ゲスト
(ka0000)
【王戦】王国新戦力


経緯
王国産人型搭乗兵器
王国初の人型搭乗兵器「ルクシュヴァリエ」

「我が国もかような搭乗型決戦兵器がほしい」
CAMの有用性が実戦証明され次々と戦果を上げる中、その思いは募る一方だった。
しかし元来保守的であった王国では、機導術を用いた魔導技術の導入に少なからず忌避感があった。それでも同じような大型兵器を求めた結果として刻令術を用いたゴーレム技術に辿り着き、GnomeやVolcaniusといった外部操作式兵器の開発に成功したのだが、搭乗兵器という当初の夢が果たされることはなかった。
燻り続けた夢が再び燃え上がったのは、王国暦1018年夏のことだった。

新たな金属素材を入手した王国は、国家主導でそれの研究と利用方法の模索に着手する。
あのベリアルが使った素材だ、きっと強力な兵器になる。あわよくばそれで搭乗兵器も開発できるかもしれない。
そんな期待を抱いて始まった研究だったが、王国に所属する研究者単独では遅々として進まなかった。あるいは国内の研究都市として名高い古都アークエルスの個人研究者の協力があれば進んだかもしれない。だがその時は協力関係の構築に失敗していた。
恰好の研究素材があるというのに研究はあまり進まない。
その老人がやって来たのは、そんな時であった。
リアルブルーでCAMの研究に携わっていた彼――リチャード・クラフトマンは、かの天才トマーゾ・アルキミア教授(kz0214)をライバル視する狂人もとい不屈の人であった。
彼はベリアル金属の研究に行き詰まっていた王国研究班を私物化すると同時にハンターと協力して次々に成果を出し始め、有無を言わさず自らの野望――あの天才より凄いロボを作りたいという夢に利用した。
それは王国にとっても利のある野望であり、また成果を出している以上は勝手に私物化したことへの文句を言いづらい状況でもあった。
そうして強引に研究所の所長に就いた老人は、ハンターの協力に加えて聖堂教会やゴーレム研究と刻令術研究の第一人者たるアダム・マンスフィールドまで招聘して研究開発を加速させる。
負のマテリアルを多量に含んだベリアル金属の加工には、法術とリアルブルー技術を。
莫大なマテリアルを内包し浄化したせいで過剰反応する操縦性の悪さには、刻令術と霊呪と小精霊の協力を。
複数の全く異なる技術を融合させた研究は、極めて特異な搭乗兵器の誕生へと向かうことになった。
“精神没入型”搭乗兵器。
コクピットに搭乗し、内部のコアにマテリアルを流すことで“自己を機体とする”。
アダムはアダムで自らの秘めたる目的のために“精神をヒトガタに移す”術を研究していたことが、幸か不幸か機体開発のブレイクスルーとなった。
つまるところ王国初の搭乗兵器開発は、二人の老人の妄執とハンターの(文字通り身を削った)献身に支えられたのである。
こうして開発された搭乗兵器は、クオン・サガラ(ka0018)の助言を受けた王国首脳陣により「ルクシュヴァリエ(光の騎士)」と命名された。
当初より白兵能力が重視されていた機体だったが、ウーナ(ka1439)の老人二人に勝るとも劣らない執念によって、射撃性能の向上にまで手を付けることが可能になった。またミグ・ロマイヤー(ka0665)や鹿東 悠(ka0725)、ルベーノ・バルバライン(ka6752)等を中心に行われたスキル研究によって、白兵戦における武装強化や敵に絡みつくような戦闘機動補助、一撃必殺の決戦用スキル等の開発に成功した。
現在は無事に少数先行生産と微調整を行う段階にまで到達しており、うまくいけば近いうちにハンターへの貸与も開始されるだろうと目されている。
▼研究協力者紹介
A氏の道程「飛べ! ヨリシロサッカー!」(MS:ムジカ・トラス)
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岩井崎 旭(ka0234) | ![]() |
役犬原 昶(ka0268) |
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クレール・ディンセルフ(ka0586) | ![]() |
ジャック・J・グリーヴ(ka1305) |
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鵤(ka3319) | ![]() |
鳴沢 礼(ka4771) |
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セルゲン(ka6612) | ![]() |
