クリムゾンウェストの歴史

1016年

本頁では、王国暦1016年でのクリムゾンウェストの歴史を記す。

※各タイトルをクリックすると、下に内容が展開されます。



1015年11月
~1016年1月
闇光
【闇光】絶対防衛戦
【闇光】絶対防衛戦
王国暦1015年夏の東方解放の勢いに乗り、クリムゾンウェスト連合軍により開始された、歪虚の領域「北荻」への戦闘である「北伐戦」は、1015年11月上旬、暴食の王「ハヴァマール」怠惰の王「ビックマー・ザ・ヘカトンケイル」の出現により撤退を余儀なくされた。
ハンター有志による決死撤退戦の結果、連合軍は撤退に成功するものの、歪虚の侵攻は止まらず、ノアーラ・クンタウ要塞や帝国国境の港湾都市ベルトルード、海を隔てたグラズヘイム王国国境付近のピースホライズンへと戦力を展開、災厄の十三魔ハイルタイレチタティーヴォ紫電の刀鬼(kz0136)、アイゼンハンダー(kz0109)も各地を襲撃する。


【闇光】絶対防衛戦
その後の12月下旬、ヴィルヘルミナ・ウランゲル (kz0021)が突如帝都バルトアンデルスに出現。帝国各軍師団長を招集して特級騎士議会を開催し、人類の歪虚への降伏を迫った。
提案を拒否されたヴィルヘルミナは、帝都にアンデッドを呼び込み戦闘を開始。帝国各地でも防衛戦が展開され、人類は何とかこの窮地を脱する。
大規模作戦「絶対防衛戦」第2フェーズ


ヴィルヘルミナの乱心は災厄の十三魔の一人「テオフィルス」に憑依されたためだった。
代理で指揮を執る皇弟カッテ・ウランゲル(kz0033)は帝国軍に皇帝討伐令を発令。
その作戦を隠れ蓑に、人々の祈りの思いを歌舞にて束ね、憑依から救う東方の浄化術「歌舞浄化陣」を、帝国錬魔院で開発された魔導機械「サウンドアンカー」により増幅、テオフィルスの憑依を断ち切る皇帝救出作戦が立案される。

作戦の準備が進む中、ハヴァマールと不壊の剣機バテンカイトスを中核としたアンデッドの軍団は南下を続けていた。
年が明け1016年1月上旬、ハンターと人類連合軍は、不時着したままのサルヴァトーレ・ロッソを中心に防衛陣地を展開。
【闇光】絶対防衛戦
同時に帝都では、憑依ヴィルヘルミナを浄化陣の効果範囲までおびき寄せる作戦とサウンドアンカーの設置、そしてグラズヘイム王国王女システィーナ・グラハム(kz0020)とともに浄化陣の発動に必要な、人々の共感の心……正のマテリアルを集める儀式として特設ステージが開催される。
ハンターたちの尽力もあり帝国北部防衛戦は成功。歌舞浄化陣も発動し、テオフィルスの憑依よりヴィルヘルミナを救い出すことに成功したのだった。
大規模作戦「絶対防衛戦」第3フェーズ

【闇光】絶対防衛戦
歪虚の侵攻を食い止め、災厄の十三魔の1体、テオフィルスを撃破したものの、ヴィルヘルミナは記憶を失い、皇帝の責務を果たすには難しい状態となったため、皇帝代理人であるカッテは帝国の皇帝権の代行を宣言した。
また、テオフィルスにより関係が悪化していた帝国と辺境部族の間で、辺境部族への帝国の不干渉と、クリムゾンウェスト連合軍としての共闘を約定する「パシュパティ条約」が結ばれることとなる。

北伐という人類の最大の攻勢は、歪虚王を中核とする反撃により失敗。敵の再侵攻は各国に大きな爪痕を残した。
だがクリムゾンウェスト連合軍という、これまでにない国を超えた一大戦力の結成、そして再侵攻を耐え抜き勝利した戦いの記憶は、これからの歪虚との戦いに大きな希望を残すものともなった。

【闇光】大規模連動ピンナップ
こちぽい絵師
蒼和伸絵師
墨本 リュウ絵師

1015年12月
~1016年1月
除夜の鐘108
除夜の鐘108
除夜の鐘108
イラストコンテスト『除夜の鐘108』が開催。
クリムゾンウェストでは定着はしていないものの、リアルブルーでは有名な除夜の鐘。新年を迎える時、寺院にある鐘を108回衝くと煩悩が祓われるとか。
多くの参加者が、書初めをしたり着物を着たりと思い思いの年末年始を楽しんだようだ。

●シングル部門
3位

ジュード・エアハート(ka0410

●ツイン部門
2位

エアルドフリス(ka1856)&
ジュード・エアハート(ka0410

●ボイス部門
1位

Uisca Amhran(ka0754


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1月~2月
節V
【節V】節分&ヴァレンタイン
    アカシラの義理(人情)チョコレート作戦
【節V】節分&ヴァレンタイン アカシラの義理(人情)チョコレート作戦
東方での騒乱の後、歪虚『悪路王』の副官だったアカシラ(kz0146)はグラズヘイム王国に身を寄せていた。
未だ先の戦乱にて受けた傷は心に深く突き刺さっている。
苦く激しい悔恨が、胸を灼く。
そんな折り、バレンタインデーが間近に迫るアカシラは、街で義理チョコという物を知る。街角で男達がチョコを貰えないと嘆いていたシーンに遭遇したのだ。義理でも良いから欲しいという。
チョコが何なのかは分からないが、義理ならば熟知している。
義理と聞いては放っておけない。
アカシラは、義理の為に重い腰を上げる。


しかし、問題はチョコだ。
西方ではカカオ豆が貴重。資金が多ければチョコを作るだけのカカオ豆は確保できるが、アカシラには先立つ物がない。
悩むアカシラだったが、ヘクス・シャルシェレット(kz0015)よりカカオ豆を見せられた瞬間、アカシラの脳裏にあった記憶が呼び戻される。アカシラは東方でカカオ豆を見た事があったのだ。
商売の匂いを察知したヘクスは、早々にアカシラと共に東方へ向かう。
さらにカカオ豆の噂を聞きつけたハンター達も同行。実はバレンタインデーを開催できる程のカカオ豆が確保できず、バレンタインデー中止の危機に陥っていたのだ。
鳩妖怪を撃退しながらカカオ豆確保に奔走するハンター達。
気付けばバレンタインデーが開催できるだけのカカオ豆を確保する事ができた。だが、カカオ豆の過剰供給のおかげで一攫千金を狙ったハンターはあてが外れてしまったのだが……。

鬼の部下達に協力してもらい、チョコを作り出したアカシラ。
だが、街角でぼやいていた男達に渡す頃にはバレンタインデーも終了していた。
悔しさ交じりに笑顔を浮かべたアカシラ。カカオ豆を追い求める時間は、得難いものであった。あの東方での騒乱も手の中にあるチョコのように苦く、それでいて甘い。
その事に気付いたアカシラは、満足そうに踵を返した。
連動シナリオ【節V】

1月~3月
浪漫
浪漫
浪漫
イラストコンテスト浪漫が開催。
今年のバレンタインは『浪漫』がテーマ!
多くの参加者が、色々な浪漫溢れるバレンタインを楽しんだようだ。

●ツイン部門
2位

柏木 千春(ka3061)&
セレスティア(ka2691

3位

エアルドフリス(ka1856)&
ジュード・エアハート(ka0410


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2月~4月上旬
龍奏
【龍奏】北部遺跡奪還~遺跡防衛戦
【龍奏】星の傷跡
北荻の大侵攻により痛手を負った西方諸国に復興への機運が高まる中、ハンターズソサエティ総長ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)は、彼女の故郷である滅びたはずの北方王国「リグ・サンガマ」とその守護者・六大龍の一である青龍と連絡を取り、共闘することを提案する。
【闇光】の戦いにより歪虚陣営の影響力が低下し、亡国の生存が確認されたのだという。


