クリムゾンウェストの歴史

1018年

本頁では、王国暦1018年のクリムゾンウェストの歴史を記す。

※各タイトルをクリックすると、下に内容が展開されます。



1017年12月
~1018年1月
CF
【CF】スターライトクリスマス
【CF】聖輝節
クリムゾンウェストで聖輝節と呼ばれているイベントは、リアルブルーのクリスマスに由来している。サンタクロースの伝説もクリムゾンウェストへ伝播しており、家族やカップルを中心に老若男女に親しまれる祭りとして知られている。
特に今年は東西交流祭も開催された東方、今まで交流が希薄だった龍園など大勢の人が冒険都市『リゼリオ』にやってくる事が予想されていたが、リアルブルーからの届いた一通の手紙で、状況は更に変化を迎える。


リアルブルーで有名な『ムーンリーフ財団』が先の戦いを労う意味を込めてクリスマスパーティを開催すると宣言したのだ。
その結果、今回の聖輝節の開催地は月面基地『崑崙』と日本は『秋葉原』の二箇所で行われることとなり、同時に三箇所の会場でクリスマスを満喫できる豪華なパーティ開催が決定。これまでにない規模での聖輝節に、浮足立つハンター達。
【CF】スターライトクリスマス
それを嘲笑うかのように、『怪盗団ザンダX』を名乗る一団から謎の挑戦状が届いていた。
毎年恒例の聖輝節には、いわゆるクリスマスツリーを用意するのがソサエティでも習わしとなっている。
今年は特にクリムゾンウェスト、リアルブルー、エバーグリーンの三つの世界をモチーフにした三色の星型オーナメントが目玉であり、怪盗団の狙いはこの“星”を狙っていたのだ。
更に崑崙では肉体美選手権の開催も決定。聖輝節は混迷を極めたが、パーティも肉体美選手権も大盛況、怪盗団との勝負はハンター側の勝利に終わり、ハンター達はめいめい聖輝節を楽しんだようだ。
大規模作戦「【CF】スターライトクリスマス」
連動シナリオ【CF】

1017年12月
~1018年1月
Twilight Pumpkin Night
極月の雪
極月の雪
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1017年10月
~1018年2月
東幕
【東幕】
【東幕】
1015年8月に憤怒王『九蛇頭尾大黒狐 獄炎』を討伐した後、緩やかではあるが復興しつつある天ノ都。
しかし、落ち着きを取り戻しつつあると思われた東方は、秘宝『エトファリカ・ボード』の紛失という事件を切欠に動き出すこととなる。
エトファリカ征夷大将軍・立花院 紫草 (kz0126) はハンターたちに秘宝の調査を依頼。捜索の結果、エトファリカ・ボードは廃城となっていた嘉義城の地下から発見された。


発見されたエトファリカ・ボードには、クリムゾンウェスト東方の地図と、それに重なる謎の五芒星が記されていた。
さらに調査が進む中で、その五芒星の各頂点に当たる場所へ憤怒の七眷属の歪虚が集結しているとの情報が入る。
幕府軍が恵土城への救援要請で出払った直後の、虚を突かれる形となったエトファリカ連邦国は、五芒星の各頂点の場所へ向かうようハンターたちに依頼。
五芒星の各頂点に当たる場所では、憤怒の七眷属が寄り集まって装置と化した『憤怒祭壇』が設置されていた。それを防衛する歪虚と憤怒祭壇を討伐すると、祭壇と一部の歪虚から、負のマテリアルの残滓が天ノ都の方へと霞み消えていくのが確認される。

【東幕】 【東幕】憤怒襲来
五芒星術式は蓬生の“妹”である『狐卯猾』が仕組んだ巧妙な罠であった。
狐卯猾は五芒星術式の中心で術の完成を成就させる……はずだったのだが、ここで想定外の事態に陥る。
負のマテリアルが、集積点近くに存在する憤怒の王・獄炎が消滅した場所に集まってしまったのだった。
今だ濃い汚染に包まれた、その場に留まっていた憤怒王の怒りの思念に吸いよせられた負のマテリアルは、狐卯猾の術制御虚しく、憤怒王の影を形成。天ノ都へと向かって進撃を開始する。
この事態に立花院紫草は天ノ都の防衛部隊、周辺の武家の兵力、公家の力を合わせた混成部隊を編成、ハンターたちの協力の元、獄炎の影へと挑む。
かつての【東征】の戦いの時とは異なり、黒龍や龍脈の力がほぼないまま、スメラギ(kz0158)と陰陽寮の符術師達が天ノ都全体を守るべく防衛陣を張るという苦境の中、ハンターたちは幕府軍と協力して戦線を再構築、足止めと後衛からの火力により、獄炎の影の討伐に成功したのであった。
グランドシナリオ「【東幕】憤怒再来」
連動シナリオ【東幕】

2月~3月
Twilight Pumpkin Night
バレンタインサプライズ
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1月~3月
【反影】
【反影】グラウンド・ゼロ
【反影】
界冥作戦が終了し、年の明けた王国暦1018年1月
火星クラスタ撃破およびベアトリクスの回収により、地球側のVOIDの侵攻が小康状態となったことから、オートマトンの体に入ったエバーグリーンの大精霊ベアトリクスは、クリムゾンウェストへ向かった。
ベアトリクス・アルキミア (kz0261)はエバーグリーンの大地がクリムゾンウェストの侵食を止めるために「補食」され続けていたこと、そのためエバーグリーンとその大精霊であるベアトリクスもクリムゾンウェストに所属する存在とみなされていたことから、彼女はクリムゾンウェストの大精霊の存在する位置を大まかに認識していると告げる、


そこはクリムゾンウェストが存在する星の裏側であり、かつて邪神がこの世界を破壊した爆心地「グラウンド・ゼロ」と目される場所であった。
血盟作戦で再現された神の記憶の通り、紀元前3600年のクリムゾンウェスト崩壊の際、人類は一部はこの世界に残った大地に逃れ、北方王国や東方・西方諸国の礎となり、また一部は世界を転移し、リアルブルーに移住して現地の人々と交わった。
一方、破壊されたクリムゾンウェストの大精霊は、その欠損を補うべく異界に手を伸ばし、リアルブルーに移住した自分の元の一部を求め、転移現象を引き起こしていたのであった。
この死滅の苦しみから逃れるために際限ない召喚を続ける大精霊との対話に向け、リグ・サンガマより北上、グラウンド・ゼロへの探索が企図された。
サルヴァトーレ・ロッソにより未確認領域を進行した一行は、かつてのクリムゾンウェスト崩壊の際、リアルブルーへと転移するために人々が使用した遺跡を確認。
かつてない、邪神の懐に飛び込むも等しい歪虚による汚染領域の中、その遺跡を浄化し、拠点として復旧作業を進めようとした矢先、歪虚にしか見えない謎の女性と一行は遭遇。ほぼ同時に突然、超高空――宇宙と、地上からの歪虚を載せた何かによる超遠距離砲撃が開始された。
【反影】
未知の敵勢力との戦闘は熾烈を極めたが、月面基地・崑崙より転移してきた対異世界部隊「スワローテイル」とその旗艦「ラズモネ・シャングリラ」といったリアルブルー側からの増援もあり、撃退には成功。
しかし戦闘のダメージにより憑龍機関の出力が低下したサルヴァトーレ・ロッソでは、大気圏外に離脱したと思われる敵を追撃することは不可能だった。
グランドシナリオ「【反影】グラウンド・ゼロ」

戦いの後、謎の女性はカレンデュラ (kz0262)と名乗る。
左半身が明らかに歪虚と化しており、なぜこの地にいるのかの記憶もあいまいな人物ではあったが、そのかすかな記憶から、クリムゾンウェストの古代から今まで行く当てもなくグラウンド・ゼロを徘徊し、歪虚とも敵対していたらしい。
そのことを考慮し、一行は協力者として、カレンデュラを迎え入れることにする。

そして今回、突如攻撃を仕掛けてきたのは、巨大な龍型の飛行歪虚と、はるか遠くにそびえる巨大な物体であった。
はるか遠くにそびえる2㎞を超える物体は、その形から「ソード・オブジェクト」と呼称されることになる。
また龍型の歪虚は、グラウンド・ゼロ近辺の守護龍として活動していたらしい六大龍「紫龍」と目されていた。
青龍の記憶によれば、クリムゾンウェスト崩壊の時には紫龍の姿は確認されていなかったという。それが本当であれば、クリムゾンウェスト崩壊以前の時代から力を蓄えている強力な歪虚ということになり、難敵であることは間違いなかった。

グラウンド・ゼロでの戦いの後、遺跡には転移門が設置され、周辺の調査が開始された。
その途上、汚染地域に広がる奇妙な現象――「虚無」の性質が明らかになる。
虚無は「空間が“クリムゾンウェストではない何か”に書き換わってしまう」という現象であり、青龍の記憶によれば、紀元前のクリムゾンウェスト崩壊の時には既に存在していたという。
その虚無の中にはクリムゾンウェストやリアルブルー、エバーグリーンとも異なる法則をも持つ世界「異界」が広がっており、カレンデュラのような、あいまいな記憶を持つ住人たちが存在していた。
この虚無は大精霊の気配をかき消すことが判明すると、虚無を消失させるべく、ハンターたちは各異界に向かう。
【反影】現在の状況

