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六大龍

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……ほう? 我ら六大龍について改めて知りたいと?
そう緊張せずとも、私の知る限りであれば教えてやろう。隠し立てするような事でもないからな。
まずもって龍とは何か、という話から語らざるを得ないので、少々長くなりそうだ。
なるべく手短に努めるが、茶でも飲みながら聞くのが良かろう。

六大龍:青龍

更新情報(3月14日更新)

すべての六大龍に関する情報が出揃いましたので、改めて六大龍という存在について解説するページをご用意致しました。
龍の守護者(ガーディアン)とも言うべき偉大なる六大龍について、是非ご確認ください!
▼クリムゾンウェストにおける『龍』▼
 
 

龍(竜)という種族について

六大龍を語る上で、まず必要となるのが龍と呼ばれる存在についてです。
ハンターがこれまでにも遭遇してきた龍、ドラゴンと呼ばれる存在は、大まかに二種類に分類されます。
即ち「生物としての龍」と「精霊としての龍」です。
これらをまとめて「龍種」「ドラゴン」「龍」などと呼称しています。

生物としての龍

生身の肉体を持ち、生命体としての営みの中で発生する龍たちです。
リアルブルーに存在しない、クリムゾンウェスト固有の生物種――即ち幻獣と呼んだ方がわかりやすいでしょうか。

クリムゾンウェストには生物の種類としての「龍」が存在しています。
単純に体躯の大きなトカゲであったり、リアルブルーで言うところの恐竜のような外見をしたものがこれに該当します。

ワイバーン

「ワイバーン」も幻獣、即ち生物としての龍に数えられるものが殆どです。
生物ですから水や食料の補給、睡眠など生命を維持するための活動が必要となります。
また、生物としての龍は卵生であり、交尾により卵を産んで繁殖しています。
生物ですので、死ねば死体は物質として残り、場合によっては武具などに加工されます。

中には生物として長らく生きた結果、精霊に昇華され、「精霊としての龍」に変化する個体も存在します。
また龍園では「リザードマン」も龍種の一部として数えていますが、クリムゾンウェストの一般的な認識としては「リザードマン」は龍種ではなく亜人種としてカウントしています。

精霊としての龍

マテリアルにより構成された肉体を有する、惑星としての営みの中で発生する龍たちです。
龍の形をした精霊というのが適切であり、大型であったり強い力を持っているのが殆どです。
また、生物としての龍が長年マテリアルをため込んで昇華された個体なども含みます。

精霊としての龍は生物ではないため、飲食や睡眠といった行動を必要としません。
その代わり、精霊であるが故に自身の発生した土地から大きく離れられないなどの制限を受けています。
彼らは精霊であるため、他の精霊がそうであるように、人間などに存在を肯定されていなければ力を弱めてしまいます。
故にほとんどの精霊としての龍は、何らかの形で土地それぞれの信仰と結びつくようにして存在しています。

高密度のマテリアルで作られた幻影のような肉体を持つ精霊である彼らは、死ぬとマテリアルに還り消失します。
基本的に能動的に繁殖することはできず、特に正のマテリアルに満ちた地脈――人間の言葉で説明するならば聖地――に偶発的に出現します。
精霊としての龍は卵から生まれる必要がないため、最初から龍の姿をして出現することが多いと言われていますが、生物から精霊に昇華される時に一度卵のような形態に戻るといったケースも観測されており、発生時の姿に決まりは特にないとも言えます。


こうして生まれた「龍種」ですが、何らかの理由で歪虚に転じてしまう場合もあります。
龍園では神聖な存在であるドラゴンを「龍」という文字で表現しますが、歪虚に転じた場合は悪性を持つ存在として「竜」という文字で表現しています。
世界規模では混同されがちですが、信仰対象とそうでないものに関しては、存在からしてきっぱり別物であるというのが龍園の教えなのです。

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星の守護者、「守護龍」

特に高位の力を持つに至った龍(多くの場合は精霊としての龍)は、守護龍と呼ばれます。
その歴史はかなり古く、有史以前……古代文明よりも遥か過去に生じたものと推測されています。
守護龍は「世界にとって害となる存在への迎撃装置」であり、その主な標的は負のマテリアルより生じる闇、即ち歪虚でした。
人間よりもはるか昔から、守護龍たちは歪虚と戦ってきたのです。
そして同時に守護龍は時に人類にとっての脅威でもありました。
比較的歴史の浅い、しかし爆発的な文明発展を遂げた人類は、場合によってはこの世界に「害する存在」となる可能性もあったからです。

しかし結論から言えば、守護龍は人類を明確に敵視することはありませんでした。
単純に個体あたりの戦闘力に雲泥の差があった事は勿論、彼らもまた歪虚と戦う者たちであり、間接的な共闘関係にあったからです。
もちろん、守護龍たちにも個体ごとの考え方の違いはありましたから、人類との関わり方は様々でした。

そもそも、なぜ守護龍――精霊としての龍という物が存在するのか。長らく幻獣や精霊の研究家たちは議論を重ねてきました。
その答えとして現在主流なのが、「大精霊が龍という強靭な生命体をベースに作り出した、星の防衛装置だから」という説です。

この惑星――クリムゾンウェストには、そもそも生態系の頂点に君臨する「生物としての龍」が存在していた。
最も強く、最も賢い生物であるその龍を元に、大精霊が模倣して作り出したのが「精霊としての龍」ではないか……という大胆な推論です。
この説を裏付けるのが歴史上に度々姿を見せる「守護者」という称号を持つ人間たちです。