北部遺跡奪還 ユニット残骸争奪戦
かくして共闘のため、ハンターたちは聖地リタ・ティトの龍脈を用いたナディアの秘術により、歪虚の領域・北荻を飛び越えてさらに北へと転移。
2月上旬、古い神殿である「カム・ラディ遺跡」を奪還後、転移門を設置して、北への橋頭保を築く。
連動シナリオ「【闇光】北部遺跡奪還」

同時期の2月上旬、【闇光】の戦いでサルヴァトーレ・ロッソが不時着したゾンネンシュトラール帝国北部・フレーベルニンゲン平原付近に、災厄の十三魔レチタティーヴォの遺志が込められた人形型歪虚が出現。戦場に放置されたCAMや魔導アーマーの残骸を破壊し始める。
これらのパーツを守り回収するために、連合軍はハンターから有志を募り、人形型歪虚とユニット残骸を巡る争奪戦を繰り広げた。
連動シナリオ「ユニット残骸争奪戦」

カム・ラディ拠点防衛戦
一方、遺跡を奪還した連合軍の前に地球統一連合宙軍中尉・ラヴィアン・リュー(kz0200)が現れる。彼女は極秘任務を帯び、サルヴァトーレ・ロッソ転移後のリアルブルーから転移し、リグ・サンガマの協力を得て活動していた。
彼女から、現時点ではリグ・サンガマの中核・龍園ヴリトラルカの協力は見込めない、と告げられた連合軍は、2月中旬から3月、遺跡の補修と周囲の開拓、歪虚の掃討のため、精霊たる龍の亡骸が結晶化したマテリアル鉱石「龍鉱石」を集めるべく、遺跡周辺の探索を開始する。
連動シナリオ「カム・ラディ拠点防衛戦」

【龍奏】星の傷跡 【龍奏】星の傷跡
強欲の七眷属である竜の襲撃の中、ハンターたちに接触してきたのは、青龍に仕える神官にしてナディアの兄、アズラエル・ドラゴネッティであった。
ナディアは歪虚へ対するには龍と人との協力が必要と考え、北荻の大侵攻に伴い南下、西方世界にハンターズソサエティとハンタークラスシステムをもたらした。しかし目的であった龍と人との協力は、時の流れの中で忘れられてしまった。
そのすれ違いゆえに、アズラエルはまだ連合軍に力を貸すことはできないと告げる。
3月下旬、連合軍の存在を「強欲王メイルストロム」が察知。配下の歪虚軍将「魔龍ザッハーク」が竜を率いて襲撃する。超巨大竜種「グランドワーム」を有して東西よりカム・ラディ遺跡に進軍する歪虚に、ハンターたちと連合軍は遺跡の防衛機構「龍鱗イニシャライザー」による結界を展開して迎撃。
災厄の十三魔ナナ・ナイン(kz0081)、紫電の刀鬼(kz0136)も参加する激戦の末、敵を退けることに成功したのだった。
(グランドシナリオ「遺跡防衛戦」「巨竜迎撃戦」

>>4月~5月上旬:【龍奏】龍園ヴリトラルカ

3月~4月
虚動
公認ギルド『交流所《白雪》』主催
       【春待】イースターエッグを探せ!
公認ギルド『交流所《白雪》』主催 【春待】イースターエッグを探せ!
今年の公認ギルドのひとつ、交流所《白雪》のギルドマスター、銀 真白ka4128)主催のイースターイベント【春待】。
イベント参加ギルドそれぞれで用意された【春待】イベント専用掲示板にて、発言と同時にダイスを振るだけで参加可能!


各ギルドで設定された探索値に達すると、参加ギルド考案のイースターエッグが、さらに探索イベント中に各ギルドごとに設定されたゾロ目が出れば、公式NPC手作りのイースターエッグも参加者全員に配布されました。
沢山の人が訪れて盛り上がりを見せていました。

配布アイテムはこちらから確認できます


虚動
公認ギルド『静寂の時雨亭』主催
       花見イベント【宴花】
公認ギルド『静寂の時雨亭』主催 花見イベント【宴花】
今年の公認ギルドのひとつ、静寂の時雨亭のギルドマスター、和泉 澪ka4070)主催の花見イベント【宴花】。
イベント参加ギルドそれぞれで用意された【宴花】イベント専用掲示板にて、花見をテーマとした交流会が開催されました。


また、参加各ギルドごとに参加記念品として、風流な春の一品が配付されました。
沢山の人が訪れて盛り上がりを見せていました。

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1月~5月
【審判】
【審判】
【審判】
王国史上最大の危機。
それは、エクラ教徒の巡礼団が歪虚に襲撃されるという痛ましい連続事件を切欠に姿を現すこととなった。

1015年6月頃。
ハンターらは、王国各地で勃発するそれらの事件を経て、巡礼集団を狙うある組織の存在に気付く。


それは、歪虚との大戦を経て多くを失い、エクラの教えに絶望した王国の民がつくりだした新興宗教『テスカ教団』
謎の歪虚・天使『ベリト』により、テスカ教団は歪虚の力を得て“多数の堕落者を擁する終末思想・歪虚崇拝の組織”と化していたのだった。

しかし、彼らがエクラ教の巡礼集団ばかりを狙うのはなぜか?
その理由は、王国が千年の長きに渡り守り継いできた秘術“法術陣”の存在だ。
エクラの巡礼とは、元来王国に敷かれた巨大な魔法陣“法術陣”へと正のマテリアルを流し込む為の儀式。
何らかの手段で情報を入手したベリトは、巡礼者による正の循環を阻み、歪虚の手で陣に負の力を流入させ、法術陣を汚染することで不正使用を企んでいたのだ。
連動シナリオ【審判】

【審判】 【審判】
真実を掴んだ聖堂戦士団長ヴィオラ・フルブライト(kz0007)と王国騎士団長エリオット・ヴァレンタイン(kz0025)は、共に王国に迫る危機に立ち向かう事を決意。
王国首脳陣の理解とハンターらの協力を得て、1016年6月、ついに法術陣の汚染を浄化することに成功する。
しかし、このままではまた同様の事件が繰り返されるだろう。
ならば“首魁”を討ちとるべきと判断し、王国騎士団長の号令で王国連合軍はさらに攻め手に踏み切ることとなる。
この場でベリトを討ちとるべく、遂に法術陣が発動。
それにより、ベリト配下の歪虚軍は消失。ベリト自身も能力を押さえこまれた窮地に立たされるのだが──討伐作戦は、成功を収めることができなかった。
ベリトは、ハンターらの目の前で真の姿を明かし、そして高笑いを残して消える。
「この“メフィスト(kz0178)”の手によって、王国と教会の光は地に墜ちたと!」
グランドシナリオ「【審判】ラストジャッジメント」

【審判】MVPピンナップ
キャプション画像
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3月~5月
【幻魂】
【幻魂】
【幻魂】
蛇の戦士シバ(kz0048)が残した『霊闘士の奥義』
それは、己の生命力を消費して、もう一段階祖霊と深く繋がる事で驚異的な能力を手に入れる術であった。文字通り命を賭した禁断の術であったが、スコール族の族長ファリフ・スコール(kz0009)は歪虚との戦闘が激化する事を予見。ハンターと共に奥義取得に必要な『祖霊の欠片』を手に入れるべく、ファリフは『魂の道』での試練を受ける。


