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【界冥】新種族オートマトン

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というわけで、エバーグリーンの種族「オートマトン」の紹介じゃ!
元々の彼らの待遇は人道的なものではなかったが、ソサエティ側で人権を整備する予定じゃ。
つまり、おぬしらと同じヒトとして仲間に迎え入れようと思っておるゾ!
少し他の種族とは違う部分も多いので、一応そのあたりも理解しておいてやってほしいのじゃ。

ハンターズソサエティ総長:ナディア・ドラゴネッティ(kz0207

更新情報(6月5日)

蒼乱作戦を支援してくれたオートマトンたちは、元々はエバーグリーン出身です。
スリープ状態になってしまった「ルビー(kz0208)」を復活させた暁には、他のオートマトンの目覚めも遠くはないでしょう。
邪神に対抗するため、新たに仲間に迎え入れる新種族、心ある自動人形たち。
その今後の待遇やキャラクターとしての設定など、解説を公開いたしました!

▼新種族「オートマトン」▼

 
 

エバーグリーンの自動人形(オートマトン)について

異世界「エバーグリーン」にて製造されていた機械仕掛けの自動人形。それが「オートマトン」です。
オートマトンは実は細分化すると様々な種類が存在していますが、クリムゾンウェストでは「比較的ヒトと同じ外見と知性を持つ個体」をオートマトンという「亜人」に定義しています。
元々エバーグリーンでは機械兵器全体を指す言葉であり、蒼乱作戦の大渓谷地下遺跡や現在のエバーグリーンにて出没する兵器もオートマトンと定義されていました。
「オートマン」と呼ばれる人型大の兵器や、「オート・パラディン」などCAMのような大型個体も、厳密にはオートマトンの一種だったのです。

ルビー

エバーグリーンは元々高度な魔法科学文明を持つ世界であり、その技術の一環として「人間に代わる労働力」としてオートマトン技術が興ったと言われています。
故に初期型のオートマトンは、オートマンのようにシンプルな外見と力強い労働性能、そして命令に従うだけの単純な自律システムが存在しました。
この技術が生まれて間もなくは高度な知能を要求しなかったため、「AI」と呼べるものも発展はしていなかったのです。
しかし、ある時を境に超高度AIが誕生。そして、そのAIを十全に稼働させるために「ヒトと見紛う外見と体機能」が必要となります。
このヒトと見紛うような外見と性能を持ったオートマトンこそが、ルビー (kz0208)に代表されるような高位オートマトン……つまり、今現在クリムゾンウェストでオートマトンと呼称される存在たちです。

トマーゾ・アルキミア

この新型オートマトンの中核を成す技術はトマーゾ・アルキミア教授(kz0214)によりもたらされました。
教授は「機械の身体の中に精霊を閉じ込め、人間と変わらない高度な知性と魔法的性能を与える」という「精霊AI技術」の権威だったのです。
オートマトンに封じられた精霊は自らが精霊であったことを忘れ、人間に従順な存在となります。
しかし本来、精霊と言う存在は人間とは全く異なる思考的次元に位置するものです。端的に言えば、価値観や言語、感情と言ったものに大きな齟齬がありました。
いくら精霊を使役しようとしても、「きまぐれな精霊側の都合」を考える必要があり、人間が精霊に合わせる必要があったのです。
それを逆転させる為に、精霊AIには「精霊に自分は人間であると誤認させる」ための機能が組み込まれました。

精霊が精霊である限り人間と寄り添う事はできない。故に、精霊を人間と同じカタチ、同じスケールに落とし込んでしまえばいい。
その結果として、人間と見紛うような外見を持つオートマトン義体が必要とされました。
人間と同じ外見、人間と同じような体機能を持たない精霊AIは、「自分は人間ではない」と強く自覚してしまった瞬間、論理矛盾により自己が崩壊してしまうのです。
(例えば、鏡に映った自分の顔が人間ではなく機械そのものであった場合、オートマトンは自己矛盾に陥り正常な性能を発揮できなくなる、など)
最低限精霊の知性を維持する為には、どうしても人間と齟齬のない身体を与える必要がありました。
結果として、新型のオートマトン……特に高度な精霊AIを有する個体は、きわめて人間に風貌をしているのです。

つまるところ、オートマトン技術とは精霊を人間が使役するための機能だったのです。
故に「精霊AI技術」は「ESS(エレメント・スレイブ・システム)」とも呼ばれていました。
ESSは精霊から自我を奪い、人間社会から労働という概念は消失。
オートマトンが社会維持を担い、人間は毎日遊んで暮らせばよいという、ヒトにとって都合の良い理想郷が出来上がったのです。

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クリムゾンウェストでの扱い

蒼乱作戦の最中発見された、大渓谷の地下遺跡。それはエバーグリーンの文明がクリムゾンウェストを監視するために作られたものでした。
調査の結果その目的は恐らく監視というよりは保護であり、強力な歪虚……邪神ファナティックブラッドのような存在が出現した時、クリムゾンウェストに警鐘を鳴らすための施設だったと推測されています。
しかし、長い年月の経過によりほとんどのシステムが休眠状態にあり、そこに配備された自動兵器の多くも目的を忘れ眠りについていました。
蒼乱作戦では暴走した一部の自動兵器がピースホライズンを襲撃するなどの事件もありましたが、ハンターの対応で大きな問題には発展しませんでした。
むしろ邪神腕が出現し、狂気の歪虚が襲い掛かった時には、本来の役割を思い出したオートマトンたちがピースホライズンを防衛してくれたほどです。