深守・H・大樹(ka7084) |
王国最強ロボ、関連依頼(MS:馬車猪)
・素材編
・コンセプト編
・新技術導入編
・精霊契約交渉編
・必殺技編
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クオン・サガラ(ka0018) | ![]() |
黒の夢(ka0187) |
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ミグ・ロマイヤー(ka0665) | ![]() |
鹿東 悠(ka0725) |
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ボルディア・コンフラムス(ka0796) | ![]() |
ウーナ(ka1439) |
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ジーナ(ka1643) | ![]() |
神楽(ka2032) |
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エルバッハ・リオン(ka2434) | ![]() |
ディーナ・フェルミ(ka5843) |
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ルベーノ・バルバライン(ka6752) | ![]() |
ASU-R-0028(ka6956) |
特殊型法術陣
国土法術陣
【聖呪】によって解禁された、王国が千年の長きにわたって守り続けてきた究極の至宝とも呼べる術。
法術陣を応用し国土に張り巡らされた陣は、先の亜人たちの北方動乱(【聖呪】)において茨小鬼軍との戦闘において活用され、そこでその一端が知られる。それは、茨の王討伐と合わせて行われたマテリアルの回収だった。法術陣が回収したのは、千年祭における聖女エリカの儀式失敗において、同時に消失したと思われていた途方もない量のマテリアルであった。
法術陣の使用法についてはながらく秘匿されていたが、原初の起源"エメラルド・タブレット"の捜索をもってそれを明らかにし、テスカ教を先導していたベリト――メフィスト(kz0178)との決戦に挑むにあたって、使用された。その効能は、強大な正のマテリアルを歪虚に対して照射することで、歪虚の力を削ぐ、というものであった。力なき歪虚は一瞬で掻き消えるほどの威力であるが、高位歪虚はその中でも力を発揮することは可能であったようだ。
法術陣の使用は、メフィストに対して用いた一度きりであるが、これを【傲慢】の歪虚王に対して用いるべきかどうかについては王家の動向が注視されている。
その理由が、ユグディラ女王である。過去、如何なる理由からか幻獣王である彼女からも法術陣にたいしてマテリアルが供出されるようになっていた。それが一度きりとはいえかの女王に並々ならぬ負担を与えた、という事実が明らかになっている(【猫譚】)。その際、システィーナ王女(当時)は巡礼路における音楽祭の定期開催、巡礼の強化などにより、マテリアルの供出増加を取り決め、ユグディラ女王の負担を軽減することにした。しかし、再度使用した際に引き起こされるであろう大規模なマテリアルの喪失が、ユグディラ女王に対して如何なる負担をもたらすかが懸念視されている。
法術陣を応用し国土に張り巡らされた陣は、先の亜人たちの北方動乱(【聖呪】)において茨小鬼軍との戦闘において活用され、そこでその一端が知られる。それは、茨の王討伐と合わせて行われたマテリアルの回収だった。法術陣が回収したのは、千年祭における聖女エリカの儀式失敗において、同時に消失したと思われていた途方もない量のマテリアルであった。


法術陣の使用は、メフィストに対して用いた一度きりであるが、これを【傲慢】の歪虚王に対して用いるべきかどうかについては王家の動向が注視されている。
その理由が、ユグディラ女王である。過去、如何なる理由からか幻獣王である彼女からも法術陣にたいしてマテリアルが供出されるようになっていた。それが一度きりとはいえかの女王に並々ならぬ負担を与えた、という事実が明らかになっている(【猫譚】)。その際、システィーナ王女(当時)は巡礼路における音楽祭の定期開催、巡礼の強化などにより、マテリアルの供出増加を取り決め、ユグディラ女王の負担を軽減することにした。しかし、再度使用した際に引き起こされるであろう大規模なマテリアルの喪失が、ユグディラ女王に対して如何なる負担をもたらすかが懸念視されている。