【幻魂】 【幻魂】
ハンターと共に祖霊の欠片を手に入れて幻獣の森へと戻ったファリフ。早速、祖霊の欠片を使ってみるが、眩い光を放った後、大きな変化は見られなかった。ファリフと共に戦う大幻獣フェンリルによれば祖霊の欠片は覚醒を促す物であり、覚醒させる物ではないという。
半信半疑なファリフではあったが、ここで一報がもたらされる。
災厄の十三魔が一人、ハイルタイは同じく歪虚の青木燕太郎(kz0166)らを引き連れて幻獣の森を包囲したのだ。度重なるハンターの妨害に業を煮やしたハイルタイが大軍を率いてハンターを倒して幻獣達のマテリアルを狙っていた。
ファリフはハンターともに一時的な歪虚の撃退に成功。しかし戦闘の最中、ファリフに固執する歪虚アクベンスの奇襲によりフェンリルが負傷してしまう。
ファリフは必死に看病するが、フェンリルは死亡。悲しみにくれるファリフへ部族の戦士も幻獣の森撤退を提案するが、ファリフはそれを拒否。歪虚との徹底抗戦を決意する。
その時、ファリフの中に眠っていた霊闘士の力が覚醒。亡くなったばかりのフェンリルを祖霊とした上、フェンリルと一体化。新たなる力を得て、再び襲撃を仕掛けてきた歪虚を撃退する。
激しい戦いの中、ハイルタイはハンターに追い詰められた後、青木燕太郎の裏切りにあって力を吸収されてしまう。幻獣の森包囲もすべては青木がハイルタイの力を狙っての策謀であった。

戦いの後、ファリフはフェンリルの眠る墓へ訪れる。
歪虚と戦い続ける覚悟を新たにし、祖霊となったフェンリルと共に連合軍の待つ北へ向かった。
連動シナリオ【幻魂】

4月~5月上旬
龍奏
【龍奏】龍園ヴリトラルカ
【龍奏】星の傷跡
滅びたはずの北方王国と共闘すべく、北の遺跡カム・ラディに転移したハンターたちと人類連合軍を、北方を拠点とする強欲の七眷属とその軍将「魔竜ザッハーク」が襲撃。
激戦の末、これを退けたハンターたちは、龍園の支配者である青龍の許しを受け、4月中旬、ヴリトラルカにある聖地へと赴いた。
(グランドシナリオ「遺跡防衛戦」「巨竜迎撃戦」


【龍奏】星の傷跡 【龍奏】星の傷跡 【龍奏】星の傷跡 【龍奏】星の傷跡
これまでの行き違いを理解しつつも、世界の調整者として人の支配は必要と告げる青龍との会見ののち、龍園側より近傍にあるデ・シェール遺跡ザムラ・ガラン遺跡、敵の制圧下にある二つの遺跡の奪還が提案された。
ハンターたち連合軍は、龍園の戦力と地球統一連合軍の部隊と協力し、遺跡奪還作戦を開始する。
連動シナリオ「第二の遺跡奪還戦」

遺跡の奪還成功に青龍は転移門の設置を許可しつつ、北方の秘密を明かす。
龍園よりさらに北にある巨大なクレバス、地脈・龍脈と呼ばれるマテリアルの流れが集う地の一つであり、星の中枢に通じるとされる「星の傷跡」には、歪虚が出現する異世界への門「ヴォイドゲート」が存在していたのである。
はるか昔、六大龍の一・赤龍として南方大陸を守護していたメイルストロムは突如歪虚と化し、強欲の七眷属を率いて北の地を攻め、ゲートにより数多の歪虚を呼び込んだ。
青龍は強欲の王とヴォイドゲートを封じるものの、北方王国は滅亡、後に北狄と呼ばれる歪虚の勢力圏が築かれた。さらに青龍は封印の維持に力の大半を奪われ、このままではいずれ封印は解除されるだろうという。
ここに至って、連合軍は二つの道を提示される。
一つは、分離されたメイルストロムの力、巨大な竜の姿をした超越体を撃破して力を弱め、封印を存続させること。
一つは、封印を解除し、最大の力を発揮するヴォイドゲートとメイルストロムの心核を完全に破壊すること。
ラヴィアン・リュー (kz0200)よりゲート使用によるリアルブルー帰還の可能性も提示される中、ハンターたちは星の傷跡への威力偵察と同時に、作戦を決定するための投票を行った。
結果、封印を維持し、メイルストロムの「体」を撃破することとなった連合軍は、CAMや新型の魔導アーマー「ヘイムダル」など戦力を補充、星の傷跡への攻撃の準備を整えるのであった。
連動シナリオ「星の傷跡」

>>5月~6月:【龍奏】星の傷跡

5月20日
祝!二周年!
ファナティックブラッド二周年!
祝!2周年!
5月20日、サルヴァトーレ・ロッソの人々のハンターとしての受け入れが開始されてから、2年の節目を迎える。
本年表に記載されている通り、多くの事件・戦いを経て、ハンターたちの冒険の足跡はクリムゾンウェストに刻まれている。
北の果てにある星の傷跡に、異世界への転移門があることが判明。地球帰還に向けての機運が大きく高まり始める。
5月
春郷祭
【春郷祭】
戦勝記念祭
自由都市同盟の農耕推進地域ジェオルジでは、昔から春と秋の二度、統治者一族が『村長の寄合』を催し、各村の状況を確認。その終了後、半年の労をねぎらう酒宴を実施した事がきっかけで始まった『村長祭』
今回も盛大に執り行われる事となったのだが、今までと大きく違う箇所があった。


サルヴァトーレ・ロッソからの移住を積極的に受け入れたジェオルジでは、多くのリアルブルー人が存在していた。彼らは農業コロニーの住人でもあったが、だからといって全員が農業従事者ではない。中には加工や流通、販売を担っていた人々も存在する。
そこで彼らは『ジェオルジ蚤の市』を提案する。
参加費を支払い、決まった敷地内で出店を行う事ができる。
実は商人ギルドへの登録を希望するも、先立つ物が不足している状況を打破するべく小売業を営んでいた者達の提案だった。
当初はジェオルジの村長達からも警戒されていたが、リアルブルーの珍しい品々が存在するという噂が広がり、例年でも多くの人々がジェオルジに集まった。まさに成功と称しても差し支えない実績を残す事ができた。
連動シナリオ【春郷祭】

4月~6月
龍奏
【龍奏】星の傷跡
【龍奏】星の傷跡
5月中旬、投票の結果に従い、連合軍の星の傷跡への攻撃と、封印の破壊を目的とした歪虚の龍園への攻撃が同時に開始。
龍園は青龍の力を増幅し封印を強化するよう建築されているため、街の構造物への被害も最小限としなければならない。その難しい状況を防衛隊はよく守り、災厄の十三魔・ガルドブルム(kz0202)を撃退、防衛に成功する。


一方、星の傷跡への突入部隊の前に、怠惰の七眷属・暴食の七眷属の歪虚の大群が立ちはだかった。
指揮を執る青木 燕太郎(kz0166)の足止めと、怠惰の王「ビックマー・ザ・ヘカトンケイル」に関係があるらしい謎の少女「オーロラ」への「手出し」によって、敵を混乱させることに成功したハンターたちは囲みを突破。
続く星の傷跡へと通ずる洞窟内部で、暴食の王「ハヴァマール」が無限に生み出すスケルトンと災厄の十三魔アイゼンハンダー(kz0109)を撃退した。
そして、星の傷跡に到達したハンターたちは、その上空にてメイルストロムとザッハーク率いる強欲の竜との空中戦を開始。龍鉱石の秘められた力も発動する激戦の末、ハンターたちはザッハークに致命傷を与えるものの、メイルストロムの撃破には至らず、地上に引き下ろすのみとなった。
大規模作戦「龍奏作戦」第1フェーズ