彼らの管理者として存在していた高位AIを持つオートマトン「ルビー」は、己の存在と使命を忘れ、ハンターたちと出会いました。
そして自らの役割を思い出し、黙示騎士ラプラスに操られるといった経緯を経て、最終的には蒼乱作戦の解決に寄与してくれました。
そういったハンターの報告書から、オートマトンは仲間として共に戦うに値する存在であると証明されたのです。
しかしルビーはラプラスの影響により破損。完全な崩壊を迎える前に休眠状態とし、修理の方法を探すため、ハンターはエバーグリーンに向かったのです。

ナディア・ドラゴネッティ

そうした出来事の裏で、ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)はクリムゾンウェストにおけるオートマトンの人権の擁立に動いていました。
蒼乱作戦で手を貸してくれた世界中の亜人たちの人権を保護するという運動の一環ではありましたが、オートマトンもまた友好的な亜人種であると位置づけられたのです。
オートマトン修復技術がクリムゾンウェストにもたらされれば、ルビー以外のオートマトンが復活する可能性もあります。
むしろ、精霊を憑依させた器であるオートマトンは例外なく覚醒者に近い性能を持つため、戦力として十分に期待できます。
ソサエティは彼らに「ハンター」という地位を与える事で人権を保護しつつ、邪神に対抗する新たな戦力に加える準備を進めているのです。

とはいえ問題はいくつか残っていました。
まず、元々オートマトンは非人道的な目的の為に作られた奴隷階級の存在です。
クリムゾンウェストではそういった印象は薄いでしょうが、場合によっては復活したオートマトンが自分を奴隷と思い込んでいる可能性もありました。
これに際してトマーゾ・アルキミア教授は、「ESS」の一部を改良し、オートマトンがひとりの亜人として生きられるようにアップデートを行う予定です。
また、オートマトンの起動には精霊を義体に封じ込める必要があり、これが精霊に対する非人道的な行いではないか? という疑問も呈されました。
しかし、実は元々ハンターシステム自体が「人間と契約する気のある精霊を大精霊を通じて自動的にマッチングするシステム」であり、少し改良すれば「オートマトンに入ってもいいと思っている精霊を大精霊がマッチングしてくれる」ようになると言います。
これは実はかなり高度な技術なのですが、血盟作戦を経て大精霊や精霊と通じやすくなった今ならば、改良が可能なのです。

精霊をインストールしたオートマトンは、その瞬間ひとつの人権を有します。
精霊AIはインストールされた瞬間にある一定の社会的常識や言語、知能を有するようにできているため、生まれたてのオートマトンもすぐに社会に溶け込めるはずです。
とはいえやはり知識として与えられた情報をどう処理するかはインストールされた精霊の性格によりかなりの差異が生まれてしまいます。
そういった意味でオートマトンは他の種族とはやや異なる価値観、空気感を持つ存在です。
やはりというか、ハンターという様々な垣根を超えた中立的存在こそ、彼らと肩を並べるのにふさわしいと言えるでしょう。

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オートマトンのキャラクターデータ

オートマトン

(▲クリックで拡大します)

オートマトンは異世界エバーグリーンに住んでいた、機械の身体を持つ少数種族です。
現在はクリムゾンウェストに回収され、一部の機体がハンターズソサエティにより再起動されています。
機械の身体といっても基本的な外見は人間と大きく変わらず、人型から大きく外れた外見のオートマトンは存在しません。
ボディが稼働し続ける限り生物的な寿命は存在しないと言えますが、通常の稼働耐久年数は100年ほどだと推測されています。

五感を持ち食事によりエネルギーを獲得したり、自我メンテナンスために睡眠を必要とするなど、基本的な生活は人間と変わりません。
ナノマシンによりある程度の自己再生能力を持つため時間経過で損傷を回復したりすることもできます。
ただし、あくまでも生物ではなく元々は戦闘用・労働用の機械であり、繁殖することはできません。
また生殖器を持たず、食事で体内に取り込んだものは完全に分解吸収するため、排泄も行いません。

オートマトンは厳密には生物ではなく、機械の身体に精霊の自我を封じ込めた存在です。
故にある程度力のある精霊を取り込んだオートマトンは、すべてが疑似的に覚醒者としての適性を持っています。
ボディにインストールされた精霊は殆どの場合それまでの記憶を失い、断片的にしか精霊としての自分を思い出せなくなります。