調査開始から数週間。その探索の中、ソード・オブジェクトが虚無を発生させていることが判明。ソード・オブジェクトと異界の存在は、神霊樹とライブラリに近い関係ではないかとの推測が立てられる。
パルムが神霊樹ライブラリに情報を集めるように、邪神が情報を集めているのであれば、虚無と異界の正体はこれまで邪神がくらった「記憶」となる。カレンデュラもその意味で虚無の住人であり、クリムゾンウェスト崩壊の時の大精霊を守る守護者「仇花の騎士」の一人だとわかる。
邪神がなぜ世界を食らうのかは不明なままだったが、推測が正しければ、ソード・オブジェクトを破壊することにより虚無を消し去り、大精霊を探しやすくなる。
そう結論付けたハンターたちは、ソード・オブジェクト破壊作戦を検討を始める。

グラウンド・ゼロの奥、敵拠点と思しき場所に存在する「ダモクレス」と名付けられた最大のソード・オブジェクトは、地脈の収束点であるクレバスに突き刺さり、星のマテリアルを吸収しているらしく、クリムゾンウェストの世界が再生できない原因、異世界召喚による補填を大精霊に繰り返させる原因と推測された。
逆に言えば、ダモクレスの地下には星のマテリアルの集中している場所……すなわち、大精霊の意思が存在していることになる。
ダモクレス撃破のためには、青龍の力を合わせたサルヴァトーレ・ロッソによるマテリアル砲の威力が必要と判断されたものの、衛星軌道上からの歪虚の攻撃やダモクレス本体の迎撃能力が不明なこと、虚無の発生による空間湾曲がもし発生すれば着弾しない可能性も無視できないと判断した人類軍は、3月に入ると、威力偵察部隊を編成、作戦を開始した。

【反影】
正面から陽動を仕掛ける部隊と、陽動部隊から分かれ、ナディア・ドラゴネッティ (kz0207)とともにダモクレス近傍の巨大クレバスに向かう部隊に分かれて進軍するハンターたちを、黙示騎士のマクスウェル (kz0281)とイグノラビムスが待ち構える。
ダモクレスよりの遠距離攻撃とシェオル型歪虚、イグノラビムスが迎撃を行う中、陽動部隊は戦線を維持し無事その役目を果たした。
その間に側面から回り込みクレバスを目指す部隊の前に、マクスウェルが追撃をかけてくるものの、カレンデュラの助力もあってこれをしのぎ、本来の目的であるダモクレスとクレバスの調査をハンターたちは成功させる。
グランドシナリオ「【反影】ダモクレスの剣」

>>2018年3月~4月:【反影】反影作戦

2月~3月
Twilight Pumpkin Night
バレンタインサプライズ
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3月~4月
【反影】
【反影】反影作戦
【反影】
威力偵察により発覚したのは、ダモクレスの正体が邪神ファナティックブラッド身体の一部、その七つある翼のひとつであるということ、そしてクレバス内部に広がるダモクレスからの虚無により、封神領域マグ・メルと思われる場所とともに、大精霊の力と意識が封じられてしまっているということであった。


大精霊を救い出し、この世界の損傷を回復するためにはダモクレスの破壊が必要となる。
カレンデュラ (kz0262)から、大精霊は人に都合の良い神ではなく、会うのであれば相応の覚悟がいるとの忠告があるものの、ハンターズ・ソサエティは「ダモクレスの攻略」「大精霊の救出」という二方面作戦を展開する、反影作戦を開始する。

攻略部隊はダモクレスを包囲しつつ、突入部隊の接近と封神領域への突入を支援。
ガルドブルム (kz0202)の襲撃の中、機動力よりも回復力を中心に据えた戦いは苦戦の模様を見せたが、ダモクレスの防衛機能の一部を削ぐことには成功。またサルヴァトーレ・ロッソの前に、紫龍「イルルヤンカシュ」が立ちはだかったが、防衛に回ったハンターたちは前回の戦いの経験を活かし、被害を軽微に抑えて砲を守りきり、主砲による一撃をダモクレスへと与えることに成功した。
【反影】
しかしダモクレスより出現した邪神翼の力を秘めた大型シェオル型歪虚「ベルフェゴール」に対しては、陽動をメインとした作戦となったため、今一歩のところで攻略部隊の作戦は終了する。
そして突入部隊はこの戦闘の隙に、大精霊との対話の準備を進めていたナディア・ドラゴネッティ (kz0207)と、今生きている未来のものたちを応援したいとの思いから協力を申し出るカレンデュラとともに、ダモクレス地下の巨大な虚無内へと突入、封神領域マグ・メルへと向かい、大精霊との接触・救出に向かっていた。
異界として再現された封神領域には、カレンデュラと同じ仇花の騎士が待ち受ける。
敵味方関係なく無差別に襲い掛かる守護者に対し、ハンターたちはナディアを護衛しながら異界の中心に存在する祭壇を目指す。
多数の守護者の妨害に苦戦するものの、ハンターたちはナディアの護衛の任を果たし、祭壇でナディアは大精霊との邂逅を目指し、祈りに入るのだった。
大規模作戦第1フェーズ「邪神翼殲滅戦」

サルヴァトーレ・ロッソの主砲によって破壊されたダモクレスであったが、ベルフェゴールとの生命共有により再生を開始。ベルフェゴールともどもの撃破を目指し新たな戦線が展開される。
一方ダモクレスの地下では、ナディアの祈りが届いたのか、彼女を器として大精霊クリムゾンウェストが降臨を始めていた。
しかし降臨した大精霊はナディアの意識を封じ込め、死に瀕している今の星の状況を「失敗」と判断して、すべての生態系を消滅させ、一から新たな世界を再生しようと動き始めた。
大精霊の地表への降臨は、すべてがリセットされマテリアルへと帰ること……世界の滅亡を意味する。
地上では大精霊の動きに気づき、黙示騎士をはじめとする歪虚たちも行動を開始。
覚醒も精霊との契約であるがゆえに封じられている中、取り込まれたナディアを助け、大精霊を止めるための戦いも開始された。

地上では邪神翼殲滅のためのベルフェゴールとの戦闘と、ダモクレス内部の調査が同時に進行。
ダモクレス内部の、複数の異界が接合されたような奇妙な空間に対して、奥へと進むゲートを探し突入するハンターたち。
待ち受ける青木 燕太郎 (kz0166)と蓬生、そして謎の歪虚「SC-H01」を食い止め、時間稼ぎに徹する蓬生の追撃を受けながらも最奥へとたどり着き、ダモクレスの情報の入手に成功する。
地上での戦闘では、邪神翼の護衛の目的か、黙示騎士イグノラビムスが出現。
ベルフェゴールを確実に葬り去るために、サルヴァトーレ・ロッソの主砲による一撃を加えなければならない状況の中、イグノラビムスの増殖に対応しきれず多数の負傷者を出しつつも、前回の戦闘の経験を活かし、ベルフェゴールの弱点である水属性……凍結による四肢破壊と怠惰の感染の発生源となる頭部の「輪」の破壊に集中。邪神翼の撃退に成功する。

そしてマグ・メルでは、黙示騎士シュレディンガーが動き出していた。
この攻撃によりマグ・メルの状況が変化すれば、大精霊が外に出ることを励起し、世界の崩壊を招きかねない。これを食い止めるべく、シェオル型歪虚や仇花の騎士が消え去り、空間が崩壊しつつある中、歪虚迎撃作戦が展開される。
マクスウェル (kz0281)とともにその力をコピーしたシュレディンガー、カッツォ・ヴォイ (kz0224)が支配した神の支配力を弱める可能性のある自動兵器群が迫る中、時間稼ぎよりも敵の撃破に主眼を置いた正面からの激突が発生。
結果として高位歪虚の足止めには成功するものの、ハンター側にも大きな被害が発生した。

【反影】
一方、大精霊を止める戦いでは、人々を理解し始めた四大精霊が従わない状況に、大精霊はその力のみをコピーしたエミュレーターとそれが持つ固な加護を伴って歩みを進める。
さらにマテリアルを操作し覚醒を封印、ハンターたちが無力化されていく状況に、「歪虚」という例外であり大精霊の封印を受け付けなかったカレンデュラは、かつての思いとともに、ハンターたちと未来をつかむ戦いを行うことを決め、大精霊と渡り合う。
その時間を稼いでいる間に封印された力を取り戻す者たちが現れ、四大精霊のエミュレーターと戦い加護を解除。大精霊とハンターたちの戦いが開始される。
彼らは対話や力を示す方法で様々に立ち向かったが、しかしその目的は大精霊を倒すのではなく、受け入れるという目的のため、力を尽くしていた。
その戦いの中、世界のすべてを否定しようとする大精霊に対し、それを倒すのではなく受け入れるという姿勢に何かを感じたのか、大精霊は世界のリセットを中止。
ハンターたちは大精霊の「解放」に成功し、カレンデュラはこの結果に、かつて大精霊に言えなかった思いと未来を託し、ダモクレスの形成していた異界とともに消失していく。
そしてマグ・メルでの一部始終を観測していたシュレディンガーは、ベルフェゴールの敗北を機に、守護者と大精霊の観測結果を良しとして、他の歪虚とともに撤退していった。
大規模作戦第2フェーズ「大精霊解放戦」