【龍奏】星の傷跡
決戦の最中、星の傷跡上空に突如、封印されている物とは別のヴォイドゲートが出現。そこから記録上はサルヴァトーレ・ロッソ転移の際に破壊されたリアルブルーのコロニー「LH044」が現れた。
狂気の七眷属と融合したコロニーは、歪虚CAMをはじめとする多数の眷属を放出。星の傷跡の封印を破るべく、メイルストロムを侵食しながら大聖堂へと進軍する。
そこに龍鉱石と北方の魔法技術を適用した改良型エンジン「憑龍機関」を搭載したサルヴァトーレ・ロッソが救援に到着。リアルブルーの強襲揚陸艦ヴァルハラを核とする群体型歪虚「エンドレス」と交戦状態に入る。
混迷する戦場に青木以下、怠惰の七眷属は撤退するものの、ハヴァマールは不遜な狂気の軍勢を討ち滅ぼすべく、人類軍とともに戦闘を開始。
龍園ヴリトラルカの防衛戦は孤立した友軍を救助しながらの戦闘のため、苦戦を強いられるものの、敵の中核であるグランドワームを撃破し、防衛に成功した。
LH044では中枢区画を破壊すべく、ハンターたちは外壁の穴から突入。突入時の防衛VOIDとの戦闘、そして機械を侵食し無線をジャミングするLH044内部の環境に苦境に立つが、アイゼンハンダーと紫電の刀鬼 (kz0136)の協撃もあり、LH044のメインシステム破壊に成功した。
サルヴァトーレ・ロッソとエンドレスの戦闘は、地上戦で一部混乱がみられたが、歪虚CAM「ヴァルキリー1」を撃破。ヴァルハラのミサイル発射口を破壊するなど、人類側が勝利を収める。
そしてメイルストロムへと矛を向けたハンターたちは、ハヴァマールの助力もあり周辺のVOIDを早々に排除。侵食され意思も定かならぬ王を止めるべく、ザッハークはハンターたちと共闘。強欲王を侵食する大型VOIDを撃破したものの、魔竜はそこで力尽きる。
その後、星の傷跡の影響か、集められた龍鉱石が何らかの反応を起こしたのか、狂気の侵食と攻撃を低減する守りの加護が発生。ハンターたちはユニットによる拘束作戦から一斉攻撃を行い、強欲王の超越体を撃破した。

メインシステムとそれに融合していたVOID中枢の破壊により、LH044は撃破された。
またメイルストロムの超越体を破壊したことにより、中枢体とヴォイドゲートの封印は維持。将であるザッハークを失った強欲の軍勢は、統率を失い瓦解、撤退することとなる。
大規模作戦「龍奏作戦」第2フェーズ

戦いののち、青龍とハンターズソサエティの間で和解が成立、北方王国とクリムゾンウェスト連合軍は協調の道を選択する。
星の傷跡に封印されたメイルストロム、そしてヴォイドゲートの問題は残っているものの、北伐という歪虚への大反抗は人類史に残る偉業となった。
また過去に分かたれた人類と世界の守護者が新たに一つになり、北方王国と龍に秘められた世界の謎により、歪虚との終わりなき戦いを解決する希望が世界に示されたのであった。
龍奏作戦後の状況


【龍奏】大規模連動ピンナップ
弌花瞠絵師
kamohumi絵師
朝霧圭絵師

5月~6月
白銀のアルカナ
白銀のアルカナ
白銀のアルカナ
イラストコンテスト『白銀のアルカナ』が開催。
今年もやってきた結婚式の季節。リアルブルーでは結婚式が多く開催される月として知られているこの季節、多くの参加者が、プロポーズや想い人と結ばれた姿を披露し、祝福の声が響き渡った。

●シングル部門
2位

ジャック・J・グリーヴ(ka1305

3位

柏木 千春(ka3061

●ツイン部門
3位

エアルドフリス(ka1856)&
ジュード・エアハート(ka0410


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7月
星願
公認ギルド 喫茶『雪風』主催
        七夕イベント【星願】
公認ギルド 喫茶『雪風』主催 七夕イベント【星願】
公認ギルドのひとつ、喫茶『雪風』のギルドマスター、夕凪 沙良ka5139)主催の七夕イベント【星願】。
協力ギルドでのミニゲームに参加し、終了後に短冊を貰い、受け取ったら短冊に「喫茶『雪風』」で願い事を書き込むという楽しいイベント。 参加者全員に参加賞のアイテムが配布され、沢山の人が訪れて盛り上がりを見せていました。


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5月~8月
武闘大会【闘祭】
武闘大会【闘祭】
武闘大会【闘祭】
北方での龍奏作戦に成功したハンターズソサエティであったが、これまでの西方各地での戦い、そして東方・北方への遠征が続いたことにより、ソサエティ、そしてそこに所属する大手のギルド「ユニオン」の財政状況は火の車となっていた。
そこでヘクス・シャルシェレット(kz0015)から提案されたのは武闘大会。多数の英雄であるハンターたちをそろえていることを誇示し、協賛金を確保するために、ハンターたちがその腕を競い合うイベントの開催であった。


武闘大会には多くの参加者が名乗りを上げ、優勝者を予想するトトカルチョも開催。ハンター各位からのレポートやシミュレーションバトルなど、大きな反響と莫大な利益を上げる事に成功。
同時に開催されたハンターズソサエティが主催するハンター交流プログラム・ギルドフォーラムも、近年稀に見る盛況で幕を閉じた。
武闘大会【闘祭】
■各リーグ優勝者
●ルーキーリーグ(LV1~19&アイテム強化Lv5限定)

アルフレート・ウォーダン(ka6161)
闘祭スキル:【心の刃】

●ミドルリーグ(LV20~39&アイテム強化Lv10限定)

フィルメリア・クリスティア(ka3380)
闘祭スキル:【アイシクルコフィン】

●マスターリーグ(ハンターレベル、アイテム強化レベル不問、無差別級)

万歳丸(ka5665)
闘祭スキル:【金剛不壊】

6月~8月
詩天
【詩天】
【詩天】
東方――エトファリカ連邦国。
その東部に『詩天』と呼ばれる地域があった。
ハンター達に依頼が舞い込んだのは、この詩天内の不穏な空気を幕府が察知したからである。
代々三条家の中で優秀な符術師が詩天と呼ばれる頭首の座に就き、政を執り行う。

だが、八代目詩天の三条氏時が突然の逝去。
その結果、九代目詩天を巡って三条家を割る程の大きな戦いが勃発した。後に千石原の乱と呼ばれる戦いは、後に大きな禍根を残す事になる。


混乱する詩天に不穏な存在が暗躍しているという情報を得た八代目征夷大将軍・立花院 紫草(kz0126)は朱夏(kz0116)を通じてハンター達に詩天へ赴いて現状を調査して欲しいと依頼する。

依頼を受けて詩天に向かったハンター達は、詩天の萩野村で歪虚である泥田坊に説教をしている少年……『シン』と出会う。
萩野村は幾度となく泥田坊に襲われており、少年はこの事件を解決する為にやって来たのだという。
何だかすこしズレている上に、どう見ても実戦経験がないシンになし崩しに協力することになったハンター達はその後も少年に協力することを約束。
【詩天】
その後、再び襲ってきた泥田坊を協力して撃退し、ハンターを信頼した少年は己の正体――九代目詩天・三条 真美(kz0198)であることを告白する。
泥田坊をけしかけていた首謀者が近くの砦を根城にしていると突き止めた真美は、ハンターを伴い砦に乗り込み、泥田坊を撃破。
首謀者に迫ると謎の青年が現れ……それは千石原の乱で死亡したはずの三条 秋寿
――真美が兄と慕う人物であった。