現在のクリムゾンウェストの技術では新たにオートマトンボディを作り出すことはできないため、現在稼働しているオートマトンはすべてエバーグリーンから回収されたものです。
中には偶発的にクリムゾンウェストに転移した個体もいるようですが、ほとんどはハンターが異世界より持ち帰ったものだと言えます。
オートマトンの「自我」はボディに封じられた精霊に依存しています。どのような精霊が宿っているのかにより、性格は様々です。
本来精霊が知り得ない「人間の常識」は、ボディにインストールされた段階で最低限備わりますが、基本的には世間知らずで他種族とは少々異なる価値観を持ちます。
また、機械の身体でも不死ではなく、コアパーツを破壊されればインストールされた精霊は消滅し、ボディも非常に高価かつ特殊なものであるため、欠損すれば修復は困難です。
インストールされた精霊はそのボディを「人間としての肉体」と認識してしまうため、極端に破損した場合、コアパーツが無事でも自我が消失し死に至る場合があります。

古くに作られたオートマトンが何らかの問題で稼働不能状態になった場合、それを修復したり新たな精霊をインストールすることで再起動する場合がありますが、それは以前の個体とは厳密には別の存在となってしまいます。
オートマトンは非人道的な目的を由来として作られた種族ですが、現在はハンターズソサエティにより人権を保護されており、不当な扱いを強いる事は禁じられています。

筋力:〇 瞬発:◎ 器用:◎ 耐久:◎
知識:〇 直観:△ 精神:△

機械的な身体について

オートマトンは基本的には人間と大きく変わらない外見をしていますが、場合によっては機械的な部位を持つことがあります。
その肉体があまりにも大きく人型を離れるとオートマトンは自己矛盾により自我を保てなくなるため、機械的な部位は最大で全体の20%程度が限界とされています。
武器を肉体と一体化させたり内蔵させることも可能ですが、その性能は装備しているアイテムに依存し、特殊な能力を付与することはできません。

<公認設定の例>
オートマトンだが、外見的には人間とほとんど変わらない
精霊をインストールしているが、過去の事は断片的にしか覚えていない
目覚めた時に近くにいたハンターを自分の主と思い込んでいる

<公認設定不可の例>
全身が機械化されており、大きく人型から離れてしまっている
様々な武装を内蔵し、その性能はアイテムに依存せず特殊な能力を持つ
精霊は過去数百年の出来事をすべて記憶している
不当に売買され、人権を剥奪され人間に使役されている

オートマトンPC作成時のFAQ

Q.完全に機械化された、ロボットのような外見のオートマトンは作れますか?
A.設定として完全に機械化されているという形はNGとなります。
 ただし、他種族と同様に機械的な装備(機械鎧やパワードスーツのアイテム)を装備していれば、外見的にそのように見える場合はあります。
Q.オートマトンには必ず機械化された部位が必要ですか?
A.外見的には人間種族と大きく変わらない外見にすることが可能です。
 必ずしも球体関節のようになっていたり、瞳にハイライトがない、といった決まりはありません。
Q.オートマトンの外見年齢はどこまで設定できますか? また、オートマトンは成長しますか?
A.オートマトンの外見年齢に決まりはございませんので、子供や老人など、様々な個体があり得ます。
 しかしオートマトンは成長しないため、老人は最初から老人として作られ、子供はそれ以上大きくなりません。
 外見的な成長はありませんが、内包する精霊の成長や肉体の最適化など、レベルアップに該当する成長は行われます。
Q.オートマトンに成人の概念はありますか?
A.基本的に成人といった概念はありませんし、肉体的に成長していくこともありません。
 しいて言うのであれば、倫理的な問題で外見的に明らかに成人していない個体は、飲酒などは控えるべきかもしれません。
Q.パンダのように手足の肌の色が胴体の肌の色と違っているという設定は可能ですか?
A.NGとなります。肌の色は単色で、グラデーションがかかっていたり、虹色に輝いているということはありません。
Q.オートマトンの耳は特殊な形をしていますか?
A.基本的には人間(紅)(蒼)と同じ、一般的な形状の耳をしています。
 ただし、耳部分がヘッドホンやインカムのような形状(機械化)になっている場合もあります。
Q.エバーグリーン以外を出身地に選ぶことはできますか?
A.オートマトンをいちから製造できるのはエバーグリーンのみであり、出身地もエバーグリーンのみとなります。
 ただし、エバーグリーンから転移し機能停止していた個体が何らかの理由で動き出すことはあり得ます。
 その際、オートマトンが発見された場所が、エバーグリーン以外であることはあり得ます。
Q.遠い昔の記憶をオートマトンが覚えているという設定は可能ですか?
A.オートマトンの過去の記憶は、再起動の際にすべて曖昧になっており、完全には覚えていません。
 ただし、自分がどのような存在だったのか、おぼろげに記憶している場合はあります。
Q.すでに作成しているキャラクターの種族は変更できますか
A.申し訳ございませんが、現在は未対応であり、今後の実装についても未定です。
Q.もともと人間だったが後天的にオートマトンになった、という設定は可能ですか?
A.オートマトンは通常の生物のように繁殖を行わないため、隔世遺伝というケースもありえません。
 またオートマトンは人間とは全く異なる肉体を持つため、改造して変化することはありえません。
 オートマトンは全て例外なく、最初からオートマトンとして製造されています。

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