ダモクレスの撃破によりマテリアルの吸収が停止されたことにより、クリムゾンウェストはその身を癒すために注力できるようになり、これまでのような無差別な召喚はなくなるだろうと推測された。
しかしダモクレスの最奥には神霊樹のようなものが確認されたことから、邪神ファナティックブラッドが大精霊……特にクリムゾンウェストに近い性質を持つ存在であることは疑いようがなかった。
また、ナディアはその身に大精霊の降霊させたことにより、契約を結んだ「守護者」ともいえる存在となっていた。
まだナディアの肉体が耐え切れないため、その力を自在に使うことはできないが、彼女を憑代としてクリムゾンウェストの大精霊との対話を深めることで、これからの戦いと世界の存続に大きな力となることは想像に難くなかった。
その始まりの一つとして、トマーゾ・アルキミア (kz0214)の解析をもとに守護者の力を限定的に再現するサブクラス「守護者(ガーディアン)」の研究と、古代クリムゾンウェスト存在した武具に大精霊の力をインストールする技術をもとに、現在の魔法・科学技術を生かして再現する「ガーディアンウェポン」の開発が進められることになる。

ベアトリクスとクリムゾンウェスト、二つの世界の大精霊の力を借り、またトマーゾが対話の道を探るリアルブルーの大精霊との協力に向けて、未来に向けての新たな一歩が踏み出さることになった。
守護者とガーディアンウェポン
反影作戦を終えて


【反影】大規模連動ピンナップ
KAXAK絵師
佐々木ゆるゆる絵師

2月~5月
【陶曲】同盟動乱
【陶曲】嫉妬の王
【陶曲】
王国暦1017年12月に襲撃する歪虚からハンターたちが護衛に当たっていた人物は、拘留されていたエヴァルド・ブラマンデ (kz0076)だった。
保釈金で開放された彼は社会的立場から堂々と動くことはできず、秘密裏に根回しを行い、2月末から3月にかけて、ヴァリオス、ポルトワールといった街でイベントを開催する。
そのイベントは無事に成功。人々の心の隙をつく嫉妬歪虚に対する「力を持たない者たち」による抵抗を見せるものともなった。


しかし、休まることのない騒動は激しさを増していく。
局所的な事件が重なる中で、3月上旬災厄の十三魔カッツォ・ヴォイ (kz0224)は「腕争奪戦」を引き起こす要因となった魔術師協会を新たなターゲットに定めた。
だがこの襲撃は敵の戦術の一つを封じたハンターたちの活躍により未然に防がれ、敗北を認めたカッツォは撤退、ヴァリオスと魔術師協会は守られる。
また同時期、堕落者ルモーレの設置した謎の城がフマーレの郊外から町に襲い掛かる。チェスゴーレムと呼ばれたそれらの侵攻をハンターたちは食い止めたものの、ルモーレ自体は取り逃してしまっていた。
一方、人間不信の精霊の説得にあたったハンターたちは、酒と祠を捧げることで人と精霊との本来の関係を取り戻していく。
これらの行動に、かつて知恵なき人間に落胆した精霊アメンスィも、これを機にもう一度だけハンターに接触することを決め、ついに、同盟領内において人間と精霊はようやく語り合える立場となった。

3月末、ついにアメンスィはハンターたちに、過去に交わされた「契約」の存在を語る。
それは、嫉妬王がアメンスィの守護する大地とその眷属の精霊たちに手を出さない代わりに、ゲームとして駒を動かし、嫉妬王が勝利するごとにアメンスィは眷属たる精霊を、アメンスィが勝利するごとに嫉妬王はその力の一端である「腕」を失うというものであった。
強大な力を持つ嫉妬王の力をそぐべく、アメンスィは300年の間、その契約の下、戦いを続けていたのだという。
しかし、嫉妬王そのものは手を出さずとも、その配下には関係はなく、精霊が傷つけられる事態に至り、アメンスィは怒りを示し、腕を破壊したのだった。
最近のハンターたちをはじめとする人間と制定のかかわり方の変化に、契約の内容を明かし、示された「人間と精霊の在り方」の答えを受け入れたアメンスィであったが、彼女自身の答えは秘めたまま、一時、姿を消すことになる。

だが、事態は突然に動いた。
4月末から5月上旬にかけ、突如としてポルトワールで発生した格差廃絶を叫ぶデモが発生。瞬く間に街中を巻き込んだ一件こそ、盤面に黒のキング――は、嫉妬王ラルヴァの仕掛けたゲームの一局だった。
【陶曲】
現地とヴァリオスからの救援、そして各地のイベントの寄せ書きによる「希望の帆」の到着により、ハンターたちはデモを鎮静化させたものの、かねてから噂に上がっていた謎の老紳士がその場に姿を現す。
その老紳士こそ、嫉妬の王「ラルヴァ」だった。
昨今の同盟での動乱を「自分と精霊との知恵比べ」と称したラルヴァは、今回は完敗と告げるも、さらに挑発するかのようにハンターたちを「精霊の駒」と呼び、ここまでの局面は「序盤の攻防」――数百年をかけた定石を指し終えたに過ぎないと語り、闇へと姿を消していった。

嫉妬王と知恵の精霊。ついに両プレイヤーが席につき、盤上にも役者がそろった。
新たなゲームの始まりを待つ中、知恵の精霊の人間への信頼が命運を左右することになる……。
連動シナリオ【陶曲】

3月~5月
【幻兆】
【幻兆】
【幻兆】
リアルブルーへ観光目的で訪れた辺境の巫女リムネラ(kz0018)と白龍のヘレ。初めての異文化に触れ合うリムネラであったが、突如ヘレはリアルブルーで昏睡状態となってしまう。
リムネラとヘレが出会ってから考えても一度もなかった、初めて起こった出来事。困り果てたリムネラはハンターたちの協力を得て、龍に詳しい者達の元を訪れる。


大幻獣「ナーランギ」、ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)、四大精霊イクタサ(kz0246)といった面々の話によれば、この事態は白龍の成長に関わる事であり、詳細を知るには北方王国・龍園ヴリトラルカを訪れるようにと告げられる。
青龍に仕える龍騎士と神官がいるその場所こそ、ヘレが目覚める鍵があるという。それに従い、リムネラは龍園に向けて巡礼路を歩いて目指した。
転移門を使わず、正式なルートで龍園を訪れる事で青龍へ誠意を示そうとする巡礼の道の途中、ハンター達は謎の龍騎士と出会う。
青龍に仕える者である事は間違いないのだが、明らかに雰囲気は異なり好戦的な龍騎士を撃退したハンターたちは、深追いをせずに様子を窺う事にした。
その後龍園へ到着したリムネラは、早速青龍と謁見する。
ヘレは成長期であり、成長を促す事ができれば目覚めるだろう、リグ・サンガマでも高濃度のマテリアルが噴き出す『龍のへそ』であれば、そのマテリアルにより成長が促されるとの青龍の言に、リムネラは龍のへそに結界を張ってヘレを守ることにする。
しかしそこへ、龍園への途上で撃退した龍騎士が、歪虚のブラッドリー (kz0252)とともに龍のへそへと襲撃を仕掛けてきた。
その龍騎士はアルフォンソ。
青龍以外の六大龍は不要。青龍こそが唯一無二の存在。そう強く信じている龍騎士であり、今は龍園からも追放されていたものの、歪んだ信奉は変わっておらず、白龍の力を持つヘレを見過ごすはずもなかったのである。
一部の被害は出たものの、ハンターたちはこの襲撃を撃退し、無事ヘレの成長は促される。
成長を遂げたヘレは目覚め、リムネラと感動の再会となった。
しかし、リムネラは龍のへそに向かう前、青龍よりヘレを龍園で預かれないかと言われていた。
六大龍となるまで安全に成長させるには、龍園の方が向いている。アルフォンソが再び襲ってきても、龍園にいれば手出しができないはずだ。
それを理解するも、リムネラはヘレに決めてもらうとの返答しかできなかった。
そして、龍園へ戻ってきたリムネラとヘレ。成長して簡単な意志疎通ができるようになったヘレは、青龍へはっきりと答えた。「リムネラと一緒にいたい」、と。
ヘレの強い決意を感じ取った青龍は、リムネラとヘレを黙って見送った。
これから様々な困難が待ち受けるだろうが、二人ならばきっと乗り越えられる事ができると信じて――。
連動シナリオ【幻兆】

5月
守護者目録
守護者目録
守護者目録
大精霊との邂逅により、世界を守護する新たな力、
『守護者(ガーディアン)』が実装!
取得方法などの説明、および取得者の契約シーンを描いた「ガーディアンノベル」が掲載されています。
世界を守護する大いなる力の片鱗、ご確認ください!
守護者(ガーディアン)特設ページ
5月20日
祝!四周年!
ファナティックブラッド四周年!
祝!4周年!
5月20日、サルヴァトーレ・ロッソの人々のハンターとしての受け入れが開始されてから4年の節目を迎える。
本年表に記載されている通り、多くの事件・戦いを経て、ハンターたちの冒険の足跡はクリムゾンウェストに刻まれている。
地球での火星クラスタとの一大決戦を経た後、大精霊が眠る邪神の爪跡が残る地「グラウンド・ゼロ」において、歪虚に対抗するための大精霊の協力を取り付けたハンターと人類たち。
だが歪虚の陰謀は深く静かに、リアルブルーにて進行していた……。
2月~6月
【RH】
【RH】
【RH】
ムーンリーフ財団総帥トモネ・ムーンリーフ (kz0282)は、親交を深めたハンター達をある施設へ招待した。
強化人間研究施設『アスガルド』
そこは、リアルブルーにおいて対VOID要員として期待されている強化人間の育成、研究機関である。
だがアスガルドに集まっている強化人間たちは、いずれも9歳から14歳の少年少女であった。