また、詩天の首都・若峰では失踪事件が起きていた。
首都警備隊、通称『即疾隊』は失踪事件の調査を命じられ、人手不足から、即疾隊はハンターを仮隊士となるよう依頼し、調査に当たることとなった。
調査を続けていたハンターと新人隊士の壬生 和彦(kz0205)は正気とは思えない浪人と遭遇し、取り押さえることに成功する。
浪人に金儲けの話をする人物がいるらしい。
更なる調査を重ねたハンター達は、浪人達が歪虚に乗り移られたこと、更に裏で手を引いているのは豊後屋にいる斉鹿という人物だということを突き止める。
その後、斉鹿の捕縛、蜘蛛の討伐に成功。一部の行方不明者を保護し、事件は収束し――そして、和彦はこの事件の後、即疾隊の一番隊隊長を拝命することとなった。
連動シナリオ【詩天】

7月~8月
color night carnival
color night carnival
color night carnival
季節は夏。夏と言えば浴衣に水着。
今年も夏をテーマにしたイラストコンテスト『color night carnival』が開催。
参加者は普段の装いから浴衣や水着へと着替え、思い思いの夏を表現し合った。

●水着ツイン部門
1位

柏木 千春(ka3061)&
クレール・ディンセルフ(ka0586

●浴衣ツイン部門
2位

エアルドフリス(ka1856)&
ジュード・エアハート(ka0410

●ボイス合作部門
2位

ルナ・レンフィールド(ka1565)&
エステル・クレティエ(ka3783


受賞作品はこちらから確認できます

7月~8月
蒼乱
【蒼乱】崑崙基地防衛戦
【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
龍奏作戦の終了直後、地球統一連合宙軍中尉・ラヴィアン・リュー(kz0200)は、クリムゾンウェストへの転移を行った、自らの目的を連合軍に明かす。
それは、サルヴァトーレ・ロッソの開発者であるトマーゾ・アルキミア(kz0214)よりの依頼で、かの宇宙戦艦を地球へと帰還させることであった。


サルヴァトーレ・ロッソに登載された世界間移動機能は、「大転移」の際、予定外に発動。
その後、サルヴァトーレ・ロッソの消失という戦力の激減に、地球統一連合は急遽サルヴァトーレ級2番艦「サルヴァトーレ・ブル」を竣工させるものの、消失の原因でもあるサルヴァトーレ級に関する情報開示を、トマーゾは拒否していた。
秘匿情報に対し各国が利権を巡りつつ、VOIDの侵攻をしのぐ中、西暦2014年11月22日(王国暦1014年11月22日、以後対応する日付は省略)、ラヴィアンがトマーゾの護衛兼監視に任命。
そして紆余曲折を経た西暦2015年12月14日に、ラヴィアンたち連合宙軍の部隊はサルヴァトーレ・ロッソ帰還の極秘任務を帯びてクリムゾンウェストへと転移、その後は【龍奏】の戦いに語られる状況となった。
【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
ラヴィアンが持ち込んだトマーゾ制作のデータをナサニエル・カロッサ(kz0028)の開発した龍鉱石使用型マテリアルエンジン「憑龍機関」と合わせることで、サルヴァトーレ・ロッソの異世界転移装置を起動できることが判明。
ハンターズソサエティは武闘大会と並行して転移装置起動に必要な龍鉱石の収集と、成功確率60%の片道切符となりうる転移実験に参加する「調査隊」の募集を開始する。
転移について

【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
武闘大会の終了後の7月末、サルヴァトーレ・ロッソの転移実験が開始。実験は成功し、サルヴァトーレ・ロッソは地球圏の月近傍の宙域に転移する。
そのころ、地球の守りの要でもある月面基地・崑崙「擬人型」やCAMを取り込んだ「歪虚CAM」を含む、VOIDの大規模な襲撃を受けていた。
月面基地に迫る狂気の群れと強大な歪虚CAM「ベアトリクス」から基地を守るべく、サルヴァトーレ・ロッソは崑崙駐屯軍と協力し戦闘を開始。同時に連絡艇を用いて崑崙内へ突入、取り残された住民の避難誘導と軍事ドームの防衛、そしてトマーゾの救出作戦を敢行する。
しかし避難中のトマーゾのもとには、黙示騎士(ペイルライダー)マクスウェル (kz0281)と名乗る謎の歪虚が出現していた。
基地へと突入した部隊はこの謎の歪虚と交戦。未完成のサルヴァトーレ級3番艦を破壊されたものの、基地内の救援と防衛は成功する。
また苦戦を強いられたものの、月面上でのベアトリクスをはじめとする歪虚CAMとの戦闘も勝利。マクスウェル・ベアトリクスら歪虚は撤退する。
(グランドシナリオ「崑崙基地防衛戦A」「崑崙基地防衛戦B」


9月~
初心
【初心】新人ハンター強化連動!
初心
ハンターが足りない。
ハンターズソサエティから聞こえてくる嘆き。


ハンターズソサエティ。それは歪虚と闘う狩人たち、ハンターをまとめる組織である。
あらゆる国家に属さず、覚醒者という特異な能力を持つ者たちを保護、運用している。そこには何よりも自由を重んじる気風があった。
故に、ソサエティはその門を叩くものを決して拒まない。過去も素性も、歪虚と戦う意思と素質があるのならば二の次なのだ。
ハンターの中には従軍経験者であったり、冒険者として活躍していた者も多く、専用の訓練プログラムは存在しなかった。
切羽詰まった戦況では新入りの教育に割く余力がなかったのもあるし、それが必要かどうかを判断するより前に、ハンターらは最前線へと送られていたからだ。

――ハンターは覚醒者だ。
常人より力があるとはいえ登録したてならなおのこと、戦闘については素人であることも多い。
冒険の途中で倒れたり大怪我をして戻ってくることも増えて来る。
人を増やそうにも、倒れられてしまっては困るのだ。
だからといって簡単な仕事だけ回しているようでは経験を積めない。
実戦の本物の危機感こそが一流のハンターを育て上げる最大の教師なのだ。

こうして、【初心】と銘打たれた、ハンターの訓練プログラムが始動した。
全ては未来の英雄のために。そして、命を落としてきた過去の戦士たちのために。
無数にある始まりの物語を、悲劇で終わらせないために。
ハンターズソサエティは、今日も依頼を斡旋する。
連動シナリオ【初心】

8月~10月
月機
【月機】
月機
ウサギ型の大幻獣『ツキウサギ』の仲間であるユキウサギ達が、おばけクルミの里と呼ばれる場所に隠れ住んでいる事が判明した。
既にユキウサギは絶滅していたと考えていたツキウサギは、早速オイマト族長バタルトゥ・オイマト(kz0023)と共におばけクルミの里を訪れる。久しぶりの再会に喜ぶツキウサギであったが、突如『錬金術の到達者』コーリアス (kz0245)が現れて里の周囲を包囲した。
しかし、コーリアスは里を包囲するだけで攻撃を仕掛ける素振りも無い。


狙いは一体何なのか。
その疑問を抱くハンター達に対して、コーリアスは交渉の場を準備する。この戦いを『遊戯』と捉えるコーリアスは、戦いのルールを取り決めたかったのだ。
交渉の結果、『決戦は三週間後、その間コーリアスは錬金術を運用してはならない』というルールが決定する。
しかし、このルールには大きな穴があった。
事前に作っておいた兵器を使用は禁止されていないのだ。この穴に気付いたコーリアスは事前に準備していた兵器の稼働を準備する。一方、ハンターもルールの穴をついて事前配置された兵器の破壊へ動く。

双方の策謀が続く中、コーリアスの狙いが判明する。
大幻獣にして特殊なマテリアルを持つツキウサギを研究する為であった。
その後の調査でユキウサギに伝わる大規模結界術『月天神法』。この媒介にツキウサギの存在が必要である事を。
ハンター達はユキウサギと共におばけクルミの里に月天神法を展開する。この結界が発動する事によって高位歪虚であるコーリアスであっても里への侵入は不可能となった。
さらにハンターからの襲撃を受けたコーリアスは、ゲームの負けを認めて撤退。おばけクルミの里は無事守られた。

