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魔法について

魔法とは

 クリムゾンウェストの西方世界において、魔法と呼ばれる物は大別して4つある。有史以前から在るとされるマギステルの魔術、そして同様に起源は王国の歴史よりも古いベルセルクの霊呪、約800年程度の歴史を持つクルセイダーの法術、そして300年に満たぬ歴史であるアルケミストの機導術だ。これらは現在、ハンターズソサエティとそれぞれの魔法管理組織によって「スキル」という形で区分されている。

 スキルと別軸の区別として、一般魔法、儀式魔法という概念がある。「スキル」と呼ばれるのは覚醒者が契約した精霊と同調して起こす魔法の事で、短い行使期間で非常に強力な効果を現出する。クリムゾンウェスト人が「魔法」という場合は概ねこのスキルの事を言っているとみなして構わない。

 一般魔法と呼ばれる物は一般人でも行使できる魔法、の意味合いで、古来は街灯に掛けられた照明の魔法のような物のことを言っていた。現代では機導術の普及により一般人でも補助的な機導装置を用いれば簡単な日常的魔法が行使できるようになったため、それを併せて一般魔法と称している。クリムゾンウェスト人にとっては日常的な物なのでことさらに「魔法」という事は無いが、リアルブルーの人間にしてみればこれもまた「魔法」であろう。

 最後の儀式魔法という物はスキルが成立する以前に聖導士や魔術師達が編み出していた技法であり、現代においてその多くは失われている。長期間の集中や行動、また適切な儀式を経て術者以外の力を利用することで現代のスキルのような効果を得ていたようだ。理論上は、強力な儀式を長時間続けることでスキルを上回る効果を得る事が出来るとも言われているが、その代償が大きすぎる為にあくまで理論上の物とされてきた。
 だが、ベルセルクの霊呪の研究が進んだ現代においては、一般的な祝祭も一種の儀式魔法の側面があると見なされている。農民たちの祭りは、大勢の人間を一つの願いの元にまとめ、祈願する事で精霊の加護を願う儀式魔法という見方もできるようだ。とはいえ、多くのクリムゾンウェスト人にとって祭りは祭りであり、魔法であるという考え方は魔法学者の言によるのみではある。

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機導装置

魔導機械

▲武器、防具に組み込まれたタイプの魔導機械も存在する。このイラストはスキルを展開中で、発光部分はその効果の現出。

 クリムゾンウェストにおいて、この2~300年で急速に発展した「機導術」と呼ばれる技法により作られる、魔法的な装置をそのように総称する。機導装置には大きく分けて3つの種類がある。
 1つは、機導術の使い手が自らの術の拠り所として扱う「魔導機械」だ。武器、防具、アクセサリ様々な形態が存在しえる。アルケミストデバイスは、そのもっとも一般的なアイテムだろう。
 もう1つは、魔法をマテリアルに対する素質の少ない一般人、あるいは無人でも扱えるようにした一般人向けの機導装置の事だ。普及している物としては、大まかに言えば現実世界において「ICチップを必要とせず、電池で動く程度の機械」であり、魔導点火装置(現実世界でいうとチャッ○マン)が代表例となる。なお、クリムゾンウェストにはマッチも存在するため、魔導点火装置はそれほど一般的ではない。
 最後の一つはインフラとしての機導装置である。魔導自動車や冷蔵庫、街灯や魔導鍛冶用の機械などが相当する。こういった機導装置の性能に関しては概ね19世紀の蒸気式の工業機械程度が限界となっているようだ。インフラとしての機導装置の普及度合いは都市と町村で差があり、また国家間でも差がある。また、こういった機導装置は一般人でも扱えるとはいえすぐに故障するため、機導士による調整、管理が必要となる。
 優秀な機導師がつきっきりで制御する前提で作られた機導装置の中には、標準より高温であったり、高精度な操作を扱うよう設計された物もあるらしい。

 また、古い時代の魔法的なインフラの中には機導術のようなメンテナンスを必要とせずに働き続けている「アーティファクト」が存在する。これらがどのような技法で制作されたのかの知識は現在では完全に失われているが、今の時代でも残る物については様々な場所で利用されている。

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魔導伝話

ライブラリ クリムゾンウェストには神霊樹を用いた情報ネットワークが存在している。それを利用して、連絡や会話に用いる為の装置が魔導伝話だ。特に、国境を越えて多数の支部を置いているハンターズソサエティは、西方世界においてもっとも広範なネットワークを構築しており、それを一般にも広く開放している。  基本は音声のみをやり取りするものだが、分樹から近い場所で高性能な伝話装置を用いている場合であれば映像のやり取りも可能だ。ハンターズソサエティ支部には概ね、映像転送機能つきの端末が存在している。  利用の際には、分樹からの距離に応じて必要となるマテリアル量が変動する。分樹のある都市内では一般人でも問題なく利用可能である。遠隔地の場合、それ専用の据え置き式の装置を用いれば一般人でも利用可能だが、通話時間の大体10倍の充填時間を必要とする事やそれなりに高価である事から、ハンターズソサエティが存在しないような町村には長の家に1台しかない物を皆で使っている、という事もあるようだ。  覚醒者専用の携帯式魔導伝話も存在しているらしいが、分樹からの距離に応じて繋がったり繋がらなかったりする不安定さと、頼りにならない割に高価な為に滅多に利用されていない。

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