彼らは大精霊によって召された――「死んだ」、或いは「肉体を捧げた」という記述も混在する――強力な能力を持つ人間です。
大精霊は自分の世界を守るに値すると判断した者に力を貸し与え、その存在そのものを作り替えてしまう力を持っています。
精霊としての龍は大精霊によって作られた、龍の中の守護者であるとも言えるのかもしれません。

そんな守護龍の中でも頂点に君臨するのが「六大龍」と呼ばれる六体のドラゴンです。
六大龍こそ真の龍の守護者であり、通常の守護龍は人間でいうところの覚醒者に該当する、という説もあります。
彼ら守護龍の生態については分かっている事の方が少ないと言えます。
彼らについて研究を続けることは、人類がこのクリムゾンウェストにおいてかくあるべきかを知るための手がかりとなるでしょう。

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六柱の龍神、「六大龍」

さて、いよいよ本題の「六大龍」についてです。
六大龍とは守護龍を束ねる六柱の「龍神」。幻獣で言うならば「大幻獣」のような存在です。
また、守護龍の中の守護龍であり、「龍の守護者」とも考えられています。
精霊としての神格はトップクラスで、大精霊や四大精霊に続く偉大な精霊であると言えます。

六大龍対比図(クリックすると拡大)

六大龍は恐らくこの世界に最初に発生した守護龍であり、彼らに続く形で精霊としての龍が「眷属」として発生しているようです。
通常、精霊としての龍は人間の信仰がなければその存在を弱めてしまいます。
六大龍もその例外というわけではありませんが、彼らは比較的独力で性能を維持することが可能で、また発生源となる土地から大きく離れても影響をあまり受けずに済むようです。
しかし、自らや眷属の力をより高めるために、人間の何らかの信仰対象として土地に根付くことが多いと記録されています。

六大龍は通常の守護龍としての能力に付け加え、「記録を保持したまま転生する」という特徴があります。
六大龍は必ず六体世界に存在するように生まれ変わりを続けており、ある個体が死亡するとその次の個体に「記憶」と「力」が継承されます。
転生は全く新しい龍に行われる場合もあれば、既に六大龍の存命時から存在していた個体に乗り移るような形で行われる場合もあります。
(記憶ではなくあくまでも記録であるため、個体としては「死」を迎えているようです)

六大龍は死してもその存在が存続していく仕組みとなっていますが、歪虚に転じてしまった場合のみは別のようです。
記録の転生が行われず、新たな六大龍が生まれない為、六大龍の歪虚化はクリムゾンウェストにとって大きな戦力低下であると言えます。

以下に現代において確認されている六大龍についての情報をまとめます。

※各龍のイラストをクリックすると拡大します。

白龍

illust:花詰真香

聖地リタ・ティトを中心に、現代でいうところの辺境エリアで崇められた六大龍。
比較的人類とも友好的な関係を築いていた他、精霊にとっても親しみやすい存在だったようだ。
クリムゾンウェストでは最も広く知られた六大龍であり、現在も白龍信仰は篤い。
聖地奪還のための歪虚との闘いの中で消滅するも、既に転生の準備段階に入っていると思われる。

黒龍

illust:長内晴

エトファリカ連邦国に伝わる六大龍。首都である天ノ都の地下を聖地とし、眠っていた。
かなり人類の側に寄っていた六大龍であり、黒龍の眷属は現在ほとんど確認されていない。
一説によれば新たな眷属を生み出す事よりも国を守護する結界に注力した結果とも言われているが、真相は定かではない。
東方解放のための歪虚との闘いで消滅し、枯れ果てた東方の大地にマテリアルとして還った。
現在は恐らく転生待機中だが、死亡時にもそのマテリアルを余すところなく使い切った為か、まだ転生の兆しはない。

青龍

illust:より

北方王国リグ・サンガマにつたわる六大龍。龍園ヴリトラルカの指導者でもある。
比較的精霊としての理を尊重し、生物としての人間を信用しないという体を取っていたが、龍園での戦いを見届け、人間の力を信頼するに至った。
現在も健常な形で維持されている数少ない六大龍の一柱で、特に人類に対して協力的である。
北方の聖地「星の傷跡」を巡って強欲王メイルストロムと争っていた。

赤龍(メイルストロム)

illust:虎 錠之介

南方大陸を守護していた六大龍。後の強欲王メイルストロムでもある。
活火山を中心に活動していたため、人類からの信仰には大いに畏れが含まれていた。
人類と良好な関係を築けたとは言えなかったが、邪神がクリムゾンウェストに再侵攻をかけた際には真っ先に抵抗を試みた。
その後歪虚に作り替えられたことにより、強欲王の座を与えられ、人類と敵対することになる。

紫龍

illust:鬼子母神

詳細不明。ファナティックブラッドにより崩壊したグラウンド・ゼロにて確認された。
実際に交戦した青龍により六大龍と見て間違いないと判断されているが、実際に六大龍であるのかは不明。
判別ができない程異形に変化しており、基本的に衛星軌道上に滞在していると考えられている。
紫龍についての伝承は途絶えてから久しく、他の龍よりもかなり前から歪虚となり、転生できない状態が続いているとみられる。

緑龍(ナーランギ)

illust:シュマ

辺境と東方の境に位置する幻獣の森を守護する元六大龍。ナーランギの名でも知られる。
金銭目当てで幻獣を狩る人間の未来を憂い、歪虚から狙われる幻獣を守る為、六大龍の立場を捨てたと言われている。
幻獣の森に結界を張って、人間の目から逃れてきた。
現在は幻獣の森に転移門建設を認め、辺境巫女やハンターズソサエティと共に良好な関係を築いている。
ロックイーターと呼ばれる巨大な亀に巻き付く大蛇のような姿をしている。長寿である事から様々な知識を持つ。実は無類の酒好き。

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