戦いの後、ユキウサギ達は幻獣の森へと居を移す事が決まる。
里を守ってくれたおばけクルミの樹に感謝しながら、ツキウサギも幻獣の森へと戻った。
連動シナリオ【月機】

8月~10月
蒼乱
【蒼乱】ヴォイドゲート攻防戦
【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
崑崙基地防衛戦の終了後、崑崙の住人はサルヴァトーレ・ロッソと異世界人を歓迎する。
一方、地球統一連合議会は異世界技術に興味を示すものの、その力は地球にとって危険なものであると判断。サルヴァトーレ・ロッソの帰還に緘口令を敷き、戦艦の拿捕を命じる。
しかし、地球統一連合議会とトマーゾ・アルキミア (kz0214)の間でダブルスパイとして行動していたジョン・スミス(kz0004)の手配により、サルヴァトーレ・ロッソは拿捕を免れ、その後、クリムゾンウェストへと強制送還された。


強制送還の原因は、ゲートを使った正式な転移でなかったこと、またクリムゾンウェストという世界がハンターたちが「世界」から離れることを容認していないためと判明。
その打開策の調査と、再転移後の統一連合議会との交渉の模索が開始される。
崑崙基地防衛戦を終えて

【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
サルヴァトーレ・ロッソの送還後、龍奏作戦の直後からアズラエル・ドラゴネッティが進めていた調査により、星の傷跡以外のヴォイドゲートの位置が推測された。
崖上都市ピースホライズンの存在する、グラズヘイム王国とゾンネンシュトラール帝国を隔てる大渓谷の地下遺跡
自由都市同盟東部に広がる、歪虚に支配された西方と東方を結んでいた海域、暗黒海域。その海底に古くから住まう亜人・人魚の間で聖なる門と謳われる伝説の海底神殿
エトファリカ連邦国南部、長江よりもさらに南に位置する憤怒の七眷属が支配する領域
かつて赤龍が守護していた人類未踏の地、南方大陸
各地に眠るヴォイドゲートを確保するため、ハンターズソサエティは8月中旬より探索を開始。これに応ずるように各地に高位歪虚が出現する。

【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
南方大陸に現れた黙示騎士マクスウェル (kz0281)は、メイルストロムの帰還を待つ歪虚竜を支配し連合軍の拠点を襲撃。
この襲撃を退けたハンターたちは、始まりのオアシス・アウローラを中心に南方大陸・竜の巣のゲートへの橋頭保を確保する。

また、暗黒海域の探索の途上、200年の沈黙を保っていた“海底に棲まい荒ぶる者”と呼ばれる怪物……最初に記録されたといわれる災厄の十三魔グラン・アルキトゥスが海底神殿近くで確認された。
多数の歪虚、そして荒れ狂う海を従えた十三魔を苦戦の末、撤退させたハンターたちは、そのままゲート探索と本格的な戦闘に向けた準備を開始する。

そして大渓谷の地下に広がる、第3の異世界に関連すると伝えられる遺跡群では、新たな黙示騎士・ラプラスが遺跡を掌握、自動兵器を操り遺跡外へと襲撃を開始していた。
ハンターたちは被害を抑えるために遺跡にいた機械人形の少女、ルビー(kz0208)を助け、防衛戦を展開した。

長江の領域では、東方・詩天の地で暗躍していた憤怒の王・獄炎の力を宿す分体九蛇頭尾大黒狐・蓬生がマクスウェルと手を組み、憤怒の七眷属の残党を率いて戦闘を開始。その裏に潜む策に警戒しつつ、ハンターたちは長江の奥、憤怒本陣とゲートを目指すことになる。

こうして世界各地に確認されたヴォイドゲートを巡る、人類と歪虚の決戦の時が近づこうとしていた。
連動シナリオ「ゲート探索作戦」
レイドバトル「ヴォイドゲート攻防戦」

>>10月~11月:【蒼乱】蒼乱作戦

9月~11月
ヴィネットストリート
ヴィネットストリート
ヴィネットストリート
ハロウィンイベントがこの年も開催。
ヴィネットストリート』と題して開催されたイベントでは、 参加者は、思い思いにハロウィンにちなんだ衣装に着替えた姿を披露。
万霊節に合わせて、特別な時間を楽しんだようだ。

●シングル部門
2位

マルカ・アニチキン(ka2542

3位

カリン(ka5456

●ツイン部門
1位

ヴィルマ・ネーベル(ka2549)&
Holmes(ka3813

●ミニミニ部門
1位

エステル・クレティエ(ka3783)&
ルナ・レンフィールド(ka1565

●ボイス部門
1位

神代 誠一(ka2086)&
クィーロ・ヴェリル(ka4122

2位

冬樹 文太(ka0124)&
鵤(ka3319


受賞作品はこちらから確認できます

10月~11月
怪夜
公認ギルド『エニグマ商店』主催
       ハロウィンイベント【怪夜】
公認ギルド『エニグマ商店』主催 ハロウィンイベント【怪夜】
公認ギルドのひとつ、エニグマ商店のギルドマスター、エニグマka3688)主催のハロウィンイベント【怪夜】が開催されました。
各ギルドを巡り、キーワードである「何の仮装をしているか」+「Trick or Treat」がを発言するとプレゼントがもらえるという企画でした。 全てのギルドを巡ると更にプレゼントが貰えることもあり、開催ギルドには沢山の人が訪れました。

配布アイテムはこちらから確認できます
10月~11月
蒼乱
【蒼乱】蒼乱作戦
【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
リアルブルーから帰還したサルヴァトーレ・ロッソとハンターたちを待っていたのは、世界各地に点在する異世界への門「ヴォイドゲート」の探索だった。
大渓谷の地下遺跡、暗黒海域の海底神殿、憤怒の七眷属の支配領域、人類未踏の南方大陸と世界各地に散ったハンターたちは、災厄の十三魔や黙示騎士といった歪虚とゲートを巡る攻防戦を繰り広げる。
そして10月中旬、ついに全世界同時のゲート攻略戦・蒼乱作戦が発動することになった。


【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
竜の巣のゲートは巨大な活火山の火口内、赤龍メイルストロムが鎮座していた王龍の間に存在していた。
しかし、負のマテリアルを集め浄化するというマテリアル火山であったそこは、マクスウェル (kz0281)の手により負のマテリアルをプールし、噴火とともに周囲にまき散らすよう変化させられていた。
クリムゾンウェスト連合軍は南方大陸に住まう亜人・コボルド一族の王から、地下に儀式の間と呼ばれる遺跡があること、そこは火山の鎮火を祈る場所であるとの情報を入手。イニシャライザーで増幅した浄化術を施し噴火を抑えるため、ハンターと帝国軍を中心に部隊を編成、竜の巣ゲート攻略戦を開始する。
火口の前で待ち構える歪虚竜とマクスウェルを引き付けるべく、連合軍は攻撃を敢行。その間に別動隊が敵陣を突破、オアシス・アウローラよりイニシャライザーと術者を移送し、地下遺跡の儀式の間にて浄化術を発動する。
儀式の効果が続く間に部隊は王龍の間へ突入。歪虚化した守護の白竜を撃破し噴火は食い止めたが、部隊の消耗は激しく、マクスウェルにゲート到達を妨害されてしまう。

大渓谷の地下遺跡群では、鎮静化していた自動兵器・オートマトンが活動を再開。これらを統率するコントロール装置を無効化しながらのゲート破壊作戦が開始された。
遺跡の奥、ゲートの前では、黙示騎士ラプラスと歪虚に操られたルビー (kz0208)が立ちはだかった。
自動兵器を操るルビーと攻撃を吸収・放出するラプラスに、突入部隊の被害は大きかったが、ハンターたちはルビーを正気に戻すことに成功。自動兵器群が停止した状況にラプラスは撤退し、部隊は遺跡のゲートを破壊する。