統一地球連合宙軍に関連する組織の中でも、強化人間研究の大手であるムーンリーフ財団は、世界各地で強化人間候補の発掘に早くから着手してきた。
それは地球の未来を担う人材を育てる意味もある。アスガルドも強化人間研究施設というよりも、実際には学校の宿舎に近い場所であった。
子供達が笑って日々を楽しく過ごす共同の空間。いつしか、ハンター達は強化人間の子供達と一緒に過ごす時間に愛着を持ち始めてた。
だが、事件は突如起こった。
ある日、強化人間達が一斉に脱走。完全に失踪してしまった。
財団は連合宙軍へ調査協力を打診。その結果、ダンバーのドゥーン・ヒルに集結してた強化人間達の一部が発見され、軍の命を受けたラズモネ・シャングリラの面々が迎えに向かう。
強化人間達は当初は呼びかけを行うもまったく応じなかったのだが、突如としてラズモネ・シャングリラへの攻撃を開始。
ラズモネ・シャングリラ側は止む無く抗戦。相手は戦闘経験の少ない為に多くの強化人間を保護できたのだが、数名の犠牲者を出してしまう結果となった。

強化人間達を保護したものの、彼らは昏睡状態に陥り、まったく目を覚まさないという事態に、困惑するラズモネ・シャングリラの面々。
そこへランカスターから入る一つの通信が入る。
強化人間を弱者と定義づけ、強者が蔓延るこの世界を地獄と称したVOID――慈恵院明法は、この世界の破壊を宣言。明法によればこの世界の破壊こそが『救済』だというのだ。
ランカスターで明法と遭遇したラズモネ・シャングリラは、ハンターの協力を得て辛うじて撃退する事に成功。だが、明法の乗る歪虚CAM『如意輪観音』の強大さを確認する結果となる。

【RH】
行方を眩ませた明法を追いかける統一地球連合宙軍であったが、明法は思わぬ場所に現れる。
巨大潜水艦『エリュマントス』と共にテムズ川下流より姿を見せた明法は、テムズ川を遡上してロンドンの破壊を試みたのだ。
ロンドン市内に強化人間を放ち、破壊工作を開始する敵に、ハンター達は各地で明法と強化人間を止めるべく尽力する。
結果、明法と潜水艦は撃破され、強化人間を保護する事ができた。だが、それと引き換えにロンドンの街は甚大なる被害を受ける事になった。
さらに強化人間の子供達は未だに目覚める気配もない。
子供達の声が消え、静かになったアスガルド。
そこで財団総帥のトモネは、自らが加担した行いを強く悔いるのであった。
グランドシナリオ「【RH】ハーメルンの笛吹き男」
連動シナリオ【RH】

3月~6月
【羽冠】
【羽冠】
【羽冠】
1018年春、傲慢の歪虚王来襲という来たるべき日を前にグラズヘイム王国は一つの大きなニュースに揺れた。
王女システィーナ・グラハム(kz0020)の政略結婚。
それは王国の新聞社ヘルメス情報局よりもたらされた、国内を上から下までひっくり返しかねない特大の爆弾であった。


“王女”システィーナという肩書きが示す通り、先王が光の御許へ上ってから王の不在という空位時代が続いていた王国では、王の権威が低下し貴族の権力がいや増していた。
どれほど自信や能力がなかろうと、王女は王位に就くべきであった。それは彼女の甘えからくる失策であったが、大司教セドリック・マクファーソン (kz0026)をはじめとした中央官僚の尽力により、その失策を許容してなお王国を運営する力があった。
そのギリギリの均衡を崩したのがこの報道であり、政略結婚に踏み切った大公ウェルズ・クリストフ・マーロウの行動であった。
マーロウは自らの孫と王女を縁付かせ、王配の祖父として最速で王国を掌握。まだ見ぬ歪虚王の打倒を最優先にした軍国主義の道を目指さんとしていたのだ。

王国民の半数以上がこの報せに動揺した。
先王崩御当初は王としての資質を不安視されていたシスティーナだったが、それでも大司教や騎士団、ハンター等の様々なサポートを得た彼女の治世――未だ戴冠してはいなかったが――は、国民目線においては善良であった。
このまま暮らしていけると安堵していた矢先の報道に、人々は将来への不安に苛まれた。
同時にシスティーナを支持――というより可愛がっていた人々は怒りを爆発させた。それで王女は幸福になるのか、と。彼ら過激派は王国各地で立ち上がるや、シュプレヒコールを上げながら移動を開始した。
ある集団はマーロウ派と目される貴族の邸へ、またある集団は王女の味方をすべく王都へ。
一つの報道から王国全土へ波及した結婚騒動には、マーロウやヘクス・シャルシェレット (kz0015)の謀略もまた裏で作用していたが、ともあれ“本来善良でシスティーナの味方であった数千数万の集団”は、実質的な暴徒となって王都へ雪崩れ込んだ。
為政者として彼らを逮捕しなければならない王女と、彼らをはじめとした王都の人々の命を盾に政略結婚を進めようとするマーロウ。二人の対峙はしかし、長く続かなかった。
ラスヴェートミュール (kz0259)なる歪虚が王都を襲ったのだ。

【羽冠】
一同は一時休戦して歪虚に抗し、ラスヴェートを消滅、ミュールを撤退させることに成功した。
しかし、ラスヴェートは9年前に先王と共に光の御許へ上ったと思われていたマーロウの息子だった。
己の息子が歪虚と成り果てたという屈辱に膝をついた大公は、戴冠するという王女の決意に、恭順の意を示す。
さらに同時期にイスルダ島で行われていた開拓調査において歪虚ベリアルの成れの果てを完全消滅させることに成功。
こうして結婚報道は収束し、万難を排して王女システィーナが女王となることで、王国の空位時代は終わりを告げた。
グランドシナリオ「【羽冠】繭に響く鼓動」

女王戴冠記念祭は3日にわたって開催され、王国の前途は洋々――であると誰もが思っていた、その時であった。
何の魔法か、鏡の如く垂れ込めた暗雲に姿を映した傲慢の歪虚王イヴが、宣戦を布告してきたのは。
「未来の臣民どもに告ぐ。この俺を迎える準備をせよ」
期限は6ヶ月。
王国暦1018年の終わりが、王国の存亡を賭した歪虚王イヴとの戦の始まりであった……。
連動シナリオ【羽冠】

5月~6月
宝石の泉
宝石の泉
宝石の泉
OMCイベント『宝石の泉』が開催。
昨年のジューンブライドイベントで特典として登場した「結婚情報誌ザッシィ」が今年も創刊しました。

「結婚情報誌ザッシィ」はこちらから確認できます

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5月~7月
【春郷祭1018】
【春郷祭1018】
【春郷祭1018】
同盟の農業推進地域ジェオルジで半年に一度、村長会議の後に開かれる村長祭の別名として知られる『郷祭(さとまつり)』。領主セスト・ジェオルジ(kz0034)も相変わらず多忙な日々を送っていた。
今年は講習会や恒例のマッサージが開催。街道での雑魔退治から、山神様の認めた温泉も好評。
ヴァリオス近郊にある小さな村では、トパーズ精霊を祀る祭りもあった。
さくらんぼのワイン販売、初夏の発光虫観賞会も開催され、ゆったりとした休日を過ごす者も多かったようだ。街道の演奏会も無事に行われて、今年も楽しい郷祭となった。
連動シナリオ【春郷祭1018】
6月~8月
【空蒼】リアルブルー粛清作戦
【空蒼】リアルブルー粛清作戦
【空蒼】リアルブルー粛清作戦
界冥作戦での火星クラスタ襲来……「VOID戦役」以降、新たなVOIDの襲来は確認されていなかったが、統一連合軍は残存するVOIDへの対処に追われていた。
そのうえ、イギリスの強化人間暴動事件はメディアで取り上げられ、この事件に関する人権保護団体のクレームや各国からの情報開示要求、先のVOID戦役に関連する連合政府への責任追及や宇宙開発・再建への再出資、宇宙自治政府の独立運動など、問題は山積みであった。
そんな中、6月上旬、南雲雪子とドナテロ・バガニーニ (kz0213)、トマーゾ・アルキミア (kz0214)、そしてアワフォード社の社長ネイサン・アワフォードの間で会談が開かれる。


会談の目的は「強化人間とは何なのか」
結果、会談は事実の再確認に終わったが、ドナテロ議長も知らない暗躍者たちの手による計画であること、トマーゾの技術供与だけではあのような存在は作り出せないことは明確だった。
また、ロンドンの反乱を主導した慈恵院明法の目的や、強化人間を暴走させた方法も不明なまま、世間の強化人間への疑惑だけが独り歩きし、地球圏に混乱が広がっていく。

一方、グラウンド・ゼロより帰還した後、ナディア・ドラゴネッティ (kz0207)のとの相性の良さから、大精霊クリムゾンウェストはナディアに憑依したままとなっていた。
また、リアルブルー人へのクリムゾンウェストの呪縛が解けたことにより、一般人の帰還が進められる予定だったものの、強化人間の反乱から広がった覚醒者という「力」への不安と恐怖から、凍結された“リアルブルーから異世界に転移した人間から人権を剥奪する法律”である「異世界対策特別法」について再審議すべきという意見まで現れ、ドナテロ議長の活動もむなしく、帰還民の受け入れに政府は難色を示していた。
そんな中、ハンターズソサエティに一人の少年が現れ、強化人間が歪虚に属する負のマテリアルの力を使用していることを指摘する。
強化人間が登場した時より、彼らからは負のマテリアルが計測されていたことから疑惑視されていたものの、エバーグリーンにおいて負のマテリアルを扱う技術が存在していたこともあり、歪虚のつながりを確約するものではなかった。
この情報を受けつつ、ハンターズソサエティはリアルブルーとクリムゾンウェストの状況の改善と強化人間の調査に向け、ハンターたちをリアルブルーへと派遣し、各所で調査を行いながら事件を解決していく。
反影作戦後の状況
連動ハントシステム「スペリオル鎮圧作戦」

