
レッドバック(kz0217)は考えていた。今自分たちが居る古の塔……その最上階に存在しているというアーティファクトの正体についてを。
古の塔についてはいくらか知っていたが、その最上階に何があるのかまでは知らなかった。ゆえにレッドバックは想像する。そこに存在するに相応しいアーティファクトを。研究者ゆえに、自分の考えとそれがどこまで正しかったのかを、実物と対面して確かめたいと思っていた。そして、もし入手できたならば、いかにして使用し、どのような歪虚を生み出すことができるだろうかと……。
一方でレッドバックの助手・兼・護衛・兼・乗り物の蝙蝠型歪虚パダギエは古の塔などどうでもよかった。
退屈だったので話し相手が欲しかったが、話ができそうな相手はレッドバックの部下の中にもいなかったので、黙って歩かなくてはならなかった。
●ハンター達
「止まれ!」
ヘザー・スクロヴェーニ(kz0061)が、呼び止めた。
古の塔、最上階に続く階段があるフロアに続く通路。ここではヘザーらハンターが防衛にあたっていた。
「……歪虚だと! 歪虚がなぜここに!」
へザーは目を見開いた。速やかに覚醒し、臨戦態勢に入る。
「こうして合まみえるのは初めてだな、人間達」
ハンター達に向けて、レッドバックは言った。
敵意も闘志も感じさせない、理知的な声だった。
「私はレッドバック。
我が主、メフィスト様の命により……古の塔のアーティファクトを頂きに参った」
「メフィストだと!?」
ヘザーの表情が、険しさを増した。
「既に外部から塔への攻撃が行われている、ということだけはお伝えしよう……さて」
レッドバックが促すと、後ろに控えていた歪虚六体が前に出る。
フルフェイスと鎧一式に身を包み、大型の無骨な拳銃を手にしている。鎧の胸部には、赤い菱形を連ねたようなマークがあった。
「現在私が用意できる戦力の中で…………まあ、無難なものを用意した。よければ戦った感想を聞かせて欲しい」
お気に入りの書籍でも紹介するように、レッドバックは言った。
「余裕をかましているつもりか!」
「あー違う違う。ドクターは純粋に歪虚の強さが知りたいだけだから」
憤るヘザーに対してパダギエが割り込むように前にしゃしゃり出て言う。
「ちなみに俺はパダギエっての。以後お見知りおきを頼むぜぇ」
「継続的黙れ」
敵とはいえやっと話ができそうな相手に会えたとばかりにパダギエが喋り始めたが、レッドバックに殴られた上に後ろに引っ張られた。
「…………なんだか妙な奴らだが…………
王女殿下がおわす最上階に行かせるわけにはいかない。
それに、メフィストという歪虚が来ているということは……
正真正銘、王国の危機だ……!」
ヘザーは拳を握りしめ、腰を落とした。
「皆、気合いを入れろ!
王女殿下を護れるのは私達だけだ!
この戦いだけは……絶対に負けられん!」
「用意はできたか。では始めよう」
教師が試験の開始を告げるような神妙さで――場違いでもあった――、レッドバックが戦いの始まりを告げた。
解説
※ 注意! ※
【王臨】グラシナとの同時参加はできません。
●背景
メフィストが古の塔に、配下を引き連れて侵攻中。
●状況
メフィスト配下レッドバックが、最上階に続くフロア直前まで侵攻中
最上階には王女システィーナ・グラハムが居る
●目的
敵歪虚の撃退
●敵戦力
・妖魔戦闘員 丁型 ×6
射程1~12
スキル:
フォールシュート
直径3スクエア攻撃 威力は低下
制圧射撃
範囲2×2スクエア 行動不能付与
(以上二つの射程は武器依存)
懲罰
自身がダメージ時カウンター
・レッドバック
武器は持っていない
スキル:
負のマテリアル照射
射程1~12直径5スクエア 歪虚のみ回復
透明化
ユグディラの幻術をヒントにレッドバックが開発したスキル。自身を1ターンの間透明にする。
※使用回数は1回。逃走時に使用
煙幕
周囲の視界を遮断する
※同上
・パダギエ
スキル:
輸送
移動力+5障害物無視 一体だけ一緒に移動させる
カヴァーリング
味方への攻撃を庇う
なおいずれもスキルは回数制限あり
レッドバックとパダギエは妖魔戦闘員が全滅するか、いずれかのHPが減ると撤退する
●地形
古の塔通路
真っ直ぐ・平坦・遮蔽物は無し
幅は8スクエア
ハンター達のすぐ後ろには扉と壁がありこれ以上下がれない
ハンター達と妖魔戦闘員の距離は10スクエア
レッドバックとパダギエはそれより2スクエア後ろに位置
●同行
ヘザー・スクロヴェーニ
●その他
ユニットはサイズ1のみ可能
(ユグディラ・ユキウサギ)
【王臨】グラシナとの同時参加はできません。
●背景
メフィストが古の塔に、配下を引き連れて侵攻中。
●状況
メフィスト配下レッドバックが、最上階に続くフロア直前まで侵攻中
最上階には王女システィーナ・グラハムが居る
●目的
敵歪虚の撃退
●敵戦力
・妖魔戦闘員 丁型 ×6
射程1~12
スキル:
フォールシュート
直径3スクエア攻撃 威力は低下
制圧射撃
範囲2×2スクエア 行動不能付与
(以上二つの射程は武器依存)
懲罰
自身がダメージ時カウンター
・レッドバック
武器は持っていない
スキル:
負のマテリアル照射
射程1~12直径5スクエア 歪虚のみ回復
透明化
ユグディラの幻術をヒントにレッドバックが開発したスキル。自身を1ターンの間透明にする。
※使用回数は1回。逃走時に使用
煙幕
周囲の視界を遮断する
※同上
・パダギエ
スキル:
輸送
移動力+5障害物無視 一体だけ一緒に移動させる
カヴァーリング
味方への攻撃を庇う
なおいずれもスキルは回数制限あり
レッドバックとパダギエは妖魔戦闘員が全滅するか、いずれかのHPが減ると撤退する
●地形
古の塔通路
真っ直ぐ・平坦・遮蔽物は無し
幅は8スクエア
ハンター達のすぐ後ろには扉と壁がありこれ以上下がれない
ハンター達と妖魔戦闘員の距離は10スクエア
レッドバックとパダギエはそれより2スクエア後ろに位置
●同行
ヘザー・スクロヴェーニ
●その他
ユニットはサイズ1のみ可能
(ユグディラ・ユキウサギ)
マスターより
坂上テンゼンに候。
某が言いたいことはタイトルになっておりますゆえ、多くは語りませぬ。
某が言いたいことはタイトルになっておりますゆえ、多くは語りませぬ。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/05/01 22:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/04/16 07:31:29 |
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相談卓 通りすがりのSさん(ka6276) エルフ|18才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/04/21 02:03:53 |