暗黒海域では、人魚族に伝わるマテリアル鉱石「海涙石」を用いた葬送の儀「神還しの儀」を、魔術師協会の儀式で増幅することで、グラン・アルキトゥスの持つ潮の流れを操る能力を封印できることが判明。
同盟海軍と旗艦ルナルギャルド号を中心とした海上戦力によって、敵戦力を引き付けつつ海底神殿へ突入、ゲートを破壊する作戦が立案される。
海涙石の力で水中で長時間活動可能となったとはいえ、時間の限られる戦いだったが、ハンターたちはゲートを破壊し、グラン・アルキトゥスを撤退させることに成功した。

南方・憤怒本陣では、詩天領主・三条 真美(kz0198)により、エトファリカ連邦本土に向けて進軍する憤怒の七眷属を詩天領内に招き入れ迎撃、その間に憤怒本陣を襲撃する作戦が提案された。
スメラギ(kz0158)はこの作戦を承認。連合軍とエトファリカ連邦の混成部隊は二方面作戦を展開。
詩天の首都・若峰への途上の山に囲まれた平地、鮎原での迎撃作戦は、詩天に伝わる秘術、“死転の儀”を蓬笙の力を借り完成させた三条秋寿に苦戦しつつも、進撃を食い止める。
また長江を南下した部隊は、熱帯林にてゲリラ戦術をとる青木 燕太郎(kz0166)に翻弄されながらも突入に成功。ゲート破壊に向けての攻撃準備を整える。
大規模作戦「蒼乱作戦」第1フェーズ

【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
攻略戦の最中、各地のゲートより多量の負のマテリアルとともに、2kmに及ぶ巨大な「腕」が出現した。
マクスウェルが「邪神」と呼ぶ腕の召喚による時空の歪みは、空間消滅などの世界規模の未曽有の災厄となりうる。ハンターたちと連合軍はゲートと邪神を止めるべく、攻略戦を再開する。

竜の巣のゲートより出現した邪神は北へと侵攻を開始。途上にあるオアシス・アウローラでは防衛戦が展開される。
それと同時に、流入する負のマテリアルの影響によりマテリアル火山が再び活性化する中、ハンターたちは王龍の間に再突入する。
結果、マクスウェルの撃退とゲートの破壊に成功し、この地での邪神の召喚を阻止した。

大渓谷では、ゲート破壊の余波で発生した空間の歪みを、ルビーから遺跡の管理権限を奪ったラプラスが利用し、邪神を召喚していた。
大渓谷上空に出現した邪神は南下を開始。その先にあるピースホライズンで、連合軍は被害を最小限に抑え、防衛戦に成功する。
召喚元のゲートでは、自動兵器群を使役し攻撃を継続するラプラスに対し、ハンターたちの攻撃によって生まれた隙を縫ってルビーが管理権限を再掌握。ゲートの機能を停止させ、邪神を送還することに成功する。

暗黒海域では他の地での邪神顕現にひかれたのか、破壊されたヴォイドゲートを中心に強引に召喚が開始。いまだ健在であるグラン・アルキトゥスを媒介に邪神の召喚が進行すれば、周囲の空間の変質は加速、周囲数㎞にわたって空間消滅が起こると予想された。
かくして、連合軍はグラン・アルキトゥスと邪神、両方の攻略作戦を同時に開始する。
神返しの儀が偶然にも、空間を一時的に安定化させる効果があることが判明し、連合軍は空間の維持と防衛作戦を続行。
戦いは多くの重傷者を出しつつも、邪神の眷属とグラン・アルキトゥスの撃破に成功。邪神の召喚は中断され、この地から消失する。

憤怒本陣では青木燕太郎・三条秋寿の攻撃で時間を稼いだ蓬生が、邪神の召喚を成功させていた。
他の戦域よりも完全な形で現界した邪神と狂気の七眷属は、西に向けて移動を開始。
憤怒の七眷属も加えた歪虚の軍勢に、数で劣る連合軍は一点突破によるゲートの短期攻略戦を立案。エトファリカ連邦国の武家集団を主軸に戦力を展開する。
憤怒本陣の奥、かつて憤怒の王・九蛇頭尾大黒狐・獄炎が寝床としていた火山にある溶岩城
そこに存在する祭壇にあるヴォイドゲートを守る蓬笙と対峙した、突入部隊のハンターたちは、激戦の末、蓬笙を撤退させゲートの破壊に成功。憤怒の軍勢を崩すことにも成功した。

こうしてクリムゾンウェスト各地で繰り広げられたヴォイドゲートを巡る攻防戦と、突如出現した邪神との戦いに、人類軍は勝利を収めることに成功するのであった。
大規模作戦「蒼乱作戦」第2フェーズ

>>11月~12月:【蒼乱】三世界探訪

9月~12月
猫譚
【猫譚】
【猫譚】
グラズヘイム王国において幻獣ユグディラの目撃情報が多発したのは、5月を過ぎた頃だった。
初めは道端でユグディラ同士がにゃあにゃあと議論する光景が目撃されていた。
その報告が今までと比較にならない程の数か寄せられたかと思えば、ユグディラによる食糧盗難事件にまで発展。徐々に王国内での問題へと発展する。


そして、その目撃情報の中にユグディラが羊型歪虚に追い回されていたという報告があった。
羊型歪虚。
王女システィーナ・グラハム(kz0020)の脳裏には、黒大公ベリアル(kz0203)の影が浮かんでいた。

調査が進む中でユグディラの国が存在し、そこにユグディラの女王がいることが判明する。
そして、ユグディラの女王の命は間もなく消えようとしている事も。

先に判明した王国国内に張り巡らされた法術陣(【審判】)、別名「巡礼陣」は、多くの信徒が巡礼することで正のマテリアルを少しずつ集めるというものだった。
ところが、巡礼陣にはもう一つの真実があった。

【猫譚】
巡礼陣は歴代の「ユグディラの女王」と接続されていたのだ。
巡礼者の数が多くなればユグディラの女王が供給するマテリアルは少なくなる。
逆に巡礼者が少なくなれば、ユグディラの女王はより多くのマテリアルのその身で供給しなければならなくなる。それは歪虚のいなかった時代、共栄を目指して友誼を結んだ際の契約だったのだろう。しかし今、その機構が女王を追い詰めていた。
今の女王は190年もの間マテリアルを供給し続けた。そして【審判】での巡礼陣発動により枯渇しかけたマテリアルを補うため、命を削ってマテリアルを注いだ。
一方、王国にとって巡礼陣を失う事は死活問題だ。もし巡礼陣が失われれば王国の民は数万単位で失われるだろう。
女王はシスティーナへ告げる。
次の女王にこの役を担わせたくない。できるならこのまま消えたい、と。

巡礼陣か。ユグディラの女王か。
選択を迫られたシスティーナはしかし、どちらも選択しなかった。
巡礼陣を守り、ユグディラの女王も守る。
そのためにシスティーナが行ったのは、音楽祭。人々の奏でる音楽が正マテリアルとなり、巡礼陣へと注がれる。そうすればユグディラの女王にかかる負荷は確実に軽減される。
あくまで応急処置であり、問題の先延ばしにすぎない。しかしシスティーナは諦めたくなかったのだ。

音楽祭の準備を進める王国であったが、そんな時に動き出したのが王国西部リベルタース地方に災厄の十三魔ベリアルであった。
ベリアルはユグディラを部下に狙わせていた。ユグディラの皮で花嫁衣装を作るなどとふざけた事を目論んでいたが、ハンターの活躍でうまく事が運ばない。業を煮やしたベリアルは自らユグディラ捕縛に乗り出したという訳だ。
ベリアルは配下の羊型歪虚の群を率いて進軍を開始。
対する王国軍はハンターと連携を取りつつ部隊を展開。そして、油断するベリアルを奇襲する事に成功。歪虚へ強烈な一撃を加えて撤退させ、さらに追撃を加えてベリアルのプライドを打ち砕いた。