リアルブルーの各地で強化人間の暴走が続く中、市民の中からも強化人間排斥運動に乗り出すものが現れ、デモ隊と警備部隊の武力衝突も始まっていた。
その中でハンターズソサエティなど協力者が増えたことにより、VOIDと手を組んでいた連合議員たちの存在が判明する。
異世界人の力に畏怖を感じた一部の議員は、提供されたデータを正しいものと信じて強化人間の開発に着手したのだが、しかし強化人間が増えた段階で判明したのは、それがVOID由来の力であるということだった。
裏切りへの恫喝と不死への誘惑に耐えられなかった彼らに、ドナテロは反対派議員を拘束、すべてを明らかにし贖罪を促すが、そこに現れた黙示騎士シュレディンガーにより護衛は倒され、ドナテロは拉致されてしまう。
その後、VOIDとのつながり、強化人間技術がVOIDに由来するものであると世界に向けて発信されたことにより、世界の混乱はさらに加速。
一般人だけではなく強化人間たちへも大きなショックを与え、事態は「人類」対「強化人間」の致命的な内乱を起こす可能性が大きくなっていった。

大規模宇宙ステーション「ニダヴェリール」
7月、軍の協力により新たな人類の希望としてムーンリーフ財団が開発していた「大規模宇宙ステーションニダヴェリール」の除幕式がノルマンディーで行われた。
しかしシュレディンガーと通じた財団総帥補佐ユーキ・ソリアーノ (kz0283) の手引きにより、ニダヴェリールとラズモネ・シャングリラは強化人間たちにより強奪。この事件を機に財団も一時的に活動を停止することとなる。
強化人間の真実
大規模宇宙ステーション「ニダヴェリール」

行方不明となったドナテロ議長の行方をハンターズソサエティも追っていたが、その状況はようとして知れなかった。
混迷する事態が続く中、トマーゾの仲介に伴い、南雲芙蓉はリアルブルーの大精霊と契約した守護者として、ハンターズソサエティへの協力を申し出る。
【空蒼】リアルブルー粛清作戦
8月に入り、行方不明だったドナテロ議長が突如、全世界に向けてVOIDへの降伏を決断したと演説を開始。
ハンターズソサエティや協力しているリアルブルー陣営の皆は、これが偽物であると理解していたが、民間人にはその区別はつかなかった。
その宣言に合わせるかのように異世界から直接VOIDが転移、襲撃を開始する状況が発生。VOIDに協力しその力を得た一部連合議員の反乱も重なった。
この混乱を収めるべく、ハンターズソサエティはリアルブルーの各地へと出撃する。

カタールの首都ドーハでは親VOID派組織が国際空港を占拠。親VOID派の議員の逃亡を防ぎ鎮圧するため、周辺の敵勢力を食い止めながら突入班が内部に突入、連合議員を拿捕する解放作戦が展開される。
空港周囲の砂漠には大型母艦級を含むVOIDの他、強化人間部隊の操るCAMも展開しており、空港周囲の開けた空間では遠距離攻撃の応酬が発生、被害は大きかったものの、突入班を無事送り届けることに成功。
突入班は空中と地上、両面作戦で突入。空中班は迅速に内部へ進入、人質の確保に成功したが、空港内で親VOID派のエージェントや強化人間などの歩兵戦力の迎撃を受けてしまう。
一方で空中班が陽動となり地上班は順調に空港内を制圧。しかし人質の救助を優先した結果、VOID化した議員を一部取り逃してしまった。

【空蒼】リアルブルー粛清作戦
イタリア・ローマではVOIDが都市部が制圧。VOIDと強化人間に守られた連合議員はヴェネツィア広場に集まり、ラズモネ・シャングリラによる逃亡を計っていた。
上空を旋回しつつ地上を攻撃、連合議員たちを回収しようとするラズモネ・シャングリラに、奪還の際の被害を小さくするためハンターたちは飛行しての突入、内部制圧の作戦を実行。
甲板には暴走状態のジェイミー・ドリスキル (kz0231)の操るヨルズが待機するなどの重厚な対空攻撃の中、煙幕や射線妨害をうまく活用しこれを突破。艦内に突入して無力化による制圧。
暴走したジェイミーの拿捕にも成功し、ラズモネ・シャングリラは無事奪還された。
地上では敵勢力に対する市街地戦となったが、遮蔽物のある戦いを意識したハンターたちが優勢に進み、ラズモネ・シャングリラの奪還もあって、VOID議員の逃走阻止と撃破に成功する。

日本・京都では、VOIDと通じていない者も含めた連合議員による密談が行われていた。
その中に潜んでいるVOID派議員を取り押さえるべく、周囲の封鎖・避難を行い市街地にあるホテル・会議場への夜間急襲作戦が敢行される。
周辺の護衛を排除しつつ、ホテルと会議場の連携を断つ形で行われた作戦は、銃の使用や空中からの侵入、リアルブルーにいないペットの存在など懸念点はあったものの、作戦が発覚した段階で包囲網は完成。
そのタイミングに合わせて実行された強襲作戦は抜け目なく行われ、VOID化した議員の抵抗も無効化。一般議員の保護も万全で、理解を得られる形での成功を得た。

連合議会の本部、ニューヨークのマンハッタン議事堂もVOIDにより制圧。そこには、行方不明中だったドナテロ議長を名乗る人物もいることが確認される。
議事堂に併設された連合宙軍のマンハッタン基地は陥落し、多数のVOIDや強化人間が議事堂を防衛。また先だって明るみに出た歪虚SC-H01が配備されていることからも、黙示騎士が関与しているのは明らかな状態での制圧作戦が開始される。
議事堂内部の制圧、および議長と思しき人物とを確保するため、議事堂内への突入を支援する周囲勢力を排除する戦闘が開始。銃撃戦がメインで展開されるものの、突破を優先しての人員配置、またテセウスと名乗ったSC-H01にも専用のチームが当たりつつ、また突入班を送り届けたあとは出入り口をふさぎ、追撃が行われないようにしたことで、周辺の制圧は完了する。
突入班は内部を確認しつつ進み、負のマテリアルの影響が感じられるドナテロ議長の元へとたどり着いた。
全世界に中継されていることを意識して議長と思しき人物とはすぐに交戦せず、対話を行う間、別動隊が放送室や周辺の敵を制圧。
その後、生命探知により偽物であることを見破ると、正体を現した黙示騎士シュレディンガーは撤退。議事堂奪還作戦は完了する。
【界冥】大規模作戦第1フェーズ「リアルブルー粛正作戦
連動シナリオ【空蒼】

>>2018年9月~10月:【空蒼】空蒼作戦

7月~8月
熱砂の宴
熱砂の宴
熱砂の宴
OMCイベント『熱砂の宴』が開催。
今回は特設ページでの作品のピックアップを実施!
「熱砂の宴」で制作された作品のピックアップを行いました。

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熱砂の宴

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7月~10月
【幻痛】
【幻痛】
【幻痛】
ある日、辺境の地に衝撃の一報がもたらされる。
怠惰王ビックマー・ザ・ヘカトンケイルが武装巨人と共に侵攻を開始したのだ。
目的地は要塞『ノアーラ・クンタウ』。連合軍の重要拠点であるこの地を徹底的に破壊する事で、怠惰側の指揮を取り戻そうというのが狙いの、重要な手駒を失ってきた怠惰王なりの一大侵攻と目された。


これに対して部族会議は既に準備を進めていた事が明かされる。
怠惰の感染についてはヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)が四大精霊の一人イクタサ(kz0246)より入手した情報で製造した『対怠惰の感染用結界』で対抗。さらにチュプ大神殿の幻獣強化システム『ラメトク』の使用により大幻獣を巨大化させてビックマーと対峙させる。
『ベアーレ・ヤクト』――そう名付けられた作戦は、部族会議の間で開始を宣言された。

侵攻する怠惰王を前に部族会議とハンター達は激しく衝突した。
途中、神の御遣いを名乗るブラッドリーの登場で翻弄される事態も発生したが、怠惰王の周囲にいる武装巨人を前にハンター達は幻獣やCAMで出撃。次々と撃破していく。
だが作戦は思わぬ形で方向転換を余儀なくされる。
【幻痛】
予定ではラメトクによって巨大化する幻獣はファリフ・スコール(kz0009)と行動を共にするトリシュヴァーナであった。しかし、幻獣王チューダ(kz0173)が乱入してしまい、ビックマーと対峙したのは巨大化したチューダとなってしまった。
戦闘向きではないチューダであったが、ハンター達の尽力により見事ビックマーの小型化に成功。四分の一程度にまで縮小させる事ができた。
同時期に仕掛けていたケリド川での武装巨人駆逐作戦も成功を収め、いよいよ戦いは最終防衛ラインでのビックマー迎撃のみとなった。
【幻痛】
ハンター達は力を合わせてビックマーに攻撃を仕掛け続ける。その甲斐もあって、ついにビックマーは大きな痛手を負わせる事ができた。
だが、このチャンスを待っていた青木 燕太郎(kz0166)はブラッドリー (kz0252)の助力を受けてビックマーにトドメを刺す。
ビックマーは倒れ、青木は戦場を去った。
完全な勝利を祝えないハンター達の前に、ある情報がもたらされる。