王国内に音楽が鳴り響き、心地よいリズムに溢れる。
音楽祭は成功し、ユグディラの女王の命も一旦は延命できた。そしてハンターから辺境に存在する幻獣の森の事などを聞いたユグディラの女王は、ヒトとユグディラの交流を許した。ユグディラの中でも戦いに赴ける者を送り、ヒトと共に歪虚と戦おう、と。
ヒトとユグディラの未来に希望を抱きながら、システィーナは音楽に耳を傾けた。
ユグディラの女王の命を真に救うという、大きな課題を残したまま……。
連動シナリオ【猫譚】

10月~12月
郷祭1016
【郷祭1016】
【郷祭1016】
クリムゾンウェストで秋の恒例となっている、自由都市同盟領内のお祭り。村長祭と収穫祭が開催。
色々な事情を孕んでの開催となったが、沢山の料理や歌や踊りが披露され、祭りは大好評を得て幕を閉じた。
連動シナリオ【郷祭】
11月~12月
蒼乱
【蒼乱】三世界探訪
【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
ゲート攻略戦に勝利した連合軍は、各地で協力した亜人との関係を強化し、邪神に対する不安を解消すべく、戦勝の祭りをリゼリオで開催する。
北方のリザードマン暗黒海域の人魚と魚人南方大陸のコボルドなどの各地の亜人が訪れた祭りは、ハンターたちの活躍で滞りなく進行。
凱旋パレードや多種多様な亜人をもてなした宴会など、戦勝祭は成功の内に幕を閉じた。

そのころ、ハンターズソサエティとサルヴァトーレ・ロッソでは、別の作戦が進行していた。


【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
大渓谷の地下遺跡と自動兵器は邪神に対抗するべく、ルビー (kz0208)たちが暮らしていた異世界「エバーグリーン」の人々が作り出したものであったが、すでにその世界は邪神と歪虚により滅ぼされ、歪虚の支配する世界となったという。
かくして戦勝祭の裏側で敵……「邪神」の正体を探るべく、ルビーにより復元された制御装置と、先の戦いでラプラスの残していった情報を元に、有志のハンターたちによるエバーグリーンの先行偵察作戦が行われる。
安全のため、強制的に転移が解除されるという時間制限のある中、転移先の死の世界に突如、崑崙基地防衛戦で戦ったベアトリクスが出現、戦端が開かれた。
戦闘と並行して偵察隊は市街地より書物の回収に成功。また中央プラントでは神霊樹を利用したエネルギーシステムも確認されるなど、異界の技術の情報を入手しつつ、偵察作戦は無事終了する。

【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~ 【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
同時期、修理が進められていたサルヴァトーレ・ロッソに、トマーゾ・アルキミア (kz0214)より地球圏の不穏な状況についての情報がもたらされていた。
地球統一連合議会では、異世界人の侵攻に備え、地球統一連合宙軍の戦力を対異世界戦に投入するための「異世界特別対策法」の決議が迫っていた。
異世界人は人権を持たず、異世界人に拉致された地球人も死亡扱いとする法案の採決を認めるわけにはいかない。そこで戦勝祭と並行し、採決の中止と物資の補給を目的とした地球転移作戦が行われる。
転移後の西暦2016年11月30日、月面基地・崑崙での補給をそこそこに、サルヴァトーレ・ロッソはニューヨーク・マンハッタンの統一連合議会議事堂へと急行。それを、ダニエル・ラーゲンベック (kz0024)の既知である統一地球連合宙軍中佐・南雲雪子が、サルヴァトーレ級2番艦サルヴァトーレ・ブルと、マテリアル兵器を使用する最新型のCAM・R7エクスシアを率いて追撃する。
ブルの妨害をあてにして手薄となった防衛網の隙を突き、2つの艦は交戦しながら大気圏に突入。新型機を有するブルに苦戦するものの、ロッソはマンハッタンに到着し、突入部隊の降下を行った。
突入部隊は、駐屯部隊の陸戦型デュミナスや戦車・対空砲の対空攻撃に悩まされるものの、相手側の人命の尊重を徹底した行動で制圧に成功。
その後議事堂も制圧、全世界に中継されているその場で採決を妨害し、「転移者の生存」「異世界人は敵ではない」事を示した。
制圧作戦の途中、地球統一連合の主席であるドナテロ・バガニーニ議長(kz0213)が暗殺されそうになるが、ハンターがそれを防いだことにより、結果として彼を味方につけることに成功。地球統一連合議会は異世界対策特別法の一時凍結を決定した。

【蒼乱】蒼乱作戦 ~狂騒曲~
一方、議会強襲作戦の間、各種の補給を済ませるために、崑崙に残ったハンターたちもいた。
彼らはトマーゾが用意した補給物資の搬入作業を行うほか、クリムゾンウェスト人の特異性を調べる目的の検査を受ける。この中で、ルビーやエバーグリーンについて聞かれたトマーゾは、そのことについて後々説明を行うことを約束する。
また崑崙やそれを含む宇宙自治政府は、地球側とは異なり、5か月前の戦闘から異世界人に理解を示しており、地球での異世界人弾圧運動には異を唱えていた。
クリムゾンウェストからの来訪者たちが滞在する間、崑崙のローカルTV「ムーンサイドTV」では異世界人特別番組が企画され、転移者の健在や異世界人の安全性・有用性について放送された。
サルヴァトーレ・ロッソとともに異世界に漂着した非覚醒者の避難民たちも、崑崙にある民生のドームシティであれば受け入れ可能という状況が見え、今後に続く協力体制の始まりが垣間見えた。
【蒼乱】ボイスドラマ
大規模作戦「蒼乱作戦」第3フェーズ

各地のヴォイドゲートは戦いの後、クリムゾンウェスト連合軍の管理下に置かれることとなった。
それぞれ、強度の歪虚汚染地域であることから、ある程度汚染に強い現地亜人の協力も必要だったが、世界で見れば一部では亜人と人類種の対立は続いており、亜人の人権確立にはまだ時間が必要だろうと推測された。

先行偵察作戦の結果、やはりエバーグリーンは生存者はなかった。
かつてこの世界には、星の力……大精霊から力を引き出し、エネルギーへと変換するような、魔法と科学が融合した、非常に高度な機導術に似た技術を持つ文明が栄えていた。
だがその結果、歪虚が世界に呼び込まれ、戦いの果てに滅びてしまったのである。
先行偵察で持ち帰った資料の調査が進めば、エバーグリーンで真に何が起きたのか、知ることができるだろう。
なお、転移システムの稼働の負荷で、ラプラスとの戦いでコアパーツに損傷を受けたルビーは機能不全に陥り、実はエバーグリーン人であったトマーゾの手により、活動を一時停止されることになった。

そして地球側では、崑崙の協力もあって異世界への転移も安定し、リアルブルーからの補給物資がクリムゾンウェストに届けられるようになった。
しかし、法案は凍結したものの、地球統一連合本体の腹の内はいまだ不明。異世界人の受け入れ態勢も整ってはおらず、リアルブルーとの交流の進展は、まだ時間が必要な状況となっていた。

歪虚との戦いの最前線に立つ世界、クリムゾンウェスト。
異世界との遭遇により、様々な選択を迫られるリアルブルー。
かつて歪虚により滅ぼされた世界、エバーグリーン。
この3つの世界全てに関わる謎の歪虚「邪神」の存在と、異世界間の関係の本格的な始まりは、この後に続く大いなる戦いの幕開けとなった。
【蒼乱】大規模作戦 結果解説

【蒼乱】大規模連動ピンナップ
君千夜絵師
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