『ビックマーは元怠惰王。本当の怠惰王はオーロラという少女』

ハンター達の戦いは、終わっていなかった。
そして、ブラッドリーは予言する。
『終末は間違いなく訪れる』、と。
グランドシナリオ「【幻痛】幕開~ベアーレヤクト決戦~」
連動シナリオ【幻痛】

9月~10月
南瓜奇譚
南瓜奇譚
南瓜奇譚
OMCイベント『南瓜奇譚』が開催。
今回は特設ページでの作品のピックアップを実施!
「南瓜奇譚」で制作された作品のピックアップを行いました。

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南瓜奇譚

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9月~10月
【空蒼】空蒼作戦
【空蒼】空蒼作戦
【空蒼】空蒼作戦
8月から始まったVOIDの襲撃は留まるところを知らず、拡大の一途をたどっていた。
指揮系統の崩壊した連合宙軍や正気を保った強化人間による必死の抵抗も、敵の増援に押しつぶされていく。
その状況にハンターたちも各地で戦いを繰り広げるものの、全世界を救うにはとても手が足りなかった。
その中で突如、ナディア・ドラゴネッティ (kz0207)の――シュレディンガーの変装した偽物の――演説が放送される。


偽ナディアはリアルブルー人が覚醒者として契約ができるようにと開発したスマートフォン用アプリ「イクシード・アプリ」を拡散。だがそれは利用規約に同意したものを「邪神との簡易契約」を交わしたものとみなし、強化人間へと変化させるシステムだった。
VOIDに対する力を求めてアプリと契約する者たちが増えていく中、さらには世界中に機械的な天使ともいえる謎の精霊が出現し始めた。
月面基地・崑崙ではこの謎の精霊を「使徒(アポストル)」と呼称。正のマテリアルで構成された使徒は、「負のマテリアルを感知し、撃滅する」という行動ロジックのみに従って動く惑星防衛・浄化のための抗体反応であり、リアルブルーにおける「守護者」に相当すると推測された。
イクシード・アプリの使用者に反応し周囲の民間人を巻き込んで攻撃をするなど、混乱が広がる中、トマーゾ・アルキミア (kz0214)による対策が講じられていたが、強化人間への対応だけで既に手いっぱいで、即座の解決は期待できない状況が続く。
イクシード・アプリ

使徒たちの攻撃を止められず、また人間たちへの訴えかけも届かなかったもどかしさに、強化人間の事実を指摘した少年――大精霊リアルブルーは苦悩しつつ、自らと契約した守護者・南雲芙蓉の、できることをやってみる、悔いのない選択を、の言葉をもとに決意を固める。
リアルブルー (kz0279)は崑崙にて秘密裏に建造されていた最新兵器「マスティマ」を強奪、一部の使徒を率いて世界各地で転戦を開始。最終的に日本の電波塔・東京スカイツリーを制圧した。
【空蒼】レプリカント・ワルツ
この状況に、リアルブルー粛清作戦の間もサルヴァトーレ・ブルの監視下で沈黙を守っていたニダヴェリールが日本に向けて移動を開始。
マスティマも使徒とともに南下する中、ハンターたちは歪虚、大精霊双方に対して接触を試み、それぞれの目的を確認、事態を打開する方法を導き出すために行動する。
ニダヴェリールから直接、攻撃を行う様子はなかったが、大量のVOIDを引き連れ拠点となったこの要塞が近づけば、現地のハンターが不利になると判断、一部ハンターたちの部隊はサルヴァトーレ・ブルの艦隊と奪還されたラズモネ・シャングリラと協力して迎撃に当たり、侵軍を食い止めていた。
しかしVOID側も大精霊と接触するため、黙示騎士マクスウェル (kz0281)とイグノラビムス、さらにカレンデュラに似た新たな歪虚クリュティエ (kz0280)を侵攻させていた。
また別方向からは、カッツォ・ヴォイ (kz0224)に助けられ負の力を持つ救世主になれると誘惑され、強化人間の限界を超えた堕落者……歪虚として転生したOF-004のエクスシアが、改造型オート・パラディンとともに侵攻する。
ハンターたちがオート・パラディンを連携して食い止める中、この状況になるまで何もなさなかった「神」への怒りを抱えるOF-004に、かつて共に戦った面々が接触。説得を試みるも、トマーゾの処置を待っている余裕のないと悟り歪虚と化したOF-004――クドウ・マコトは、その言葉をあえて聞かず、カッツォとともに戦場を離脱した。
そんな中、大精霊リアルブルーはVOIDとの接触を目的にしていることが判明。
VOIDとの接触は場合によっては破滅的な結果をもたらしかねない。対話に応じつつも攻撃を開始する大精霊に、ハンターたちは説得を続けながら戦っていく。
そのハンターたちの予想以上の力と説得の言葉に、大精霊は目的を果たしたと告げると、その場から転移し去っていった。
黙示騎士たちも大精霊の退避に合わせて退却。
これまで単独で戦っていた黙示騎士たちを、戦局を見定めつつ防御・回復を行い、大精霊との和平交渉をと宣言した、今までとは異なる歪虚・クリュティエの出現に、完全な勝利を収めたとは言えなかったものの、大精霊とVOIDの接触阻止に成功。ハンターたちは大精霊をVOIDに利用される最悪のケースは回避する。
グランドシナリオ「【空蒼】レプリカント・ワルツ」

東京での戦いの結果、大精霊リアルブルーを通じて、覚醒者の情報を使徒全体に拡散。人間を守るということを理解させ、無差別攻撃を防止できるようになった。
またイクシード・アプリの配信は、アプリと契約したものを眷属として、その闇の力をもとにヴォイドゲートを強化、邪神を召喚する目的があった。
一部のハンターから指摘されていたが、この配信には邪神翼レベルの媒介が必要であり、ベアトリクス・アルキミア (kz0261)とトマーゾは発生源の調査に入る。
あと1週間ほどで邪神が召喚されるだろうというリアルブルーに対し、ナディアは3人の大精霊がそろっていることから、できる限りの抵抗を試みることを提案。
また、かつてローマで拿捕されたジェイミー・ドリスキル (kz0231)の協力により、トマーゾは強化人間の実態を調査。新しく調整したイニシャライザーの結界により、崑崙周辺での強化人間の暴走を抑えることに成功していた。
大精霊の予測に従い、トマーゾに崑崙の全機能の権限を渡し、南雲雪子を地球防衛艦隊総指揮官として、ハンターズソサエティ他、アワフォード社や残存する連合宙軍、保護された強化人間を投入した、邪神出現ポイントでの迎撃作戦が10月に決定される。

そのころシュレディンガーとドナテロ・バガニーニ (kz0213)は、ムーンリーフ財団が建設したオーストラリアの太陽光発電所、ソーラータワーにいた。
ここに邪神翼の一部が組み込まれ、大規模発電をもとに、イクシード・アプリの配信と邪神の召喚式を安定させていたのだった。
拉致された後ここに監禁され、拷問を受けつつVOIDになるよう要求されていたが、それを拒否し続けていたドナテロを突然、シュレディンガーは解放する。
しかしドナテロは解放を拒否、この電波塔を使って世界へメッセージを飛ばすべく奮戦。タワーから真実を告げ、世界を守る者たちがいることを演説する。
合わせて、邪神が転移してくると推測されるXポイントにおいて、第2次地球防衛戦が開始された。
【空蒼】第2次地球防衛戦
味方を2桁は超える敵に圧倒される中、大精霊クリムゾンウェストが結界を展開、宇宙空間でも生身で動けるようになったハンターたちは強化人間たち、使徒たちとともに、総力戦を開始。
そして前座にすぎないおびただしい数のVOIDの向こうから、蒼乱作戦の時よりもはるかに巨大な、腕だけで8kmほどある邪神が召喚され始めていた。
出現した「腕」はゲートを広げつつ現界を開始。サルヴァトーレ・ロッソを中心とした部隊は時間を稼ぐため、同乗する大精霊クリムゾンウェストにより支援を受けつつ、迎撃に入る。
邪神の出現の影響か、戦闘開始直後からリアルブルーは停止していたが、ハンターによる呼びかけにより参戦。初めての共闘となる使徒との連携は難しかったものの、地球防衛艦隊との連携は高く、戦線を強固に維持していく。
また同時に、月面基地・崑崙にはVOIDの大規模部隊と黙示騎士イグノラビムスが転移、攻撃を開始していた。
崑崙は軍事拠点というだけではなく、「世界樹」――クリムゾンウェストの神霊樹に相当する力が存在し、ハンターたちをクリムゾンウェストからリアルブルーへと転移させる仲介を行う、大精霊リアルブルーの力の源というべき存在があった。これを奪われれば世界間転移ができなくなるだけではなく、リアルブルーそのものの存在が危うくなる。
また崑崙は基地としてだけではなく、各コロニーからの避難民を保護しており、世界樹が攻略されれば一般人に被害が拡大することは明白だった。
新型イニシャライザーにより崑崙内では暴走を抑えられる今、強化人間たちはハンターたちと協力し防衛のために奔走。迅速に民間人の避難を行いながらも、ドーム内市街地では退路を確保した上で時間を稼ぎ、地下に撤退する戦いが開始される。
だがイグノラビムスの分裂能力による面制圧は驚異的で、油断すれば地下への侵入を許すことになる。その増殖と随伴するVOIDを抑えながら民間人が避難するまでの時間を稼ぐ防衛作戦は、小規模のチームでイグノラビムスを足止めしながらの戦いとなり、苦戦を強いられるものの、強化人間たちの奮戦と犠牲、退却手段を準備していたハンターの誘導により、戦闘終了まで何とか耐えきることができた。

そして宇宙での決戦が始まる中、地球上でもVOIDが動き出していた。
アメリカ合衆国北部、米軍の管轄にあったノースダコダ州のミサイル基地をカッツォが制圧。基地はクラスタ化し、格納されていた核ミサイルにもVOIDが融合、世界各地へと発射された。
護衛のVOIDをかいくぐり米軍で4発を撃墜するものの、撃墜し損ねたアルファ・ブラボー・チャーリーの3つのミサイルを「超加速をつけての転移」という極めて異例かつ危険な方法でで追撃、超高速で飛行しつつ撃破する作戦が決行。
着弾まで3分ほどしかない中、ハンターたちは連携して敵護衛を足止めし超高速戦闘から脱落させつつ、無事に3つのミサイル融合型VOIDを撃破する。
また追撃を止めるためミサイル基地制圧作戦も同時に展開。大部隊が正面から激突したこと、カッツォに振り回された面はあったものの、基地内のクラスタの核を破壊し、制圧を完了する。

各地の戦場では人が持つ勇気、誰かを愛する気持ちを信じ、正しい選択を行ってほしいとのドナテロ議長の呼びかけが続いていた。
この演説放送と座標転送、邪神召喚の開始に伴う召喚陣の起点が探知されたことでソーラータワーの存在が明るみとなり、邪神召喚を食い止めるべく、ソーラータワー攻略戦が実施される。
VOIDやムーンリーフ財団から連れ去られた子供の強化人間、そしてテセウスに施設は守られる中、ハンターたちは強化人間部隊とともに突入。大人数での正面突破ではなく、個人・少数チームによる多面的な突破と支援、テセウスへの対応がかみ合い、内部への突入に成功。
ソードオブジェクトの核の存在する吹き抜けのホールでは、黙示騎士シュレディンガーと、演説を終えたドナテロ議長が待っていた。
なぜか当人の実力のみで戦うシュレディンガーの「時間稼ぎ」という目的を理解し、核を破壊することを優先したハンターたちの波状攻撃により、核を速やかに破壊しソードオブジェクトを停止させることに成功。
天王洲 レヲナ (kz0260)を時折入れ替わりながら工作を続けていたシュレディンガーであったが、ドナテロといることにより記憶の混乱が生じ始めていた。そんな中、ハンターのある言葉が致命傷にも等しいものであり、行動を止めた所に必殺の一撃が決まり、シュレディンガーも討伐。ドナテロ議長も無事に保護され、攻略戦は終了する。
【空蒼】大規模作戦第2フェーズ「第2次地球防衛戦」

オーストラリアのソーラータワーに内包されたソードオブジェクトが破壊されたこと、また第2次地球防衛戦で邪神腕に打撃を与え、邪神召喚結界の維持は困難となったように見えた。
しかし邪神は能動的な介入を開始、空間を崩壊させながらリアルブルーに現界を開始する。
この事態にトマーゾは地球封印作戦を実行することを宣言。それは邪神が地球を破壊する前に可能な限り救える人間を「月」ごとクリムゾンウェストへ転移して撤退、リアルブルーの「時」と「空間」を凍結し邪神を封印、時間を稼ぐ作戦だった。
世界中の時が止まればその時点での世界を守ることができるものの、封印が解かれなければ「何十億人もの人間に、目覚めるかどうかわからない眠り」を強いることになる。
これまでの戦いの中での「ハンターを信じる」人々の想いの中、地球に降り立った邪神を止めるべく、2機のサルヴァトーレ級は最速で地球へと向かう。
【空蒼】リアルブルー封印作戦
地球へと向かった邪神に変わり、崑崙へはニダヴェリールが攻撃を仕掛けていた。
反重力バリアで攻撃を無効化する要塞に対し、トマーゾの作戦に従い、ドリスキルはヨルズにバリア破壊用の反重力爆弾を搭載して出撃。ラズモネ・シャングリラをはじめとする援護を受けながら攻撃するものの、その反重力爆弾は発射されなかった。
ドリスキルはそのまま突撃、ヨルズもろとも爆弾を発動させ、バリアへの突破口を作ると、そこへラズモネ・シャングリラとともに突入部隊が突入する。
その突入隊の中にはユーキ・ソリアーノ (kz0283)との決着をつけるため、トモネ・ムーンリーフ (kz0282)も同行していた。
コントロールブロックまで到達した部隊は、操縦方法を知るユーキ、シュレディンガーの力を継承し新たな黙示騎士となったテセウスが待ち受けていた。
シュレディンガーの敵と激高するテセウスと戦いながら、かねてから財団が歪虚に利用されていたという罪を背負い死のうとするユーキに、トモネの存在をもって説得に当たるハンターたち。
ユーキはその言葉に歪虚と決別。コントロール権をトモネに返すと、テセウスは劣勢を判断し退却する。

一方クドウ・マコトは、歪虚専用機「マスティマII」とともに、自らの疑念と嫉妬をぶつけるべく、サルヴァトーレ・ネロとともに出撃。地球防衛艦隊とともにハンターたちが護衛する避難民が乗るシャトルへと攻撃を仕掛ける。
サルヴァトーレ・ネロは紫龍が乗り込んだドラゴンシップと化しており、マスティマIIの高い移動性能と、ネロに随伴するオート・パラディン、龍鱗結界のバリアをかいくぐるまでには至らない。
地球防衛艦隊が全面で防衛を行う中、防衛力が不足。救助の手が足りずに被害は大きくなってしまうものの、何とか脱出艇を月まで護衛することには成功した。
その月の地下の「世界樹」と「封神領域」では、南雲芙蓉が儀式を行い、月周辺ごとクリムゾンウェストへ転移させる、大精霊の地球封印の補助に入っていた。
月は今や人類生存の為の箱舟であり、凍結結界で地球全体を封印する為の観測地点であり、大精霊の力を補佐する場所でもある。その防衛の重要性は計り知れなかった。
その世界樹に向けてクリュティエ (kz0280)とラプラスが迫る中、ハンターたちはベアトリクスとともに迎撃。クリュティエへの集中攻撃によりラプラスがフリーになるなど、危うい面はあったものの、ハンターたちの密な防衛と、ベアトリクスの援護でラプラスを撃退し、被害は最小限に抑えることに成功した。

一方、地球へと降り立ったファナティックブラッドは、巨大な翼を剣に変えて海に打ち込み、すべての正のマテリアルを吸い上げようとする。
大精霊2人の力をもってしても困難な状況に、リアルブルーは今までの諦観を捨て、ハンターたちに助力を求め、ロッソとブル、そしてハンターたちは穿たれた2つの翼を破壊し地球の破壊を妨害すべく、黙示騎士の守る邪神翼へと決死の攻撃に出る。
ロッソには大精霊クリムゾンウェストが、ブルには大精霊リアルブルーが乗り、主砲の強化と邪神の波動の防御に全力を注ぐ中、マクスウェルとイグノラビムス、幾度も刃を交えてきた黙示騎士からその経験を生かして大精霊たちを防衛。
周囲の敵を掃討しつつ時間を得た2隻の戦艦は、それぞれの強化された主砲を邪神翼に発射。想定よりも早くかつ安全な撃破を行い、この決戦で理想的な勝利を収める。
【空蒼】大規模作戦第3フェーズ「リアルブルー封印作戦

邪神翼の破壊にあわせ、リアルブルーが地球凍結結界が展開すると同時、芙蓉は大精霊の帰還の願いながら述式を完了、月を中心とした領域がクリムゾンウェストへの転移を開始した。
同時に意識を失ったリアルブルーをナディアが救出。2機のサルヴァトーレ級とともにクリムゾンウェストへ転移させるものの、その反動により、ナディアはもう一度神の力を行使したら命に係わる意識不明の重体となってしまった。
リアルブルーとベアトリクスは、ナディアが目覚めるまでの間、その力を持って世界を守り抜くことを決める。

ニダヴェリールを奪還したことにより、莫大なエネルギーと資材、居住空間の一挙確保に成功。
サルヴァトーレ・ブルの居住ブロックなども用いて、すべての避難民を保護しつつ、ドナテロ議長の鼓舞とハンターズソサエティを通じての協力に、崑崙の再建は急ピッチで進んでいた。
また「強化人間」と「イクシード・アプリ」も、ハンターシステムを用いて精霊と契約し「覚醒者」として上書きすることで、邪神との契約を断ち切れることが判明。これまでの契約により短くなってしまった寿命や、失われてしまった健康までが戻るわけではないものの、邪神との関わりを絶った「人間」として生きられることが確認された。
この救済は、必然的に「ハンター」の戦力増加を期待できる。
無事に転移した地球防衛艦隊も数えるなら、ハンターズソサエティ……全世界の人々が邪神に対抗する戦力は強化されながら、封印された邪神への対策を待つ段階となっていた。
【空蒼】作戦後の世界の変化
連動シナリオ【空蒼】

【空蒼】大規模連動ピンナップ
KAXAK絵師
佐々木ゆるゆる絵師

10月~11月
【郷祭1018】
【郷祭1018】
【郷祭1018】
同盟の農業推進地域ジェオルジで半年に一度、村長会議の後に開かれる村長祭の別名として知られる『郷祭(さとまつり)』。領主セスト・ジェオルジ (kz0034)も相変わらず多忙な日々を送っていた。
今年は先代領主ルーベンの提案もあって初心に戻り、各地で精霊と自然を祀る祭壇が設けられることになった。
世界中で戦いが激化し、嫉妬王ラルヴァ配下の歪虚による妨害も発生したものの、ハンターたちの協力で精霊を祀る祭壇を通じて精霊たちとの交流は進み、今年も無事に祭りを終えることができた。
連動シナリオ【郷祭1018】
9月~12月
【落葉】
【落葉】
【落葉】
天誓事件の後、暴食の歪虚が動きを見せない中、皇帝ヴィルヘルミナ・ウランゲル (kz0021)は帝国の過去の過ちを正し、亜人や精霊と共存する国づくりを宣言。
様々な融和策を推し進めていく中で、9月ころ、騎士議会と対をなす「庶民議会」が開かれること、その議員の中に亜人を入れるとの号外が帝都に流れ国民に衝撃を与える。


エルフハイムからも長老、ユレイテル・エルフハイム (kz0085)の参加が許されたとの噂にも、主だったものはまだ半信半疑の状態の中、旧体制の貴族主義へと回顧を目的とする反政府組織「ヴァルツァライヒ」も動き始める。
そのトップにはかつて革命を成し遂げた現皇帝の父、生死不明であった獅子王ヒルデブラント・ウランゲルが立ったこともあり、治安と政情の悪化が進むこととなった。
また非人道的な研究も行っていたとされる帝国錬魔院にも監査の手が及び、院長のナサニエル・カロッサ (kz0028)も拘束される。
そんな休業状態とも言える錬魔院で、一つの調査依頼が再開される。
帝国随一と言える強烈な負のマテリアルに汚染された場所、重度汚染地域ラズビルナム
かつてクリケット (kz0093)が調査指揮を執っていたが、帝国各地での事件や北伐を含む世界的な戦い、汚染を浄化する技術の不足など、様々な理由で調査は停止されていた。
しかしこれまでの帝国の歩みにより、エルフハイムとの協力や機導浄化術の発展、四大精霊サンデルマンよりの危険さの指摘もあって、調査が再開されることとなったのである。
汚染領域ラズビルナムの調査は順調に進行し、さらなる奥、地下への突入口が発見。
その調査の中、ラズビルナムの状態は、反影作戦の時に確認された異界に似ているとタングラム (kz0016)が指摘する。
それが正しければ、ラズビルナムの地下には邪神の一部があることが推測されるこの報告に、10月、帝国はラズビルナムの調査と原因解消のためにハンターズソサエティと連携して動き出す。
【落葉】連動ハント「ラズビルナム浄化作戦」

ラズビルナムの調査はハンターズソサエティの協力により大きく進展し、異界の発生源が巨大な白亜の石造りの地下神殿と判明する。
そんな中、10月下旬、エルフハイムの古い記録から、エルフハイムの森の神への信仰と、ラズビルナムの剣魔への信仰は同方向のものであり、外敵を排除し徹底して閉じこもるという内容であったとわかる。
そしてラズビルナムを信仰していた亜人たちは空から来た神と一つになり、神の力によって永劫の夢を見ることになったという。
空から来たことから、それは邪神に関係するものと推測できたが、その中でかねてからの疑問が改めて浮上する。
つまり、「邪神」とは何なのか
反影作戦の異界についても、邪神が吸収・観測した様々な世界が再現されたものといわれており、ハンターの中からも「邪神の目的は全ての世界をひとつにすることではないか?」と推測する声もあった。
今回の精霊への信仰と歪虚への信仰の類似から、邪神は精霊のように人間に密に関係するものかもしれない。
そのような状況で地下神殿の探索が続行される中、ナサニエルは肉体改造により仕込んでいた魔導機械を術の媒介として、突如として脱走、行方をくらます。

11月半ば、帝国の各地に突然黒い「穴」が出現し、雑魔が湧き出し始めた。
帝国上層部はこれを異界の発生と判断、何者かがソードオブジェクトを発生させたと判断する。
その数日前、探索隊がラズビルナムの地下で不滅の剣魔クリピクロウズと交戦。時を同じくして地下の異界の領域が拡大を開始していた。
非覚醒者を含む調査隊は退避した後、ラズビルナムの異界はオルクス (kz0097)の時間凍結結界と似た性質を持つとの分析から、かつての森都の事件と同じく、スペルアンカーによる拡大の遅延を試みる。
しかし国内に散らばり始めた始めた異界により、非覚醒者に犠牲者が現れていた。
サンデルマンはこの状況に、あそこに凝り固まった数百年の負の思念はまだこの国に向いていると告げる。

その後、戦況は人類側有利に動いていたが、12月に入り事態は動き出す。
帝国軍によるラズビルナムの完全包囲と突入準備が完了する頃、それに呼応するかのように無数のソードオブジェクトが帝国中に発射。
また異界の中より、神殿の地下深くに埋没していたダモクレス級ソードオブジェクト「リヴァイアサン」が地上へと浮上を開始していた。
リヴァイアサンはクリピクロウズに従いこの地から去るべく、光の翼を広げ始めるものの、正常に動作していないうえに、帝国中から吸い上げた「救われぬもの」の願いが詰め切れず、自らの怨念の影響とあわせて暴発寸前にあった。
このままでは邪神翼は暴発、帝国全体に忘却の波動がまき散らされることになる。
その前に邪神翼とクリピクロウズを撃滅するため、ハンターたち突入部隊が戦闘を開始する。

【落葉】リフレインが叫んでる
神殿と一体化した邪神翼の周囲は、宇宙ロケットを打ち上げるような広場となっていた。またその神殿の屋上ではクリピクロウズが待ち受ける。
ダモクレスとベルフェゴールのように、クリピクロウズとリヴァイアサンは生命共有をしていたが、彼の歪虚は現在は暴走しつつある邪神翼に一方的に生命力を吸われ、また様々な怨霊にその身を操られ、意志とは別の戦いを強制させられていた。
クリピクロウズを苦しめているのが「彼女が救おうとした弱者の怨念」であることに気付き、その記憶媒体であるリヴァイアサンを破壊しようとするアイゼンハンダー (kz0109)とハンターたちは共闘することになる。
バリアを張り、自らの攻撃の他、記録された過去の怨念が形を持ったモノが襲い掛からせ、そしてクリピクロウズから強制的に生命力を引き出して傷を癒そうとあがく邪神翼であったが、その忘却の波動をグリューエリン・ヴァルファー (kz0050)が無効化する中、コアを破壊されたリヴァイアサンは機能を停止。同時にクリピクロウズも消滅という結末を辿った。
グランドシナリオ「【落葉】リフレインが叫んでる」

邪神翼が破壊されたことで、ラズビルナムの汚染を通常の術式で解消できるようになった。
これにより帝国国内は安定し、歪虚に関しては暴食王と邪神だけが残る問題となった。
その間にもヴィルヘルミナは庶民議会の議員の選出を終えていた。
その中には旧モンドシャッテ皇族の血を引くクリームヒルト・モンドシャッテ (kz0054)、ヒルデブランド・ウランゲルの名も入っていた。

戦いののち、ラズビルナム地上に浮かび上がった神殿。その近く、天に聳えた邪神翼の跡地に、遺跡の残骸を再利用した石碑が作られた。
浄化の力を森全体に伝えるため、そしてこの地で朽ちていった多くの報われぬ魂を弔うための要石――慰霊碑を置くのに、この場所が最適だったのだ。
こうして最後の四霊剣に纏わる事件は、静かに終わりを迎えたのだった。
連動シナリオ【落葉】

1017年12月
~1018年1月
CF
【CF】クリスマスフェスタ
【CF】クリスマスフェスタ
空蒼作戦の後処理に、ミリア・クロスフィールド (kz0012)とハンターズソサエティが追われている中、シルキー・アークライト (kz0013)より聖輝節の企画が提案された。
例年、この時期は盛大な催しが行われるが、今年は特に地球凍結結界の影響により大勢の傷ついた人々を抱えているだけに、パーティーが開ければ、避難民たちの安心にもつながるだろう。
そのシルキーから提案された企画は、「ケーキ屋さんバトルロイヤル」というものであった。


要するに「ハンターズソサエティ関係者がたくさんのケーキを作って被災者などに配ろう」という内容である。
この企画は採用され、リゼリオや崑崙だけではなく、世界中から集まった有志による、期間限定ケーキ屋さんのケーキ販売・配布が始まったのであった。
ケーキ屋さんバトルロイヤル

この催しは大盛況。ケーキは大量に交換され、ついにはリアルブルー (kz0279)がマスティマの力でサンタクロースのように配り始めるほど。
これが最後のクリスマスになるかもしれない。そう思える厳しい状況ではあったが、クリスマスの夜は最後まで心を明るくしながら更けていった。

●ケーキ屋さんバトルロイヤル 結果
1位

幻獣王のケーキ屋さん「我輩をあがめると良いのです!」
店長:チューダ (kz0173)

2位

カフェ ド リュウエン
店長:シャンカラ (kz0226)

3位

受付嬢のケーキ屋さん「オフィスの森」
店長:ルミ・ヘヴンズドア (kz0060)

連動シナリオ【CF】